【日本からベナンへ:アフリカ初の国際モノドラマフェスティバルへ】
田村ゆう – 文化を超えて物語を紡ぐソロ・シアターアーティスト
国際的に活動するダンス・演劇アーティスト、コミュニティダンス実践者。英国と日本を拠点に、独自の身体表現と物語性を融合させた作品を創作。南米、アジア、ヨーロッパなど世界20カ国以上で作品を発表し、国際的な芸術交流を推進。福島の実話に基づく単独劇など、社会的テーマを扱った作品にも注力。
はじめに – 舞台はアフリカ・ベナンへ
この度、今年11月8日〜16日にベナン共和国の首都コトヌーで開催される「国際モノドラマフェスティバル」にて、私のモノドラマ(一人芝居)『Requiem for The Waters(水へのレクイエム)』が正式招待作品として選出され、上演することが決まりました。このフェスティバルは、アフリカ大陸では初めての試みです。
上演作品について『Requiem for The Waters』は、2011年3月11日、東日本大震災に続いて起きた福島第一原子力発電所の事故後、故郷に残ることを選んだある女性の実話に基づく物語です。放射能に曝された自身の身体の変化を記録し続けた日記を描いています。この作品は2012年にアルゼンチンの国際演劇フェスティバルで初演後、英国でも上演されました。
原子力という問題は国境を越え、人類が共に考えねばならない課題です。この作品を通じて、アフリカの地で、このテーマを現地の方々と共に深く考え、対話を生み出したい——これが本プロジェクトの第一の目標です。
なぜ「一人芝居」でアフリカなのか –
プロジェクトの背景と第二の目標ベナン共和国は、アフリカ演劇界においても質の高い作品を生み出していることで知られる演劇国です。しかし、アフリカの演劇作品は大人数のアンサンブルが主流であるため、公演には移動費など経済的負担が大きく、国外はおろか国内での巡回公演さえ困難な状況にあります。これが、アフリカ演劇の認知度低下の一因ともなっています。
ベナンおよびアフリカには、「一人芝居」というジャンルがまだ確立されていません。この特殊かつ小規模な演劇形式を取り入れることで、創作と普及のコストを大幅に抑え、アフリカ演劇に新たな活力を与えることができるのです。
今回のフェスティバルは、まさに「一人芝居」に焦点を当て、アフリカ演劇を活性化させる手段として、アフリカ初の試みとして開催されます。小さな舞台から日本とアフリカを繋ぎ、アフリカ演劇界を元気づけたい——これが本プロジェクトの第二の目標です。
緊急のご支援のお願い –
目前に迫った危機フェスティバル開幕まで間近に迫った今、主催者側での予期せぬ事情により、参加者たちの渡航費および宿泊費の負担が不可能となりました。
しかし、私たち参加者および主催者には、「何としてもこのフェスティバルを成功させ、集まった個々の作品を共有し、アフリカ演劇の未来を元気づけたい」という強い思いがあります。この思いを形にするため、今、皆で団結し、準備を進めています。
目標金額:473,000円
内訳:
・本人及び技術スタッフの航空券費:413,000円
・10日分の宿泊費:60,000円
ご支援・応援のお願いどうか皆様、このアフリカ初の挑戦を、福島の物語を世界に届ける旅路を、お力添えをもってご支援ください。ご支援、ご応援いただいた方々には、現地の演劇フェスティバルの熱気と空気感が伝わるような、心を込めたリターンをご用意しております。
ご支援
一つ一つのご支援が、舞台への確かな一歩となります。キャンペーンの拡散 – このプロジェクトを、多くの方々にお知らせくださいますようお願いいたします。グローバルな物語の一員に – 福島からベナンへ、そしてさらにその先へと続く、希望の物語に、ぜひご参加ください。
リターンについて
ご支援、応援して下さった方々には演劇フェスティバルの様子や雰囲気などが伝わるようなリターンを用意しました。
3000円 演劇フェスティバルと本番のハイライト映像を送らせていただきます。
5000円 演劇フェスティバルと本番のハイライト映像を送らせていただきます。
10,000円 演劇フェスティバルと本番のハイライト映像を送らせていただきます。又、フェスティバル閉会 後にこちらでご支援してくださった方々に向けてオンライン報告会を行います。
30,000円 演劇フェスティバルと本番のハイライト映像を送らせていただきます。又、フェスティバル閉会 後にこちらでご支援してくださった方々に向けてオンライン報告会を行います。
スケジュール
11月3日:クラウドファンディング終了
11月7日:ベナン入り
11月8日ー15日:演劇フェスティバル開催
11月下旬:動画のお届けと報告会





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