この夏、オーストラリアのSASUKEジムで修行し、
世界のSASUKEを知る旅に出ています!
6歳から憧れたSASUKEをもっと知りたい!
大学を休学してキャリア合宿に参加して、自分のありたい姿が分かってきました。
それに近づくため、1つの目標を立てました。
それは、やりたいことを見つける旅とSASUKEのトレーニングをオーストラリアですること
生涯に渡って大切にしたいことを大切にできるようにしたい
▼自己紹介
ページをご覧いただきありがとうございます。立命館アジア太平洋大学の石戸純と申します。
この度ある目的のためにクラウドファンディングを立ち上げました。
それは、オーストラリアのSASUKE専用のジムでトレーニングをし、知らないSASUKEの世界を知りに行く旅をすることです。2018年8月16日現在、旅をしている段階です。
しかし、僕はSASUKEの実績など何もありません。今回の挑戦をしたとしても、ES・面接のオーディションとなる実際のSASUKEで皆さんの前で成果を披露できるかもわかりません。
そもそも、日本でトレーニングできるものですし、なぜ海外に行くのか、意味不明かもしれません。
それでも、直接オーストラリアに行って、世界のSASUKEを知りたい。その気持ちが僕を突き動かしています。
なぜそんな挑戦をしたいと思ったのか。幼少期から現在までのSASUKEに関わる体験、人生について綴りました。
長い文章となってしまい恐縮ですが、ぜひご一読ください。
動画でも今までのSASUKEの練習の様子をまとめました。まだまだ未熟ですが、ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=CoFPmOhLZgs&feature=youtu.be
1.なぜSASUKEなのか?
▼生涯忘れることのない、SASUKEに出会った衝撃
SASUKEを初めて見たときの印象は、
「なんだかよく分からないけど、めっちゃ楽しそう!!あれどうやってやんの!?」でした。
当時5歳の時で体操を習っていた僕にとって、SASUKEは夢みたいな世界でした。
身体全身のエネルギーを使って、目の前のエリアを越えていく。運動が大好きだった僕は、その魅力の虜となりました。
そして2003年の春、秋山和彦さんの挑戦を見たとき、生涯忘れることのない、激しく感情が動いた「出会い」をしました。
持病の弱視障害とケガを抱えながらも、練習では一度も成功しなかったエリアをクリアし、急いでゴールまでよじ登り、なんと残り僅か0.03秒でクリアしたのです。
ゴールした瞬間、秋山さんは「おっしゃー!!」と雄叫びを挙げて泣き崩れてしまいました。
僕はその瞬間を見たとき、「すっげー!!」と叫びました。同時に、「こんなにも人生を懸けられるものがあるなんて、カッコイイ!!」とも思いました。
「人生を懸けて目指したい目標がある。そんな人生を歩んだら最高だ」と、当時の5歳の僕は思っていたのかもしれません。
「とにかくSASUKEに出たい!出たい!出たい!出ていつか絶対に完全制覇を達成するんだ!!」
それが当時の5歳の僕の目標になりました。それから15年間、僕はSASUKEをずっと見続けてきてきました。
SASUKEを見ているとき、挑戦者と一体化する瞬間がいくつもある気がします。
クリアしたら、「よっしゃああああ!!」とその場で喜び、失敗したら、「くそ!!!次こそリベンジだ!!!」と悔しがる。
自分が挑戦しているわけではないのに、なぜだかわからないけど、見ている人みんなが、選手と一体化して目の前の障害物に立ち向かっている。そんな気持ちになるぐらい、SASUKEの世界に魅了されていったのです。
▽出典:2003年春(第11回大会)SASUKE 1st ステージ
▼SASUKEへの想いを繋ぎとめてくれたこれまでの経験
中2の時に近くの公園で「ジャンピングバー」に挑戦し、高2のときに豊洲のSASUKEの体験イベントに参加しました。
このイベントで初めて本格的な「そりたつ壁」を目にしたとき、
「うおおおお!テレビで見たそりたつ壁やん!!早くやりたい早くやりたい!!」
「うわー!パイプスライダー全然前に進まねえ!どうやってこれできるんだ??」
次の日全身筋肉痛になるぐらい、我を忘れて終了までずっと遊び続けました。最後までクリアすることはできなかったけれど、夢にまで見たSASUKEの舞台に一歩近づけたことが、高校時代の貴重な思い出になりました。
「めっちゃ楽しい!全然できないけど、またやりたい!クリアできるまでやり続けるしかない!!」
純粋にそう思ったのです。
▽初めてのそりたつ壁。本番よりも小さいサイズだったので、難なくクリアできました。
▼少年、世界のSASUKEを知る
大学2年生の時、アメリカに2か月間留学していました。留学中、アメリカでもSASUKEがAmerican Ninja Warrior という名前で現地制作されており、専用のジムもあることを帰国前2週間前に知りました。
「行かなきゃ絶対後悔する。後悔したくない。行かない理由なんてない!!」と思い、留学先のバディに頼み込んで、片道3時間かかるジムまで連れて行ってもらいました。
そこでは、小学生から60代の大人の人まで、一緒にトレーニングをしていて、本番を想定したセットが整っていました。
「そりたつ壁本番サイズやん!毎日トレーニングできたら幸せだろうなあ!」
「おじいちゃんもSASUKEしてるとか、アメリカすげえな!」
「サーモンラダー全然上がらねえ!!無理でしょこれ!!」
本格的な練習場で、高2のときを思い出しました。やってみると、全然できない。でも楽しい。
アメリカのSASUKEジムに行って、自分の知らないSASUKEの在り方を知り、SASUKEの国や世代を越えた人気ぶりを肌で感じることができたことがたまらなく楽しかったのです。
▽アメリカのSASUKEジム、Iron sports 内の写真。
▽アメリカサイズのそりたつ壁に挑戦。2回目で成功!
2.人生に迷いながらも見えてきた自分のビジョン
▼NCSで見えてきた、本当の自分のありたい姿、思い
大学3年生になる前に、僕は進路に迷っていました。
「SASUKEは好きだけど、やりたいことがわからない。どう生きていきたいんだ?」
と思い、大学を休学してすぐに、Narrative Career School(NCS)というキャリア合宿に参加しました。
この合宿でこれまでの自分の人生の思い出、尊敬する人などを振り返りました。参加学生や社会人メンターの方々と対話することで自分のありたい姿を明らかにしていきました。
「おれはどうありたいのだろう。仕事はなにしたいとかはまだわからない。何を大切にしたい?-あ、SASUKEだ」
これまでの人生の思い出を振り返ったとき、SASUKEのことをすぐに思い浮かびました。僕がどんな人生を歩んだとしても、SASUKEだけはずっと大切にしたいと直感で思ったのです。
自分がどうありたいのか。それがはっきりしました。
それは、秋山さんのように、どんなに過酷な状況でも諦めずに挑戦し続けられる人。留学中に親身に僕を励ましてくれた先生のような、誰かの可能性を灯し、その人に寄り添える人。
その2つを掛け合わせた、自分の挑戦を通して、誰かの可能性を引き出し、その人に寄り添える人。これが僕のありたい姿であり、やりたいことなんだと気付きました。
▽Narrative Career Schoolの写真。この合宿はかけがえのない経験になりました。
▼合宿後の充実した日々
合宿が終わった後の休学生活は劇的に変わりました。自分のありたい姿に近づくために、教育系のボランティア・インターンシップに参加するなど、様々なことに挑戦してきました。
お世話になった合宿には学生メンターとして手伝わせてもらい、話を聞いた学生から、「話を聞いてくれてありがとう」と感謝してくれたことで、誰かの背中を押すことができた自分に自信を持てるようになっていきました。
レース後にSASUKE出場を本気で目指す方と知り合ったことがきっかけで仲間ができました。彼らと一緒に「スポーツマンNo.1決定戦」をイメージした運動会に参加ししましたが、結果は最下位でした。
そのことが悔しくて悔しくて仕方がない。あんなに好きで、得意だと思っていたのに、身体が自由に動かない。
「今回めっちゃ悔しい!!次は前よりも順位は上に立つぞ!!」
その悔しさが、トレーニングを磨き上げ、今回の挑戦を後押ししてくれました。
▽肌を焦がしたムッキムキの男たちの中でひと際白い肌を見せつけているのが僕です。(左端)
▼自分のありたい姿に近づくために、さらなる挑戦をしたい
合宿で自分の軸が定まり、初めての人。初めての経験。それを通じて、色々な人と繋がることができました。何かに取り組む毎日を過ごし、嬉しかったり、悔しかったり、より頑張ろうって思えたり、沢山のことを感じることができました。
「何も起きない日」が減って、直感に従った行動をすればすれほど、1日の学びが深いものになり、少しずつ、自分のありたい姿に近づけている、前に進んでいる感覚がありました。
僕のように、悩んでいてなかなか一歩を踏み出せない人の背中を押してあげられる人になりたい。そんな自分になれるように、自分の事に本気になりたい。本気になれるとしたら、SASUKEだ。その思いから、夏休みの3週間を使って、
「オーストラリア2都市のSASUKEのジムでSASUKEのトレーニングをし、まだ見ぬSASUKEの世界に足を踏み入れること」
を決意し、現在旅を続けております。
アクションカメラをつけながらトレーニングし、その時の様子や心境を、メールや動画、帰国後のプレゼンテーションで皆様にお伝えできればと考えております。
3.なぜ海外に行き、オーストラリアなのか
SASUKEは、1997年からTBSで放送されています。現在ではNinja Warriorという名前で100ヵ国以上の国で放送されており、そのうち17ヵ国で現地制作されています。
アメリカに留学していたときに訪れたSASUKEジムで、世代を越えて親しまれるスポーツ、文化としてのSASUKEを見ました。またSASUKEが誕生日パーティー、チームビルディング研修にも取り入れられているところが日本と違っていて面白いと思い、日本にはないSASUKEの在り方を知りたいと思ったからです。
オーストラリアにした理由は、僕が行ったことがない国であること、Australian Ninja Warrior Season 3 が7月に放送され始めたばかりで、今がピーク期にあるためです。
▽施設内の写真。本格的なSASUKEの練習場となっていて、子どもも大人もいます。
出典:Fitgting Lyons
4.帰国後、自分はどうありたいのか
自分の文脈を本気で生きる人に、誰かに勇気を与えられる人に成長していきます
自分の向かいたい方向は見えてきました。それは生半可な気持ちや努力ではたどり着けないと思います。今回はそれに近づくための大きな挑戦だと思います。
この挑戦を通して、自分の大好きなことを大切にする人になりたい。エゴを突き通してでも、誰かの背中を押せる人になりたい。
SASUKEが僕の人生を輝かせてくれてたから、帰国後の自分がもう一回り大きくなって、もっとずっとSASUKEを愛していたいのです。
帰国後、必ずSASUKEのスタート地点に立って、想いを形にできますように。応援してくれた人に感謝し、何かを「与え」られるように。
将来の自分がより素晴らしい人生を歩めるように。
▼渡航計画 2018年8月14日~2018年9月4日
①8/14 21:05 成田発⇒8/15 06:05 ゴールドコースト着
↓シドニーへ移動
②8/21 12:35 ゴールドコースト発⇒8/21 14:00 シドニー着
↓ゴールドコーストへ戻る
③8/25 12:20 シドニー発⇒8/25 13:40 ゴールドコースト着
↓メルボルンへ移動
④8/25 15:35 ゴールドコースト発⇒8/25 17:55 メルボルン着
↓ゴールドコーストへ戻る
⑤ 9/3 19:30 メルボルン発⇒9/3 21:30 ゴールドコースト着
↓成田へ帰国
⑥ 9/4 10:45 ゴールドコースト発⇒ 9/4 18:55 成田着
▼訪れるジム(レッスン代20ドル×20回=400ドル)
・シドニー
①Burns Outdoor Obstacle Training
URL: http://boot.net.au/
・メルボルン
②Fighting Lyons
URL: https://www.fightinglyons.com.au/
▼最後に
▽インターンをしている、a. school の仲間との写真。小学生の頃の将来の夢は何?と聞かれた時に撮りました。
皆さま、貴重なお時間を頂き、最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。どうか温かい応援のほどよろしくお願い致します!!
▼集めた資金の使途
航空券代(往復航空券、国内航空券)10万円
Australian Ninja Warrior ジムのレッスン代 2万円
にあてさせていただきます。
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