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消えゆく竹文化を、もう一度。」黒木竹材が挑む、伝統の再生と未来の創造。 公開前

かつて日本の暮らしを支えた竹が、今、静かに姿を消そうとしています。その現実を変えるために、私たちは立ち上がりました。放置竹林を整え、使われなくなった竹に新たな命を吹き込む。“竹=未来をつくる素材”として再び息づかせる挑戦です。

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かつて日本の暮らしを支えた竹が、今、静かに姿を消そうとしています。その現実を変えるために、私たちは立ち上がりました。放置竹林を整え、使われなくなった竹に新たな命を吹き込む。“竹=未来をつくる素材”として再び息づかせる挑戦です。

はじめに

私たち黒木竹材は、長年にわたり竹の素材供給と加工を行ってきた竹専門業者です。
しかし近年、プラスチックや金属素材の普及、職人の高齢化・後継者不足によって、竹産業は全国的に急速に縮小しています。

かつて日本の暮らしの中に息づいていた「竹文化」は、いま消えようとしています。
私たちはこの現状に強い危機感を抱きました。

「伝統を守る」だけではなく、「現代に生かす」こと。
それが黒木竹材の使命です。

竹を日用品や建材、インテリアなど、現代の暮らしに合った形で再び息づかせ、
日本の風景に“竹のある豊かな里山”を取り戻したいと考えています。
この想いから、CAMPFIREを通じて竹の魅力をあらためて伝えるプロジェクトを立ち上げました。

放置竹林の現状と課題

現在、全国で放置竹林の拡大が深刻な問題となっています。
人の手が入らなくなった竹山は密集して伸び放題となり、光が地面に届かず、
下草も生えないほど荒れ果てています。
このままでは、
・山の保水力が失われ、土砂崩れの危険が高まる
・生態系のバランスが崩れ、野生動物の人里出没が増加するといった問題を引き起こします。
竹林整備は、竹を伐るだけの作業ではありません。
それは、人と自然の境界を取り戻し、共に生きる未来を守る活動です。
しかし、整備した竹をすぐに活用できるわけではありません。
伐採から製品として使える竹が育つまでには3〜5年という長い時間が必要です。
さらに、1年目に伐った竹のうち約70%は商品価値がなく、廃棄されてしまうのが現実です。

私たちの挑戦

黒木竹材では、「価値がない」とされてきた竹を、もう一度見つめ直しています。
割れ、色むら、曲がり——それぞれに個性と美しさがある。
私たちはそうした竹を丁寧に加工し、
・ぐい呑み
・青竹踏み
・竹の雑貨
・インテリアアイテム
などへと生まれ変わらせ、ECを通じて全国へ届けます。
“整備した竹を活かし、地域に循環を生む”このプロジェクトは、そんな小さくも確かな一歩です。

プロジェクトの目的

今回のクラウドファンディングでは、
「伝統素材 × 現代の暮らし」をテーマに、以下の3つを目指します。
1.竹雑貨・インテリア商品の開発 
日常に取り入れやすい形で竹の新たな価値を提案。
2.職人の技術継承と若手育成 
支援金の一部を、若手職人の研修や竹加工技術の継承に活用。
3.竹素材の魅力発信のためのECサイト開設 “
竹のある暮らし”を全国に広げるオンライン拠点を整備。

なぜ今「竹」なのか

竹は、CO₂を吸収し、成長も早いサステナブル素材です。
世界的にも注目されている一方で、日本国内では需要減少により放置竹林が増加し、
資源が十分に活かされていません。

私たちは、「竹=古い素材」はなく、
「竹=未来をつくる素材」へと再定義します。

資金の使い道

皆さまからのご支援は、下記の活動に大切に活用させていただきます。
・新商品開発および試作費
・竹素材の仕入れ・加工費
・若手職人の技術指導
・研修費・ECサイト構築
・運営準備費
・広報活動(撮影・PRコンテンツ制作 など)

今後について

本プロジェクトでは、黒木竹材として自己資金200万円を投じ、
皆さまからのご支援100万円と合わせて、総額300万円規模での事業化を目指しています。

自らリスクを負い、覚悟をもって取り組む姿勢をしっかりお伝えしたいと考えております。

また、もし第一目標を上回るご支援をいただけた場合には、
地域の環境保全活動や子どもたちへの学びの場づくり、若手の雇用創出、福祉との協働など、
“地域へ還元する取り組み”をさらに広げてまいります。

支援が増えるほど、
竹が“未来の地域資源”として再び活かされ、
より多くの人へ価値が届くプロジェクトとなります。

メッセージ

「竹」という素材に光を当てること。
それは、“日本の手仕事と自然を次世代につなぐ”ということです。
私たちは、竹文化を“過去の遺産”で終わらせません。
伝統を“未来の産業”として再生させるために、皆さまの力をお借りしたいと考えています。

また、今回のクラウドファンディングは単発で終わるものではなく、
竹林の社会問題を解決するための“継続的な取り組み”の第一歩と考えております。
放置竹林の問題は、一度整備して終わりではなく、毎年の管理・新商品開発・若手育成など、長期的に向き合う必要があります。
そのためには、事業として収益を生み、持続可能な仕組みを作ることが不可欠です。

今回、ECサイトを構築するのは、クラウドファンディング後も
「竹を使った商品を継続的に販売し、竹林整備に必要な費用や雇用を安定的に生み出すため」
という明確な目的がございます。

クラウドファンディングをきっかけに、
“竹で地域を守る仕組み”
を長期的に育てていきたいと考えております。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • ECサイト開設費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

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