
はじめまして、リビングファームの長尾です。
当社はこれまで、家庭用から業務用までさまざまな水耕栽培システムの開発・販売を行ってきました。
今回のプ ロジェクトでは、誰でも手軽に導入できる水耕栽培キット「野菜テラス」を広めるために挑戦しています。
ガイドブックを見ればすぐに始められるシンプルな仕組みで、野菜づくりをもっと身近なものにしたいと考えています。
また、「野菜テラス」が都市の空き家や小さな飲食店、教育や介護の現場などで活用されることで、野菜を「自ら育て食べる」新しいライフスタイルを多くの人に届けたいと思っています。


農業の担い手不足や高齢化、食料価格の高騰など、食をめぐる課題は年々深刻化しています。
さらに、コロナ禍をきっかけに自宅で野菜を育てる人が増えましたが、都市部ではスペースや環境の制約から農業に関わりにくい現実もあります。
一方で、物価上昇や世界的な食料不安を背景に「食料危機に備えたい」というニーズも高まっています。
安心して自分で食を支えたいという思いは、今や多くの人に共通する課題です。



リーフレタス、バジル、パクチー、ルッコラ、ロメインレタス、ケールなどの葉物野菜やハーブを収穫可能。
サラダ用の定番から香り豊かなハーブまで、家庭や施設で幅広い料理に活用できます。


付属の苗作りセット(スポンジ培地、育苗容器、育苗トレイ)を使えば、種まきから発芽、定植、収穫までを一貫して体験できます。
子どもたちの食育や学校での授業、介護施設でのリハビリや手作業にもぴったりです。

室内でLEDを使って育てるため、害虫がつきにくく農薬を使う必要がありません。
清潔な環境で育つので、子どもから高齢者まで安心して口にできる野菜を楽しめます。
虫が苦手な方や薬剤を避けたい方にも、気軽に農業体験をしていただけます。

野菜テラスなら、屋外の気候や季節に左右されず、一年を通して安定した栽培が可能です。
異常気象や災害時にも影響を受けにくいため、安定して食料を確保できる仕組みとしても注目されています。

当社オリジナルLEDを各段に搭載し、栄養価の高い野菜やハーブを育成できるのが特長です。
水槽やポンプ標準装備されているため、設置してすぐに栽培を始められるのが魅力です。
さらに、野菜テラス1台でお好きな野菜やハーブを36株〜54株同時に栽培できます。
小規模ながらしっかりとした収穫量を得られるので、家庭はもちろん、レストランや教育・介護施設でも十分に活用可能です。


装置のサイズは幅85cm×奥行44cm×高さ185cm。
大変コンパクトなので、オフィスの一角や教室の隅など限られたスペースにすっきり収まります。


競合製品は、70万円~100万円台と高額な中、「野菜テラス」は16万円台から導入可能。
これまで大規模な投資が難しかった小規模レストランや学校、介護施設、企業にも手が届く現実的な価格帯です。


「野菜テラス」は、さまざまな場面で育てる喜びと食べる楽しみを広げています。
都市空間に適したサイズと手軽さを強みに、すでに複数の分野で導入が進んでいます。


店内に野菜テラスを設置して、お客様の目の前で野菜を育てることで、清潔に管理された新鮮な野菜をそのまま料理に活かせます。
サラダはもちろん、魚・肉料理などの彩やスープなど多彩なメニューに使えるだけでなく、「この野菜はお店で育てました」というストーリーが加わり、差別化や会話のきっかけにもなります。


特別支援学校や小中学校では、食育や理科の授業で活用されています。
子どもたちが種まきから収穫までを体験することで、自然や食べ物への理解を深めると同時に、観察力や達成感を得られる場にもなります。


高齢者施設では、入居者が緑に触れることで癒しを感じ、日常に活力をもたらします。
水耕栽培は土を使わないため清潔で、重労働も不要。
座ったままでも作業できるので、無理なく取り組めます。
こうした軽作業がリハビリやコミュニケーションの場としても役立っています。


オフィスや共有スペースに導入すれば、働く人々のリフレッシュや交流のきっかけになります。
社員食堂で収穫した野菜を使うといった展開も可能で、野菜を育てることが新しい福利厚生や社内コミュニケーションの一環になります。

私は、野菜テラスが野菜の栽培キットにとどまらず、都市が抱える課題にアプローチし、暮らしや働き方に新しい選択肢にもなりえると考えています。


都市部では、ライフステージの変化によって住む予定がなくなった家や部屋が空き家・空き室として放置されるケースが増えています。
改築やリフォームも難しく、活用方法が見つからないのが現状です。
リビングファームが提案する「街中野菜農場タウンファーム」は、そうした空間に野菜テラスを設置し、小さな農園として活用する仕組みです。
都市部で生産した野菜をその場で消費することで、輸送コストやエネルギーを削減し、環境負荷を抑えながら究極の地産地消を実現できます。


操作や管理が簡単で重労働も必要ないため、障がい者や高齢者、女性の就労の場としても期待できます。
これまで働き口を見つけにくかった障がい者などの社会参加を促し、自立支援にもつながります。


「農業は地方でしかできない」という固定観念を覆し、都市に暮らしながらでも半自給自足を可能にします。
食料自給率の向上に貢献すると同時に、異常気象や自然災害などで食料供給が不安定になる状況にも備えられます。
いわば“自産自消”、自分で育て自分で消費する、という新しいライフスタイルです。


導入コストが抑えられているため、副業や小規模ビジネスとして農業に挑戦することも可能です。
小さな飲食店やコミュニティ単位で導入すれば、農業を「副業」「起業」の選択肢として取り入れられます。
都市から始める農業という発想は、これまでにない働き方の可能性を広げます。


リビングファームは、「街中野菜農場タウンファーム」を出発点として、都市のあちこちに小さな農園が点在する社会を未来像として描いています。
オフィスで働きながら野菜を育てる「オフィス農園」
子どもたちが食育に触れる「キッズファーム」
家庭で気軽に楽しむ「育食パックファーム」
など、さまざまな形で都市生活に農業が溶け込んでいく社会です。
今回のプロジェクトは、その第一歩を実現するための挑戦です。
さらにその先には、より多くの方に実物を目にしていただけるよう、
実店舗への販路拡大に向けた展示会出展や、新たにミニトマトやイチゴなどを育てられるキットの開発といった取り組みも視野に入れています。


「野菜テラス」は、誰でも、どこでも、16万円台から始められる小さな都市型農園です。
専門知識がなくても手軽に運用でき、空き家や小規模店舗、学校や介護施設、オフィスなど、身近な場所に野菜を育てる喜びを広げることができます。
農業の衰退や食料危機といった大きな社会課題に対して、私たちが個人でできることは限られているかもしれません。
しかし、一人の「小さな農園づくり」が集まれば、やがて大きな広がりとなり、都市の未来を変える力になります。
今回のプロジェクトは、街中野菜農場タウンファームのモデルケースを実現する挑戦です。
皆さまのご支援が、新しい農業のかたちを都市に根づかせ、地域に緑と交流を育む力となります。
温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。






●プロジェクト公開:12月2日
●プロジェクト終了:1月31日
●リターン配送:2月順次配送

●リターン費用
●広報宣伝費用
●新商品開発費用




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