ご挨拶
この度は、当プロジェクトにご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
えりも町は、北海道の東南端、日高山脈の最南端に位置し、太平洋に突き出た襟裳岬を有する「風極の地」として知られています。暖流と寒流がぶつかる海域に面し、荒々しい波濤と強風が生み出す雄大でドラマチックな自然景観が最大の魅力です。
町には、日高山脈がそのまま海に沈み込むような襟裳岬の絶景や、上空から見るとハート型に見える神秘的な豊似湖、そして江戸時代の悲話が残る百人浜など、歴史と自然が織りなす観光スポットが点在しています。特に襟裳岬沖の岩礁地帯はゼニガタアザラシの国内有数の生息地であり、彼らの愛らしい姿を観察できるのも大きな特徴です。
また、親潮と黒潮が交わる豊かな漁場を背景に漁業が盛んで、肉厚な日高昆布をはじめ、サケ、ウニ、毛ガニなどの新鮮な海の幸は全国的にも高い評価を得ています。さらに、冷涼な気候を活かしたえりも短角牛の飼育も行われており、まさに「海と大地のふるさと」と呼ぶにふさわしい、豊かな食と自然に恵まれた町です。

近年、日本のインバウンド需要の高まりは、北海道えりも町にも新たな可能性をもたらしています。特に、「風極の地・襟裳岬」や、愛らしい野生のゼニガタアザラシとの出会いを求めて、多くの外国人観光客がこの地を訪れるようになりました。メディアでの紹介やSNSでの拡散を機に、地球の丸さを体感できる大パノラマを巡る旅は人気を博し、町には以前にない活気が生まれています。
しかし、観光客が増える一方で、えりも町の真の魅力はまだ十分に伝わっていないのが現状です。近隣の様似町が「アポイ岳ジオパーク」として、また広尾町が「サンタランド」として独自のブランドを確立しているのに対し、えりも町はまだ「襟裳岬」というシンボル的な魅力に留まっていると言えます。
観光客が「襟裳岬」を訪れても、その背景にある荒波が育む豊かな漁業文化や、日高山脈の最南端が海に沈む壮大な大地の歴史、そして地元漁師たちの温かい人情といった、えりも町の真髄に触れる機会が少ないのです。また、広大な土地ゆえの公共交通の不便さや、多言語対応の不足も、旅の満足度を下げてしまう要因となっています。
私たちは、この「観光客が本当の面白さに気づかないまま帰ってしまう」という課題を乗り越えなければなりません。えりも町には、肉厚で知られる日高昆布漁の様子や、ハート型の豊似湖にまつわるロマンチックな物語、そして「黄金道路」に秘められた開拓の歴史など、まだ掘り起こされていない宝物がたくさんあります。
これらの魅力を発信し、観光客が「また来たい!」「あの風とアザラシに再会したい!」と思えるような、奥深い体験を提供することが、今後のえりも町観光の大きな「伸びしろ」となるでしょう。

このプロジェクトで実現したいこと
北海道えりも町内にYouTubeライブカメラを設置し、日本全国や世界中のユーザーに向けてえりも町の魅力を発信します。

プロジェクト立ち上げの背景
日高山脈が海に沈み込む雄大な自然が広がる北海道えりも町。その「風極の地」が育む豊かな海の幸と歴史ある文化は、多くの人々を魅了しています。しかし、十分なPR予算や効果的な情報発信の手段が限られており、近隣の様似町(アポイ岳ジオパーク)や広尾町(サンタランド)といった、観光客が集まる他のエリアと比較して、観光客誘致のための戦略や施策が十分でないという課題を抱えています。具体的には、襟裳岬というシンボル以外の魅力(野生のゼニガタアザラシ、ハート型の豊似湖、豊かな漁業文化など)を十分にアピールできていない点が挙げられます。また、世界的に日本の手つかずの自然やローカルな食文化への関心が高まる中、えりも町の魅力が十分に海外に届いていないのが現状です。
町内の関係者と意見交換を重ねる中で、なかなか斬新なアイデアが出ずに立ち止まっていた私たちですが、そんな時、偶然ライブカメラ事業を手掛ける担当者の方から、魅力的な提案をいただきました。
それは、「YouTubeのライブ配信サービスを活用し、ゼニガタアザラシが憩う岩礁の様子や、荒々しい襟裳岬の絶景など、新たな魅力を発信する観光PR」「クラウドファンディングによる活動資金の確保」「えりも町ならではの日高昆布や海の幸をリターンとして支援者に味わっていただく」という三つの利点を組み合わせた革新的な試みです。
この提案により、長年の懸案であった若年層やファミリー層を含む幅広い世代、そして世界中の人々への効果的な観光PRを実現するための具体的な道筋が見えてきました。これにより、えりも町の雄大な自然とローカルな魅力に加え、アザラシとの出会いという新たな面白さをグローバルに発信し、より多くの方々に訪れていただくための取り組みが実現可能となります。

現在の準備状況
えりも町の魅力を最大限に引き出すライブカメラの設置場所を選定中です。

ガイドブックには載らない、荒々しい海岸線と、日高山脈の最南端が海に沈み込む雄大な自然の景色、そしてそこから生まれる海の男たちの活気と素朴なローカルな空気感。この二つが織りなす、えりも町ならではのドラマチックで穏やかな日常をライブ映像でお届けします。
リターンについて
北海道えりも町のお土産といえば、親潮と黒潮が交わる豊かな漁場で獲れた「日高昆布」をはじめ、ウニやサケ、毛ガニなどの新鮮な海の幸が代表的です。さらに、えりも町に古くから伝わる伝統的な製法で作られた昆布の加工品や、冷涼な気候で育まれた「えりも短角牛」、そして地元の海産物を使った特産品などもえりも町ならではの逸品です。この恵まれた海の宝と、漁師の知恵が息づく食文化、そして職人の技が光る伝統的な製法から生まれた、厳選させていただいた特産品を、私たちの活動にご賛同いただける皆さまにお届けさせていただきます。
【商品ラインナップ】
~ご賛同いただいた皆様へのメッセージ~
皆様の想いをメッセージにてご返信させていただきます。皆様からいただけた大事な支援金ですので今回のプロジェクトに大切に活用させていただきます。
【天然まつも 10g×6袋】

品格ある潮の香り、しゃきしゃきとした食感みずみずしいのどごし、心身を養う豊かな旨み
えりも町内の磯で女性の漁師たちが手摘みして天日干しした希少な高級海藻です。まずは、そのままほぐして、または、炙ってほぐして、お吸い物やお味噌汁に。醤油、酢、味噌、ごま油などで味を整えてご飯に麺に、お酒のおつまみにも。マヨネーズとの相性もよし。さまざまな調理法でお召し上がりください。使いやすいよう小分けにしておりますので、ちょっとしたお使いものにも便利です。まつもは、お湯に放つと松の葉のように見えることから縁起の良い食材として料亭で使われています。
「原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。」
賞味期限:常温で1年半/※直射日光・高温多湿を避けて保存してください
【とろろ昆布 100g】

北海道産の昆布を醸造酢だけで長時間養生し、風味豊かに削り上げました。お好みの量をお椀に入れ、長ネギ・醤油を入れてお湯を注げば、ふわっと口溶けのよい風味豊かなお吸物になります。焼き海苔のかわりに巻き寿司やおにぎりに巻いたり、うどんやおそば、冷や奴に添えたり、ハンバーグや卵焼きに加えたり。毎日の食卓で、ご家族の健康づくりにお役立てください。
「原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。」
賞味期限:常温で10カ月/保存方法:直射日光・高温多湿を避けて保存してください
スケジュール
10月27日 クラウドファンディング本格スタート
12月27日 クラウドファンディングゴール
1月中旬 ライブカメラ導入設置工事開始
2026年2月上旬 お礼品順次配送予定
2026年1月~2026年2月 工事終了・ライブ配信開始
【資金の使い道】
ライブカメラ導入費用:200万円
※20台設置
最後に
今回のプロジェクトを通して北海道えりも町の魅力を配信することで、世界中の多くのユーザーにこの地の雄大な自然と漁業を基盤とした力強い暮らしを知っていただき、実際にえりも町を訪れるきっかけとしていただければと心から願っております。
風極の地・襟裳岬の荒々しくも美しい姿、そしてそこで生きる海の男たちの温かさ。ライブカメラを通じて、えりも町のありのままの姿を皆様にお届けします。
このプロジェクトは、単に風景を伝えるだけでなく、えりも町の未来を創造するための挑戦でもあります。皆様の温かいご支援とご協力が、この海と大地のふるさとの新たな魅力を力強く後押ししてくれます。えりも町の**襟裳岬の景観や豊かな海の資源(日高昆布、アザラシ)**を守り、その魅力を次世代へと繋いでいくために、どうか私たちの想いに共感し、ご支援いただけますよう、心よりお願い申し上げます。
皆様と共に、えりも町の新たな物語を紡いでいきたいと強く願っています! 皆様のご支援、ご協力の程よろしくお願いいたします。






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