マーチングをもっと安全に、そしてもっと伸びやかに
〜 科学と医療の力で、子どもたちの身体と音楽の未来をまもる 〜
音楽やスポーツに打ち込む子どもたちが、
つらい身体の痛みを我慢し、人知れず涙を流している——。
その小さな「無理」が、今も全国の学校現場で繰り返されています。
けれど、科学と医療の力を合わせれば、
子どもたちは痛みを我慢せず、もっと自由に音を奏でられる。
このプロジェクトは、その未来を実現するために立ち上がりました。
<プロジェクト紹介動画(1分47秒)>
画像をクリックすると動画がご覧いただけます
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
マーチングの世界は、努力の結晶が光る芸術です。
隊列の美しさ、音楽との一体感、そしてやりきった笑顔。
そこには、ひとりひとりの物語があります。
しかしその裏で——
米国の研究では「経験者の4人に1人がケガを負う」と報告され、
特に新入生の3人に1人は、動作の未熟さでケガをしてしまうとされています。 
同じ大きさ,重さの楽器を扱う日本の子どもたちは、
体格の差を考えれば、さらに大きな負担を抱えています。
足元を見ずに重い楽器を担ぎ、アスリート並みの全身運動を行う。
それがマーチングです。
だからこそ、身体の理解なしに「がんばる」は危険なのです。
腰や肩の痛みを抱えながらも、
「マーチングが大好きだから我慢して続けたい!」
そう言って練習を続ける10代の子どもたちがいます。
けれど、それは誇りではなく「悲しい忍耐」です。
身体の不調を誰にも言えず、黙って痛みに耐えてしまう。

そのような姿を目にしたとき、私は思いました。
「怪我の少ないマーチングを実現し、
子どもたちの未来を守りたい。」

● 成長期の身体をまもることの難しさ
成長期の身体は日々変化します。
しかし、子どもたちは自分の身体の仕組みや、
どんな動きが危険なのかを学ぶ機会がほとんどありません。
また、指導者の方々も限られた時間と知識の中で、
「正しいトレーニング」や「安全なフォーム」を
判断するのは難しいのが現状です。

どの筋肉をどれくらい鍛えればよいのか、
ストレッチはどこを、どの程度伸ばせばよいのか——。
答えのないままの“努力”が、
身体を追い込んでしまうこともあります。

「マーチングの動きにおける
怪我の潜在的リスクを個人レベルで洗い出し、
あらかじめそのリスクを減らす事で
子どもたちの怪我の予防ができるのではないか?」
その構想を現実化するために、
AIを活用したマーチング動作の分析に
私はたどり着きました。
● IT科学と医療が出会う、新しいマーチング教育
─ AIが“危険を見つけ”、理学療法士が“未来を守る”
このプロジェクトでは、
AI動作分析アプリ「SPLYZA Motion」を活用し、
マーチングの動きを3次元で可視化します。
【 AI = 客観的データ 】
マーチングの動作を数値化することで
・肉眼ではわからない重心移動や各関節の動きが判る
・全身の関節の動きを同時に関連付けて数値化できる
・動きを”止める”事で危険な瞬間を表示できる
↓ ↓ ↓
【 理学療法士 = 解釈と行動への橋渡し 】
AIが出した数値を理学療法士が解釈/分析することで
・現在の問題点を洗い出し動きのエラーを減らす
・具体的な危険回避エクササイズを指導する
・怪我からの回復度合いを動きから想定する
AIが見つけた数値に、“人の経験と心”を重ねる。
それが、SafeManeuver™の使命です。
● 医学的な視点で支えるマーチング
病気や怪我で困っている人を助けたいとの思いで、
私は理学療法士として19年間、
西洋医学の臨床に携わってきました。
理学療法士とは、
医学的 / 科学的知識をもとに、
患者の動きを安全に適切に誘導する、
西洋医学におけるリハビリテーションの専門職です。
また私は、
アメリカでの本物の人体解剖研修にて、
5年連続200時間以上を履修し、
マーチングで使われる全身の関節や筋肉を、
私自らメスを持ち解剖をし、後進を育てています。

これらの経験を基に、
現在は4年制の音楽大学において
音楽家の身体のつくりと動きの年間講義を
11年間連続で担当いたしております。

また、高校の吹奏楽部に
音楽家の身体のつくりと動きの学問である
「音楽運動学®」を教える取り組みは、
発行部数8万部を誇る吹奏楽専門誌
「Band Journal(音楽之友社)」にも
2025年 7月号および10月号の2回
特別企画を組んで頂きました。


私自身もビッグバンドで活動する
現役のバリトンサックス奏者です。
吹奏楽の経験もございますので、
マーチングで使われる各楽器の形状や重量バランス、
基本的な奏法は理解いたしております。

音楽家としての感性と、医学者としての知識——
この二つの視点から、音楽家の身体を支え続けています。

● 全国どこからでも利用できる仕組み
① お手持ちのスマートフォンで動画を撮影(約20秒)
② メールで送信
③ AIが動作を数値化し、理学療法士が分析
④ 改善点・危険予測・トレーニング提案をレポートでお届け
⑤ 必要に応じてZoomでの相談も可能です。
全国どこからでも“安全なマーチング”を支えられます。
<メンバー個人でのご利用場面(例)>
・継続的に動画を撮ることで、
動きの変化や上達の過程を追えます。
・足首のねんざ等のケガにより変化した
動きの回復の度合いを想定できます。
・さらに美しく動くために
関節単位で練習できます。
<チーム全体でのご利用場面(例)>
・新入生全員の個別トレーニングメニューを作成
・怪我の多いマーチングのフォーメーションを改良
・チームとしての改善点を全員で共有
● リターンの内容
この活動は、
子どもたちの身体を守るだけでなく、
日本国内のマーチング教育を
より安全で持続可能なものへ変えていく
第一歩と言えます。
あなたのご支援が、
その変化を現実にします。
AI分析アプリのライセンス料や
分析レポート作成の人件費、
資料作成や各団体への告知費用 等を
本クラウドファンディングにてご支援を賜り、
1年間の試行運用を実施します。
こちらの試行運用で得られたデータから、
成長期マーチング奏者の身体教育モデルを構築します。
また、
「マーチング動作分析士™」を1年間をかけて養成し、
安全なマーチング教育を支える体制をつくる予定です。
※以下のご説明においては
・年間:2025年12月01日〜2026年11月31日
・回:1人を撮影した動画1本について①→③のご利用
をそれぞれいいます。
◎ ¥5,000- 【マーチング指導者必見 】
AI分析の知見に基づいた
「成長期マーチングプレーヤーのための
怪我予防ハンドブック(PDF)」のお渡しと
偶数月の活動報告。
→ 初めてこの取り組みを知った方、
支援という形で応援したい方におすすめです。
◎ 10,000- 【 気軽に体験 】
年間5回の分析。
サービスのクオリティーを実感して頂けます。
→ AIで何ができるのか、
危険を予知するとは何なのかを
知りたい方におすすめです。
◎ ¥50,000- 【 メンバーで体験 】
年間25回の分析。
新入生全員のスクリーニング等に活用。
→ チーム全体に初期導入したい方、
怪我で悩んでいるメンバーを
指導している方におすすめです。
◎ ¥100,000- 【 チーム全体で活用 】
年間60回の分析。
怪我により動きが変化したメンバーの
経過観察等にも活用できます。
→ 新年度の新しいチームづくりに活用したい方、
メンバーが多いチームにおすすめです。
※ 法令に基づく医療、診療行為ではございません。
効果には個人差がございますことをあらかじめご了承ください。
● 今後の展開
< 2025年12月〜2026年11月 >
試行期間として本プロジェクトの実効性を検証し、
マーチング動作分析およびエクササイズ作成の
プロトコルを策定し、マニュアル化します。
また、数多くの方のデータから、
日本国内のマーチング奏者の身体に関する
危険性のデータをまとめ、
研究会等において発表することにより、
全国の指導者で
子どもたちの身体をまもる情報を共有する
ことを目指します。
<2026年12月〜>
クラウドファンディングでの試行を離れ、
本格的な運用を開始。
<2027年01月〜>
「マーチング動作分析士™」を10名前後育成し、
全国からのご要望にお応えする体制を順次整える。

● 最後に
日本のマーチングを、もっと安全に。
成長期の子どもたちが、
怪我のリスクから解放され、
痛みを我慢せずに音楽を楽しめる環境を
日本全国に創りたい。
音楽の力で笑顔を生む子どもたちが、
痛みから解放される未来を。
あなたのクリックが、
子どもたちの笑顔と音を守ります。
どうか、この一歩を、共に踏み出してください。

・プロジェクト実行責任者:山本 篤
・プロジェクト実施完了日:2026年11月30日
・プロジェクト概要と集めた資金の使途:
皆さまからのご支援の使途は以下のとおりです。
弊社教育システム(動作分析サービスを含む)の構築
および運用費、通信費、人件費
合算:60万円
※ 本文中の画像はCanvaのライセンスに基づき使用しています。
Some images used under license from Canva.
https://www.canva.com/
最新の活動報告
もっと見る開始いたしました!
2025/11/07 20:35「SafeManeuver™ – 科学と医療でマーチングの未来を守る」本日よりクラウドファンディングを開始しました!日本のマーチングの現場では、「痛みを我慢しながら練習を続ける子どもたち」が少なくありません。成長期の身体で、重い楽器を抱え、足元を見ずにアスリート並みの動きをこなす——その影には、見過ごされがちな“痛み”や“リスク”が存在しています。私は、この課題に科学と医療の力で挑みます。AIによる動作分析と理学療法士の専門的な視点を組み合わせ、「怪我を予防しながら上達できる新しいマーチング教育」を実現します。このプロジェクトで目指すこと・成長期の身体を“守る”AI動作分析の全国導入・理学療法士による安全アドバイスとサポート体制の確立・指導者・顧問・保護者が安心して子どもたちを見守れる仕組みの構築この挑戦を広げるために、皆さまのご支援とシェアをお願い申し上げます。あなたの1クリックが、未来の子どもたちを救います。どうか温かい応援をよろしくお願いいたします。 もっと見る








コメント
もっと見る