自己紹介
STEP Wind Symphonyは、全国各地から選ばれた一流の管楽器打楽器のプロ奏者によって構成される吹奏楽団です。演奏会では圧倒的な技術と表現力で、音楽の感動を直接届けます。また、地域の文化発展、子どもたちの情操教育、世代を超えた交流を目的に活動しています。

このプロジェクトで実現したいこと
この楽団には、日本を代表するプレイヤーたちが日本各地から集結しており、唯一無二の吹奏楽団として国内外からの注目を集めています。福岡県を中心にした定期公演に加え、講演会やクリニック等の常時開催を通して地域の文化向上に多大なる貢献を果たしたいと強く希望しています。そうして『アマチュアや学生がプロと身近に関われる環境の醸成』という、団の設立当初からの願いをより進化させるために、子どもたちとの交流等も積極的に展開したいと思います。
これまでに既に12回のレギュラーコンサート開催に加え、各楽器のクリニックも精力的に行ってまいりました。この活動を安定させて、より多くの学生を中心とした地方の方々に、革新的なサウンドを安定して届ける体制を創り上げたいと考えています。
プロジェクト立ち上げの背景
指揮者である鈴木徹平は、中学校を卒業後渡米し、トランペット奏者として、また指揮者としての一流の教育をアメリカで受けてきました。そのままプロとしてアメリカにとどまる選択肢もあった中で、自身が学んで来た経験を日本で発揮したい!また、日本を離れるという選択をしなければ受けることができなかった教えをもっと日本の子どもたちと共有できる環境作りを実現したい!という想いを胸に帰国、特に自らを育んだ福岡、ひいては地方の音楽教育の環境を整えたいと言う熱い想いを持つに至り、その想いに共感した仲間たちとこの楽団を編成したのです。ただ演奏会をするだけではなく、小編成での地域での演奏活動や、日常の指導レッスンなどを安定的に実施するには、あまりに日本のプロが置かれている現状は厳しいものがあり、実質ボランティアでその様な活動を継続することは不可能です。そこでスタートアップの資金としてプロジェクト立ち上げを決心しました。
現在の準備状況
すでに演奏会活動は定期化していますが、演奏会チケットの売り上げのみが収入のすべてとなっており、小編成での演奏等はこれまでは不可能でした。しかし地道に定期公演を重ねてきた実績が徐々に広がり、STEPの演奏を熱望する人たちが各地に増えてまいりました。ここから走り始める準備は十分に整ったと確信しています。
今後は各楽器のクリニックを開催、そして指揮者の鈴木徹平を講師とした若手指導者向けクリニック、保育園や幼稚園などでのアウトリーチ公演、続いて吹奏楽コンクール課題曲及び自由曲の奏法クリニックを行ったうえで、9月に第13回の定期演奏会の開催を企画しています。
プロジェクトに関しては、自団体の役員に加え、学識経験者として地元の私立高等学校の校長先生を招へいし、プロジェクト全体の健全な企画立案・運営に評議員として関わって頂いております。
リターンについて
定期演奏会の音源の公開を基本に、プレイヤーによる楽器のレッスン、指揮者による合奏レッスン等を受けられるというのが活気的なリターンです。
スケジュール
11月中にプロジェクトスタート。並行して来年の定期演奏会の企画立案に着手します。
年内にプロジェクトを終え、年明けから訪問レッスン等を実施して徐々に地域貢献の輪を広げていく計画です。
最後に
たんぽぽは風に乗って遠くで花を咲かせます。今までは地方で十分な音楽の専門教育を受ける環境に無かった子どもたちは、中央海外に出なければ自らの夢を実現することは困難でした。まるでたんぽぽのように遠くまで運ばれて行ってようやく花が咲くのです。
私たちはひまわりの種のように、自分たちの地元に種を落として、そこで花を咲かせるような活動を力強く展開していきたいと強く願っています。そのためには、地方でも花が咲ける環境が大切です。プロの演奏者の音色を身近に感じられることができるSTEPの理念が、ひまわりような大輪を咲かせることになれば本当に嬉しいです。




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