はじめに
料理で世界を平和にしたい。
その想いだけで、26年走り続けてきました。

はじめまして。「世界のごちそう博物館」代表の本山尚義(もとやまなおよし)です。わたしはこれまで、世界中の料理を取材し、200以上の国と地域のごちそうを再現してきました。
レストランのシェフとして、書籍の著者として、そして「レトルト食品」を通して。
形は変われど、伝えたいことはたった一つ。
「食べることは、世界を知ること」
知らない国のことはこわくても、その国の料理が美味しかったら、きっとその国を好きになります。
「この国の料理、おいしいね」そのたった一言が、世界を近づけ、平和のきっかけになると信じて活動を続けています。
なぜ、今「レトルト」なのか?
それは食卓が一番身近な”平和の入り口”だから。

わたしがつくるレトルト食品は、ただの「簡単ごはん」ではありません。 世界の料理を再現したレトルトの中には、
──旅先で出会った人々の笑顔、
──貧しさの中でも誇りを持って生きる家族の味、
──その土地の空気や祈り、
そんな"物語"が詰まっています。
その国の「心の味」を、日本のみなさんに届けたいのです。
世界では戦争や貧困、差別が絶えません。でも、ひとつのレトルトを通じて、遠い国のだれかを想うことはできます。あなたがカレーを食べるその一口が、世界の誰かへの「優しいまなざし」に変わります。
そんなやさしさの連鎖を広げたくて、わたしは今日もレトルトをつくり続けています。

個人の限界と、
法人化を決めた「悔しい理由」


レストランからレトルト製造に転身して約10年。おかげさまで多くの方々に支えられてきましたが、活動が広がるにつれ、「個人の壁」にぶち当たりました。
「もっと多くの人に届けたいのに、届けられない」
あるとき、大手商社さんからお声がけいただくチャンスがありました。「これなら一気に全国へ、世界の料理を届けられる!」と胸を踊らせましたが、結果は…
「商品はとてもいいのですが、個人事業主とは契約ができません」
何度も何度も、この言葉で断念せざるを得ませんでした。商品には自信があるのに。待ってくれる人がいるのに。個人事業であるためにチャンスを逃し、そのたびに悔しい思いをしてきました。
さらに、製造設備の老朽化や、少人数体制の限界。
「このままではいけない。もっとたくさんの食卓に、世界の物語を届けたい」
その一心で、2025年12月。わたしは「法人化」という一歩を踏み出すことを決意しました。社会的信用を得て、活動を次のステージへ進めるための、新たなた挑戦です。
今回の挑戦:新たな門出に「レトルト1万食」を届けたい!

法人化はゴールではなく、スタートです。この新しい一歩を、ただの事務的な変更で終わらせたくないと思いました。これを機に、これまで以上に多くの方に、この商品と想いを知ってもらいたい。
そのために掲げた目標が、「レトルト1万食」です。
かつて、阪神・淡路大震災20年チャリティで1万2000食を完売させるのに苦労した経験があります。でも、あのときとは違います。いまはさらに多くの応援してくださる仲間、みなさんがいます。この「1万食」は、世界の味をこれからも届け続けるための決意の数字だと思っています。
お届けするのは、こんな「物語」です
(レトルト紹介)
わたしのつくるレトルトは、現地の味やスパイスの香りを手づくりで再現しています。 防腐剤や添加物に頼らず、お肉も野菜もゴロゴロと大きい。
そしてもうひとつ大切にしているのが、「食べやすさ」です。現地の味を最大限に尊重しながらも、極端にクセの強い味つけはさけ、日本のみなさんが「おいしい!」と感じられるバランスを追求しています。
代表的なメニューを、少しだけご紹介させてください。
🇧🇷 ブラジル:フェイジョアーダ 
かつて農園の奴隷たちが、主人が残した部位を使って栄養満点の煮込み料理をつくったのがはじまりです。それがいまでは、ブラジル国民に愛されるパワー飯になりました。
🇺🇸 アメリカ南部:ガンボ 
レトルト第1号! 鶏肉とオクラのスパイシーなシチュー。「ガンボ」とはオクラのこと。アフリカから奴隷船で運ばれたオクラと、ヨーロッパやインドのスパイスが融合した、まさに「歴史が凝縮された」一皿です。
🇲🇲 ミャンマー:チェッターアールヒン 
日本に暮らすミャンマー難民のお母さんから教わった、命をつなぐ家庭の味。内戦が続く故郷を想いながらつくられたこのカレーには、平和への祈りが込められています。
レトルトを食べたみなさんからの声



支援金の使い道
みなさんからいただいたご支援は、法人としての基盤づくりと、未来への投資に使わせていただきます。
・法人化の初期費用(登記・登録費用など新たなスタートの基盤)
・設備の刷新(10年戦った製造機・充填機が限界です!安定供給のために投資します)
・原材料費・リターン発送費(物価高騰の中でも、手作りの味を守り抜きます)
「法人化のお祝い」というお気持ちでご参加いただける方も大歓迎です!
リターン一覧

本山尚義、これまでの歩み
〜旅するシェフから、世界のごちそう博物館館長へ〜

1966年
神戸市に生まれる。
1980年代後半〜
フランス料理の世界へ料理人としてのキャリアをスタート。神戸の有名ホテルなどでフランス料理の修行を重ね、20代で料理長に就任。
1993年 (27歳)
「旅するシェフ」の誕生転機となったインドへの旅。スパイスの奥深さに衝撃を受け、世界の料理を探求する道を決意。ここから約30カ国を巡り、現地の家庭で料理を教わる「旅するシェフ」としての活動が始まる。
1999年
レストラン「世界のごちそうパレルモ」を開業
帰国後、神戸に自身のレストランをオープン。旅で出会った本場の味と物語を、日本の食卓に届ける挑戦を17年間にわたって続ける。

2010年~2012年
前代未聞の挑戦「世界のごちそうアースマラソン」
レストラン営業中、当時外務省が承認する全195カ国の料理を2年かけて提供するという前代未聞の企画を開催。多くのメディアで話題となり、食を通じて世界を伝える活動が注目を集める。
2015年
初の著書『世界のごちそう旅×レシピ』 旅するシェフの料理修行日記をイカロス出版より出版
2016年
レトルト製造事業「世界のごちそう博物館」を本格スタート
17年間続けたレストランを閉店。「もっと多くの家庭に、気軽に世界の味を届けたい」という想いから、レトルト食品に特化した現在の事業をスタートさせる。
2017年
『全196カ国おうちで作れる世界のレシピ』を出版
多くの支援を受け、夢であったレシピ本をライツ社より出版。家庭で世界の味を楽しめる一冊として、全国の書店にならぶ。
2018年
料理レシピ本大賞を受賞同書が「料理レシピ本大賞 in Japan」で【料理部門】特別選考委員賞を受賞。そのユニークなコンセプトと再現性の高いレシピが、専門家からも高く評価される。

2019年
『世界のおつまみレシピ』を主婦と生活社より出版
2020年
コロナ禍でのレシピ全文公開が話題に緊急事態宣言中、「おうち時間を少しでも豊かにしたい」と、レシピ本の全文をWEBで無料公開。この取り組みが大きな反響を呼び、NHK「おはよう日本」や朝日新聞など、多数のメディアで取り上げられる。
2022年
世界201の国と地域の世界のおやつ本『おうちで作れる世界のお菓子』出版
2024年〜2025年
毎月届くサブスク企画「レトルトで世界80カ国カレー巡り」(20カ月80カ国)を開催、「世界80カ国世界のお菓子紀行」(20カ月80カ国)を開催中
そして現在…
レトルト製造や講演会など、食卓と世界をつなげる活動に奔走中。そして2025年、法人化を機に、新たな挑戦の第一歩を踏み出します。
応援メッセージ
東ティモールとの交流を目指すクラウドファンディングでご一緒した株式会社ゆびさしのみなさんから応援メッセージいただきました!

ずっと応援してくださっている世界の音楽をされているご夫婦からの応援メッセージです!

OEMコラボカレーでご一緒している商品企画会社の社長さんからメッセージをいただきました!

レシピ本『全196カ国おうちで作れる世界のレシピ』をともにつくりあげたライツ社さんからメッセージをいただきました!

最後に
世界が平和になるために、必要なのは「お互いを知ること」です。
いまこの瞬間も、世界では争いが続いています。「自国ファースト」の風潮も強まっています。でも、美味しい料理を前にしたとき、人は笑顔になり、相手のことをもっと知りたくなります。
料理は、一番身近な異文化コミュニケーションです。
これまで支えてくださったみなさん、そして今日はじめて出会ったみなさん。法人化してパワーアップする「世界のごちそう博物館」を、どうか一緒に盛り上げてくださいませんか。あなたの食卓から、平和のバトンをつないでいきましょう。
応援、よろしくお願いいたします!
<All-in方式>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。







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