【宮崎の老舗の味】おぐらきんなべのチキン南蛮を広めたい榎田兄弟です!

はじめまして!宮崎県で「おぐらきんなべ」を営んでおります兄の榎田一斗(写真右)と、
幼い頃から食べる愛するチキン南蛮を全国に広めたい弟の一王(写真左)です!
おぐらきんなべは昭和32年創業で、宮崎で愛され続けてきた「昭和から受け継ぐチキン南蛮」が自慢です。

自慢のチキン南蛮は、ふっくら揚げた鶏肉に爽やかな甘酢をつけて、仕上げに卵をたっぷり使ったタルタルソースがかかった、宮崎を代表する郷土料理。
多くのお客様に「そうそう、これこれ」「懐かしいなぁ」と喜んでいただいています!
兄弟であり、家業を支え合う仲間
おぐらきんなべの創業は今から約68年ほど前です。宮崎の繁華街でとても人気のお店でした。
一度は、閉じたものの9年前に懐かしい味の復活を求める声が多く、再スタートしました。
昭和から受け継がれてきたこの味を守り続けるため、兄である榎田一斗は10代から厨房に入り、20代で家業を継ぎました。
昭和30年代からキッチンに立っていた初代のシェフ黒木氏から厳しくも暖かい指導のもと、昭和のレシピを再現できるようになったのです。
弟の一王(いおう)は高校生で、全日本高校ボディビルで1位になったり、恋愛リアリティ番組の「今日、好きになりました。」にも出演。芸能活動とともに、家業のチキン南蛮を多くの方に広めるサポートをしています。
それぞれ目指す道は違いますが、宮崎から本場のチキン南蛮を全国に発展させていくという大きな使命を兄弟で感じています。
その最初の一歩として、今回のクラウドファンディングに挑戦することにしました。
まずは全国のより多くの場所、そして将来的には海外にもチキン南蛮を展開していく未来を描いています。
その夢を叶えるため、ぜひ皆様のお力を貸していただきたいです!
弟 一王より ― 「兄の作ったこの味を、僕が広めたい」
僕が小さい頃からずっとそばにあった味。頑張った日のご褒美の日も、悔しかった日も、家族で囲んだチキン南蛮の時間は“我が家の記憶そのもの”でした。
兄は10代の頃から厨房に立ち、昭和の総料理長である黒木さんに毎日怒られながら(笑)、レシピを身体に叩き込んでいました。
どれだけ忙しくても、どれだけ疲れていても、兄は昭和の味に向かい続け、絶対に“昭和の味“を崩さない。
その姿をずっと見てきたからこそ、僕も本気で応援しています。
僕ができることは、兄の作る味を全国に届けること。
このクラファンは、兄との挑戦です。

兄 一斗より ― 「昭和の味を守る。それが自分の役割だと思った」
おぐらきんなべは、昭和32年に創業しました。
当時、宮崎の繁華街・ニシタチで大人気だった店。総料理長の黒木さんは、36年間、おぐらの厨房で人生を捧げた“昭和の料理人”でした。
私は10代の頃から店に入り、包丁の握り方からムネ肉を揚げる時間(0.5秒の感覚)まで、黒木さんに毎日鍛えられました。
閉店後も、黒木さんはよくこう言っていました。
「きんなべの味。昭和の味は、私たちが守り、後世に伝えていきたいな」
その言葉が心に残っていて、この味を自分が継ぐのだと腹を決めたのが20代の頃でした。
きんなべはたくさんの想いを背負って9年前に復活しています。昭和のレシピそのままに、私も厨房に入り丁寧に毎日手揚げを続けてきました。
おぐらきんなべの歴史と料理長
おぐらきんなべは昭和32年、宮崎・ニシタチで誕生し、洋食をもっと身近に楽しめる店として多くの人に親しまれてきました。その味を守り続けたのが、ホテルニューオータニで腕を磨き、36年間おぐらに人生を捧げた黒木総料理長です。創業者の「昭和のきんなべの味を残したい」という想いを受け、定年後に昭和のチキン南蛮を再現。当時を知るお客様からは「懐かしい」「あの頃の味だ」と多くの声が寄せられました。
黒木さんが大切にしてきた技と哲学は、兄の一斗へも確かに受け継がれ、“昭和の本物の味を未来へつなぐ”という想いが、今回の挑戦にもつながっています。
※おぐら本店とおぐらきんなべは別会社になります。それぞれで宮崎の味を伝えております。
【本物のチキン南蛮とは?】県外の人が知らない“甘酢の深さ”と“タルタルの必然性”
県外の方と話すと…多くの人が“チキン南蛮”をこう誤解しています。
唐揚げに甘酢をかけたもの
同じくタルタルだけかけた料理
地元店のアレンジ=本場の味
もちろんそれぞれ素晴らしいチキン南蛮ですが、宮崎の「元祖のチキン南蛮」とは大きく違っています。
改めて、本場のチキン南蛮を体験していただきたいと思っています。
🔸 甘酢の秘密
・まず、何といっても甘酢です。甘酢こそチキン南蛮の心です。おぐらきんなべの甘酢は宮崎産の野菜やフルーツをじっくり煮込みます。
・爽やかさの中に深いコクがある → この甘酢をたっぷり一度くぐらせる!ことで初めてチキン南蛮になります。
🔸 タルタルの秘密
・地元の新鮮な卵を贅沢に使い、昭和の頃から受け継がれてきた手作りの配合で仕上げています。
・甘酢だけでも十分に美味しいのですが、タルタルが加わることで、揚げた鶏肉と甘酢の酸味に“まろやかさ”と“クリーミーさ”が重なり、洋食らしい豊かな奥行きが生まれます。
・まずは甘酢だけで一口。次にタルタルを重ねて三位一体の味わいを楽しむ——これが本場・宮崎流のチキン南蛮です。
これらの工程はどれも手間がかかります。でも、この手間こそが昭和からの伝統であり、味の本質です。
【動画25秒】甘酢にくぐらせて、タルタルを盛り付けるシーン

そして、出来るだけ私たちのお店のチキン南蛮、つまり元祖のチキン南蛮を全国に届けられないかと、
試行錯誤して出来たのが、現在の「おぐらきんなべ冷凍チキン南蛮」です。
【冷凍なのに“お店そのまま”と言われる理由】
揚げ方・甘酢・タルタル・冷凍のすべてに妥協なし
「え、本当にこれ冷凍なんですか?」初めて食べたお客様の8割が、最初にそう言ってくださいます。
冷凍チキン南蛮は全国に多くありますが…
実は、チキン南蛮は “冷凍との相性が非常に悪い料理” です。通常は
工場揚げ置き
業務用の甘酢
卵感の少ないタルタル
一括冷凍
で作られることが多く、本来の「昭和のチキン南蛮」の繊細さが失われてしまいます。
しかし、おぐらきんなべはこの壁を越えようと試行錯誤しています。
1.【揚げ】兄やシェフが毎日“店内で手揚げ”
冷凍用に揚げ方を変えることは、一切していません。
・九州産鶏むね肉を丁寧に下処理
・ふんわりと仕上げる衣配合
・揚げすぎ厳禁の昭和流儀 0.5秒、0.5度の感覚を大事に。
昭和から続くキッチンの音そのままに、兄一斗が一枚ずつ手揚げしています。
揚げ置き業務用とは比較にならない“しっとり感”が保たれます。

2.【最適冷凍&真空】できたての“瞬間”を閉じ込める
おいしさの理由は、実はここが大きいです。
揚げたあと → 適温になるまで待ち → すぐに真空パック → 一気に冷却
温度が下がりきる前の工程は、数分の勝負。
“揚げたての香り”をどれだけ残せるか がすべて。
この工程が絶妙なため、温め直してもまるで店で食べるようなふっくら食感が出ます。
3.【甘酢とタルタルの正解】お店と同じく、後がけで美味しく食べるために
チキン南蛮の印象を決定づける“甘酢” と “タルタルソース”。
冷凍でお店の味を再現するのは不可能に近い領域 でした。
特にタルタルは解凍すると分離するんです。
実際、何度もお店の厨房で作りましたがどうしても冷凍に向かないため、長年の課題でもあった部分です。
後がけで美味しく食べるためには?とても苦心した部分です。
【専門メーカーと共同で100回以上の試作】
そこで、今回の冷凍甘酢とタルタルの開発では、調味料メーカーの第一人者である ダイショー、そして宮崎が誇るタルタル開発のスペシャリスト、有限会社タケモリと連携しました。
3社で研究開発チームをつくり、“店の味を壊さず、冷凍でも香りや奥行きを失わない”を絶対条件に、100回以上のテストを重ねて今のバランスに辿り着きました。
「本場の味」の全国展開の思いと課題
現在宮崎県で3店舗運営のほか、
「宮崎に行けないけれど本場のチキン南蛮が食べたい」という全国の方々の声にも応えるため、
ご自宅でも楽しめる冷凍チキン南蛮の製造・販売も始めて数か月になります。
現在は少しずつSNSを通じてファンの方々に知っていただき、「おぐらきんなべの味が自宅で楽しめる」「お店と同じボリュームで満足」と喜んでいただいております。
しかし、より多くの方に本場の味を届けるという夢を実現するためには、
生産体制の強化が必要な時期に来ています。
課題と現状:手作りだからこその限界
現在、私たちが直面している最大の課題は生産能力の限界です。
おかげさまでご注文は少しずつ増えていますが、現在の設備では対応できる量に限りがあります。
私たちの商品は一枚一枚店舗で揚げて、真空包装をしています。
特にネックなのが、揚げたチキン南蛮を袋に入れた後、真空するときの作業です。
現在は、1度に1袋ずつしか真空できない機械を使っており、品質を保ちながら大量生産することが難しく、
せっかくのご注文にお応えできないことも少なくありません。🔸 生産量の限界 揚げ作業:シェフが店で全て手揚げ
真空包装: 1袋ずつ
1日の生産:最大100袋程度
🔸 真空作業の負担
今の真空機は、家庭用と同じようなスペック。
生産増には重要な工程なのに、時間の割に生産量が少なく体力・集中力も奪われます。
また、お届けする箱やブランドを構成するデザインについても改善の余地があると感じています。
宮崎の美味しさや私たちの想いをより多くの方に伝えるためには、見た目の魅力も大切です。
「届いたときに嬉しい」「贈り物にしたくなる」ようなパッケージにすることで、より多くの方に届けられると考えています。

家業を継いだ若い世代として、伝統を守りながらも新しい取り組みにチャレンジし、「おぐらきんなべ」のチキン南蛮を全国区の名物に育てていくことが私たちの使命だと感じています。
しかし、設備投資には大きなコストがかかります。
そこで今回、クラウドファンディングを通じて皆様のお力をお借りしたいと考えました。
クラウドファンディングの資金で実施したいこと
今回のプロジェクトでは、主に以下の取り組みを実施したいと考えています。
・第1目標300万円:新しい真空包装機の導入+パッケージなど商品見せ方のリニューアル
・第2目標500万円:より多くの店舗で取り扱っていただくためのマーケティング費用
最終目標は1000万円を目指しています。
・第3目標1000万円:3Dフリーザー(冷凍機械)の導入資金
第1目標の、新しい真空包装機の導入をすると、生産能力が現在の約3倍に向上します!

手作業では1日100パックほどが限界でしたが、機械化により300パック以上の生産が可能になります。
また、現場のシェフやスタッフの疲労の軽減にも繋がると考えています。
第2目標は、パッケージデザインのリニューアルです。
宮崎の食文化や私たちの想いが伝わるようなデザインに一新し、商品の魅力をさらに高めていきます。
地元デザイナーと協力し、宮崎らしさやより手にとっていただきやすい新パッケージを開発予定です。
※様々なお届けスタイルに合わせたデザインを考えています。
段ボールや想いを伝える読み物にも力を入れていきたいです。
300万円達成後は、第2目標として500万円を目指します!
もし500万円も達成することができたら、最終的なゴールは1000万円です。
1000万円集まると、より品質を良くするための、3Dフリーザー(冷凍機械)の導入に当てさせていただきます!緩慢冷凍から瞬間冷凍に変わることで、さらにお店の味に近い味を届けることが出来ます。
宮崎の誇るチキン南蛮を、品質を保ちながらより多くの方々の食卓に届けることが私たちの夢です。
宮崎から全国へ、宮崎から世界へお届けしていきます。
資金使途
今回集まった資金は、以下の用途に使わせていただきます。
・真空包装機の購入・設置費用:約200万円
・パッケージデザインのリニューアル費用:約100万円
・広告やデザインなどマーケティング費用:約200万円
・3Dフリーザー(冷凍機械)の導入:1000万円以上の購入資金の一部として
支援してくださる皆様には、心を込めた特別なリターンをご用意
リターンの内容
メインは手作りのチキン南蛮です。
手揚げムネ肉・甘酢・特製タルタル付きでおぐらきんなべの味をそのままお届けします。
本スタート後(12月下旬)にお選びいただけるようになります。
・チキン南蛮4袋 (早割り) 6,300円
・チキン南蛮4袋 7,000円
・チキン南蛮4袋 (甘酢ましまし)7,500円
・チキン南蛮4袋 (タルタルましまし)7,500円
・チキン南蛮8袋 (早割り) 12,000円
・チキン南蛮8袋 13,000円
・チキン南蛮2袋、いおう君アクリルスタンド 6,000円
・チキン南蛮2枚、いおう君キラキラシール 6,000円
・チキン南蛮4枚、いおう君あなた向けオリジナルボイスメッセージ
アクリルスタンド、キラキラシール 20,000円
・いおう君アクリルスタンド、キラキラシール 4,000円
・いおう君サイン色紙、あなた向けオリジナルボイスメッセージ 13,000円
・ただただ応援コース 3,000円、10,000円、30,000円、100,000円
・チキン南蛮定期便 月1回4人前配送×6ヶ月 40,000円
・チキン南蛮4袋 店舗にお名前掲載(1年間) 50,000円
・企業さま枠 SNSでのご紹介(商品紹介など) 店舗内へのロゴ掲示 100,000円
等々ご準備しています。
皆様のご支援が、宮崎の味を全国に届ける大きな力となります。
私たちのチキン南蛮を食べた方のコメントです!
応援コメント
“宮崎に行かずとも、本物のおぐらの味が完全再現されています!”
期待通りでした!
これはもう「冷凍食品」の域を完全に超えています。
まず、鶏肉のジューシーさが段違い。
衣のサクッとした食感の中に、柔らかい鶏肉の旨味がしっかり閉じ込められていて、一口目から「うわ、これ店で食べるやつだ…」と声が出ました。
ぜひ、多くの方に広まって「宮崎」を感じてほしいと思います!
●宮崎出身の経営者さん 40代後半男性
スケジュール
プロジェクト成立後の予定は以下の通りです。
2026年1月:クラウドファンディング終了
2026年2月:支援者様へのリターン発送開始
2026年3月:真空包装機の発注・設置
2026年4月:資材等の新デザインの完成
リターンの発送は2026年2月から順次行わせていただく予定ですが、製造状況によっては多少前後する可能性があります。
その際はプロジェクトページやメッセージを通じて随時ご連絡させていただきますので、ご了承ください。
最後に
最後になりましたが、このプロジェクトは単なる設備投資ではなく、宮崎の食文化を全国に広める挑戦でもあります。

私たち兄弟は、昭和から受け継いだ味を守りながらも、より多くの方に届けるための新しい挑戦を続けています。
この挑戦に共感し、応援していただける方は、ぜひ力をお貸しください。
皆様のご支援が、宮崎の味を全国へ届ける大きな原動力となります。
一人では到底実現できないことも、多くの方の力が集まれば必ず実現できると信じています。
「宮崎に行けないけれど本場のチキン南蛮が食べたい」
「地方の店と味を応援したい」
「若手の挑戦を後押ししたい」
そんな思いをお持ちの方、ぜひ私たちの挑戦にお力添えください。
皆様と一緒に、宮崎の誇りであるチキン南蛮を全国の食卓へお届けする夢を実現させたいと思います。
榎田兄弟一同、心からの感謝を込めて。






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