【クラウドファンディング立ち上げまでのストーリー】
🌟 第1章 なぜ、この居場所を守りたいのか
どんな家庭の子でも。どんな地域からの子でも。どんな背景を抱えた子でも。
安心できる居場所は、子どもたちにとって「生きる力」そのものです。
「ここに来ると、ほっとできる」「自分のペースでいられる」「否定されない場所がある」
そんな “ひなた” のような時間が、子どもたちの心を支えています。
でも今、その居場所が続けられるかどうか——岐路に立たされています。
旭川市の補助も、来年度以降続く確約はなく、2026年2月には助成金も終了します。
もし今、次の一手を打てなければ、「行き場のない子」を再び生み出してしまうかもしれません。
だから今回、クラウドファンディングに挑戦します。あなたの応援が、子どもたちの“明日”を守ります。
🌷 第2章 ひとりで始めた、小さな“ひなた”
ひなたぼっこは、ひとりから生まれた小さな居場所でした。
学校へ行けない子。行きたいけど行けない子。安心できる居場所を探している子。
「この子たちが自由にのびのびと学び、安心できる場所をつくりたい」その強い願いだけで、個人運営のフリースクールを立ち上げました。
けれど、すぐにひとつの現実に直面します。
“来たいのに、お金がなくて来られない子がいる”
その事実を知った瞬間、胸が締め付けられる思いでした。
🌸 第3章 あの頃の私へ届けるように
代表の私自身、子どもの頃には「安心できる場所」がありませんでした。
家庭環境は複雑で、食べ物がなく困った日もありました。
「誰かが少しだけ気にかけてくれたら」「自分らしくいられる場所があったら」
ずっと、そう願っていました。
だからこそ今度は——かつての私と同じように苦しんでいる子どもたちに、“ほしかった居場所”を届けたい。
そして、お世話になった旭川に恩返しがしたい。
その想いが、今の活動の根っこにあります。
🔧 第4章 続けたくて、でも続けられない現実
温かいご飯を用意し、安心できる空間を整え、子どもたちを受け入れる。
しかし、運営には現実的な壁があります。
家賃、光熱費、食費、人件費——個人の力には限界がありました。
需要はある。必要としてくれる子もいる。でも、このままでは続けられない。
その葛藤と不安は、日を追うごとに大きくなりました
。
🤝 第5章 地域とともに続けるためのNPO法人化
ひとりで支える時代は終わらせなければいけない。子どもたちの未来を守るには、地域の力が必要だ。
そう考えて、NPO法人化を決断しました。
その結果、助成金を受けることができ、ひなたぼっこは2026年2月まで活動を継続できるようになりました。
大きな一歩でしたが、あくまで“期限つき”。助成金が終わったあとを見据え、自走する仕組みが必要です。
🚪 第6章 “来たくても来られない子”の存在
活動を続ける中で、さらに気づいた課題がありました。
「フリースクールにさえ来られない子がいる」
家から出るのが怖い。人と関わるのがつらい。外に出る一歩が重たい。
そんな子を支えるため、今年7月に**訪問看護ステーション「凪とくも」**を立ち上げました。
訪問看護は少しずつ利用が増え、来年4月には黒字化の見込みです。
「行けないなら、こちらから行けばいい」その思いの結晶です。
⚖️ 第7章 無償化の理想と、制度のすきま
旭川市の補助のおかげで無償化が実現していますが、市外の子は対象外という矛盾が残ります。
地域が違うだけで、扱いが変わる。そんな差別は絶対にしたくありません。
けれど補助金は永続ではなく、来年以降も続く保証はありません。
もし補助が途切れれば、また有償化せざるを得ず、「お金がないから来られない」子が出てしまいます。
だからこそ、今が踏ん張りどきです。
🌟 — 子どもたちの“ひなた”を一緒に守ってください
居場所があることは、贅沢ではありません。子どもたちが未来に向かうための“土台”です。
あなたの応援が、ひなたぼっこの灯りを守り、子どもたちの生きる力を支えます。
どうか力を貸してください。一緒に、子どもたちの未来を守りませんか?
🟦 いま旭川で起きていること
いま、旭川では「不登校」だけでは説明できない背景を抱えた子どもたちが、確実に増えています。
- 体調が安定せず、教室に長時間いられない
- 心の負担が強く、家を出られない
- 医療・福祉・教育のどれにも当てはまらない
- 保護者も限界に近いが、どこに相談すればいいかわからない
こうした子どもたちに共通しているのは……「学校にも病院にも家庭にも、安心して行ける“ちょうどいい場所”がない」ということ。
その「ちょうどいい場所」をつくってきたのが、私たち NPO法人あさひかわナースハーモニー です。

学校を休むようになった瞬間、多くの家庭は“どこに助けを求めたらいいか”わからなくなります。
- 医療?(でも病気なのか分からない)
- 福祉?(対象になるの?)
- 学校?(行けていないのに相談しづらい)
相談が遅れるほど、子どもは「自分を責める」ようになり、家から一歩も出られなくなることもあります。
とくに、「心」と「からだ」の両方に負担がある子どもは、支援が遅れやすい。
これは、家庭だけで抱えられる問題ではありません。
🟩 その子を救うのは、“第三の居場所”
- 家庭 … 支え続ける大きなエネルギーが必要
- 学校 … 本人にとって負荷が大きい
- 医療 … 長時間の寄り添いは難しい
そこで必要なのが、「学校でも家庭でも病院でもない、“その子に合った”第3の居場所」です。
🔵 ナースハーモニーがつくる、3つの支援の形

ナースハーモニーの特徴は、医療・福祉・教育が縦に分かれた仕組みではなく、横につながって“その子にぴったり”を作ること。
① フリースクール「ひなたぼっこ」(学び・つながり)
- 子どものペースで過ごせる学びの空間
- 勉強の日も、創作の日も、会話だけの日もあっていい
- 「今日、ここにいていいんだ」と思える場所
② 訪問看護ステーション「凪とくも」(からだ・医療)
- 心身の不調が強い子へ、看護師が家庭で寄り添う
- 起立性調節障害や慢性の頭痛、医療的ケアにも対応
- 家族の不安も一緒に受け止める⭐訪問看護ステーション凪とくも(なぎとくも)Instagram
③ 暮らしの保健室「アサイロねっと」(家族・地域支援)
- 保護者が孤立しないための相談・交流
- ごはんの時間の共有や親同士のつながり
- 家族全体が“呼吸できる”時間をつくる
この3つが連携し、「まるごと支える旭川モデル」を続けてきました。
🟧 在校生・卒業生から届いた声

📣 城間あいら さん(在校生)
フリースクールひなたぼっこが無くなるかもしれない? との噂を聞きました。 関係者からお話を聞くと、やはりスクールの運営が厳しいとの事でした。 私が入学当時からお世話になっている、このフリースクールがなくなるのはとても寂しいです。 スクール存続のためにみなさんのお力を貸してください。 ご支援の程よろしく願います。

📣 赤代ゆうき さん(現・自衛官)
私は小学4年生のとき、スクールハラスメントが原因で不登校となり、フリースクールにお世話になりました。 現在は自衛官として働いておりますが、あの時フリースクールと出会わなければ、今の自分はありません。 当時の私のように、学校に行けず苦しんでいる子どもや、悩んでいる保護者の方々は今もたくさんいます。 そんな子どもたちにとって、フリースクールの存在は “居場所” であり “希望” です。 しかし、運営が大変で、こちらのフリースクールの継続が危ぶまれている現状があります。 この居場所がなくなってしまうことは、子どもたちにとっても社会にとっても、とても悲しいことだと思います。 どうか、このスクールを存続させるために、皆さまのお力添えをお願い申し上げます。

📣Kodaiさん(在校生)
僕はフリースクールひなたぼっこに週2回通っています。 自分にとってとても居心地の良い場所です。 勉強以外にも個性豊かでいろいろな方と出会えたり、料理をしたりとたくさんの事を学びました。こんな素敵な学び場をなんとか守りたいです。 みなさん、ご支援よろしくねがいます。

📣多津美怜和さん(卒業生)
自分は中学1年生の時に不登校となり、その後6年間フリースクールにお世話になりました。 大学卒業後は、児童デイサービスの支援員として働いております。 フリースクールで学んだ経験は、今の仕事にとても活かされていますし、訪問看護との連携支援にも大きな可能性を感じています。 これからも心より応援しております。
📣川島莉子さん(卒業生)
私は現在、専門学校で福祉を学んでいます。 自分自身も不登校を経験しており、同じように悩む子どもたちの気持ちがよく分かります。 不登校支援には、教育だけでなく医療と福祉の連携が欠かせません。 訪問看護とのコラボレーションは、まさにその理想を形にした素晴らしい取り組みだと思います。 この事業が継続し、さらに多くの子どもたちの未来を支える存在として発展していくことを心より願っています。
🟥 なぜ、今年クラウドファンディングが必要なのか?

この一年、医療が必要な子、不登校が長期化して孤立する子からの相談が急増しました。
そして分かってきたことがあります。
「本当は助けられるのに、制度の狭間で支援につながれない子がいる」
- ・訪問看護の対象にはなるが、学習支援費は出ない
- ・福祉の助成はあっても、医療が必要な場の整備は対象外
- ・「学校復帰」の意思が見えないと、支援枠に入れない
子どもに責任はひとつもありません。ただ、制度では支えきれない領域が確かにあります。
支援を求める声が増えているのに、いま、この手が十分に届かない場面がある——。
だから今年、クラウドファンディングに挑戦します。
目的はただひとつ。
必要な支援が、必要な子どもに届くようにするため。
🔵 みなさまの支援が、どんな変化を起こすのか

✔ 3,000円子ども10人分の食事・おやつ代に✔ 10,000円子どもたちが1日安心して過ごすための施設運営費✔ 30,000円訪問看護+相談(1家庭1ヶ月)✔ 100,000円アサイロねっと(相談窓口)の運営の一部に
あなたの支援が、子どもたちの「選択肢」と「明日」を守ります。
🟦 資金の使い道(4,000,000円)

- 人件費(看護師・スタッフ):45%
- 家賃・光熱費:30%
- 食材費・教材費:15%
- 運営・広報・報告:5%
- 予備費:5%
すべて、子どもが安心して来られる居場所を維持するための費用です。
🟩 代表メッセージ

こんにちは。NPO法人あさひかわナースハーモニー代表の葛西真知子です。
私は幼いころ、心が落ち着く場所がなく、食べるものにも困る時期がありました。孤独を抱えながら育った私にとって、旭川で出会ったあたたかい市民の皆さんの存在は、大きな救いでした。「このまちに恩返しがしたい」──その思いが、活動の原点です。
いま旭川には、不登校や生きづらさの中で支援の届かない子どもたちが増えています。医療・教育・福祉が分かれていることで、本当に困っている子が助けにたどり着けない現実も目の当たりにしてきました。
だから私は、医療・心・学びをひとつにつなぐ場所 をつくろうと決めました。それが、フリースクールと訪問看護を併設したナースハーモニーです。家から出られない子には訪問で、関われるようになった子にはフリースクールで──その子に合った形で寄り添える拠点です。
この一年、想像を超える相談が届き、「今すぐ助けが必要な子」が確かに存在することを知りました。制度が追いつくのを待っていては、間に合わない子がいます。
子どもたちが安心し、未来に希望を持てる場所を守るために、どうか力を貸してください。あなたの応援が、ひとりの子どもの人生を変えることができます。
特定非営利活動法人あさひかわナースハーモニー代表理事 葛西 真知子
【活動への想いはコチラ👇】
🔵子どもたち・保護者の方・地域の方の声
・「ひなたぼっこがあるから息抜きができている」(通信制高校の生徒さん)
・「冬休みはもう少し後でいい、ここに来たい」(フリースクール利用中のお子さん)
・「ここに通っていた時間は、自分にとって必要だった」(学校に通えるようになったお子さん)
・「講座とってもわかりやすく、分子栄養学に興味があったのでもっと知りたいと思いました」(保護者の方)
・「支えてもらってとてもありがたく、心強いです」(保護者の方)
・「お昼ごはんを楽しみに来ています。自分のできることで貢献できている」(ボランティアの方)
・「週4回開放していただけることになったことも、本当にありがとうございます。こういった環境を用意していただいて、我が家は本当にひなたぼっこの存在に感謝しております」(保護者の方※一部抜粋)

🔵応援メッセージ
この度のクラウドファンディング事業はとても貴重で有意義なものであり、心から目標成就を願っております。私は長年不登校・ひきこもり支援活動に関わり、全国各地の活動ともかなり広く交流してきましたが、訪問看護ステーションとのコラボは私の知る限りでは初めてです。私の活動基盤は家族会等の自助グループで、これは福祉・保健・医療分野で増々重要になってきます。教育でもフリースクール等居場所づくりは自助会の側面も大きいです。この「自助」というのは「何でも自分たちだけでやる」という意味ではありません。上手に他人の力を借りる、助けを求めることも「自らを助ける」ことに繋がります。皆さまの活動が、教育・福祉・保健・医療それぞれの分野の専門性を生かし、ネットワークとなるよう期待しています。
社会福祉士・精神保健福祉
道南ひきこもり家族交流会「あさがお」事務局
不登校・発達障害を考える保護者会函館アカシヤ運営スタッフ
野村俊幸
この度は、不登校の子どもたちに寄り添い、“学びと居場所”を提供するプロジェクトに挑戦されるとのことで、心より敬意を表します。皆さまの活動が一人でも多くの子どもたちに安心と可能性を届けることを願っております。微力ながら応援申し上げます。
医療法人あかり会 あさひまちクリニック
院長 若林 義規
まさに、私たちが長年待ち望んでいた支援のかたちです。 私はこれまで20年以上にわたり、フリースクールや通信制高校の運営を通して、不登校で悩む多くの生徒や保護者と向き合ってきました。 その中で、どうしても乗り越えられなかった壁が「家から出られない子どもたちへの支援」でした。 このたび始まった新しい取り組みでは、看護師資格を持つフリースクールのスタッフがご家庭を訪問し、 心と体のケアに加えて学習サポートまで行います。 また、生活困窮家庭にも配慮し、無料で利用できる体制を整えています。 まさに、現場が長年待ち望んできた支援システムです。 しかし、事業開始以降、多くのご家庭から必要とされる声をいただいているにも関わらず、 運営は依然として厳しい資金状況が続いており、継続の危機に直面しています。 どうかこの取り組みが途絶えることのないよう、 皆さまの温かいご支援と応援を心よりお願い申し上げます。
かむいサンビレッジスクール代表 旭川不登校支援者の会からふる代表
ヒューマンキャンパスのぞみ高校 旭川学習センター長 星野としひろ

不登校の子供たちに寄り添うには、居場所づくりがとても大事になります。心身が疲弊した子供たちにとって、医療スタッフが居るということは安心につながり、心地よいフリースクールになると思います。私達も応援しています。
不登校に寄りそう親の会オアシス

旭川の子どもたちにとって安心で安全である居場所を作るため、応援をよろしくお願い申し上げます! フリースクールひなたぼっこの立ち上げを陰ながら見守ってきた一人として、大きな挑戦を応援します!
おやこ寺子屋 代表 岡本 千晴

※リターンの提供時期に誤りがございます。
(誤)2025年⇒(正)2026年
ご迷惑をおかけしております。
以下のご案内も配布しております。どうぞ皆さまの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

最新の活動報告
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【ご報告】11/23PRtimesでの掲載がスタートしました。
2025/11/28 02:15応援してくださっている皆さまへ。日頃より、本プロジェクトを支えていただき本当にありがとうございます。11/23(日)、クラウドファンディングの思いや活動内容を、より多くの方へ届けるために、PR TIMESでのプレスリリースを公開しました。一歩ずつですが、確実に前へ進んでいます。みなさまの応援が力となり、こうして新しい扉が開いています。ご覧いただき、もしよければSNSなどでシェアしていただけるととても嬉しいです。これからも、活動の進捗を丁寧にお伝えしてまいります。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。 もっと見る








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