日本全国の大学生・高専生向けの勉強合宿イベントを開催したい!

3月10日に山口県にて日本全国の大学生・高専生を対象とした勉強合宿イベントを開催します!私たちはこれまで5回の合宿イベントを成功させ,次回は第6回となります。次のイベントでは,より多くの学生が数学,物理,化学,生物といった幅広い分野の勉強と交流ができるようにサポートしたいです。

現在の支援総額

60,000

10%

目標金額は600,000円

支援者数

5

募集終了まで残り

19

日本全国の大学生・高専生向けの勉強合宿イベントを開催したい!

現在の支援総額

60,000

10%達成

あと 19

目標金額600,000

支援者数5

3月10日に山口県にて日本全国の大学生・高専生を対象とした勉強合宿イベントを開催します!私たちはこれまで5回の合宿イベントを成功させ,次回は第6回となります。次のイベントでは,より多くの学生が数学,物理,化学,生物といった幅広い分野の勉強と交流ができるようにサポートしたいです。

分野の壁・地域の壁を超え、ともに熱くなれる学びの場を。

はじめまして,Scientia Meetup(サイエンティア・ミートアップ)です。
私たちは2022年より、日本全国の大学生・高専生を対象とした「分野横断型」の勉強合宿イベントを運営している団体です。

代表は山田吏月(東京大学工学部計数工学科)、副代表は八木俊輔(九州大学理学部化学科)が務めており、他運営メンバーも全員が現役の学生ボランティアで構成されています。

私たちはこれまでに5回の合宿を含む多数のイベントを開催し、全国40以上の大学・高専から延べ300名を超える学生に参加していただきました。

私たちの活動は単なる勉強会にとどまりません。数学、物理、化学、生物、地学、情報科学から工学、言語学に至るまで、専門分野の壁を越えて学生が集い、

知識を深め、広げる。人との交流を広げ、深める

そのための場を創り出しています。(公式HPはこちらからご覧ください)

プロジェクト立ち上げの背景

近年、大学における学問は高度に細分化・専門化が進んでいます。その結果、異なる分野を学ぶ学生同士が深く交流する機会は極めて限られたものになっています。
例えば、数学や物理学の分野では「数物セミナー」のような大学の垣根を超えた学びの場が存在しますが、化学や地学、生物などの分野では、そうした環境はほとんどありません。

「自分の専門分野を深めたいが、一緒に学ぶ仲間がいない」「専門外の分野にも興味があるが、触れるきっかけがない」多様な分野の知見に触れることで、未知の視点を獲得し、自分自身の専門を捉え直すことができるようになります。そのため、こうした学生の孤立は、将来の研究者や技術者にとって大きな損失です。

そこで私たちは、分野と大学の垣根を越えた学び合いを後押しするため、2022年にScientia Meetupを立ち上げました。

これまでの取り組みと「3つの工夫」

私たちはこれまで5回の合宿イベントを開催してきました。それらのイベントの総合満足度は98%以上を記録し、

もっと学問を勉強したいという気持ちが強まった」
「さまざまな分野に興味のある方々と交流でき、刺激を受け、興味の幅が広がった
「自分の知識に幅が出たことを実感していて、とても良かった。また、他分野の人との交流で、今まで一切興味がなかった分野にも興味が持ててよかった」

といった声をいただいています。

参加者の満足度を高めるため、イベントの中で私たちは以下の3つの企画を設計しています。

① 知識を深める「自主ゼミ」

合宿のメインコンテンツとなる企画です。参加者は班に分かれ、2泊3日または3泊4日をかけて、特定のテーマや専門書について議論を尽くします。

特筆すべきは「庶務」と呼ばれる学生リーダーの存在です。彼らが議論を主導し、工夫しながらセミナーを進めることで、短期間でも深い学びを実現しています


② 知識を広げる「ナイトLT(ナイト・ライトニングトーク)」
合宿中の夜のイベントとして実施する、専門外の分野に触れるための交流会です。
「量子コンピュータの化学への応用」や「物理を使った生物の解析」、「海外留学での経験」など、自らの経験や興味を持っているテーマ、専門での学びを共有することで、普段なかなか聞くことのない他分野の話題に強制的に触れる環境を作り上げています。


③ 人との交流を強制的に生む「シャッフル企画」

合宿中に専門分野のメンバーだけで固まることがないよう、あえてグループをシャッフルしてランチや報告会を実施しています。
分野の異なる相手に自分の学びを説明することは、自身の理解を深めることにも繋がります。
また、さまざまな分野・大学の学生が交流することで、新たな知見や発見を得ることもあります。
この「異分野交流」こそが、新しいアイデアや共同研究の種を生み出しうるものです。

これらの工夫は、一般社団法人 日本物理学会でも紹介させていただきました。
(Link: https://www.jstage.jst.go.jp/article/peu/31/2/31_72/_article/-char/ja/ )


私たちが直面する課題

しかし、私たちの力だけでは解決できない課題があります。

「お金」の問題です。

私たちの合宿は、全国から学生が集まります。
交通費、宿泊費、食費……。
学生にとって、その負担は決して軽くはありません。「どうしても参加したいけれど、バイト代が足りなくて……」   「遠方で交通費がかさむので、今回は諦めます」

これまで、こんな声をいくつも聞いてきました。 
「学びたい!」という純粋な意欲を持ちながら、経済的な理由だけでその扉を閉ざさざるを得ない学生たちがいるのです。
これは、個人の機会損失にとどまらず、未来のイノベーションの芽を摘んでしまう、社会全体の大きな損失です。

お金を理由に、学びを諦めてほしくない

その一心で、私たちは今回、クラウドファンディングに挑戦することを決意しました。


このプロジェクトで実現したいこと

私たちは来年3月、山口県にて、これまでで最大規模の合宿イベントを開催します。

この4日間で、学生たちは専門分野のゼミに没頭し、夜は分野を超えて語り合います。
この場所でしか得られない経験が、彼らを待っています。

皆様からいただいたご支援は、この合宿に参加する学生の参加費・交通費補助として、大切に使わせていただきます。
一人でも多くの学生の「学びたい!」という純粋な気持ちに応えるために。


運営費の詳細

今回の合宿イベントでは、全体で60万円の運営費が必要です。
主な内訳は以下の通りです。

  • 1. 部屋代:13,000円
    合宿会場の会議室利用にかかる費用です。

  • 2. 光熱費:10,000円
    合宿会場で利用する光熱費にかかる費用です。

    3. バス代:140,000円
    学生が集合するJR新山口駅から合宿会場までの移動に用いる大型バスにかかる費用です。

  • 4. 食費:250,000円
    4日間の学生全員の食費です。

  • 5. 宿泊費:77,000円
    3泊4日の宿泊費です。山口県セミナーパークでは1泊あたり1500円で宿泊することができます。

  • 6. 雑費・機材費:50,000円
    会場で使用するプロジェクター、マイク、電動スクリーンなどの機材レンタル代です。

  • 7. 運営スタッフ交通費:60,000円
    運営スタッフは全員ボランティアとして活動しており、報酬は発生せず、最低限の交通費のみ支給しています。

これらを合わせると、合計で60万円の支出となります。

クラウドファンディングでの支援金は、その全額をこれらの費用の補助に充てます。


リターンについて

ご支援いただいた皆様には、学生たちの熱気と感謝を形にしてお届けします。
リターン方法は主に次の3つになります。(プランによって、リターンの組み合わせが異なります)

1. 実施報告 & 感謝のメッセージイベント

開催後にイベントの様子をまとめた資料をお渡しします。
学生がゼミの勉強内容をまとめたレポートや,活動風景の写真を含みます。

2. 今回のイベントの記念品

Scientia Meetup のロゴとイラストが入ったペンをお渡しします。

3. 公式サイト および 旅のしおりにペンネームを掲載

Scientia Meetup の公式サイトや公式SNSに支援者様のペンネームを掲載します。
さらに、イベント参加者に配布される旅のしおりにも支援者様のペンネームを掲載します。

(公式サイトのスポンサー記載欄はこちら

これらのリターンは、2026年3月31日までに行います。

支援者様のペンネームはこちらに掲載しています。


イベント詳細

今回のイベント参加者の募集を12月19日より始めました!

>>> 募集ページはこちらから

今回は6分野9テーマの自主ゼミを用意しました。いずれのテーマも庶務の学生が内容,使用する本,勉強の進め方を考えてくれています。


最後に

私たちは、このプロジェクトを単なる「イベント運営」だとは考えていません。

学びたいと願う学生が、経済的な理由で未来の一歩を踏み出せなくなること。
その当たり前のようで理不尽なハードルを、少しでも取り除きたい。

それが、私たちがクラウドファンディングに挑む理由です。


分野を越えて出会い、語り、学び合う中で生まれる刺激は、ときに人生を変える力を持っています。

その瞬間を、一人でも多くの学生に届けたい。


皆様からのご支援が、次の研究者・技術者たちの背中を確かに押します。

学びに熱中する学生たちの4日間を、どうか支えていただけないでしょうか。


みなさまの支援を、どうぞよろしくお願いします。



支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • イベント運営費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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