被災の疑似体験施設「よーこの知恵袋」を作って、災害に備えられる社会をつくる!

空き家を実践型被災疑似体験施設に改修します。水漏れしている外壁の修繕とエネポ等を整備し、停電・断水を想定した実技研修を4月からスタート予定です。防災分野で他市町村から遅れている西条市を盛り上げたい!

現在の支援総額

226,000

22%

目標金額は1,000,000円

支援者数

21

24時間以内に4人からの支援がありました

募集終了まで残り

15

被災の疑似体験施設「よーこの知恵袋」を作って、災害に備えられる社会をつくる!

現在の支援総額

226,000

22%達成

あと 15

目標金額1,000,000

支援者数21

空き家を実践型被災疑似体験施設に改修します。水漏れしている外壁の修繕とエネポ等を整備し、停電・断水を想定した実技研修を4月からスタート予定です。防災分野で他市町村から遅れている西条市を盛り上げたい!

わたしの想い

はじめまして。

安心堂西条営業所 代表の木藤容子です。

防災の市民活動を始めて10年、今では防災のNPO法人の代表やお客様のニーズに合わせた防災グッズを提案させていただく販売店をさせていただいております。




能登や福島など、数多くの被災地にボランティアとして赴きました。

あの異様な空気、漂うにおい、崩れた町並みの静けさは、今も忘れられません。

思い出すたびに胸の奥が締めつけられ、涙がこぼれます。


自然の力には逆らえません。

けれど「その前に、少しでも何かできないか」と災害のたびに考えてきました。

私ひとりにできることは限られています。

それでも、一人でも多くの人が“起きる前に備える”ことの大切さに気づき、行動してくれるなら――

その思いだけで、これまでどんな依頼も断らずに活動を続けてきました。


私がこのプロジェクトで目指したいのは、

「誰も取り残されない“備えの文化”を西条に根づかせること」です。


停電と断水が同時に起きると、照明・情報・衛生のすべてが一気に失われます。

だからこそ、“触れて・つないで・運転して”覚える実技中心の研修を広げたい。

そのために空き家を活用し、地域の誰もが体験しながら学べる被災疑似体験施設「よーこの知恵袋」を作ります。


プロジェクトの背景

【被災疑似体験施設よーこの知恵袋の外観】


近年、国は「防災庁」創設(2026年度目標)に向けて体制強化を進めています。

愛媛県でも防災意識調査や避難情報の周知強化などを継続しています。

しかし、西条市の住民アンケートでは、防災組織の活動にばらつきが見られ、「訓練は年1回以上」27%に対し、「活動していない」26%、「組織の有無を知らない」39%という結果が出ています。備蓄の把握も不十分で、“知識はあっても実践が伴わない”という課題が浮き彫りになっています。

一方で、同じ愛媛県の宇和島市では、防災NPOが豪雨災害の経験を生かした防災教育を展開。民間から地域を動かす動きが始まっています。

だからこそ西条からも、体験で学ぶ実技型防災研修拠点を立ち上げ、停電・断水の“最初の夜”を乗り切る力を地域に広げていきます。


プロジェクトの目的

本プロジェクトでは、購入した空き家を安全で衛生的な学習環境として整備します。

そのために、

・水漏れしている外壁の修繕による安心して学べる拠点づくり

・発電機・ポータブル電源・照明・配線など研修備品の整備

・自治会・学校・NPO・企業・個人への周知・認知向上活動

を行います。


【ボロボロの外壁】


コンセプトは「水と電気の両輪」。

停電直後の“光と情報の確保”から、断水時の“衛生・トイレの運用”までを、参加者が実地で体得できる場を目指します。


予定している研修プログラム

被災疑似体験施設「よーこの知恵袋」では、防災士・木藤容子が現場経験をもとに、災害を“体感しながら学ぶ”実践的な研修を行います。

停電・断水・避難所生活の再現を通して、家庭や地域で今すぐできる備えを身につけるプログラムです。

発電機の使い方や非常食の調理、トイレや衛生管理など、実際の災害時に役立つ知識と行動力を養います。

さらに、ペット防災や地域講演など、多様なテーマで「備えの文化」を広げる活動を展開。誰もが自分と大切な人を守れる社会を目指しています。



私たちの想い

被災地を訪れるたびに、「町は元には戻らない」という現実を痛感します。

けれど、そこに生きる人たちの姿の中に、もう一度立ち上がる力を見てきました。


私がこの活動を続ける理由は、その“立ち上がる力”を地域に残したいからです。

強い町とは、特別な誰かが守ってくれる町ではなく、

一人ひとりが自分の力で動ける町。


そんな人が増えることで、町がたとえ傷ついても、また立ち上がることができる――

私はそう信じています。


そして未来を担う子どもたちには、

自分たちの住む土地の地形やリスクを知り、まず「命を一番に考える行動」を身につけてほしい。

それが、次の世代が災害を乗り越える力になると信じています。


研修で描きたい未来の風景


停電した夜、古民家の庭に明かりがともります。

発電機の静かな音、温かい光の下で、子どもが「わぁ、ついた!」と笑う。

その笑顔を見つめながら、大人たちは「もしもの夜に何ができるか」を考える。


私は、そんな風景をこの西条で当たり前にしたいと思っています。

小さな光を、誰かの「次は大丈夫」に変えていく。

その積み重ねが、災害に強い地域をつくります。


ご支援の使いみち

・外壁修繕:50万円

・発電・電源備品:20〜25万円

・広報・告知:10万円

・消耗品・備品購入:10万円

・予備費:5〜10万円


ご支援いただくと以下のような未来につながります。

💡1万円のご支援で、5人の研修が可能になり、5つの家庭の命が救われるかもしれません。

🔋10万円のご支援で、1台の発電機を整備し、有事の際に近隣地域への電力供給が可能になります。


リターン

皆さまのご支援に、心から感謝を込めて。

被災疑似体験施設「よーこの知恵袋」では、金額ごとに以下のリターンをご用意しています。

どのコースからでも「備えの文化」を一緒に広げる仲間になっていただけます。


【2,000円】サンクス年賀状コース

木藤容子から、感謝の気持ちを込めたサンクス年賀状をお届けします。(手書きメッセージ入り。防災への想いを綴った限定デザインです。)


【6,000円~】防災グッズ応援コース(各種)

実際の被災現場経験をもとに厳選した、日常でも使える防災グッズをお届けします。以下のいずれかを選択できます。

  • ・よーこオススメ衛生セット

  • ・トイレのお悩み解決セット

  • ・防災食お試しセット

  • ・ペット防災マニュアル&アイテムセット

・よーこのオススメ防災セット(これさえあればまるごとOK)


【10,000円】ただただ応援したいコース

リターンは不要、でも応援したい!という方へ。

2,000円コースのサンクス年賀状と同じ内容の年賀状をお届けします。

いただいたご支援はすべて、施設整備・防災教育の充実に活用します。


【30,000円~】防災士よーこのセミナー

被災疑似体験施設「よーこの知恵袋」で開催する、体験型の防災セミナーです。

停電・断水・非常食調理・避難所生活の再現などを通して、“知る”だけでなく“体感して身につく防災”を学べます。

学習レベルに応じたカリキュラムをご用意し、ご家庭・企業・自治会など、それぞれの環境に合わせた内容で実施します。


【30,000円~】防災士よーこの講演会開催セット

木藤容子があなたの地域や職場に伺い、防災講演を開催します。

現場での実例を交え、「備えの文化」を分かりやすくお伝えします。

発電機がセットでついているコースもあります。


【20,000円】施設完成記念ご招待コース

「よーこの知恵袋」完成後に開催する完成記念見学会&体験交流イベントへご招待します。

施設を実際に見て、体験できる特別な機会です。


メッセージ

どのリターンも、「誰も取り残さない防災」を目指すための大切な一歩です。皆さまのご支援が、地域の命を守る“知恵の輪”となります。


【実際の研修の様子】


スケジュール

11月15日:クラウドファンディング開始

12月20日:クラウドファンディング終了

1〜3月:古民家修繕・備品整備

4月:研修開始


最後に

停電・断水の“最初の夜”を越えられるかどうかは、命や健康、安心感に直結します。

この空き家を拠点に、実技中心の研修を継続し、地域の底力を高めていきます。


あの日の現場で感じた無力さを、少しでも希望に変えたい。

そして、誰も取り残されない“備えの文化”をこの町に根づかせたい。


この空き家が、地域を照らす小さな光になります。

その光を、どうかあなたと一緒に育てていきたいと思っています。



安心堂西条営業所 代表 木藤 容子

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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  • 一昨日、知人の近藤さんという方が能登,東北へミカンをお届けすることを知り、少しでも応援できればと愛媛県吉田南郡までミカン狩りボランティアに行ってきました。急斜面のところなので足を踏ん張りながらキャリー30箱くらいは積んだでしょうか。メンバーはボランティア12名でしたが時間はかかりました。でも被災された方々に愛媛県吉田のミカンを食べて貰えたら… 来年は..また。。体調回復させて能登へボランティア行けるようにしていきます。 もっと見る

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