6月4日に初日を迎える、舞台「記憶の中の招き猫」先日、初稽古を迎えました。ダブルキャストも含め、総勢11名のキャストが欠けることなく一堂に会しました。―初稽古とは思えぬ、スピード感と修練読み合わせをじっくりおこなった後、さっそく立ち稽古に。(稽古に同席している筆者もこれまで少なくない現場に入ってきましたが、初日から立ち稽古をするスピード感には驚きを隠せませんでした…!)最年少が29歳という中堅&ベテランばかりの座組ということもあってか、初稽古とは思えない安定感が。読み合わせは、作品の本質やそれぞれの芝居感を探りつつ、丁寧におこなっていきます。ただ、真面目にやるだけではない『遊び』もところどころあり、この座組ならではの朗らかな空気も漂っていました。立ち稽古では、実際にからだを動かしながら芝居をすることでたくさんの発見と収穫が。すでに台本を手放して(台詞が頭に入って)いる方もおり、皆さんの並々ならぬ気合を感じました。―おなじ熱量で、おなじ方向を眼差す稽古開始から開幕まで一カ月間、しかも集中稽古に入るまでは週末稽古のみ。かなりタイトなスケジュールですが、ひとつの作品をみんなで創りあげるために、それぞれがじぶんの役割を明確に認識しているように見受けられました。「ここ、もっとこうしたらいいんじゃないかな」「この役って、こういう解釈で合ってる?」誰一人『お任せ精神』の方がおらず、各々が能動的な姿勢で稽古をすすめています。初対面であること、俳優/演出家の立場、作品や役の複雑さ、本番までの時間が多くないこと―――どんな障壁にも臆さず、真摯に向き合っている皆さんの姿がありました。それはひとえに、座組の全員が同じ方向をむいて、同じ熱量で作品に臨んでいるからこそ。稽古を重ねていくごとに、さらなるブラッシュアップが期待できます。舞台「記憶の中の招き猫」(略して『きおねこ』)、作品の完成に向け、さらに加速してゆくさまをご期待ください。みなさまの応援、心からお待ちしています!以上、「きおねこ編集部」でした。






