「外人が日本をブチ壊す」
この声は差別か、それとも悲鳴か。
はじめまして。
映画『外人』監督の阿部拓歩です。
少子高齢化が進み、人口減少している日本。
コンビニ、飲食店、宅配便、介護……私たちの生活は外国人なしでは成り立ちません。
「彼らを受け入れなければ経済が回らない」――それが現実です。
しかし、その不可欠な存在である彼らは今、日本でどんな壁を感じているでしょうか?
「日本人は親切だけど、決して心の内には入れてくれない」
「いざという時には『外人』として線を引かれる」
労働力としてだけ都合よく扱い、心を通わせる「居場所」は与えない。
そんな見えない壁が存在します。

「なぜ俺たちより外国人を優遇するのか」
一方で日本人の「恐怖」もまた、偽らざるリアルです。
急激に増える外国人観光客や労働者に対し、
「文化やルールの違いで治安が乱されるのではないか」
「日本人が守ってきた生活圏や居場所が侵されてしまうのではないか」
という不安。
日本人からすれば、なぜ俺たちより外国人を優遇するのかという怒りが湧くのも当然の感情です。
経済を回すために外国人を活用するのか。
衰退を受け入れて日本の伝統と自分たちの居場所を守るのか。
二つが激しく衝突しているのが今です。
もし私たちが感情や恐怖に身を任せ本質的な議論から逃げ続ければどうなるでしょうか?
ヨーロッパでは仲間外れにされた移民が集まりスラム地区が生まれたように、日本でも孤立と貧困が固定化された「新しい分断」が生まれてしまうでしょう。

立場によって正解は変わる
僕は「経済のために外国人を受け入れましょう」と言うつもりも、「日本を守るために外国人は出ていけ」というつもりもありません。
住む場所や立場によって正解は変わるものだからです。
映画監督としての僕の役割は安易な「正解」を押し付けることではなく「議論」を巻き起こすことだと考えます。だからこそ、この問題に正面から踏み込んだ映画を作ることにしました。
そして少しでも注目を集めるためにタイトルはあえて『外人』と名付けました。
決して差別に加担したいわけではないのですが、日本人が持っている悲しい差別意識を表現している言葉であると思っています。

果たして、私たちの居場所は奪い合うものなのでしょうか?
本作は、派遣切りに遭った在日コリアン3世の主人公・葵と、家出常習犯の親友・エナが、見捨てられた廃屋を「はみ出し者のための宿」として再生していく物語です 。
しかし成功の矢先、葵は「外人が俺たちの居場所を奪った」と憎悪を募らせた孤独な失業者・義本の恨みを買ってしまいます。
加害者である彼もまた、外国人に仕事を奪われ、居場所を失くした「もう一人のはみ出し者」なのです 。
「居場所は奪い合うものではなく生み出すもの」
これが私たちが本作を通して届けたいメッセージです。
炎上リスクを引き受けてでも「共生への希望」を届けたいと本気で考えています 。
私たちと一緒に日本の論点となるような映画を届け、未来を描く仲間になっていただけませんか?
皆様の温かいご支援を、心よりお待ちしております。

支援金の使い道
現時点で最低限の制作費は集まっているものの、よりグレードをアップさせるための支援金を必要としています。
主な使い道は下記となります。
1. キャスティング費:
メインキャストは決まっているものの脇役として有名な俳優をキャスティングしたいです。留役と言ってエンドロールの一番最後に出てくるポジションがあるのですが、そこに有名な俳優が入ることで映画のグレードがアップします。
2.美術費:
「居場所」をリアルに作り込む本作の象徴となるのが、主人公たちが再生させる廃屋「はみ出し者のための宿(Hostel Outsiders)」です。単なるセットではなく、本物の廃屋を見つけ、キャストたちと共に実際にリノベーションして『私たちの城』を作り上げるための美術費・改修費として使用します
3. 宣伝・配給費:
完成した映画を一部の劇場だけで終わらせず、全国のスクリーンに届け、SNSやメディアを巻き込んだ社会的な議論(ムーブメント)を起こすための大規模な広告宣伝費・劇場配給費として使用します
4. クラウドファンディング手数料・リターン制作費
キャストについて
W主演 山口真佑奈(左) 江成さぎり(右)
江成さぎり(えなり さぎり)
2000年3月16日生まれ、香港出身。
SAGIRIX名義でSNSを中心に活動し、総フォロワー数は100万人を超える。日本語・韓国語・英語の3か国語で発信するマルチリンガルクリエイター。
主な出演作に、Ella project ドラマシリーズ「東京彼女『君を探して』」(井本香織役)など。
山口真佑奈(やまぐち まゆな)
2000年5月30日生まれ、大阪府出身。VoCE SNS専属モデルクリエイター。
主な出演作に、2024年7月期ABCテレビ・テレビ朝日系列「素晴らしき哉、先生!」(一色遥役)、2025年7月期 フジテレビ系「愛の、がっこう。」(茜役)、DMM TV 縦型ショートドラマ「デコパスBA戦争」(佐藤くるみ役)など。
あらすじ
在日3世の葵は、出自を隠し、空気を読みながら派遣社員として働いていたが、上司の林(金田)から理不尽な「派遣切り」に遭い、居場所を失う。
そんな葵のもとに、実家から飛び出してきた裕福な友人のエナが転がり込む。
エナは、葵が清掃業務で出会った外国人観光客との交流からヒントを得て、空き家になっていた古民家を再生し、社会の「普通」からはみ出した人々が集うゲストハウス「アウトサイダーズ」の起業を提案する。
資金もノウハウもない中、二人は廃材や捨てられた家具を集め、派遣切りにあった元解体作業員の八郎を従業員に加え、リノベーションを進める。
葵は「派遣切りと在日3世」という自身の背景を公表してSNSで共感を呼び、事業は軌道に乗る。
しかし、彼女の成功は、保守的な地元住民の武田や、家族と仕事(派遣)を失い絶望した日本人男性・義本の強い反発を買う。
嫌がらせが続く中、住民説明会でエナは「よそ者」として武田に立ち向かい、町に活気を取り戻した事実を突きつけて勝利を収める。
だが、その直後、義本が逆上して葵をナイフで襲撃する。
葵は脇腹を刺されるが、彼女を守ろうとした八郎が義本に暴行を加えてしまう。
警察の対応は冷たく、刺した義本は不起訴、葵を守った八郎は過剰防衛の疑いで書類送検され、世間は葵を「在日経営の犯罪者の巣窟」とバッシングする。
絶望に打ちひしがれたエナは逃亡を考えるが、葵は「もう逃げない」と決意。
入院中、葵は義本を訴えず、彼もまた居場所を求める「はみ出し者」であることに静かな共感を示す。
退院後、義本が謝罪に訪れた際も、慰謝料を拒否し、「お互い、居場所を探し続けましょう」と声をかける。
葵、エナ、八郎の3人は、社会に守られなくても、お互いを必要とし、傷ついた人々が集うこの場所こそが自分たちの「家」であり、何があっても守り抜くという強い決意を固める。
起案者・阿部拓歩の歩み
安定を捨て、自らの「居場所」を探した日々
徳島の老舗写真館の4代目として生まれるも、決められたレールを外れて安定を捨て、自らの「居場所」を探し続けてきました。
道に迷っていた頃、どん底から一部上場企業を創り上げた起業家・近藤太香巳氏に出会います。
「一流の経営者を撮らせてやる。東京に来なさい」という言葉に背中を押され、上京を決意しました。
トップランナーたちを撮り続けた10年
最初は相手にされませんでしたが、諦めずに通い続けた結果、安倍元総理やGMOの熊谷正寿氏など、錚々たる方々を撮影するように。
傾いた家から8000人の企業グループを築き上げた熊谷氏をはじめ、「何もない場所から自分の城を作った」一流の生き様に触れ、「自分にしかできない事で世の中の役に立ちたい」と強く思うようになりました。

一枚の写真から、映画の世界へ
そんな中、自分の写真が偶然にも映画『熱狂宣言』のポスターに選ばれます。
一瞬を切り取る写真に対し、深い物語で人々の心に強烈なメッセージを刻み込む「映画」の力に圧倒され、映像の世界へ飛び込みました。
それから約5年。
出資、カメラマン、脚本など現場で経験を積み、プロデューサーとして映画『ランサム』(全国43館公開)を手掛け、昨年には監督デビューも果たしました。
僕がファインダー越しに見てきた「逆境から自分の居場所を作り上げた人々の姿」を、今度は長編映画『外人』で皆様に届けます。
パーキンソン病を抱えながら500店舗を経営している松村厚久さん(左)を描いた映画「熱狂宣言」の映画ポスター。右は起業家・近藤太香巳さん。
プロデュースした映画
「ランサム」全国43館にて公開
今後のスケジュール
●プロジェクト公開:4月15日11時
●プロジェクト終了:6月30日
●リターン配送:7月上旬以降順次発送
4月:リハーサル
3月に行ったオーディションで決まったキャストを集めて稽古をしたり、衣装合わせやロケハンをします。
この準備の過程をちゃんとやり切ることが撮影本番をスムーズに進めるために重要です。
支援者の皆様には包み隠さず舞台裏をシェアしたいと思っております。
お手伝いも大歓迎です。
5月:映画撮影
現時点では5/18〜5/31の間の約7日間で撮影を予定しております。
支援者の中から撮影時のお手伝いや見学ツアーも募集する予定ですが、どのような形になるかは未定です。
6月:編集
業界標準ソフトのDaVinci Resolveにて編集作業を行います。
編集のサポートをしていただける方も募集予定です。
7月:試写会
関係者の皆様に向けてクローズドな試写会を行います。
試写会後は感想を多くの人から伺いたいので交流会をする予定。
オンラインの試写会イベントも企画しますので、都内に来られない方でも試写は可能です。
8月:追加の撮影
試写会でもらったフィードバックを受けて追加撮影を検討します。
9月:宣伝
公開に向けた宣伝活動を開始します。
現時点では12月末までに公開を目標としています。
次世代の子供達のために
長女が中学生になった頃から、「僕達は未来に何を残せるだろうか?」そんな事を考えるようになりました。
データを見るまでもなく、日本はこの30年間成長が止まっています。
現状維持を良しとしている間に、世界から追い抜かれ、社会全体が貧しく不寛容になっていきました。
国力が弱くなる中で人々がわずかな「居場所」を奪い合い他者を排除する。
映画『外人』で描くのは、まさに今の日本のリアルな姿です。
仕事はお金を稼ぐ手段でもありますが、それだけじゃない。
僕はただの「時間潰し」の娯楽映画を作るのではなく、社会にとって意味のある物語を届けたいです。
だからこそ批判や炎上のリスクから逃げず、この映画『外人』に全力で挑むことを決めました。
僕一人の力では、この重い扉は開きません。
分断の時代に「共生」という希望を描くこの挑戦に、どうか皆様のお力を貸してください。
阿部拓歩
最新の活動報告
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目標の半分以上を初日で達成!!
2026/04/22 21:25クラウドファンディングをご支援いただいた皆様、そしてこのページをご覧くださっている皆様へ、まず心からの感謝をお伝えしたいと思います。本当に、ありがとうございます。皆様の存在が、この映画を現実にする力そのものです。お陰さまで、クラウドファンディングを無事にオープンすることができました。そして——正直、ここまでの反響は想像していませんでした。オープンからわずか8時間足らずで、2ヶ月で目指す金額の半分を、開始からわずか8時間で達成できたのです。これは紛れもなく、皆様一人ひとりの温かいご支援の積み重ねによるものです。今これを書きながら、胸がとても熱くなっています。改めて、深くお礼申し上げます。今回、クラウドファンディングという形を選んだのには、理由があります。それは、「映画を民主化したい」という思いが土台にあるからです。従来、映画というのは、一部の限られた人たちのものでした。1000万円を投じても1円も返ってこない——そんなことが当たり前のようにあった世界です。商業映画ともなれば、制作費が1億円を超えるのは当たり前。意思決定は密室で行われ、一般の人が関わる余地はほとんどありませんでした。しかし今、テクノロジーの進化によって、誰もが映画制作に関われる時代が確実に近づいていると、僕は確信しています。だから、何にいくら使ったのかをきちんと皆様に共有することで、一部の人たちのさじ加減で映画を作るのではなく、みんなで一緒に映画を作るという体験をしたい。それがクラウドファンディングを選んだ、一番の理由です。今回の映画は、自主制作作品として、300万円の制作予算で進めています。商業映画の制作費が1億円を超えることが当たり前の世界で、限られたリソースと最大限の情熱をかけてこの作品と向き合っています。1億円の映画に勝ちたいんです。皆様からいただいたご支援は、宣伝・広報活動の強化、映像クオリティのアップ、美術・小道具へのこだわり——すべて、この映画をより多くの人に届けるための力になります。いただいたお金は、一円たりとも無駄にしません。そして、すべての使途を透明にしてご報告していきます。皆様に「支援してよかった」と思っていただけるよう、全力で走り続けます。みんなで一緒に作りましょう! もっと見る





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