🌸さっこ(入江幸希子)/cafe & bar kazoku 紹介
はじめまして。湘南・辻堂で「cafe & bar kazoku」という小さなお店を営んでいる、さっこ(入江幸希子)と申します。
熊本県人吉市出身です。
私は22歳で出産を経験しました。子育てをしながら、「子どもがいても夢は諦めたくない」「若い女性でも挑戦できる背中を見せたい」という想いからお店を立ち上げました。

2022年、産後わずか4ヶ月の私にとって、突然の父の心臓病による緊急搬送は衝撃的な出来事でした。何とか一命を取り留めたものの、入退院を繰り返す父の姿に大きな不安と焦りを感じた私は、父が小さい頃から作ってくれた思い出の料理の味を、今すぐに広めたいという想いが芽生えました。
家族や友人たちが集まるたびに味わった、父の定番料理。その味を皆に食べてほしい。
その味を、今度は私の手でたくさんの人に届けたい——そう思い、すぐに動き出しました。
飲食、経営、何もかも未経験のなか、空き物件だった駐車場を一から改装し、お店をオープン。
思い立ってから開業までの数カ月間ーもちろん厳しい壁が沢山ありました。
もちろん実力不足な部分も数多くあり、トラブルがあっても仕方がないと思っていましたが、
年齢という括りだけでも理不尽な物言いをされたり、「女性」ということで肯定的に見られない出来事もたくさんありました。
その為、当初は資金面でも厳しい壁がありましたが、熱意を伝え銀行からの事業融資を無事に受けられる事に!!
※こちらは改装前の店舗のお写真です。今思えば背中を押してくれた不動産の方には感謝でいっぱいです。
※内装中の風景

産後すぐに立ち上げたお店は、今年9月で無事に2年目を迎える事が出来ました。
🥧父の味「お父さんのミートパイ」が私の原点です

私の看板商品は、父から受け継いだ「お父さんのミートパイ」です。
父は熊本県人吉市で「食座家族(しょくざ かぞく)」という居酒屋を数十年営んでいました。
元々、東京青山や銀座のフレンチで料理長を務めていた父の料理は地元の人に長く愛されており、ただの飲み屋ではなく、愚痴を聞いたり、笑ったり泣いたりできる“みんなの帰れる場所”でした。
その店名「家族(kazoku)」を、私はそのまま引き継ぎ、今は湘南で「cafe & bar kazoku」という名前でお店をやっています。
だから私が作るミートパイは、ただの料理ではなく、
“お父さんの生き方ごと受け継いでいる味”だと思っています。
子どもの頃、お父さんが作ってくれるミートパイは、友達が遊びに来るとみんなで奪い合うほど大人気のおやつでした。
大人になってから改めてその味を受け継ぎ、ランチではミートパイを、夜は熊本の郷土料理やお酒を提供しています。
👶「子連れでも安心して来られる場所」をつくりたかった

出産後に感じたのは、「子どもを連れて飲食店へ行くハードルの高さ」でした。
周りの目が気になったり、オムツ替えの場所がなかったり…。
「じゃあ、私が“子ども連れでも気兼ねなく過ごせる場所”を作ろう」と思い、オムツ替え台を設置し、赤ちゃん連れの方も歓迎しています。

今では「ここなら安心して来られる」と言ってくださるママやパパも増え、親子で来てくれる方が常連になってくれたりもしています。
🌿2年間続けてきたからこそ見えた景色

cafe & bar kazokuは2023年9月10日にオープンし、2025年9月10日に2周年を迎えることができました。
決して楽な道のりではありませんでしたが、常連さんや地域の方々に支えていただきながら、2年間お店を続けてくることができました。
まだまだ勉強不足な自分ですが、
「継続できた」という事実は私にとって大きな自信であり、支えてくれた方々への感謝そのもの。
だからこそ次のステップとして、製造に集中できるキッチン=2号店を本気で形にしたいと思っています。
💫イベントでは10日で2,000個販売。でも、限界も見えました


今年5月、茅ヶ崎ラスカで10日間のイベント出店をさせていただきました。
ミートパイやアップルパイなど4〜5種類を販売し、10日間で約2,000個を売り上げることができました。
本当に嬉しかったです。「父の味ってこんなに愛されるんだ」と胸がいっぱいになりました!!
でもその反面、「このままでは作ることが追いつかない」という現実にも直面しました、、、
🏠 「お惣菜屋みやび」さんの閉店と、私の決心

ちょうど、製造に集中できるキッチンを探していた頃のこと。
自店より、徒歩5分の場所にある「お惣菜屋みやび」さんから、年内でお店を閉めると連絡を頂きました。
7年間、地域に愛されてきたお店がなくなってしまうと知り、胸がぎゅっとなりました。
みやびさんの優しい味や、お店に流れていたあの温かい空気が大好きだったからです。
私がお店を始めて右も左も分からないなか、とても親身になってくれたのがみやびさんでした。
同時に、「この場所を残したい」という気持ちが強くなり、
思い切って私のほうから「この店舗を使わせていただけませんか」とお願いしました。
みやびさんは快く受け入れてくださり、
ありがたいことに、3〜4点ほどのお惣菜レシピも直接教えていただけることになりました。
“父の味”と“みやびさんの味”。
二つの想いをこの場所で受け継ぎながら、
地域の中で息づく“家族の味”として未来へ繋げていきたいと思っています。

🍴 実現したいこと
私はこの場所を、「製造拠点(キッチン)兼テイクアウト専門店」として整備したいと考えています。
これまでの2年間、父の味であるミートパイを通して、たくさんの方に笑顔をいただいてきました。
ですが、今の店舗だけでは製造量に限界があり、イベントや通販のご要望にすべて応えきれない状況です。
新しい拠点では、これまで支えてくださった方々への恩返しとして、そして“父の味を未来へ残すため”に、
より安定した製造環境を整え、たくさんの方に届けられる体制をつくります。
- ミートパイの製造を安定させる
- イベントや通販にも対応できる生産量にする
- 地域の方が気軽に立ち寄れる“パイの窓口”をつくる
さらに今回の新しい挑戦には、もう一つ大切な想いがあります。
この新拠点は、7年間地域に愛され続けた「お惣菜屋みやび」さんの跡地。
オーナーさんからご縁をいただき、**3〜4点ほどのお惣菜レシピを直接受け継ぐ**ことになりました。
これまで培われてきた“みやびの味”をそのまま残し、父の味と共にこの場所で生かしていく。
それが、私なりの“想いの継承”だと思っています。
この工房は、単なる製造場所ではなく、
父の想いと地域の温かさ、そしてみやびさんの記憶を受け継ぐ“新しい出発点”です。
ここから、湘南発のkazokuブランドをさらに育て、
「家族のように支え合えるお店」を広げていきたいと思っています。
🌇 これからの新工房が目指すかたち(構想段階)
ここは、ただの製造場所ではなく、
昼と夜でまったく違う顔を見せる“二部制のお店”として
少しずつ形にしていきます。
🌞 昼の部:テイクアウト専門「パイ工房」からスタート
まずはテイクアウト中心にオープンします。
これまで3〜4種類だったパイのラインナップを、
10種類近くまで大幅に増やす予定です。
・お父さんのミートパイ
・のび〜るミートチーズパイ
・スパイシーミートパイ
・パクチーミートパイ
・ケバブパイ
・ガパオパイ
・ピザパイ
・グラタンパイ
・キノコクリームパイ
・ゴルゴンゾーラ蜂蜜ポテトパイ
など、毎日立ち寄っても飽きない工房を目指します。
(これから試作を重ねていきます。)
🌙 夜の部:燻製×ビールの立ち飲みバル(構想中)
スタッフが増え、準備が整い次第、夜の部も展開予定です。
夜はパイではなく、
燻製おつまみとビールを主役にした立ち飲みスタイルのバル。
湘南ならではのしらすやハマグリなどを
燻製して創作料理にアレンジしてみたり!
そんなことを、今、わくわくしながら考えています!!
軽いつまみを中心に、
美味しいビールやハイボールなどなど。
仕事帰りにふらっと寄って、
笑い合えるにぎやかでフレンドリーな空間を作りたいと思っています。
💫 未来へ——若い世代や子育て世代の挑戦を後押しする場所へ
ゆくゆくは、
この工房を**“挑戦のキッチン”**としても開放し、
若い人や子育て中の方が小さく挑戦できる場所にもしていきたいです。
私自身が「母でも挑戦できる」ことを証明してきたように、
次は誰かの背中を押していきたい——そう思っています。
💰 資金の使い道
皆さまからいただいたご支援金は、
新工房の開設と製造体制の整備に使わせていただきます。
主な使い道(概算)
・居抜き譲渡金:168万円
・設備・備品の調整費:約50〜60万円
・初期運転資金(光熱費・仕入れ等):約30万円
・クラウドファンディング手数料および諸経費:約20万円
これらを踏まえ、
今回のクラウドファンディング目標を 280万円 に設定しています。
※内訳は概算です。皆さまからのご支援は、
“父の味を未来に繋ぐ”ための大切な一歩として、 必要に応じて調整しながら大切に使わせていただきます。
🔸万が一の変更について
現在、新店舗(kazoku kitchen & take out)については契約準備を進めておりますが、
万一、契約上の不都合や想定外の事情により店舗の確保が難しくなった場合でも、
いただいたご支援に対するリターンは必ず遂行いたします。
その際には、掲示リターンなどの実施場所を本店へ変更するなど、
支援者の皆さまへのお約束が確実に果たせる形で対応いたします。
状況に変更が生じた場合は、必ず活動報告を通じてご報告させていただきますので、
どうか安心して応援いただけたら嬉しいです。
スケジュール
2025年11月 新店舗本契約予定(保証会社の審査は通過済みです)
2025年11月末まで クラウドファンディング実施期間
2026年1月上旬 居抜き物件の引き渡し・簡単な改装・設備導入
2026年1月21日 新工房「kazoku kitchen & take out」オープン予定
2026年3月以降 リターン(冷凍パイ・カレーなど)順次発送開始
応援の声が届いてます!!
日頃からkazokuを支えてくださっている方々から、
温かい応援メッセージをいただいています。
その中の一つをご紹介します。
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不思議な出会い・・・
今回、クラファンに挑戦するのは、今から20~30年前に私が、地元、熊本県人吉市にある行きつけだった飲食店「家族」のオーナーの娘さんのお店。東京出張の際に偶然出会った方の友達がなんと、その娘さんだった。こんな偶然があるって奇跡とも感じました。両親がやっていたお店はいまはご高齢のため閉められましたが、めちゃくちゃ人気店でいつも満員状態。その思いを引き継ぎ同じ店名「KAZOKU」をオープンさせ、子供の頃から大好きだったお父さんの味をお店の看板商品にすると聞いたとき、これは応援しなければと!私の思い出でもあり、両親の思いがつまったお店を熊本から遠く離れた土地で継承する彼女を皆さんもどうか応援してください❗
くま川鉄道株式会社
代表取締役社長 永江 友二 様
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みなさん こんにちは
年内で店を閉めることになったお惣菜屋みやびを縁あってkazokuさんに引き継いでいただくことになりました。オープンの頃から仲良くさせていただいていて安心して私のお店をお任せしようと思います。
たくさんの方に愛されているお店だとは思うのですが、今一度ご協力のほどよろしくお願いいたします。
お惣菜屋みやび
山内雅子様
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Cafe & bar kazokuさん2周年おめでとうございます(おめでとう)
私は、茅ヶ崎でShore Livingと言う、スパイスカレーのカフェをしています。
さっこちゃんご夫婦は、旦那さんのかーくんが、同じ東京下町出身で、私の幼馴染みのいとこなので、湘南に移住されてきた時から、
お客様としてよく来てくれるようになりました。
その頃は、さっこちゃんは妊婦さんで、
若くて綺麗な奥さんだね、と近所に引越してきたご縁を感じていました。
ある時、お店をされるお話しを聞いて、瞬く間にとても素敵なミートパイのお店をオープンされた時は驚きでした。
そして、オープンまもなく、私の主催のマルシェに参加してくれて、
すごく沢山のミートパイとアップルパイを作って販売されて、
すごい事でも難なくされる実行力に拍手でした👏
その後は益々力を発揮された、子育てをしながら、お店も育てて、どんどん規模も拡大されて、いつも尊敬の眼差しで応援しています。
今回は更に新たなチャレンジをされるという事で、同じ茅ヶ崎で、地域の皆さんに愛されるお店として頑張ってほしいと思っていますので、
ぜひご協力をお願いします。
ヒトヤスミカフェ Shore Living
宮本 恵江(ヨシエ)様
ヒトヤスミカフェShore Living Instagram
🍃 最後に
父の味を未来へ残していくこと。
子育て中の人たちが安心して立ち寄れる居場所を広げること。
そして、地域に受け継がれてきた味や想いを、次の世代につなげていくこと。
そのすべてを込めて、このクラウドファンディングに挑戦します。
私は、この挑戦を通して、
“母でも、若くても、行動すれば夢は形にできる”ということを証明したいと思っています。
皆さんの応援が、きっと大きな力になります。
どうか力を貸してください!!!
心からの感謝を込めて。
さっこ(入江幸希子)/cafe & bar kazoku





楽しみにしてまーす😊
新たなアイデア凄いですね。頑張って下さい!!