千葉県富津市、館山自動車道「富津中央I.C」から車で5分の場所に位置する「DOX FIELD」 を運営しています。
DOX FIELDは、元々イタリアン・グレーハウンド専門の複合施設としてスタートしました。(会員制ドッグラン/ドッグホテル/トレーラー別荘区画サービス)
イタグレという繊細な犬種の特性を深く理解し、そのために最適化した環境設計・運営哲学を大切に積み重ねてきました。
そして現在、多くのイタグレオーナーの皆様が利用してくださっている既存のイタグレ専用エリアは、これまで通り大切に守り、維持し続けます。
そのうえで、私たちは DOX FIELD の未利用地を活かし、イタグレ専用エリアとは完全に分けた “新たなゾーン” として全犬種が安心して利用できる Northland(ノースランド) の開発に取り組みます。

DOX FIELDは、イタリアン・グレーハウンドたちのために、“犬種特性を理解した環境づくり”を追求しながら発展してきました。
長年にわたり、イタグレオーナーの皆さまに育てていただき、既存エリアは「イタグレが安心して全力で走れる特別な場所」としての文化を築いてきました。

DOX FIELD Southern Valleyのメインラン
しかし運営を続ける中で、この素晴らしい場所を他犬種でも利用したい・保護犬に安心して遊べる場所がほしいといった声が次第に増えてきました。
一方で、既存の専用エリアを共用化することは、イタグレにとってのメリットである“安心感・静けさ・安全性”を損なう可能性があり、それはDOX FIELDの根幹である理念とも矛盾します。
私たちはこのジレンマに真剣に向き合い、「既存のイタグレ専用文化は守りながら、まったく別の場所に全犬種を迎える」という選択にたどり着きました。
そこで誕生したのが、約4,000坪の新開発エリア Northland(ノースランド)です。森の木陰ゾーン約2,000坪を活かし、自然の地形そのままの“安心できる空気”を土台とした新フィールドを目指します。

DOX FIELD内、Northland候補地
さらにNorthlandの構想を強く後押ししたのが、保護犬と里親のリアルな課題です。
保護犬には、野犬出身、繁殖引退、多頭飼育崩壊、飼育放棄など、さまざまな背景があり、初めての場所や多くの刺激に不安を感じる子も多くいます。
里親さんにもまた、「どう慣らしたらいいか分からない」「相談できる相手がいない」という孤独や悩みを抱えられている方々が少なからずおられます。
施設の代表自身も6年前に保護犬を迎え入れ、保護当時はずっと震え、飲まず食わずだった子が自然の中で少しずつ安心し、とびきりの笑顔を見せながら、人に寄り添うようになった姿を経験しました。
その経験は、“保護犬がゆっくり前に進める場所は、まだ日本に少ない”という強い問題意識へとつながりました。
Northland は、保護犬と里親が心から安心して社会化でき、同じ境遇の人同士が自然につながれるコミュニティをつくるための挑戦です。
DOX FIELDが積み重ねてきた歴史と文化を守りながら、その外側に“犬と人の新しい未来の形”をつくる。
それが、このプロジェクトを立ち上げた背景です。
施設代表の愛犬で元保護犬の”ニーナ”
DOX FIELDの総面積は約2万坪に及びますが、未開発のエリアも多く残されています。この度、その未利用地の一部を活用し、全犬種が安全に遊べる新ドッグランエリア「ノースランド(Northland)」を整備します。
DOX FIELD Northland が目指すのは単なる「広いドッグラン」ではありません。今回のプロジェクトの核にあるのは、“保護犬と里親が安心して前に進める場所をつくる” という理念です。
保護犬には、野犬出身、繁殖引退、多頭飼育崩壊、飼育放棄など、それぞれ異なる背景やトラウマがあり、初めての場所に強い不安を感じる子も少なくありません。
また、里親の方々は、社会化の難しさや、相談相手の少なさから、“誰にも言えない孤独” を抱えることがあります。
Northlandでは、こうした課題を自然環境の中で少しずつ解消していくために、
広大な芝生ランで、約2mで返し付きのフェンス。森の木陰を生かした散策ルートといった 「犬の心のリハビリになる要素」 を積極的に取り入れます。
我々は主に自社の土木スタッフが施設開発を進めてまいりました。今回の工事も一部(給排水・電気工事等)を除き、自前での工事に挑戦してまいります。

さらに、保護犬向けの料金優遇、チャリティ連動の年パス、里親会・卒業犬イベントなど、“保護犬文化を広げる仕組み” も Northland の大きな特徴です。
DOX FIELD がこれまで築いてきた文化を守りながら、犬と人が自然体で支え合う、新しいコミュニティをつくること。それが Northlandで実現したい未来です。
ノースランドの整備地はすでに確保済みで、現在は下記の設計・検討を進めています。
・フェンス設置(1,800mm+返し)
・水場・給水/排水計画
・森の木陰ゾーンの保全
・無人受付/初回案内施設
・トイレ棟の配置
・電気工事
クラウドファンディングのご支援を基に、2026年春の完成を目指して進めていきます。
尚、フェンス施工や整地などは施設のスタッフにて極力自前で行います。
ご支援金額に応じて、以下をご用意しています。
■3,000円
お礼メール+進捗レポート
■5,000円
DOX FIELD Northlandステッカー+進捗レポート
■10,000円
1日利用券+ステッカー
■20,000円
限定Tシャツ+1日利用券
■30,000円(3万円)
1年パス+ステッカー
※年パス通常価格:一般33,000円、保護犬24,000円(予定)
■50,000円(5万円)
1年パス(1頭)+ステッカー+限定Tシャツ
■100,000円(10万円)
森の木に支援者のお名前プレート設置+1年パス2頭分+限定Tシャツ
■300,000円(30万円)
Northland 名誉サポーター証書(額入り)+1年パス2頭+森の木に支援者のお名前プレート設置
■500,000円(50万円)〔企業スポンサープラン〕
Northland 入口看板に企業名ロゴ掲載(1年間)+HP掲載+1年パス5頭
2025年12月 クラウドファンディング開始
2026年2月中旬 クラウドファンディング終了
2026年〜3月 Northland整備(フェンス・受付ハウス・トイレ棟など)
2026年3月中 プレオープン
2026年4月 グランドオープン
2026年4月〜 リターン発送
Northlandは、ただの新しいドッグランではありません。
ここは、保護犬が“もう一度人を信じてみよう”と思える場所であり、里親が“ひとりじゃなかった”と思える場所であり、家族として一緒に歩むすべての犬と人が、安心して前に進める、新しい出発点です。
私たちはこれまで、DOX FIELDでイタグレのための理想環境をつくってきました。その文化と誇りはこれからも大切に守り続けます。
だからこそ、次は“もっと広い世界”を迎えたい。過去に傷を負った犬たちも、人との関係に不安を抱える子たちも、どんな背景を持つ家族も、区切られた施設ではなく、大きな自然の中で繋がってほしい。
「犬の未来は、人がつくる。」その想いを、このNorthlandに託しました。
どうか、この場所を一緒に育ててください。あなたの支援が、この森に刻まれ、未来の犬たちの“希望の入り口”になります。
共に歩んでくれる仲間として、心からお願い申し上げます。














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