プロダクト、地域、防災
ー目次ー
1) はじめに
2) 私たちが実現したいこと
3) 開発した3Dマップとは
4) 3種類のデザインと防災施設の表示
5) リターンについて
6) 凹凸のある3Dプリント!?
7) 資金の使い道
はじめまして、“防災をもっとおしゃれでわかりやすく”をコンセプトに新しい防災の価値提案をするソーシャルスタートアップ「一般社団法人防災ガール」です!
今回、社会課題に取り組むソーシャルスタートアップと大手企業が、災害大国である日本において防災対策率の低い若者や女性に向けて”防災・減災”に対して興味をもっていただけるよう強みを活かしあってタッグを組み、新しいプロジェクトをスタートしました。
4月に熊本・大分地震が発生しました。私たちが暮らす日本ではいつどこで被災してもおかしくない状況にあります。その中で、自分たちの暮らす場所はどういう地域なのか、地形なのか、どこが危険でどこが安全なのか知っている人は多くありません。そこで、普段見慣れない地図やハザードマップを無理して見るのではなく、まずは「地図」という物自体を親しんでもらいたい。そう思い、今回わたしたち防災ガールは、国際航業とそれぞれ両社の強みを活かし、第一弾としてカラー3種の3Dハザードマップデータを作ることにしました。
今回開発した3Dマップでは、国際航業の特殊な計測機器によって計測された高密度・高精度な3次元空間データを利用しています。
国際航業は地球上の様々なものをセンサを使い分けて計測していて、計測高度で並べると、宇宙空間の人工衛星からの画像、航空機からの写真撮影やレーザー計測、地上での計測、さらに水中での計測となります。
このようなセンサを駆使して高精度な計測ができること、さらに計測したデータを解析・処理して利活用に役立てるまでのワンストップサービスができることが今回協力くださった国際航業の強みとなっています。
今回はこの強みを持つ国際航業の方に協力していただき、若い人には特になじみがある「渋谷」の街の3Dハザードマップを作ることにしました。国際航業のもつ高精度の3次元空間データに基づき、それぞれ3段階の配色のマップを3種類つくっています。
(pin is the place for people having trouble returning home = ピンが刺さっているところは帰宅困難者になった人のための施設です)
渋谷には多くの「坂」のつく地名がありますが、地形の高さをこうして示すとハチ公像のある渋谷駅を中心に谷になっていることが見えてきます。
意外とこうして地形や高低差を知ったり、気にしてみることは身近な場所であっても少ないのではないでしょうか。こうして改めて自分の知っている場所がどんな場所なのか知ると、より街に親しみが感じられると思います。
また、この地図には何か所かピンを立てています。このピンは、渋谷周辺の「帰宅困難者受け入れ施設」の場所に立てています。
どういう場所にそのような施設があるのか、どこに避難すればいいのか、毎日の生活の中で少しでも知っていただきたいと考えています!
リターンは、今回生産する商品の先行かつ特別価格での提供となります。
身近で知っている場所から、その高低差やハザードマップに関心をもってもらいたいという思いから、高低差がはっきりしていて、そしてより多くの若い人にとって身近な「渋谷」の街の3Dハザードマップをつくり、そして普段使いしていただけるバッグとして商品化することにしました!
地形の高低差によって色を変え、これまでみなさんが見たことがある地図とは少し違う3Dのハザードマップデザインになったので、ぜひ手にとっていただきたいです!
★デニムトート
サイズ タテ20cm×ヨコ29 cm ×底マチ13 cm
(デニム地/マップ柄 赤系・青系の2種)
★キャンバストート
サイズ タテ34cm×ヨコ62 cm ×底マチ16 cm
(キャンパス地/マップ柄 赤系×ネイビーバッグ・青系×ネイビーバッグ・黄系×ブラックバッグの3種)
また、地図のプリントを「より3D化」するため、東北地方/秋田の印刷会社である「ICHINOSAI」さんにプリントをお願いしました。
▼ 凹凸のある3Dプリント!?
特殊プリントの活用により、凹凸を表現。
色合いでの視覚的な高低差ともあいまって、本物の地形と同じようにマップ上にさりげなく高低を表現し、
見て、触って、その地域の高低差を感じていただけるようにしました。
(手で触ってみるとさらにぷくっとしていることがわかります!)
▼ 資金の使い道
今回プロトタイプとしての限定販売のため、ほぼ原価でのご提供をさせていただいておりますが、一部本プロジェクトで集めた資金は、一般社団法人防災ガールの活動支援金として活用させていただきます!
▼ 防災ガールとは
私たち一般社団法人防災ガールは、「もっと防災をオシャレでわかりやすく」をコンセプトに全国に滞在する20-30代女性100名以上を中心として構成されたソーシャルスタートアップです。位置情報ゲームと連携した「次世代版避難訓練LUDUSOS」の開発や、津波防災をオレンジをキーカラーにムーブメント化する「#beORANGE」の発起人・企画運営などを行っています。
最新の活動報告
もっと見る【3Dハザードマップトート】発送はじめました!
2016/09/22 08:17こんにちは、お久しぶりです。防災ガールのりえこです! 昨日、国際航業株式会社オフィスにて、リターン商品であるハザードマップトートの発送作業を行いました!! 順次発送していきますので、どうぞ到着を楽しみに待っていてくださいね^^!!! もっと見る
【3Dハザードマップトート】ご報告とお礼。
2016/08/23 18:333Dハザードマップトートをご支援くださった皆さま、 ご支援、本当にありがとうございました!! 7月21日に開始し、8月19日に終了いたしました。 全体の結果としては、目標額が300,000円だったのに対して、達成額は434,000円と144%達成となりました!このように目標額を上回って達成できたのも、ひとえにご支援してくださった皆さんのおかげです。 今回のリターンである3Dハザードマップのトートバッグは、9月頃から順次発送させて頂きます。届くまで楽しみにまっていて下さいね〜! ちなみに、リターンの中でどのトートバッグが一番人気だったのかというと、、、 こちらの青のデニムトートでした! こちらのデニムトートはお得にゲットできる限定20名のリターンでもあり、すぐに完売となっていました!!持ち歩くには軽くて使いやすいサイズであるので、普段のメインバッグのおともにぜひ使って下さい。 また、次に人気だったのが、、、 こちらの黄緑色のキャンバストート! キャンパストートの青色と赤色はバッグの色が紺ですが、こちらは黒のバッグに黄緑色のマップデザインになっていて、よりマップデザインがきれいに見えるようになっています! キャンパストートは沢山入るため、大きな荷物を持ち運ぶのに便利という点も人気なリターンにつながったように思います◎ リターンが届いたら、3Dマップデザインのぷくぷくした手触りを体感してくださいね! このプロジェクトを通して、多くの方に防災ガールを応援して下さっていることを実感しました。また、ご支援してくださった皆さん一人一人のおかげで、目標を上回り達成できたと思っています。 そして一緒にプロジェクトを行った国際航業さん、商品を作ってくださるICHINOSAIさん、クラウドファンディングを行ってくれたCAMPFIREさんにも感謝を申し上げたいと思います。 今回のプロジェクトを応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました!!今後も防災ガールの応援、よろしくお願いいたします!! (こちらの記事は防災ガールコラム「【3Dハザードマップトート】ご報告と御礼」http://bosai-girl.com/2016/08/23/thanks/と同じ内容でお届けしました!) もっと見る
【3Dマップトート】ピンの建っている建物、さがしてみた
2016/08/13 17:26こんにちは!防災ガールのりえこです! 国際航業株式会社×防災ガールで生まれたこの3Dマップトート、 ご支援くださったみなさま、ありがとうございます! クラウドファンディングの終了まであと1週間!!!!! ということで、今回はみなさんにもっとこのグッズに興味を持ってもらいたい!と思い、このグッズについて裏側をちょこっとお伝えしようとおもいます!みなさん、こちらのマップのピンは何を示しているか、知っていますか?(*^^*) ・・・そう、渋谷駅周辺地域の帰宅困難者受け入れ施設になっている場所を示しているんです! (渋谷区の帰宅困難者受け入れ施設は渋谷区によって公開されています:帰宅困難な方の避難施設/渋谷区防災情報) 実際に歩いてみたピンの場所の意味はわかったけれど、じゃあそれって具体的にどこなの?ということで、今回このグッズの開発チームメンバーとして渋谷のまちを歩いてそれぞれの場所に行ってみました! ①ヒカリエオフィスや商業施設がたくさん入っている、そして何より駅近なヒカリエも帰宅困難者受け入れ施設! ②東急エクセルホテル京王井の頭線渋谷駅からすぐにアクセスできる渋谷マークシティにホテルもあるんです、知っていましたか? ここ! ③セルリアンタワー東急ホテル渋谷駅南口側にも!こちらは買い物などで訪れるよりオフィスや飲食店などが多いエリアですね〜! 今度はここ! ④渋谷東武ホテル今度は少し駅から公園通り方面に歩きます。先日一時閉店したPARCOを通り過ぎ、代々木公園の近くへ。 ⑤日本アムウェイピカピカのオフィスビル! ⑥代々木競技場代々木公園を通り抜けて代々木競技場へ! こちらも帰宅困難者受け入れ施設として登録されています。さまざまな用途で使われている場所、行ったことのある方も多いのではないでしょうか! 今回つくったマップトートでは、渋谷駅に近い6カ所を取り上げています。渋谷区にはこのほかにももちろん各地域で帰宅困難者受け入れ施設となる施設が挙げられています。 6カ所を巡ってみて、ホテルや大きなオフィス、体育館など、帰宅困難者受け入れ施設となっているのは納得感があり、かつ分かりやすい場所が多いという印象を受けました! 普段渋谷には買い物などでしか訪れないですが、それでも見たことのある場所が多く、特に渋谷で働く方やよく行く方にとっては、必ず目にしたことのある場所なのではないでしょうか! 実際に災害が起きたときの対応はそれぞれの施設によって(また、おそらくその時の状況によっても)異なるようですが、渋谷区のように災害時、帰宅困難になった人の受け入れ施設や一時退避場所などはそれぞれの自治体で公開されている場所は多いと思います。この機会に身近な場所について、知ってみるのも面白いと思います♪ さて、そしてそんな国際航業×防災ガールでのコラボ、3Dマップトートも好評発売中となっています!! この記事でさらにこのマップや地図柄に関心を持ってもらえたのではないでしょうか(^^*) もうすぐ目標金額も達成…!?、ぜひさらに応援していただけたら嬉しいです! (こちらの記事はこちらの防災ガールコラムhttp://bosai-girl.com/2016/08/12/map_column/と同じ内容でお届けしました!) もっと見る
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