LINEで送るプロジェクトの実行者について
株式会社福商（代表取締役：豊岡舞子）東京都千代田区
松阪牛をはじめ、蟹・鰻・鼈・平飼い卵・蜂蜜などの高級食材を扱い、「心ある食を未来へ」を理念に、地域ブランドの再生に取り組んでいます。今回のプロジェクトでは、松阪牛の発祥の地の象徴である牛舎を再建し、畜産文化を次の世代につなげる活動を行います。
このクラウドファンディングプロジェクトを通じて一口食べたら忘れられない美味しいお肉、日本が誇る素晴らしい宝の“昔ながらの松阪牛”をご紹介いたします。
このプロジェクトで実現したいこと
私たちがこのプロジェクトで目指すのは、生産者が証明できるトレーサビリティーと、本当に良い物“ホンモノ”の味をより多くの方々にその感動を共有して頂き世界に発信することです。
松阪牛のブランド力は世界的に評価されていますが、その原点を支えてきた地域の牛飼い文化は、今まさに失われつつあります。「発祥の地」と呼ばれる地域でも、空き牛舎が増え、地域の子どもたちが牛を見る機会さえ少なくなりました。だからこそ私たちは、この場所を“再び命の営みがある場所”に戻したい。地域の人と全国の支援者が共に未来をつくる、その第一歩としてこのクラウドファンディングを立ち上げました。
1. 発祥の地の牛舎再生と整備／放置されていた牛舎を改修し、安全に立ち入れるように再整備します。
2. 地域文化の再興／松阪牛の歴史や牛飼いの知恵を伝える「展示・学びの場」を整備します。
3. 後継者育成・就労支援の拠点化／若手就農者や障がい者就労支援と連携し、地域での働く場を創出します。
4. 地域観光資源の再生／松阪牛発祥の地を、観光・教育・食文化の発信地として再生します。
プロジェクト立ち上げの背景
私はこれまでに、着物や宝石、毛皮、ウェディングドレスなどの高級商材を扱うアパレル業界におりました。ブライダルの接客経験が長かったため、様々なお客様の人生に寄り添うという経験をすることができました。ウェディングドレスのコーディネートも世界でたった一人の花嫁様にすべく、その人に最も相応しいものをとお選びしていました。
良いものへのこだわりは元々ありましたが、全く他業界の私が、あるとき日本で一番有名なブランド牛「松阪牛」と出会い、肉の値段や価値は生産地のことをもっと知るべきなのではないか？と思うようになりました。紆余曲折ありましたが松阪の地へ通い、生産者とつながることで食そのものの原点回帰ができたのでした。そこで日本古来の伝統を守り、より多くの方にその良さを伝える仕事をしようと会社を設立。そしてこのプロジェクトを開始しました。
松阪牛といえば地元では知らない人はいないと言われる、肥育では神様と呼ばれている栃木治郎氏（93）のご自宅へ伺いお話をお聞きしました。
戦前〜戦後の日本の農業と畜産の歩みと共に松阪牛の歴史を語る栃木治郎氏の直筆の巻物
牛舎を訪れた際にまず驚いたこと、それは牛舎の近くを歩いていてもどこに舎があるのか、牛舎特有の匂いがしないため分からないということです。木の柵で仕切られた牛舎に入ってみると、１頭づつ清潔感のある藁のお部屋で暮らしています。その目は輝き、柵から人懐っこく頭を出してきます。松阪牛の歴史的背景をお聞きしました。
松阪牛は、日本を代表する高級和牛として知られています。
そのルーツは、三重県松阪市の農村地帯にあり、古くから農家の人々が大切に守ってきた「牛飼いの文化」でした。もともと日本では牛を食べる文化はありませんでした。全国から参拝者が訪れる伊勢神宮の近くで振る舞われた「牛鍋」により、牛を食べる文化が全国的に広まったきっかけにもなりましたが、機械化される前の農業では牛は働き手の一員。水田を耕すために使われていました。そのため、家の玄関のドアを開けたら土間には牛がいて牛と共に生きる生活。今でいう車の代わりに重たい荷物を牛に運んでもらったりしていました。治郎さんも子供のころから牛と触れ合い、とにかく牛が大好きでたまらなかったそうです。戦後、農業が機械化されていき牛が食肉用へと用途が変わっていくなかで、治郎さんの育てた立派な牛は品評会で賞を取っていきます。ブランド牛が全国で認知を高める中、世界的な事件が起きます。それは狂牛病です。当時、日本も被害の国の例外でなく全国的に牛が足りなくなってしまった時期があったのでした。その際に、被害がほとんど無かった松阪牛は、肥育の範囲を広げて松阪市以外にも肥育の範囲を増やしたのでした。これにより、大量生産が可能となった現代では大きな牛舎や牧場で牛を育てることが可能となりました。しかしながら治郎さんの牛舎では、大量生産が可能となった現代でも肥育法を変えることなく、昔ながらの餌やりで、少数ながらも一頭一頭に手間暇をかけながら立派な牛を作り上げているのです。
松阪牛発祥の土地、三重県松阪市飯南町は水がきれいで自然豊かな松阪の奥地。この豊かな自然に育まれ、１頭づつ毛並みを整え体調にお合わせて餌にこだわり、まるでペットのように大切に育てている牛舎があります。この牛舎は松阪牛の神様とよばれた栃木治郎氏の牛舎です。
しかし現在、発祥の地では後継者不足と高齢化により、牛舎が廃墟となり地域の誇りが静かに失われています。このままでは、松阪牛発祥の地という言葉だけが残り、本来の“命と生きる営み”が消えてしまう。その危機感から、私たちは立ち上がりました。長年松阪で肥育に携わり、現在は治郎さんの牛舎で意思を引き継いだ阪倉達也氏(61)と共に、牛舎を再び整え地域に人の流れと希望を取り戻していきます。
今回、弊社で扱う精肉はこちらの牛舎の証明書付きで、A５ランクで霜降り評価BMS12（１〜12評価、A５でも11が最高と言われ12は幻といわれている）という最高級のお肉です。ただ美味しいだけでなく、食べた時に体に優しいということ、これが最も伝えたいことの一つでもあります。香り高く、後味にしつこさが無いため霜降りは苦手という方にもおすすめしている絶品なのです。
A５ランクのブランド牛と聞くと、ほとんどの人が「良いお肉」「おいしい」と連想することでしょう。ただ、どのような餌を食べてどのように育てられたかは想像が及びません。本当に良い物は身体に負担をかけず、少しの量でもお腹いっぱいになる満足感があります。
⭐︎部位によっても味が異なる松坂牛⭐︎
お肉が好きな方はご存知かもしれませんが、部位によって様々な味や食感が楽しめます。堅苦しく考える必要はないのですが、名前がわからないから選びにくいという方が多いのも事実です。そのため、このプロジェクトでは「霜降り肉」「赤身肉」「希少部位」「ホルモン（小腸、レバー、その他含む）」と明記し、トリミング済みの厳選した高級部位をセレクトし組み合わせました。様々な味を楽しむことで好みを発見できます。ただ焼いて粗塩を振っただけでも充分に美味しくいただけるお肉です。お好みで、ワサビ、醤油、胡麻油、タレなど調味料で味変をして頂いてもいいですし、おひとり様でもご自宅で簡単に楽しめます。冷凍で保管できるため、シチューやカレーなどでご活用いただいても良いですし、お肉が話題になってご家族で楽しい夕食にもなります。日曜日の夜に、これから始まる1週間を乗り切るための活力にして頂くのもおすすめです。
煮ても焼いても、様々な調理法でも楽しめる。融点が低いためすぐに火が通ります。加熱しすぎにご注意ください。
🟥【赤身の旨味を堪能する4種・例】
マルカワ — 濃厚な赤身の旨味ときめ細かな繊維。焼肉・ローストに最適。
マルシン — 柔らかく上品な赤身。赤身好きに人気。ステーキ・たたきに。
ウチモモ — しっかりした赤身で脂控えめ。しゃぶしゃぶ・すき焼きに。
カメノコ — 肉質が締まり旨味が濃い。ユッケ、焼肉・網焼きで食感を楽しめる。
🟫【霜降りとコクを味わう4種・例】
サーロイン — 王道の霜降り部位。香り高く、ステーキや鉄板焼きに。
リブロース — すき焼き・しゃぶしゃぶで真価を発揮。松阪牛らしいとろける脂。
ザブトン — 肩ロースの中でも最上級の霜降り。焼肉・炙り寿司におすすめ。
カイノミ — バラの中でも赤身寄り。甘みのある脂で焼肉に最適。
🟧【希少で個性豊かな味わい4種・例】
ミスジ — 芯のとろける柔らかさとサシの美しさ。炙り・焼肉で絶品。
イチボ — 赤身と霜降りの中間。柔らかく香ばしい。ステーキ・焼肉向き。
友三角 — 柔らかく上品な味わい。しゃぶしゃぶ・焼肉どちらでも。
ハラミ — 横隔膜の部位で赤身のような弾力。ジューシーで香ばしい焼肉に。
これまでの活動と準備状況
松阪牛発祥の地で松阪牛の神様と呼ばれる栃木二郎氏(93)、その昔ながら肥育法を伝承している阪倉達也氏(61)と共に活動を開始
・清掃・解体・修繕計画の立案
・地元建築業者と協力し再生設計を進行していきます
・地域の学校・福祉施設・観光団体と協議を開始します
・牛舎再生後の「地域拠点化」計画を策定中
左写真／左：栃木治郎氏 右：阪倉達也氏
右写真／阪倉達也氏
リターンについて
１頭から取れる希少な高級部位を全て家庭用の大きさまでにトリミング済み。また、松阪牛のホルモンは地元でも出回りにくく入手困難。
トレーサビリティーカード、松阪牛の精肉と臓物（ホルモン）、食事会のプロデュースなど
スケジュール
2025年11月：クラウドファンディング募集開始
2025年12月：返礼品発送開始
2026年春：牛舎修繕・整備開始
2026年夏：再生完了・見学開始予定
2026年秋：支援者向け報告会
以降：松阪牛文化継承イベント・第2期再生プロジェクト開始
最後に
松阪牛の歴史は、地域の人々の誇りそのものです。その“原点”が、時代の流れとともに静かに失われようとしています。私たちは、過去の遺産を守るのではなく、未来へとつなぐ“生きた場所”として再び蘇らせたいのです。あなたの一口のご支援が、この地の希望を灯します。どうか、松阪牛発祥の地の再生にお力をお貸しください。私たちの想いは、この特別な黒毛和牛を通じて、食の素晴らしさを再認識していただくことです。伝統と革新が交差するこのプロジェクトにご支援いただけることを心から願っています。皆様のサポートが、新しい食の楽しみ方を切り開く力となります。どうぞよろしくお願いいたします。
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わあ、御社のプロジェクトは本当に素晴らしいですね！ 正直に申し上げると、そのアイデアにはとても興味を引かれましたし、非常に大きな可能性を秘めていると感じます。もっと詳しくお話を伺えたら嬉しいです。拝見したところ、集められた資金は実現に向けた主要なステップに充てられるご予定とのことでしたが、このプロジェクトが完全に実現した際、人々の生活にどのような変化をもたらすとお考えでしょうか？ぜひ詳細についてお話しできる機会を楽しみにしています！もしよろしければ、私のプロフィールに記載しているメールアドレス、または個別メッセージでご連絡いただけると幸いです。追加のサポートが必要であれば、資金面でお力になれるかもしれません。