■ このプロジェクトの社会的意義
〜伝統音楽を“響き”で未来へつなぐ〜
雅楽は、千年以上にわたり日本の宮中や神社仏閣で奏でられてきた、世界でも類を見ない音楽文化です。
しかし、現代ではその存在を知らない人も増え、若い世代への継承も難しい状況です。
私が目指しているのは、単なる演奏活動ではありません。
「雅楽という伝統の響き」に触れる機会を、もっと現代に開いていくことです。
龍笛の音は、心を落ち着け、祈るような時間をつくってくれます。
葬儀の場では「悲しみの中に癒しがあった」と声をかけていただくこともあり、その力を実感してきました。
このプロジェクトで高品質な笛を手にすることで、
・より深い演奏が可能になり、聴く人の心に響く音を届けられるようになる
・雅楽に出会う機会を増やし、伝統音楽の価値を共有できるようになる
そんな循環を生み出したいと考えています。
文化を守ることは、未来に何を手渡すかという問いへの答えだと思っています。
どうか、その一歩を共に踏み出していただけないでしょうか。
■ 具体的な計画と準備状況
◉ 資金の使い道
ご支援いただいた資金は、以下の通り使用させていただきます。
・龍笛購入費(八幡内匠 作「特上 龍笛(本煤竹・樺巻)」):約40万円
・高麗笛購入費(八幡内匠 作「特上 高麗笛(本煤竹・樺巻)」):約20万円
・京都工房への交通費・送料等:約2万円
・クラウドファンディング手数料:約10〜15%(約4〜6万円)
合計想定額:約66〜68万円
※達成金額に応じて、活動費(演奏会参加・広報費など)へも活用させていただく可能性があります。
◉ 活動スケジュール
・11月中旬:クラウドファンディング開始
・12月下旬:支援受付終了・集計
・2026年1月中旬:京都の工房にて笛を正式注文
・2026年6月〜7月:笛の完成・納品(製作期間:約3〜6ヶ月)
・納品後:稽古を重ね、演奏活動を本格化
・2026年以降:龍笛を使った文化発信(演奏・SNS等)を継続
◉ 現在の準備状況
・龍笛の製作者・八幡内匠さんとは、事前に相談済みで、注文可能な状態です
・活動内容の記録・発信用としてSNSの運用を開始しています
・笛の演奏については、葬儀・結婚式等の現場経験を継続中
・プロジェクト立ち上げに向けた原稿・写真などの準備は約80%完了しています
■ これまでの実績・スキル・第三者評価
・龍笛歴:20年以上
└ 15万円の笛を自費購入し、某雅楽団体で長年演奏(現在は閉所)
・演奏実績:韓国にてコンベンションに出演、地元の結婚式、神社行事、葬儀、式典など複数回出演
・現在使用している楽器は、20年前に購入した一本。限界を感じ、新たな笛を必要としています
※受賞歴はありませんが、聴いてくださった方々から「音に祈りを感じた」「心が静かになる」といった声をいただいています。
・協力者・関係者
現在は個人で活動中ですが、今後は神社関係者や雅楽経験者の方々と連携し、活動の幅を広げていく予定です。
■ 最後に
このプロジェクトは、単に「高価な楽器を買いたい」という個人の夢ではありません。
それは、伝統音楽という小さな火を絶やさず、現代に静かに灯していく「文化の継承」への挑戦です。
ご支援いただくことで、音が、文化が、未来へと響いていく――。
そんな想いをこめて、皆さまとともに一歩を踏み出せれば幸いです。
心からの感謝とともに、どうぞご協力をお願いいたします。





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