日本のものづくりを担う
子どもたちを育てます
ゼロから創る力を引き出す
「 アクリル製ロボット教材 」
開発プロジェクト


■ 日本のものづくりが、存続の危機に瀕している
わたしは7年間、立命館大学客員研究員として研究開発の現場に関わってきました。そしてそこで機械・電気エンジニアの深刻な人手不足を目の当たりにしてきました。
立命館大学 びわこ草津キャンパス
日本の基幹産業である自動車産業や電気産業を支えるには、これらの分野のエンジニアが不可欠です。しかし現状では、子どもたちが機械や電気に触れる機会が圧倒的に少なく、将来の担い手が育ちにくい環境にあります。
■ 幼少期の「手を動かす経験」が不足している
大学で教えていると、同じ内容を教えても学生間に歴然とした差があります。その違いを追究すると、幼い頃にDIYや工作をしていたか、壊れたものを工夫して直したり、あるもので何かを作ったりする経験があったかが大きく影響していることが分かりました。

手を動かして工夫する経験、試行錯誤する経験は、技術者としての素養を育む上で計り知れない価値があります。しかし、現代の子どもたちはそうした機会に恵まれていません。
■ なぜ、既存の教材では不十分なのか?
既存のロボット教材に、優れた教育ツールはたくさんあります。しかし、汎用的な部品を組み合わせるという性質上、「本当にゼロからものを創る」という経験ができるものは少ないのです。

子どもたちには、形を考える、設計する、材料を加工する、思い通りに動かすという、これらの完全なゼロからのものづくり体験が必要なのです。
■ 算数偏重のプログラミング教育の限界
現在のプログラミング教育の多くは、算数との関わりを重視しています。しかし、国語との関わりを強くした教材はかなり稀です。
ものづくりには、論理的思考だけでなく、自分の想いを言葉にする力、設計意図を説明する力、仲間と対話しながら創る力といった言語能力が不可欠です。これらは国語教育と深く結びついています。

日本は、ものづくりの技術力や創造力において世界に誇る強みを持っています。日本のGDPの約2割、雇用の約2割を製造業が支えるものづくり大国であり、革新的な技術を次々と生み出してきました。
しかし、マーケットを作り出す能力が弱く、結果として市場シェアを他国に奪われてしまうという構造的な課題があります。たとえば液晶テレビとリチウムイオン電池。
経済産業省 ものづくり白書より抜粋
液晶ディスプレイは日本が独創的な技術開発で世界をリードし、1990年代には日本メーカーの独壇場でした。しかし2000年代以降、韓国のサムスン・LG、中国のTCL・ハイセンスが台頭し、現在の世界シェアでは韓国勢と中国勢が上位を占め、日本勢は大きく後退しています。
リチウムイオン電池も同様です。1991年にソニーが世界初の商用化に成功し、20世紀の世界市場は日本製品が圧倒していました。2019年には日本人の吉野彰氏がノーベル化学賞を受賞するほど、日本発の画期的技術です。
しかし現在、2015年までに中国は韓国と日本を抜いてリチウムイオン電池の輸出国トップとなり日本の世界でのシェアはこの2か国に比べて著しく低いのです。
International Trade Center Trade MapよりNX総合研究所作成
日本発の革新的技術が、マーケティングやコスト競争力で優位に立つ国々に市場を奪われる・・この構図は、日本のものづくり産業が直面する最大の課題です。
「機械・電気のものをつくって動かす + プログラミング」という領域は、本来日本人の強みが最も発揮されるはずの分野です。技術とアイディアという日本の強みを、次世代に継承し、さらにマーケットを創造する力と融合させなければ、日本の未来はないのでは?とさえ、思うのです。

プログラミングの教材はたくさんありますが、わたしたちの作るアクリル板の教材ならではの独自性が5つありますのでご紹介いたします。
アクリル板とレーザーカッター(コンピュータ加工機)を活用することで、小学生でも思いのままのロボットを作ることができます。
自分でデザインした形を正確に切り出せる、透明なアクリルで内部の仕組みが見える、何度でも作り直して改良できるという特徴があります。レーザーカッターという本格的な工作機械を使うことで、子どもたちは「本物のものづくり」を体験できます。

この教材には、機械、電気、プログラミングの要素がすべて組み込まれています。日本人の強みである「ものをつくって動かす」力を、総合的に育成します。

ロボットが子どもに合わせて難易度を下げるのではなく、子どもたちがそのスキルを習得することを前提として開発しています。
これは、「子どもに合わせるのではなく、子どもの力を引き出す」という私の信条に基づくものです。子どもたちの可能性は、大人が思う以上に高い。適切な環境とサポートがあれば、子どもたちは驚くほどのスキルを習得します。おおとりウイングス研究所の教室で、それを日々実感しています。

対象は年中さんから小学6年生まで。幼い頃から本格的なものづくりに触れることで、技術者としての素養が自然に育ちます。このクラウドファンディングが成功すれば、中学生向けの教材も開発し、より高度な学びへと繋げていきます。

算数とプログラミングを結びつける教材は多くありますが、国語との関わりを強くした教材はかなり稀です。読解能力を必要とする教材を活用することで、作成までのプロセスの中で国語力を高めていくことを可能にしました。

小学校4年生以降の教材では、ミッションの説明文が500文字以上になります。したがって自分で想像し、考えなければプログラミングを実施することができないのです。

■ 子どもたちの無限の創造力を解き放ちたい!
この教材で育った子どもたちは、
☆ゼロから創る創造力が育つ
☆失敗を恐れずチャレンジする精神を養う
☆AI時代を強く生き抜く丹力を持つ- 創造力を解き放つ子どもたちが、未来の日本を動かす原動力となることを願います。人口減少や少子高齢化をも乗り越え、イノベーションで経済と希望を再生する社会を、子どもたちと共に実現します。

■ 未来を担う子どもたちのために
皆様からご支援いただいた資金は、以下に活用させていただきます。

■ 株式会社えむ・すくえあ
代表取締役 万野真伸
■ 創才サイエンスラボ
おおとりウイングス研究所
〒593-8324 大阪府堺市西区鳳東町7丁733 2F
電車をご利用の場合
JR阪和線「鳳駅」から徒歩5分
ホームページはこちら

今回のクラウドファンディングでは以下のリターンを用意しました。
【犬のロボット+プログラミングキット】

犬のロボットとプログラミングキットをお届けします。
※送料込みのお値段です。
【企業スポンサー】

株式会社えむ・すくえあ の企業スポンサーになれる権利です。
企業スポンサーとしてHPに企業名、企業のHPのリンクを掲載させていただきます。
【プログラミング教室4カ月】

プログラミング教室を4カ月体験いただけます。
通常料金1か月15,000円の2か月分で4か月体験いただけます!
上記以外にもリターンをたくさん用意しております。
ぜひリターン一覧をご覧ください。
スケジュール
2025年12月 クラウドファンディング開始
2026年1月末 クラウドファンディング終了
2026年3月 リターン実施

日本のものづくりは、危機に瀕しています。 しかし、子どもたちの可能性は無限です。適切な教材と環境があれば、子どもたちは驚くほどのスキルを習得し、創造力を解き放ちます。








