首里城再興の年に、泡盛文化も再興を 「かなさの泡ぱん」再スタートプロジェクト

受け継がれる文化、支え合う産業、そして首里城の未来へ。食の力でやさしくつないでいく挑戦。

現在の支援総額

419,000

41%

目標金額は1,000,000円

支援者数

44

24時間以内に44人からの支援がありました

募集終了まで残り

27

首里城再興の年に、泡盛文化も再興を 「かなさの泡ぱん」再スタートプロジェクト

現在の支援総額

419,000

41%達成

あと 27

目標金額1,000,000

支援者数44

受け継がれる文化、支え合う産業、そして首里城の未来へ。食の力でやさしくつないでいく挑戦。

初めまして。株式会社琉球presents 代表の 砂邊由美(すなべ ゆみ) と申します。
第34代「泡盛の女王」、そして現在は「令和7年度首里城復興祭 王妃」として、沖縄が大切に受け継いできた文化や心を、未来へ繋いでいく活動を行っております。

また、料理教室や食の体験プログラムを通して、琉球料理・泡盛文化・薬膳の知恵など、“暮らしに根づく沖縄の食文化の継承” にも力をいれています。観光大使としても、沖縄に訪れる方々へ、ただ「知る」だけではなく“感じる・心に残る” かたちで文化をお届けしたいと考えています。

数あるプロジェクトの中から本プロジェクトをご覧いただき、本当にありがとうございます。今年、沖縄の象徴である首里城が再興の節目を迎えます。失われたものを、もう一度立ち上げる年。その同じ年に、私たちも途切れかけていた沖縄の文化の灯を、もう一度灯したいと願いました。

それが「かなさの泡ぱん」再スタートプロジェクト です。



かつて、いろんな想いのもとに誕生しこれからお披露目というときに、時代の波にのまれ一度は消えかけた「泡盛黒麹パン」というパンがありました。そのパンが、首里城の再スタートと重なるこの年に

「かなさの泡ぱん」としてもう一度、未来へ向けて歩き出します。

このプロジェクトはパンを作るためだけの挑戦ではありません。沖縄の文化が、もう一度立ち上がる物語に皆さまにも参加していただくプロジェクトです。

ここから、私の想いと「かなさの泡ぱん」誕生のお話をお伝えさせてください。


沖縄で生まれ、泡盛ともに育ってきた私にとって、泡盛は“お酒”ではなく“家族の記憶”です。
そんな泡盛の文化を、飲める人だけでなく、誰もが触れられる形で未来へつなぎたい。

その想いから、かつて誕生した「泡盛黒麹パン」を、もう一度“かなさ(=愛)の泡パン”として蘇らせる挑戦をさせていただきます。

そして、本プロジェクトの売上の一部は、

沖縄の象徴・首里城復興支援へ寄附させていただきます。

飲む人だけのものだった泡盛を、子どもも大人も一緒に囲める“食”という形に変え、文化を未来へ手渡していきます。


沖縄には、いつも寄り添うお酒があります。

それが「泡盛」です。

泡盛は低カロリーで、糖質もプリン体も0。本来はとても 身体に無理をかけない、やわらかな存在のお酒です。けれど今、若い世代を中心に「泡盛離れ」が進んでいます。楽しみ方次第で、印象はいくらでも変わるのに非常に寂しく思っております。

沖縄県内には46の酒造所があり、銘柄は1000種類以上。香りも味わいも、その生き方まで違う。“自分にふっと馴染む泡盛”を見つけてみるのも非常に楽しいことだと思います。

私は沖縄で生まれ、家族の食卓や祝い事、節目の時間にはいつも泡盛がそっとそばにありました。泡盛は「飲むためだけのお酒」ではなく、家族の心をそっと包み込む、あたたかな記憶でした。学生の頃、福祉科に通い、介護の現場でおじい・おばあと過ごす時間がありました。

そこで出会ったのは、ひとり一人の胸に息づく“生きた沖縄”の物語。戦後の食卓のこと。家族を支えるために続けられた工夫や知恵。祝いの席に広がる笑い声。泡盛を囲む、人の心がほどけていく時間。それは、教科書にもインターネットにも載らない、その人自身の人生が紡いだ文化でした。

「当たり前だと思っていたものは、当たり前ではない。」そう気づいたとき、語り継がれなければ、静かに消えていく記憶があると知りました。だから私は、自分の声で、自分の言葉で、沖縄の文化を届けたいと思いました。この想いがのちに 「泡盛の女王」 を目指す原点になりました。

女王として活動する中で知ったのは、泡盛が 時間とともに味わいを深め、まろやかになっていくお酒だということ。重ねた日々が、そのまま風味になっていく。まるで人の人生のように。そして、泡盛には人と人の距離をそっと近づける力 がありいつも泡盛は真ん中にありました。

だから私は、泡盛が持つ「ぬくもり」 と 「記憶の継承」 をもっと多くの人へ届けたいと思いました。その新しい入り口が「食」です。そこで生まれたのが、「かなさの泡ぱん」 です。泡盛を、子どもも大人も、飲む人も飲まない人も、同じテーブルで分かちあえる形へ。それはただのパンではなく、沖縄の記憶を未来へそっと手渡すための、小さなやわらかな贈り物です。


<泡盛業界の課題>

泡盛は、600年以上にわたり沖縄の風土と人々の暮らしに寄り添ってきた、島の誇りです。それでも今、静かにその灯が揺れています。製成量が1万1,751 キロリットルと前年比で12.4%の大幅な減少に直面し、県内酒造所の多くが収益を確保できない現状です。また、「飲みにくい」「敷居が高い」というイメージが若い世代には根強く、日常になじむ存在とは言い切れません。さらに、酒税軽減措置の縮小が進む中、販路は国内・海外ともに停滞しており、文化としての泡盛を未来に手渡すには、新しいつながりと届け方が必要です。

私たちはこの状況を、ただ見過ごすことはできません。食というやさしい入り口を通じて、泡盛が持つ香り・記憶・文化の価値をもう一度「日常の手の届くもの」に変えたい。その想いが、今回の挑戦の原点です。


泡盛の灯を未来へつなぐには、もっと多くの人の手に、もっと自然なかたちで届く必要がある。そう感じながらも、私ひとりではできることに限りがあると、不安に揺れていました。


そんな時「泡盛を食で伝えよう」と、同じ想いを抱いていたひとりの挑戦者とお会いしました。この出会いこそが、今回のプロジェクトが再び動き出す大きなきっかけになりました。

私が出会ったのは、那覇市のIT企業、株式会社プルアラウンド代表の杉浦哲郎さんでした。

泡盛の原料でもある黒麹に魅せられ、その力を“食”で生かせないかと、黒麹を使ったパンづくりに挑んできた方です。ITやWEBの力で、「地域に眠る価値をもう一度世の中へ届けたい」という想いを持ち、 その心を深く揺さぶったのが、沖縄の伝統酒・泡盛でした。

「このままでは、泡盛という文化が静かに消えてしまうかもしれない。」

そう強く感じた杉浦さんは、黒麹の可能性を広げるため、 創業72年の老舗パン屋の金城ベーカリーさんと琉球大学農学部の平良先生と手を取り合い開発を進め泡盛黒麹パンという新しい形を生み出したのです。

出来上がったパンは2018年には、那覇空港での試食会にて600名以上の方にご参加いただき、「泡盛を食で感じられる」「沖縄らしい香りと味わいが新しい」と高い評価をいただきました。その後、保存性・流通性を高めるための事業採択を経て、商品化に向けた工場設立も進めてまいりました。

全ての準備が整ってきた2020年、新型コロナウイルスの流行をはじめとしたさまざまな困難が重なり、大手含めほぼ全ての卸先が消滅してしまい、一度はその夢を手放さざるを得ませんでした。それでも、杉浦さんの中で、あのパンの灯は決して消えていませんでした。

それから4年。
私が「もう一度、このパンを形にしたい」と声をかけたとき、杉浦さんは迷うことなく、「ありがとうございます。もう一度、一緒にやりましょう」と言ってくれたのです。

そして、生まれたのが「かなさの泡ぱん」です。


杉浦さんからいただいた製造ノウハウ等をもとに、生まれ変わったのがこちらの「かなさの泡ぱん」です。



「かなさの泡ぱん」は、沖縄の伝統酒である泡盛の原料・発酵技術のひとつである 黒麹菌 の力を、パンという "食“のカタチに変換した新しい挑戦です。

黒麹菌が醸し出す、爽やかなクエン酸の酸味と、深く広がるアミノ酸の旨みを、ふんわりとしながらも存在感のあるパンに焼き上げました。アルコールは一切含まれていないため、子どもからお年寄りまで安心して召し上がっていただける設計になっています。


「かなさの泡パン」という名前には、沖縄の言葉で“愛”を意味する「かなさ」を込めています。 食べることで文化がつながり、贈ることで想いが広がり、備えることで未来を守る。 そんな3つの行動がこのパンには詰まっています。

そして今回「かなさの泡パン」は、缶入りのパンとして生まれ変わります。

<試作中の缶入りのかなさの泡ぱん>

「パンが缶に?」そう思う方もいるかもしれません。でも、それにはしっかりとした理由があります。

沖縄はこれまで、多くの災害と向き合いながら文化を守ってきました。缶にすることで、常温で3年半の長期保存が可能となり、もしもの時の“備え”として、大切な命と日々を守る力になるのです。

日常では朝食にも、おやつにも。旅では廃棄ロスが少ないお土産に、特別な日には贈り物として、そしていざという時には、防災食として。

1つのパンが、あなたの生活のいろんな場面で寄り添い、「食べる」「贈る」「備える」という行動がそのまま沖縄の文化を守る力になります。

また、売上の一部は沖縄の象徴・首里城の復興と文化継承のために寄付されます。

かなさ泡パンは、手に取るだけで、未来へ手渡す愛になるパンです。

今回のクラウドファンディングに先立ち、私たちは缶に入った「かなさ泡パン」を、子どもから大人まで幅広い世代の皆さまに実際に召し上がっていただく試食会を行いました。

泡盛の原料である黒麹ならではの香りや味わい、ふんわりとした食感、そして缶入りパンとしての安心感や食べやすさについて、率直なご意見をアンケート形式で伺いました。

「やさしい酸味がクセになる」「贈り物にしても喜ばれそう」「防災用として常備したい」など、多くの嬉しい声をいただきながら、改良点や新たな魅力にも気づくことができました。

皆さまからのフィードバックを力に、このパンをもっと愛される存在へと育てていきます。


かなさ泡パンは、泡盛文化を次の世代へつなぐために生まれた“食べる泡盛”の挑戦です。しかし、再スタートには パッケージ制作や工場稼働、原材料費など多くの資金が必要です。

そしてもう一つ。

このクラウドファンディングを通じて、泡盛が歩んできた歴史や、沖縄の豊かな食文化を知っていただくきっかけをつくりたいと考えました。「支援して終わり」ではなく、食を通して文化の未来に参加できるプロジェクトにしたいと強く思っております。皆さまからのご支援は、

かなさ泡ぱんを世の中へ送り出すために大切に使わせていただきます。


・缶入りパッケージの製造費

・製造ラインの稼働準備費

・原材料費

・長期保存の品質検査費

・沖縄文化を伝えるための発信活動費


そして首里城復興のこの年に王妃をしている私にできることとして微力ではありますが、売上の一部を

「首里城復興基金」へ寄附させていただきます。


 ・寄付先の法人名 一般財団法人沖縄美ら島財団
 ・寄付までのスケジュール クラウドファンディング終了後4月末に寄付
 (この寄付を通して私たちが寄付金控除を受けるものでは有りません) 


皆さまのご支援が泡盛文化を守りながら、「かなさ泡ぱん」を、世の中へ送り出す力となります。是非、ご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。


かなさの泡ぱんの“はじめて”を手にできるのは、 このクラウドファンディングを応援してくださる皆さまだけです。

今回は泡ぱんそのものはもちろん、琉球文化を感じられる特別な体験や、コラボならではの限定リターンもたくさんご用意しました。

お届けまでに少しお時間をいただきますが、その分、胸が高鳴るような内容を一つひとつ丁寧に準備いたします。ぜひ、あなたの“お気に入りのかなさ”を見つけていただけたら嬉しいです。


このかなさ泡ぱん(黒麹パン)の発起人である杉浦さんと共に開発に関わった方々から今回、応援メッセージをいただきました。


金城 伸治 (金城ベーカリー代表、特級パン製造技能士、ものづくりマイスター)


私は何年も前から「泡盛を使ったパンを作りたい」という思いを胸に、酒造所へ酒粕や黒麹を分けてもらえないかと動き続けていました。しかし当時はなかなか実現が難しく、試作を重ねても形にならず悔しい思いもありました。そんな中、杉浦さんとのご縁から泡盛ベーグルが生まれたときは、長年の夢が叶ったようで本当に嬉しかったのを覚えています。けれどコロナ禍によりその商品はお蔵入りとなり、心残りがずっとありました。

今回、その想いが「かなさの泡ぱん」として、しかも“缶パン”という新しい形で再び息を吹き返したことを心から嬉しく思います。熱を通すことで黒麹の風味がマイルドになり、幅広い世代に手に取っていただける味わいになっています。防災という観点から県民に浸透していく可能性も大きいと感じています。

食を通して、県内外の方へ泡盛の魅力が優しく届きますように。心から応援しています。


平良 東紀 (琉球大学 応用微生物学研究室 教授)


私は泡盛の酒種を使った唯一無二の「泡盛黒麹パン」の研究・開発を行って来ました。泡盛は単にアルコール入りの嗜好品では無く,600年の歴史を持ち,沖縄の伝統・文化と共に引き継がれ・発展してきたものです。そして,それを引き継いだ造り手の日々の研鑽・地元への愛情が美味しい泡盛となって県民に届けられています。私達は沖縄に住む子供達に,泡盛の歴史や文化,モノ作りの大切さ,それを作り出す人々の情熱・想いを伝えて行きたいです。泡盛酒種を使って発酵させた「かなさの泡ぱん」は,缶のフタを開けた瞬間,泡盛酒蔵や味噌蔵にただようふわっとした豊かな発酵の香り,口に含んだ時にほど良い酸味と旨味を感じるパンとなっています。「かなさの泡ぱん」を食べて育った子供達が二十歳になって初めて飲む泡盛が最高の一杯になるように,沖縄の歴史・伝統・文化を伝え・引継ぎ・発信して行く次世代の若者達にとってのアイデンティティーになるように。そんな想いが詰まった「かなさ泡ぱん」を多くの皆さんとシェアできると嬉しいです。


杉浦 哲郎 (株式会社プルアラウンド 代表取締役)


このプロジェクトがここまで来たこと、そして再びこの「かなさの泡ぱん」が世の中へ歩き出そうとしていることに、今あらためて大きな意味を感じています。泡盛黒麹パンは、僕にとって一度は本気で世の中に届けようとした挑戦でした。多くの方に支えられ、評価もいただきながら、それでも時代の流れの中で止まらざるを得なかった、悔しさと未練が残る存在でもありました。

一度止まってしまったこのプロジェクトを、首里城再興の2026年のこのタイミングでもう一度動かしてくれて、本当に感謝しています。ありがとうございます。地域に眠る可能性のあるものを活性化させていくために起業した僕にとって泡盛黒麹パンは、“やり切れなかった夢”であり、同時に“いつかもう一度灯したい文化の火”でした。その火に、もう一度風を送ってくれたのが由美さんでした。首里城が再び立ち上がるこの年に、泡盛黒麹パンも「かなさの泡パン」という形で再スタートできることを心から誇りに思っています。

本当にありがとう。


文化は、一人では守れません。

でも、一人の想いからでも始められます。泡盛は、沖縄の暮らしとともに寄り添ってきたお酒です。祝いの席で笑い合う夜も、家族が静かに心を寄せる時間も、その中心にはいつも泡盛がありました。それは「お酒」という枠を超え、心と心をつなぐ存在でした。

しかし今、泡盛は若い世代に届きづらくなっています。知られなければ、文化はそっと薄れてしまう。だから私は、子どもたちが自然に泡盛の風味に触れられる入り口をつくりました。飲むのではなく、“沖縄の誇り” と出会うための一歩として。

それが「かなさの泡ぱん」です。

このパンを手に取ることは、沖縄の文化を未来へそっと手渡す、小さな灯をともすこと。新しい世代が「泡盛っていいな」と思えるきっかけを一緒につくりたいと強く思っています。

どうか、お力を貸してください。泡盛の持つ栄養と文化を、パンとして、日常の食卓へ届けていきます。応援、よろしくお願いいたします。



支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 首里城復興への寄付

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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