
今日は、今回のクラウドファンディングで
いちばん最初にお伝えしたかったことを書きます。
「なぜ私は、この挑戦を始めたのか?」
その理由は、一言で言うと
おそらく「誰かにとって必要な話でもある」と思ったからです。
20歳で抗がん剤治療をした期間。
離婚を決めた時。
「人」が怖くなってSNS発信をやめてしまった半年。
ビジネスがうまくいかず、自分を責め続けた毎日。
“時間が止まった日”が、私には何度もあって
そうなる度に、
「私はなんで、こうなるんだ…」
「私はそういう星の下に生まれたんどろうなぁ…。」
「人生なんてこんなもの」と、心のどこかで
半ば、諦めかけたネガティブな思考。
目の前の景色がスッと色を失っていくような、
“時間が止まった”ように感じる瞬間が、
私の人生には何度もありました。
ちょうど去年の今頃。
「もう動けない…」と、
時が止まった中で、ずっと答えを探して
もがいていました。
でも、
当時は意味がわからなかった苦しさや孤独が、
今になって、意味が分かるようになって、
ひとつずつ言葉に変わり始めています。
あの時止まった時間は、無駄ではなかった。
あの静かな時間があったからこそ、
点が線になるような“気づき”があって
それは、確かに私の中に残っていて、
それが
本という形で誰かの未来に寄り添ったり、
原動力になる物語に変わろうとしている。
そう感じるようになりました。
私は時計作家としても
長い年月を“時間”と向き合ってきました。
止まる時間、動き出す時間、
戻りたい時間、進みたい時間。
そのすべてに寄り添ってきたからこそ、
はっきり言えることがあります。
「時間は、また動かせる。」
思考を整えて
書き換えることが出来れば
人はいつだって、何度だって、
動き直すことができるんです。
私のように、
「止まってしまった」と感じている誰かに、
静かにそっと手を伸ばせる本を作りたい。
そして、
その本を必要な人に届けるためには
ひとりでは足りない力があります。
だからクラウドファンディングに挑戦しました。
残り33日。
嬉しかったことも、
迷ったことも、
弱さも、強さも、
全部隠さず書いていきます。
もしよければ、
この挑戦を一緒に見守っていただけたら嬉しいです。
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
◎開始から6日目 支援者数 28人
◎現在の支援総額 465,200円
◎達成率20%
ありがとうございます。
ご支援いただきました
お一人お一人に
心から感謝の気持ちを込めて。
石川晶子



