皆さま、はじめまして。
「パラコレクション®兵庫」代表の AYUMI MATSUMOTO(松本あゆみ) です。

私にとって着付けとは・・
・⼼に寄り添い、その⼈の内側にある物語を表現する技法であり、
・着物⽂化を通して笑顔のクリエイト、⽇本⽂化を未来へつなぐ架け橋づくりであり
・通念のハンデキャップを個性へと変換する事
この事を実現できる「⽇本の⼼」だと感じております。
また障害者⽀援施設のケースワーカーとして働き、⽇々さまざまな障がいのある⽅々とも向き合っています。
そしてこのプロジェクトは、
障がい当事者講師であり、wheelog さんだ代表の溝⼝靖⼦さん と、
誰⼀⼈取り残さないおしゃれの舞台をつくりたい
という想いが共鳴し、⼆⼈で⽴ち上げた挑戦です。

私たちの願いはただ⼀つ。
障がいの有無に関係なく、本当は着てみたかった振袖や着物を、その⼈らしい個性として輝かせたい。
その想いが、このプロジェクトの原点となりました。
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4 年前、コロナ禍で施設の利⽤者さんたちは外出がほとんどできず、 全国でも成⼈式が次々と中⽌・延期になっていきました。
そんな中、私がいた施設でも 20 歳を迎える利⽤者さん達がいました。
でも・・・
・家族は⾯会に来ることができない・・
・振袖を持っているのかも分からない・・
・そもそも「⾃分が着られる」と思っていない・・
そんな状況だったのです。
その時私には成⼈式を終えた娘がいました。
だからこそ、「この⼦たちのお祝いはどうなるのだろう…」と胸が苦しくなりました。
世間の同級⽣たちは、振袖や袴で写真だけでも残している。
けれど、この⼦たちにはその選択肢すらない・・・
この現実が、とても悲しく感じました。
「この⼦たちの⼤切な⼀度の機会を失わせたくない」
これは誰かに頼まれたわけではありません。
でも、もし私が動かなければ、この⼦たちは⼀⽣、着物を着ることがないのでは・・
そう思った瞬間、⼼が決まりました‼‼
「私が、⾞いすの⽅でも着られる振袖の技術を⾝につけて着付けをしよう」
障がい特性を⽇々理解している私ならきっとできる。
そう信じて、⾞いす着付の物語が始まりました。

技術を習得し、振袖・帯・袴・⼩物⼀式を⾃分で揃え、「全て私が準備します。 費⽤もいりません。ただ着付けをさせてください。」と施設に企画書を出しました。
⾞いすでの振袖着付けを⾏い、 ⻤を退治する漫画が好きな利⽤者さんのために袴の着付けも⾏い、フォトスタジオで記念撮影をしました!
そして迎えた、⼈⽣初の振袖姿をご⾃⾝が⾒られた時・・・
・鏡の前で振袖を着た利⽤者さんの笑顔。
・髪を整え、メイクをしてくれる職員さんたち。
・家族の喜びの声
関わる全ての⼈が笑顔になり前向きな氣持ちになる光景が産まれました。 その光景を⾒た瞬間、私は確信しました。
着物を着たい氣持ちは誰にでもある。障害とかは関係ない。
⼤事なことは「着物を着られない」のではなく「着られることを知らない」だけ。
三⽥市でも、⾞いすの⽅が着物を着ている姿はほとんど⾒かけません。
でもそれは、“着られない”からではありません。
「着られる⽅法があることを知らない」
ただそれだけなのです。

実際に利⽤者さんに聞くと・・・
・七五三も浴⾐も着たことがない
・もし着られるなら、着てみたい!
そんな声がたくさん返ってきました。
だから、このプロジェクトがいま必要なのです
障がいがあっても、なくても、「着物を着たい」という夢は同じです。
しかし今の社会では、 「最初から選択肢にないままになっている⼈」が多くいます。
私 AYUMI MATSUMOTO と溝⼝靖⼦は、その状況を変えて行きます。

・着物は誰でも着ていい。
・⾞いすの方も、重度障害の方も、振袖や着物を着ることができる。
この当たり前を社会に広げていくために、 三⽥で⾏うパラコレクション兵庫が必要不可⽋です。
「⽇本の⼼=着物」×「本当は⼀番着たいのに⼀番遠かった⼈たち」
この架け橋を実現できるコレクションを実現できるために、今回のプロジェクトが産まれています。
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〜 このプロジェクトで実現したいこと 〜
私 AYUMI MATSUMOTO と溝⼝靖⼦が⽬指しているのは、来年2026年 3 ⽉ 1 ⽇に 障がいの有無を越えて、誰もが主役になれる“インクルーシブ着物ファッションショー” を開催することです。
着物は、⽇本の⼼そのもの。
着物には、祖⺟から⺟へ、⺟から娘へと受け継がれてきた祈りがあります。
家紋には先祖への敬意が宿り、折り⽬正しい所作には⽇本⼈の精神性が込められています。
特に振袖は、未婚⼥性の厄除けや幸せを願う“親からの祈り”そのもの。
まとうだけで、⼼が凛とし、守られているような⼒を感じます。
その⽇本の⼼を、⼀番遠くに感じてきた⼈にも届けたい。
それが、私たちの原点です。
着物 × インクルージョンで、社会を少し優しくしたい
障がいがある⽅は、「着物は着られないもの」と最初から諦めざるを得ない現実があります。
でも、本当は、誰もが着物を着ていいし、誰もが美しく輝ける。
このショーは、着物を通して多様性と共⽣(D&I)を社会に伝えるステージ でもあります。障がいのある⽅も、⾞いすの⽅も、重度障害の⽅も。
晴れ姿でランウェイを進むその瞬間、「私はここにいていいんだ」と⾃信が持てる。
そして観客にとっては、「違いは⽋点ではなく、個性なんだ」と⼼が揺さぶられる時間になります。
晴れ姿 × 本格ステージの特別な体験
会場は、ホテル内の美しい室内ロケーション。
どこで撮影しても着物が映える空間で、私の娘も成⼈式の前撮りをした、 ⼤切な思い出の場所です。
このプロジェクトでは・・
・ランウェイでの晴れ姿
・プロの着付け
・特別なヘアメイク
・家族と残す記念写真
・⼀⽣忘れないステージ体験
すべてを、参加者全員の「⼀⽣の宝物」にすることを⽬指します。

あなたの⽀援が、参加者の未来を変えます

もしこのショーが成功すれば、
「着物は誰でも着ていい」
「障がいがあっても晴れ姿は叶えられる」
という当たり前を社会に広げることができます。
これは、単なるイベントではありません。
誰かの⼈⽣の「初めての選択肢」をつくるプロジェクトです。
どうか、あなたの応援で、この優しい未来を⼀緒に形にさせてください。
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〜 プロジェクト立ち上げの背景 〜
障がいのある⽅がファッションを通して「⾃分を表現する」機会は、まだまだ多くありません。
本当はやってみたいのに、「遠慮してしまう」「できないと思い込んでしまう」
そんな現状が今も残っています。
着物は、⽇本の⽂化と⼼を象徴する⾐装です。
祈りや優しさを包み込み、多様性を受けとめる懐の深さがあります。
しかし社会では、着物を着るという機会が、障がいのある⽅ほど後回しになりがちです。
でも私は思うのです。
着物こそ、誰もが美しく、誰もが⾃分らしくなれる⾐装ではないか。
障がいのある⽅が着物を⾝にまとうからこそ⽣まれる美しさがあり、その姿は、 社会が多様な美を
認め合う“きっかけ”になると‼ そう信じています。
着物は伝統⾐装でありながら、実はとても柔軟で、多様性に富んでいます。
体型、年齢、性別、障がい・・・
どんな違いも、着物はすっと包み込み、その⼈だけの“美しさ”として表現してくれます。
今回のファッションショーでは、 参加者だけでなく“観客の皆さま”も着物で楽しめる時間を⽤意しました。

・着物が好きな⽅
・着物を持っているのに着る機会がない⽅
・「⼀度は着てみたかった!」という⽅
誰でも⼤歓迎です。
着物が⾃分で着られなくても⼤丈夫。
会場には 着付けコーナー をご⽤意していますので、 着物を持ってきていただければ氣軽に着物体験をしていただくこともできます。
障がいのある⽅も、ない⽅も、皆が同じ会場で着物を楽しみ、⼀緒に盛り上がり、“多様性が⾃然に混ざり合う時間” を作りたい。その願いを込めて、このプロジェクトを⽴ち上げました。

〜 これまでの活動と準備状況 〜
これまでに、私たちは、障がいのある方々を対象とした着物の撮影会、三田まつりの会場などで浴衣を着る機会をつくり、着付のサポートを行ってきました。
また、この度も、福祉関係者、福祉車いす着付師、着付師、美容師、ボランティアと連携しながら、イベントの開催に向けて、会場の手配や出演者募集、スタッフ体制など、多くの方に楽しんでいただけるイベントを目指し、地域と連携しながら丁寧に準備を進めております。
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〜 クラウドファンディングの目的 〜
今回のご支援は、
• 撮影会・イベント開催費
• ボランティア移動費・広報費
• 将来の「全国で開催される車いす着付モデルショー」開催準備
などに充てさせていただきます。
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〜 スケジュール 〜
◯2025年11月 出演者、協賛企業募集開始
〇12月半ばクラウドファンディング開始
〇2026年1月末 クラウドファンディング終了
〇1月出演者リハーサル
〇2月最終打ち合わせ、広報展開
〇3月本番開催(ザ・セレクトンプレミア神戸三田ホテル)

〜 最後に 〜
私 AYUMI MATSUMOTO からこの⽂⾯を読んでくださっているあなた様へ

あなた様からのご⽀援は、誰かの⼈⽣に“初めての選択肢”を産み出します。
着物はただの⾐装ではなく、「⾃分もしていいんだ」と思える⼤きな⼒ を持っています。
振袖を着たときの晴れやかな笑顔。
家族が涙ぐむ瞬間。
それは、その⼈の⼼に深く残り、やがて社会の価値観さえ変えていきます。
このプロジェクトは、特別な⼈だけのためのものではありません。
誰もが当たり前に⾃分の美しさを選べる未来をつくる挑戦です。
どうか、この未来を⼀緒につくる仲間になってください。
あなたの⼀つの⽀援が、⼀⽣に⼀度の体験となって参加者の⼼を照らします。
⼼からの感謝を込めて・・
パラコレ兵庫実⾏委員会
代表 AYUMI MATSUMOTO 松本あゆみ
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副代表 溝⼝靖⼦からこの⽂⾯を読んでくださっているあなた様へ

病氣が進⾏し、 体が思うように動かなくなってから、 ファッションもメイクも、私には遠い存在になっていました。
特に和装は、“選択肢にさえ⼊らないもの”でした。
そんな私が、 福祉⾞いす着付師の⽅と出会い、 ⺟たちが⼤切に着てきた浴⾐や着物をそのままの形で⾝にまとえたとき、その瞬間まるごと、思い出を抱きしめるような幸せが胸に広がりました。
障害や病氣があると、たくさんの選択肢が奪われていきます。
だからこそ、私は同じ環境の⼈の「選べる未来」を⼀つでも増やしたい。
そして、この活動の中には、そうした未来を広げようとする⼈たちの真剣な想いが込められています。
どうか、その想いに触れに来てください。
そして共に、新しい選択肢をつくる⼀歩を踏み出していただけたら嬉しいです。
パラコレ兵庫実⾏委員会
副代表 溝⼝靖⼦
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〜 応援メッセージ① 〜

パラコレクション®in兵庫。
これはただのイベントじゃありません。
「着物を諦めてきた人たちの未来を取り戻す挑戦」です。
代表の松本あゆみさん。
彼女は、
「障がいがあっても、車いすでも、成人式の振袖くらい好きに着たい!」
「当たり前の幸せを当たり前に届けたい!」
そう思って、学び、動き、ぶつかりながらここまで来ました。
副代表の溝口靖子さんは、車いすユーザー。
当事者としての目線、実体験、リアルな声を届け
三田市を住み良い地域にするために地道に活動しています。
そして、このパラコレ兵庫は、
「出来ない理由探し」じゃなく、
「やる方法探し」で動いてきた人たちの結晶です。
──諦める時代は、もう終わりにしよう。
「着物着たい。」
その一言が許される社会へ。
「私も出てみたい。」
そう言えるステージを誰にも奪わせない未来へ。
そのために、皆さんの応援が必要です。
心が動いたら、その一歩を形にしてください。
あなたの応援が、
次の笑顔を作り、誰かの人生を変えます。
一緒に未来、変えませんか。
🔥✨応援、よろしくお願いします✨🔥
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〜 応援メッセージ② 〜

この度は、パラコレ兵庫開催に向けたクラウドファンディングのスタート、誠におめでとうございます。僭越ながら、心からの応援の気持ちを込めてコメントをお送りいたします。
主催の松本あゆみさんとは、車いす着付けを通じて数年前に出会い、その後もさまざまなイベントでご一緒させていただきました。あゆみさんの軽やかなフットワークと、状況を瞬時に動かす行動力、そして何よりも一貫した情熱に、これまで何度も助けられてきました。
どんな時でも明るく前向きで、お客様や利用者さまの想いを第一に考える、あたたかな愛情に満ちたあゆみさん。そんなあゆみさんと、多くの素晴らしい仲間の皆さまがつくり上げるパラコレ兵庫は、きっと多くの方にハッピーと勇気を届けてくれることと思います。
パラコレ兵庫のご成功を心よりお祈りしつつ、ささやかながら応援の気持ちをお伝えさせていただきます。






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