自己紹介
はじめまして。
私、映像監督の佐藤敬(さとうたかし)と申します。
普段はCMやMVの監督をさせてもらいながら国内外の映画祭を目指して短編映画を制作しています。
前作『ENA』は2025年バンクーバー・アジアン・フィルムフェスティバル正式選出。
今回『裳着』は、その次なる挑戦です。
中央が監督・佐藤敬
前作「ENA」予告編 ↓
プロジェクト立ち上げの背景
本作は平安時代を舞台にした約30分の短編映画です。
天然痘に冒された18歳の少女が、元服(裳着)の儀式を行う一晩を描きます。
セリフは最小限に、衣装・所作・表情で感情を語る映像作品です。
平安装束チームの協力のもと、実際の古式装束と儀礼を忠実に再現します。
ジャンルは「スリラー×人間ドラマ」。
美しい儀式の裏に潜む“差別”“家族と呪い”を描き、
華やかで美しい平安ではないダークで欲望渦巻く平安を表現したいです。
イメージ
このプロジェクトで実現したいこと
本作『裳着(もぎ)』は、
当初監督である私・佐藤敬の個人資金(約100万円)で制作を進める予定でした。
限られた予算の中で、都内のスタジオやロケ地を利用し、最小限の規模で撮影する計画でした。
しかしこの物語にとって、「平安時代の空気」を感じさせるロケーションは欠かせません。
当初から構想していた岩手県の「えさし藤原の郷」での撮影は、衣装や光、建築の質感を含め、
作品の完成度を飛躍的に高めてくれる場所です。
今回のクラウドファンディングでは、皆さまのご支援により、
撮影期間を延ばし(半日→1日→最大3日まで拡張)
衣装・人件費・美術・機材費などを充実させることで、
より深く、より美しい形でこの物語を実現したいと考えています。
もし目標額に満たなかった場合も、自己資金で撮影は必ず実施します。
ただし、ご支援が多く集まった分だけ、
より本格的なロケーション・撮影時間・表現の幅が広がる——
そんな「支援が映像に直接反映される」プロジェクトです。
皆さんと一緒に、この“平安の世界”を映像として完成させたいと思います。
支援していただき集まりました金額により以下のような制作体制になります。
えさし藤原の里 ロケハン時の写真
| 未達(〜100万円) | 都内または近郊での撮影を中心に実施。藤原の郷での“象徴的なシーンのみ”半日ロケ。 | 自己資金100万円+集まった金額で最低限完遂。 |
| 中規模達成(200万円〜) | 藤原の郷で1〜2日撮影+都内補完撮影。 | 美術・衣装も現地対応可能に。スタッフ増員。 |
| 目標達成(300万円〜) | 藤原の郷でフル3日撮影+光・時間帯を活かした演出。 | 人件費・機材費・宿泊交通も充実し、完全版として制作。 |
ご支援が増えるほど撮影期間が伸び映像の深みが増します。
半日 → 1日 → 最大3日
支援が“映像そのもの”に直結するプロジェクトです。
前作「ENA」撮影風景
現在の準備状況
本作『裳着(もぎ)』は、すでに主要キャスト・スタッフ・考証チームが集結し、
2026年3月の撮影開始に向けて本格的な準備を進めています。
主演には、繊細な表現力で注目を集める俳優 瑞生桜子 さん。

そして脚本には、キングオブコント2024 王者・ラブレターズ 塚本 直毅 さんが参加し、
出演者として ラブレターズ 溜口 佑太朗 さんが物語の鍵を握る重要な役で出演します。

さらに、平安時代の風俗・動作・衣装考証を支える豪華な専門家陣が参加:
畠山大二郎(愛知文教大学 准教授/平安文化研究)@baishitsuHATAKE
天心流兵法師範 まーこ(所作・殺陣監修)@harima_mekkai
千装千束(平安装束監修)@chigirachizuka
左近大夫⭐︎浜次郎(装束・儀礼監修)@sakone_shogen
これにより、時代考証から衣装・演技所作まで完全監修された映像表現が実現可能になりました。
そして今作の大きな挑戦として
全編を通して平安時代の言葉(平安語)で撮影を行います。
現代語ではなく、当時の発音・語彙・言い回しを再現することで、
千年前の人々が実際に語り合っていた情感や呼吸のリズムを、映像として蘇らせます。
現在、ロケーションハンティングや衣装テスト、撮影プランの最終調整を進めています。
ロケ地候補の「えさし藤原の郷」での撮影実現を目指し、
クラウドファンディングで集まった資金により、
撮影期間・美術・照明・衣装のクオリティを最大化したいと思います」。
この映画は、既に確かなチームと情熱で動き始めています。
皆さんの力が加われば、“本物の平安の世界”を映像として甦らせることができます。
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🎬 この映画の強み
・キングオブコント2024 王者 ラブレターズ 溜口佑太朗 出演 塚本直毅 脚本協力
・主演:瑞生桜子
・天心流兵法師範 まーこ(所作監修)
・畠山大二郎、千装千束、浜次郎、による平安考証チーム
・全編“平安語”での撮影に挑戦
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リターンについて
この映画の支援リターンは、「ただ観る」だけではなく、「一緒に創る」体験をテーマにしています。
平安装束の華やかさ、ラブレターズ溜口さんと塚本さんの脚本による物語の深み、
そして映像のプロフェッショナルが紡ぎ出す耽美な映画体験。
そのすべてを、支援者の皆さんにも“参加者”として共有してもらえる内容にしました。
リターンの一例として
📣応援の形が、映画の一部になる
ライトプランでも、エンドロールにお名前が刻まれます。
この映画は「支援してくれたあなたと共に完成する作品」です。
映画の最後に自分の名前が流れる瞬間、それはまさに共作の証です。
🎬作品の裏側をのぞける特別体験
メイキング映像やスチル写真では、普段見ることのできない撮影現場の空気を体感できます。
平安装束チームが手がける装束の美しさとドロドロとした脚本の対比が映えます。
👘衣装体験イベントで“平安の世界”へ
平安装束チーム監修の特別イベントにご招待。
美しい装束を間近で見たり、記念撮影を通じて“平安時代に生きる”感覚を味わえます。
ここでしか得られない、唯一無二の文化体験です。
🎞️あなたの名前が映画の歴史に残る
特別協賛やエグゼクティブプロデューサー枠では、
映画公式ポスター、映画祭資料にあなたの名前が刻まれます。
🌸 作品の魅力を体感できるリターンラインナップ
メイキング映像で“現場の息づかい”を感じる。
平安装束体験イベントで“平安の美”を体験する。
試写会に参加し、完成作をいち早く鑑賞する。
そして、エンドロールや映画祭資料にあなたの名前が残る
『裳着』は、ラブレターズ溜口さん出演・塚本さん脚本協力、
前作が海外映画祭入選の監督が挑む、“美と狂気が交錯する”異色の時代劇スリラーです。
あなたの支援が、衣装を纏わせ、照明を灯し、この映画を世界へと押し出す力になります。
ぜひ、あなたに合った形でご参加ください。
一緒にこの挑戦を完成させましょう。
よろしくお願いします!
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スケジュール
2025年12月〜2026年1月:クラウドファンディング実施期間
2026年2月:最終準備・衣装フィッティング・リハーサル
2026年3月:本編撮影(岩手県・えさし藤原の郷予定)
2026年4月〜6月:編集・整音・カラーグレーディング
2026年7月〜8月:完成披露試写会・リターン発送開始
2026年夏以降:完成後、国内外の映画祭へ出品。
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最後に
映画『裳着』は、日本の美と狂気と精神を世界に届ける挑戦です。
誰も観たことのない“平安スリラー”を完成させるために、皆さまの力をお借りしたい。
どうか皆様のお力で私達に「攻めた平安短編映画」を撮らせてください。
よろしくお願いします。





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