このページに目を通していただき、心からありがとうございます。
たくさんの情報があふれる中で、こうして「やってみなはれ!大阪150年物語」に関心を寄せてくださったことに、まず深く感謝申し上げます。
大阪150年物語実行委員会 実行委員長の山平恵子と申します。
大阪で生まれ育ち、この街の人の温かさやエネルギー、そして何よりも“人情”に支えられながら生きてきました。そんな私が今、心から伝えたいのは「大阪には、まだまだ大きな力がある」ということです。

大阪はかつて「大大阪」と呼ばれ、
東京をもしのぐ勢いで文化・経済の中心として輝いていた都市でした。
1903年の第五回内国勧業博覧会、1970年の大阪万博、これまで幾度となく日本の未来を照らしてきたこの街に、もう一度本物の元気を取り戻したいという想いから、「やってみなはれ!大阪150年物語」舞台制作プロジェクトは動き始めました。
この舞台では、過去と未来を結びながら、今の大阪を見つめ直すきっかけを生み出したいと考えています。大阪がもっとも輝いていたとされる大大阪時代、約100年前の街には、活気が満ち、誇りと希望に満ちた表情があふれていました。現代と比べると、その空気は明らかに違っていたように思います。
地域を支え、文化を育み、人と人とが温かくつながっていたあの時代。そこに流れていた情熱や結束力、そして大阪ならではの“らしさ”が、今では少しずつ姿を消しつつあるように感じています。ですが、その魅力は決して失われたわけではありません。むしろ、私たちの中に今も眠っている力を信じたい。
「大阪が好きだからこそ、もっと元気になってほしい」
この想いこそが、私たちが舞台づくりに挑む原動力です。東京一極集中が進む中で、大阪が「ひとつの地方都市」として扱われる現実に歯がゆさを感じながらも、それでもこの街には、まだまだ可能性があると信じています。
大阪150年物語公演実行委員長として本プロジェクトを率いる私は、住宅メーカー・サンヨーホームズ企業経営に携わり、長年にわたり「人が輝く住まいと社会」をテーマに事業を推進してきました。
経営の現場で培った“人と未来を育てる視点”を文化の世界にも生かし、現在は複数企業の社外取締役を務める傍ら、大人のダンスシアタースクールを主宰し、ダンサーの育成、そして世代を超えた表現活動に取り組んでいます。自らも舞台に立つ表現者として、挑戦する人々と共に歩みながら、経営者として、そしてアーティストとして、「文化を通じて社会に力を与える」ことを自らの使命としています。
今回の舞台プロジェクトでは、演出・脚本などの制作陣をゼロから集め、キャストもオーディションで選出。
まさに"みんなが、みんなの手でつくる"市民参加型の挑戦です。出演者には、演劇やダンスの経験が少ない方も含まれていますが、それぞれの個性や背景を大切にしながら、ひとつの作品として昇華させていきます。プロフェッショナルとアマチュアが同じ舞台に立ち、それぞれの人生を重ねながらつくるこの舞台には、他にはないエネルギーが宿っています。

物語の中では、過去・現在・未来をつなぐ
大阪の姿が描かれていきます。
観客自身も巻き込まれるダンス演出や、思わず笑顔になってしまうような仕掛けが散りばめられ、舞台上のキャストと客席が一体となるイマーシブな場面も予定されています。その瞬間、観ている人の心にも、「自分も大阪の未来を担う一人なのだ」と気づいてもらえることを願っています。
大大阪から150年後の未来へ——
“やってみなはれ”の心で生きた人々の物語。
ダンスとお芝居の融合ステージ「やってみなはれ!~大阪150年物語~」
本作では実際の地名(船場、新世界、梅田、天神橋、道頓堀など)や大阪ことばを織り交ぜながら、大阪の「商い文化」「元気な人情」「しなやかな生き方」を舞台で表現します。
このプロジェクトは、市民参加型。プロの演劇人とともに、市民一人ひとりが大阪の物語を紡ぎます。
未来を担う若者たちにも舞台芸術と地域の魅力を感じてもらえるよう、ワークショップやオーディションも実施。舞台を通じて、文化の継承と新たな創造の両立を目指しています。

公演概要
日時:2026年1月10日(土)・11日(日) ※1日2回・全4回公演(最大1,800名動員予定)
会場:大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)
構成:大阪の150年を、5つの時代にわたって“やってみなはれ”の精神を芝居とダンスで描く。
【見どころ】
本作の主役は“大阪そのもの”。船場や新世界など実在の地名、そして心温まる大阪ことばを通じて、街の息づかいや人々の暮らしがリアルに描かれます。
舞台では、ダンスと演劇が融合し、笑いと涙が交錯。しなやかで力強いダンス、人情味あふれる芝居が溶け合い、観る人の心を揺さぶります。物語のラストには、胸がじんわり温かくなるような余韻が残り、「大阪って、やっぱりええ街やな」と感じていただけるはずです。
脚本原案:わかぎゑふ
脚本・演出:南条好輝
振付け・ダンス演出:フランシスコ ザビエル

出演:紅萬子
大竹修造
南条好輝
フランシスコ・ザビエル
山平恵子
総勢38名の出演者
総合プロデューサー:山平恵子
制作:うえのみねこ(株式会社劇団往来)
プロデュース協力:アマラール株式会社
興行:キョードー大阪
主催:大阪150年物語公演実行委員会
後援:サントリーホールディングス株式会社
公益財団法人 関西・大阪21世紀協会
協賛:株式会社タカラレーベン
株式会社スーパーホテル
千房株式会社
南海電気鉄道株式会社
株式会社 一創堂
ACONE
「やってみなはれ!」その一言から、物語は動き出しました。
歴史に名を残すような偉人じゃなくても、華やかな舞台経験がなくても、この大阪を愛する気持ちがあれば、誰もが主役になれる。
舞台の上で、街の記憶がよみがえり、笑い声と涙が交錯し、心の奥に眠っていた“何か”がふと、目を覚まします。
私たちは、ただの観客や出演者という枠を越えて、「一緒に創る」楽しさと感動を、全身で味わうプロジェクトを目指しています。
大阪の未来に、あなたの一歩を。
さあ、一緒にこの舞台の扉を開きませんか?
「やってみなはれ!大阪150年物語」は、大阪がかつて全国に誇った
エネルギーと人のつながりを、もう一度取り戻すための舞台です。
大阪で生まれ育ち、大阪を愛してきた私だからこそ伝えたい。
かつて活気に満ちあふれていた1920年代の“大大阪時代”。その輝きを、今の大阪に再び呼び起こしたいという強い想いがあります。
この舞台では、演劇とダンスを融合させた表現を通じて、150年にわたる大阪の歩みを描きながら、「この街に住んでいてよかった」と心から思えるきっかけを届けたい。
誰かの心に火を灯し、
前を向く勇気を与えられるような舞台をつくることが、
このプロジェクトの目標です。

この大阪には、素晴らしい人材も、文化も、笑いの力もあります。
それでも、大阪市内に大学が少ないこともあり、若者が集まりにくいという現状があります。もっと多くの人がこの街に集い、活気が生まれるように。大阪の元気を取り戻すには、地元の人たちが力を合わせて街を盛り上げていくことが大切だと、私たちは信じています。
この舞台は、そうした想いを形にしたものです。
お芝居には、大阪ならではのユーモアもたっぷり盛り込みました。
お色直しもふんだんに取り入れ、見ていて飽きることのない工夫を凝らしています。笑って泣いて、最後には「大阪ってええ街やな」と思っていただけるような構成に仕上げています。
舞台を観た方が元気になり、自分の住む街に誇りを持てるように。
さらに、「やってみなはれ!」という言葉に込めた想いを、ひとりでも多くの方に届けたい。挑戦しよう、自分たちで盛り上げよう、という前向きなエネルギーを、大阪から全国へ、そして未来へつないでいきたいのです。

2075年の大阪が、笑顔と誇りに満ちた街であるために。
いま私たちができることを、心をこめて届けていきたいと思っています。
この舞台が成功すれば、単発で終わるのではなく、継続的に上演できるような文化事業へと発展させていく構想もあります。「やってみなはれ!」の精神で、大阪をもっともっと元気にしていく。その第一歩が、このプロジェクトです。
■ 酒井 裕一(大阪くらしの今昔館 ミュージアムボランティア町家衆)
大阪生まれ・大阪育ちで、大阪のまちが好き。大阪市役所に35年間勤務し、建築技術職として活躍。HOPEゾーン事業や大阪くらしの今昔館の運営などを通じて、地域の歴史と文化に深く関わる。現在は、「古地図で愉しむまち歩き」をテーマにまち歩きの案内人や、今昔館のミュージアムボランティア町家衆として活動中。大阪検定1級合格。大阪高低差学会会員としても活躍。
■ 池永 寛明(社会文化研究家)
大阪に生まれ育ち、大阪で学び、大阪ガスで働く。大阪ガスエネルギー文化研究所長として、エネルギー・都市・文化を研究。大阪のまち・産業・食・芸能に息づく「上方文化の精神」をテーマに、大阪の記憶と人の営みの昨日・今日・明日を結ぶ研究・講演・執筆を続けている。関西国際大学 客員教授(日本文化論)、堺屋太一研究室 主任研究員などを務める。著書に『日本再起動』『上方生活文化堂』など。
■ 米原 昌宏(放送作家)
協同組合日本脚本家連盟、一般社団法人日本放送作家協会所属。関西ローカルを中心に、ニュース・バラエティ・ショッピング番組の構成・リサーチを手がける。漫才台本、CM、YouTube、イベント、舞台など多岐にわたるジャンルで活躍。メディア業界の人材育成や、企業のメディア露出支援も行う講師・コンサルタントとしても精力的に活動中。
■フランシスコ ザビエル(舞台演出家)
舞踊家、コレオグラファー 、モデル、ストレッチ・ウォーキングコーチ。スペインバルセロナ出身。元バルセロナ社交ダンスチャンピオン・スペインバレエ団所属。フラメンコ、バレエ、社交ダンス、ラテンダンス、ジャズダンスなど多彩なダンスを学び、ヨーロッパ各国のショー、ミュージカルの出演経験を持つ。来日後は上海万博、愛知万博など国際的なイベントを始め各種ショーの出演やダンスの指導、振付などを行う。また、自身の体のコンディションを保ち、健康で美しい体を維持するための長年にわたる研究、経験から人生100年時代を生き生き生きるための健康な体作りの指導も行なっている。
■酒井 宏憲(クリエイティブプロデュース)
大阪芸術大学 芸術計画学科卒業後、京都のNPOで文化事業や大阪の各専門分野の広告代理店、グラフィックデザインの会社を経て、2018年にアマラールを設立。行政案件や地域社会の課題解決プロジェクトにも参加。2024年は映画「eスポーーーーツ!リアルタイムバトル将棋EDITION」の企画・プロデュースを行い、大阪の観光促進、地域活性に努めている。
今回のクラウドファンディングでは以下のリターンを用意しました。
【パンフレット】

「やってみなはれ!大阪150年物語」のパンフレットをお届けします。
【ダンス稽古見学+振付けワークショップ】

「やってみなはれ!大阪150年物語」のダンス稽古を見学していただける権利です。
さらに、ダンス演出家による30分のダンスワークショップも開催します。
【個人スポンサー】

『やってみなはれ!大阪150年物語』の個人スポンサーになれる権利です。
支援者としてHPにお名前を掲載させていただきます。
上記以外にもリターンをたくさん用意しております。
ぜひリターン一覧をご覧ください。
2025年10月 クラウドファンディング開始
2025年11月末 クラウドファンディング終了
2026年1月10日11日 「やってみなはれ!大阪150年物語」
2026年1月 リターン実施
大阪の未来を変える力は、遠くの誰かに託すものではなく、私たち一人ひとりの中に眠っています。
この舞台は、その力を呼び覚まし、再び大阪を光り輝かせるための“希望の火種”です。
私は、生まれも育ちも大阪。
この街の笑いと人情、そして立ち上がる強さに何度も勇気をもらってきました。けれど、今の大阪には少し元気が足りない。街の明るさも、人の活気も、どこか影を落としているように感じます。だからこそ、もう一度あの熱気を取り戻したい。人が笑い合い、支え合い、誇りを持って暮らせる街にしたい。その想いで、この舞台にすべてを注いでいます。

「やってみなはれ!」という言葉には、挑戦への勇気、情熱、
そして未来を切り拓く力が宿っています。
この舞台は、その精神を大阪から全国へ、そして世界へ発信する第一歩です。
観客の皆さんが舞台を通じて笑顔になり、涙を流し、心の奥で「大阪ってやっぱりええ街やな」と感じてもらえたら、それこそが私の願いのすべてです。
会場に集う一人ひとりの拍手、笑い声、涙。それらがひとつになった瞬間、大阪全体が息を吹き返すような感動が生まれるはずです。その熱が街中へと広がり、商店街の笑顔、子どもたちの声、祭りの賑わい、すべてがつながっていく。そんな未来の光景を、私は心から信じています。

この舞台がきっかけとなって、文化が育ち、人が集まり、
新しい夢が芽吹く大阪をつくりたい。
かつての“大大阪時代”のように、全国、いや世界中が憧れる街へ。
その可能性をこの舞台に込めました。
舞台に込めたのは、夢、覚悟、そして何よりも大阪への深い愛です。観てくださった方が前を向き、「自分も何か始めてみよう」と感じてもらえるようなエネルギーを届けたい。それが、私にとっての最高の幸せです。
舞台が終わったあと、関わったすべての人が胸を張って言える日が来るでしょう。「やってみなはれ、やってよかった」と。その言葉が大阪の街に響き、未来への希望となって広がっていく。その日を信じて、私はこれからも大阪とともに走り続けます。
大阪150年物語実行委員会実行委員長 山平 恵子
最新の活動報告
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いよいよ最終日:舞台を完成させるためのご支援お願いします
2025/11/30 00:33いよいよクラウドファンディングも最終日となりました。ここまで応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます。皆さまの言葉や支援に支えられて、舞台は着実に形になってきています。最後にもう一歩、皆さまのお力が必要です。この舞台は、大阪150年の「やってみなはれ」の精神を未来へつなぐ挑戦です。 今の挑戦する気持ちがより良い未来を作っていく、そして地域の力で文化をつくる試みとして、どうしても皆さまのご支援が必要です。もしよろしければ、3,000円の応援からでも大きな力になります。どうか最後のご支援・シェアをお願いいたします。 もっと見る
第3章・1970年万博編! 大御所登場で大爆笑 いよいよ残り3日、ご支援よろしくお願いします!
2025/11/27 10:35【第3章・1970年 万博編】大御所キャストの存在感に、稽古場が笑いと熱気に包まれました!1970年の大阪万博を舞台にした第3章は、作品の中でも特に“人間味”と“勢い”にあふれるシーンです。この日は、大御所キャストの方が稽古場に入り、台詞合わせの段階からすでに周囲を巻き込みながら場をつくってくださいました。写真の通り──柔らかな笑顔あり、真剣な語りあり、そして思わず出演者たちが引き込まれてしまう迫力もあり、稽古場そのものが“1970年の熱気”を帯びていくようでした。若いキャストも、大御所の演技に圧倒されつつ大きな刺激を受け、章全体がぐっと立ち上がってきています。本番まで残りわずか。このシーンが舞台上でどう立ち上がるのか、どうぞ楽しみにしていてください。応援してくださる皆様のおかげで、作品が一つ一つ形になっていくのを強く感じています。引き続き温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
残り5日舞台の魅力をお届けします ご支援をお願いします。
2025/11/25 07:34この公演では2075年の未来の大阪をお客様共有します。画像は、私たちが舞台全体を通して描きたい 未来の大阪をイメージしたものです。経済、技術、緑、水、人。それぞれが対立ではなく 調和 し、そこに生きる多様な人々が笑い、自分らしく生涯過ごせる未来。150年の物語を通して、大阪が持ち続けてきた“やってみなはれの精神” が、どんな景色につながっていくのか。その“ヒント”だけを、今日はお届けします。舞台のラストにどんな空間が広がるのか…それはぜひ本番の会場で体感していただけたら嬉しいです。残りわずかな期間ですが、皆さまの応援に支えられて作品が形になっています。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。 もっと見る












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