１　はじめに

はじめまして！
痩せ型女子の悩みに寄り添う管理栄養士の浜野美波です。

私はずっと「痩せている側」の人でした。見るからに細いので、
周りからは「うらやましい」「スタイルがいいね」と言われることも……。

でも、実際のからだの中は、決して健康ではありませんでした。

冷え、だるさ、生理不調、胃腸の弱さ…
20代のころは、原因不明の不調にずっと悩まされていたのです。

それに加え、仕事のストレスから食が細くなり、さらに痩せてしまうという悪循環に……。
病院の検査では「異常なし」。けれど、毎日しんどい。

この「しんどさ」は、同じ経験のある人にしかなかなか伝わりません。

痩せているから健康、とは限らないのに、「痩せている」ことだけが目に映ってしまいがち。
むしろ“痩せていること”が気になっているけど、周りにはなかなか相談もしづらい……。

私はそのギャップに、何度も傷ついてきました。

そんななか、「食べ方」を整えたことで転機が訪れます。

劇的なことは何ひとつしていません。
たくさんのサプリを飲んだわけでも、極端なルールに縛られたわけでもありません。

毎日のごはんを、カラダにやさしいかたちでちゃんと食べる。

たったこれだけのアクションで、ほんの少しずつ、でも確かに、
不調が軽くなっていきました。
気分の波も小さくなり、仕事や家事向き合う力が戻ってきました。

ただ「ごはんをやさしく食べる」という選択は、家庭で無理なく実践できて、食費もかさみません。

特別な食材も、高価なサプリも必要なく、いつもの台所でできる。

その「続けやすさ」が、私のからだを救ってくれました。

また、続けていくうちに、周りから「肌ツヤがよくなったね」「前より生き生きしてる」と言われるようになりました。

内側が整うと、外側にもやさしい変化が起きるーーその体験が、私に希望をくれました。

「痩せているのにしんどい、なぜだかずっと不調でしんどい」を、食べ方から変えたい。

それが、私がこの本に込めるいちばんの想いです。

痩せ型女子とは？

本書では、BMI18.5未満をひとつの目安とし「痩せ型」と位置づけてお話しします。

ただ、同じ痩せ型でも、背景は人それぞれです。

　・美容や体型管理のために、自らの意思で細さをキープしている方

　・体質的に太りにくい方

そして、どちらのタイプにも共通して起こりやすいのが、
冷え・疲れやすさ・胃腸の弱さなどの不調です。

さらに近年は「シンデレラ体重」という言葉があるように、
過度に細い体型が「理想」として語られる風潮もあります。

細いことがゴールのように思えてしまう。

でも、細くても、カラダもココロも苦しいままでは意味がありません。

そして、大切なことを、お伝えさせてください。

いま元気に見えているあなたも、実は「不調予備軍」かもしれません。

痩せ型の人は症状が表に出にくく、不調のサインを見逃しやすい傾向があります。

疲れやすい。冷える。胃が弱い。

それは「体質だから仕方ない」ではなく、
「カラダが助けを求めているサイン」かもしれないのです。

今は不調の自覚がなくても、痩せ型のままでいることで将来的に
死亡リスク、不妊、妊娠トラブル、糖尿病などにつながる可能性があります。

「今は大丈夫」が、ずっと大丈夫とは限りません。

近年、子どもの痩せ志向の深刻さも問題になっています。
ある調査では、小学校高学年の女子の約70％が「痩せたい」と感じているという結果も出ているようです。

テレビやスマホからの情報はもちろん、
日常の何気ない大人の言動から

「痩せている＝良いこと」
「太る＝悪いこと」

という価値観が、知らず知らずのうちに伝わっているのかもしれません。

本来は“成長の証”である体重の増加を、
不安や恐れとして受け取ってしまう子どもたちが増えています。

提案するのは流行に左右されない一生モノの「食べ方」

私は、カロリーという数字だけでは説明しきれないことを、何度も現場で見てきました。

カロリーを増やせば良い、たんぱく質をとにかく増やせば良い―このような考え方で食事をしている痩せ型の女性は少なくありません。

しかし、胃腸が繊細で、消化吸収に負担がかかりやすい痩せ型の女性にとっては、無理をするとかえってつらくなることもあります。

だから私は、「一生モノの食べ方」を提案したいのです。

流行り廃りに左右されない、毎日の暮らしに溶け込む、やさしい食事。

主食（お米）をきちんと食べ、脂質・たんぱく質と調和させるバランス。

加工度や消化のしやすさ、食べるタイミングやリズム。

そうした「土台」を整えることが、カラダとココロに変化をもたらします。

この本は、わたしの体験と、管理栄養士としての知見、そして多くの方の声を集めてつくる「道しるべ」です。

あなたが「自分のからだを信じてみよう」と思える、最初の一歩になりますように。

２　このプロジェクトで実現したいこと

目指すのは、「痩せている＝健康」という誤解を変えること。

世の中には、たくさんの健康・栄養情報があふれています。

しかし、痩せ型女子に特化した情報源はほとんどありません。

痩せ型の人は「痩せてるから大丈夫」と思われがちですが、
実際には次のような悩みを抱えている方がとても多いのです。

　・生理不順や冷え性

　・少食・胃腸虚弱

　・疲れやすく仕事・家事・育児がしんどい

　・メンタルの落ち込みや不眠

　・太りたいけど太れない

この本では、そんな不調を「体質だから仕方ない」と諦めるのではなく、
「食べ方」を変えることでより良い状態に導けることを伝えたいと思っています。

さらに、この本は読んで終わりではありません。

お一人おひとりの状況に寄り添うために、
オンライン講座やグループの場も用意していきます。

個別でのサポートや、似たお悩みを抱える人たちと安心して話せるコミュニティを通じて、
「一人では続かない」を「みんなだから続けられる」へ変えていきたいー
これが、このプロジェクトの背景にあるもう一つの願いです。

電子書籍というかたちにも、理由があります。

書店に並ぶ本だけでは届きにくい方にも、
スマホひとつで生活のスキマ時間に読んでもらえる。

SNSや動画のコンテンツともつながり、最新の情報や小さなコツを重ねていける。

出版はゴールではなく、
あなたの生活に寄り添い続ける「入口」でありたいと思っています。

３　プロジェクトをやろうと思った理由

私が栄養学の道に進んだ原点は、「頑張る人を支えたい」という気持ちでした。

大学で学び、スポーツクラブで働き、管理栄養士としての知識を活かしたサポートにも携わってきました。

そこで感じたのは、「数字どおりにいかない身体が、目の前にある」という事実です。

カロリーを減らせば痩せる、増やせば太る―
もちろん、原理としては間違いではありません。

しかし、人のカラダは「燃料タンク」に数字を流し込めば動く、というほど単純ではないのです。

胃腸の負担、睡眠の質、ホルモンバランス、日々のストレス、生活のリズム。そうした要素が少しずつ絡み合い、体調や体型をつくっています。

痩せ型の方に多いのは、
「食べたい気持ちはあるのに、胃が重い」
「少食だから、カロリーを飲み物で補うしかない」
といったジレンマです。

しかし、カロリーや油分をむやみに増やすことは、
消化器や腎臓に負担をかけることもあります。

長く続けるには、やはり「やさしさ」と「現実的な続けやすさ」が必要だと痛感しました。

私がお伝えしている食べ方は、決して特別なものではありません。

お米を中心に、家庭でできる「簡単でお金のかからない料理」ばかり。

無理なく続けられるからこそ、からだが安心して変わっていくのです。

そして、体調だけでなく、
「肌がきれいになった」
「若返ったみたいと言われた」
という変化が現れる方もいます。

からだの内側から整うと、外側の変化もついてく。
そんな自分を好きになれる―
その喜びを、一人でも多くの女性に届けたいと思っています。

痩せているあなたは今、こんな「しんどさ」を抱えていませんか？

このページをご覧になっているあなたは今、こんな気持ちを抱えていませんか？

　・細いのに、なんだかいつもからだが重い

　・生理まわりのトラブルや冷えのことで、予定を立てるのが不安

　・将来の妊娠・出産に影響がないか心配

　・働く・家事・子育て…日常を回すだけでヘトヘト

　・太りたいのに太れない。何から直せばいいのかわからない

　・検査は異常なし。でも“異常がない不調”がつらい

　・周りに相談しづらくて、孤独を感じている

しかし、これらはすべて、あなたのせいではありません。

私たちのからだは、
毎日食べるもの、食べるタイミング、眠る時間、
移動や家事で使うエネルギー、心の緊張やほぐれ具合―
そんな「暮らしの粒」でできています。

だからこそ、派手なことをしなくても、
粒を少しずつ整えていけば、体は静かに応えてくれるのです。

今回の出版は「食べ方の本」となりますが、
同時に「自分を大切にする練習帳」になることも目指しています。

食べることは、生きること。

からだは、あなたの味方です。

頑張り屋のあなただからこそ、無理をせず毎日を楽しく過ごしてほしい。

こうした想いの背景には、
これまで多くの女性たちと向き合ってきた経験があります。

将来や体への不安を抱えながら、誰にも相談できずにいる姿を、
私は何度も目にしてきました。

だからこそ私は、この想いを形にするために、
このプロジェクトを立ち上げました。

４　これまでの活動

この想いは、私自身の経験と、多くの女性たちの声から生まれたものです。

痩せ型専門の管理栄養士として活動する中で、以下のようなお声をいただいてきました。

　・妊娠・出産ができた！

　・食べることが楽しくなった！

　・旅行を楽しめた！

　・仕事や趣味を楽しめる体力がついた！

多くの方が、「一生このまましんどいカラダなのかも…」
と思い込んでいた不調を改善し、自分の人生を前に進めています。

また、オンラインでの個別相談、
グループ講座、Instagramでの情報発信も行ってきました。

現在では全国から同じ悩みを抱える女性たちが集まり、
日々、前向きな変化を重ねています。

食べ方を変えるだけで、「不安」を「希望」に変えられる

これまで私のもとには、年代も背景もさまざまな女性が相談に来られました。

中でも特に印象的なのが、30代の女性からの声です。

仕事にもだいぶ慣れ、周囲では結婚や出産の話題も増えてくる30代。

「将来、結婚もしたいし、子どもも欲しい。
でも、このカラダで本当に大丈夫なのかこの先の未来が心配で…」

そう口にする方は、決して少なくありません。

疲れやすさや体力のなさ、生理前後の不調が当たり前になり、
「体質だから仕方ない」と自分に言い聞かせながら、
本当は不安を抱えたまま、日々を過ごしています。

本当は、
もっと元気に働きたい。
もっと安心して恋愛をしたい。

将来の妊娠や出産のことも、「不安」ではなく、「希望」として考えられるカラダでいたい。

そんな想いを、多くの30代女性が心の奥に抱えています。

このプロジェクトは、そんな女性たちが、
自分のカラダと向き合い直すきっかけをつくるためのものです。

今回の出版では、
「不調別の悩み × 食習慣の整え方」をテーマに、
やさしい言葉で、無理なく実践できる小さなステップに分けてお伝えします。

たとえば、

・月経の揺らぎを感じるとき、どんなリズムで食べるか

・冷えを感じやすいカラダに、どんな主食が合うのか

・胃腸が弱い日、「減らす」ではなくどう整えるか

・眠りの質を高めるために、退勤後の過ごし方をどう見直すか

こうした日常の中の「迷いやすいポイント」を、
一人で抱え込まなくていいように、できるだけシンプルに整理していきます。

数字に縛られず、でも根拠は大切に。

押しつけず、でも迷ったときに戻れる地図がある。

そんな1冊を目指します。

５　資金の使い道とスケジュール

皆さまからいただいた資金は、電子書籍『痩せ型女子のための体質向上BOOK』の出版費用として大切に使わせていただきます。（CAMPFIRE手数料を含みます。）

書籍は、～著者をとことん愛する出版社～トキツカゼ出版株式会社より
自費出版にて出版します。

【実施スケジュール】

2025年12月～1月　クラウドファンディング実施

2025年2月～　順次リターンをお届けします

2026年4月　電子書籍『痩せ型女子のための体質向上BOOK』出版

2026年7月　講演会（予定）

6　書籍内容

はじめに
・20代、原因不明の不調に悩まされていた過去のわたし
・これまでのキャリアと現在の仕事に至った理由
・どんな読者に、どんなものを本書で得てほしいか

第１章　痩せ型女子のカラダで起きていること

第２章　不調のサインに気づいたら……

第３章　毎日じゃなくてOK！　無理なく続ける新習慣

第４章　新習慣でどうなった!?　不調を乗り越えた人たちの声

第５章　体と心を整えて、より楽しくハッピーな人生を

おわりに

７　最後に

ここまでお読みくださり、ありがとうございます！

最後に、今回の出版プロジェクトにおける私からの約束を3つお伝えします。

約束①：正論より、現実に続く方法を。
きれいな理想論ではなく、あなたの暮らしに落ちる小さな工夫を提案します。

約束②：数字に縛られず、根拠はまじめに。
カロリーや栄養素の値だけに頼らず、消化のしやすさ・加工度・タイミングを含めた「体の使われ方」を大切にします。

約束③：あなたをひとりにしない。
本の後にも続く導線を用意します。
悩みを言葉にし、わかち合い、小さく前進する場所を一緒につくります。

「痩せている＝健康」ではありません。

「体質だから仕方ない」でもありません。

あなたが今日感じている「しんどさ」は、食べ方を整えることで、きっと軽くできます。

私もかつて、同じ場所にいました。

だからこそ、あなたの小さな一歩のそばに立っていたいのです。

今回の出版プロジェクトが、
痩せ型特有の不調に悩む女性にとってのバイブルになれば幸いです。

そのために、ぜひ、あなたの力を貸してください。

応援よろしくお願いします！

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。