自己紹介
一般社団法人N-works代表理事の乙村直人と申します。京田辺市で学校教員としてハンドボールの指導に
携わっておりましたが、昨年度教員を退職し、ハンドボールクラブチーム運営を主体とする一般社団法人N-worksを立ち上げました。
京都府京田辺市生まれ
京田辺市で生まれ育ち、小学3年生からハンドボールを始めました。毎日、暗くなるまで学校の先生や友だちとボールを追いかけ、夢中になってハンドボールに取り組みました。小学6年時の全国大会では、京都府勢初の全国制覇を成し遂げることができました。

当時、進学すると中学部活やクラブチームでハンドボールを続ける手段がなく、競技を続けることは断念しました。
中学、高校、大学では、当時の夢であった箱根駅伝を走るため陸上競技に打ち込みました。千葉県の中央
学院大学に進学し、大学4年時の箱根駅伝にはメンバーとしてエントリーされています。
小学校教員としてハンドボール指導
26歳の時に地元の京都府に戻り、母校である京田辺市立田辺東小学校で教鞭をとることとなりました。それと同時に、今度は指導者としてハンドボールに携わることとなりました。赴任当時のチームは学校チームでありながら、保護者会が主体となって運営が行われていました。
自身が全国大会で優勝した頃より19年ぶりとなる日本一を達成し、監督として全国大会優勝5回、準優勝1回、第3位4回という成績を残すことができました。
令和6年4月、学校教員を退職して一般社団法人N-worksを設立し、小学生「T-SQUARE京都」と中学生「HC京都」の指導、運営をしています。
このプロジェクトで実現したいこと
ハンドボールを通して子どもたちの…
京田辺市ではハンドボールを通じて育った子たちがたくさんいます。ただハンドボールを上手くなるだけでなく、豊かな人間性を育んだり、運動能力以外に部分を引き伸ばしたりすることができます。
「ハンドボールのまち京田辺」を持続させていくことで、地域活性や人間性豊かな子どもたちを育むことができます。
①自分の可能性を見出す
T-SQUARE京都・HC京都の活動では、スモールステップの指導を心がけています。
できることを増やしたり、以前よりもできるようになったり、成功体験を積み重ねていくことで自己肯定感を育むことができます。
②アウトプットによる繋がり
ハンドボールは味方とのコミュニケーションが大切なスポーツです。
プレー中だけでなく、コートの外でも自分の考えを伝えたり、味方の意見を聞いたりして、考えを共有する場面を意図的に設定しています。
現代の子どもたちは、スマホやメディア(ゲームの通信など)を通したコミュニケーションを取ることが多く、自らの言葉や表情、身振り手振りなどでのコミュニケーションが苦手な子が多く見受けられます。
社会に出てから、最も重要視されるコミュニケーション力を育むことができます。
③ロジカルシンキング
ハンドボールは、個人能力だけでなく連携や連動、戦術が重要なスポーツです。
戦術理解や相手との駆け引き、状況理解など、体を動かしながら思考力を巡らせないといけません。
指導者の言いなりにプレーするのではなく、理論的に考えたり、場合によっては監督やコーチと考えを練り合ったりしながら、課題解決へと向かっていきます。
④プラス思考増幅
T-SQUARE京都・HC京都では「ミスはいいよ!」という言葉が練習の中でよく飛び交っています。
もちろん、監督や指導者から注意されることはありますが、それは『消極的なミス』の時に限られます。
『積極的なミス』はむしろ歓迎されるもので、挑戦するからこそミスが生まれます。
しかし、それは成功への前向きな一歩となります。
「ミスを恐れて一歩を踏み出さない」のではなく、「成功へ向かう一歩を踏み出す」という思考を育てます。
⑤運動能力の向上
昨今の学校や公園では、様々な遊具が減っていっています。
その理由は「怪我をする危険性があるから」ということが原因に挙げられます。運動経験が減り、多様な動
きをする機会が昔の子どもと比べると大幅に減っています。
ゴールデンエイジ、プレゴールデンエイジと呼ばれる年代の子どもたちに多様な動きを経験させることで、運動能力を飛躍的に向上させることができます。
プロジェクト立ち上げの背景
当時、京田辺市のハンドボールクラブは小学校チームでありながら、保護者会主体のクラブチームでした。
指導には学校教員が多く関わっていましたが、放課後や土日の指導については完全にボランティアでした。
学校教員の働き方改革により、一部の教員に負担がかかったり、指導者がいなくなったりする事態となり、指導に関わる教員がどんどん減ってきました。
また、学校がクラブ運営に関わらなくなり、完全に保護者会のクラブチームへと変わり、保護者の当番や役職など、実働負担が大きくなってきました。保護者の方の仕事の都合で、「やりたくてもハンドボールができない」という子どもがいるとの声も聞こえてきました。
「このままでは京田辺市からハンドボールクラブがなくなってしまう!」
という危機感から、保護者の実働負担を減らし、今後も持続可能なクラブを運営していくため、2024年春、17年勤めた小学校教員を退職しました。
主に小学生ハンドボールクラブ「T-SQUARE京都」と中学生ハンドボールクラブ「HC京都」を運営する一般社団法人N-worksを立ち上げました。
クラブの成績
3年前に薪HBCと桃園HBCが合併しT-SQUARE京都(小学生)、学校の枠組みにとらわれないHC京都(中学生)のハンドボールクラブチームを立ち上げました。
T-SQUARE京都(小学生ハンドボールクラブ)
京都府小学生ハンドボール大会では、2025年大会、男女アベック優勝し、女子は4連覇、男子は2連覇しています。
全国大会の成績
※創部4年で男子1回、女子2回日本一に輝いています!
2022年男子準優勝、女子優勝
2023年男子優勝、女子ベスト8
2024年男子第3位、女子ベスト8
2025年男子第3位、女子優勝
HC京都(中学生ハンドボールクラブ)
2024年
春の全国中学生大会 第3位
夏の全国クラブカップ 準優勝
2025年
夏の全国クラブカップ 男女出場
練習や遠征、試合などの送迎や荷物の運搬に使用する車輌を購入したい!
「ハンドボールのまち京田辺市」を謳って30年以上が経ちました。私自身も小学生時分にはハンドボールに打ち込み、一つの目標に向かって努力することや友だちと支え合うこと、スポーツに打ち込める環境や支えてくれる人たちへの感謝、挑戦する勇気など、多くのことを学ぶことができました。しかし、京田辺市のハンドボールが今後持続していけるかどうか、危機に直面しています。
その要因として挙げられるものの一つが、保護者負担の増幅です。小学校チームが完全クラブ化になり、中学校の部活が地域移行に進んでいます。両親の共働き世帯も増え、子どもたちの練習や試合への送迎が難しいということをよく耳にします。「クラブに入りたいが保護者送迎できないから、入部を諦めている」という方もいます。
これ以上、子どもたちのスポーツに接する機会を減らしたくはありません。
そこで、練習や遠征、試合などの送迎や荷物の運搬に使用する車輌を購入したいと考えています。
保護者の実働負担が減ることで、選手がより一層ハンドボールに打ち込めると考えています。
現在の準備状況
購入できる車両を探したり、クラウドファンディングやリターンに協力してくださる方と計画を進めています・
リターンについて
クラウドファンディングのリターンにご協力いただく「パティスリーメルキュール」様、ごはんのおとも「おともKYOTO」様をご紹介させていただきます。
パティスリーメルキュール様
京都府京田辺市で営業されています。オリジナルのケーキやお菓子など、味だけでなく見るだけで心が弾みます!T-SQUARE京都が全国大会で優勝した時も、オリジナルのケーキを作っていただきました!行列ができるフルーツサンドは絶品です!



京都山城「蜜輪」様
京都府京田辺市で営業されています。京田辺産の蜂蜜やハチミツ漬けナッツ、ミツバチが蜜を集めたれんげ畑で昔から伝わる『れんげ農法』で作られたお米「完熟れんげ米」などを販売されています。



リターンの内容
①5,000円…お礼状
②10,000円…お礼状+チームタオル+メルキュールお菓子
③30,000円…お礼状+チームタオル+メルキュールお菓子詰め合わせ+蜜輪製はちみつ
④50,000円…お礼状+チームタオル+メルキュールお菓子詰め合わせ+蜜輪製はちみつ詰め合わせ
⑤100,000円…お礼状+チームタオル+メルキュールお菓子詰め合わせ+蜜輪製はちみつ詰め合わせ+購入車両1日利用(運転手付き)
⑥300,000…お礼状・お礼動画作成+チームタオル+メルキュールお菓子詰め合わせ+蜜輪製はちみつ詰め合わせ+バスへの支援者様・支援企業様の名前掲載+令和8年T-SQUARE京都チームTシャツへの支援者様・支援企業様の名前掲載+令和8年T-SQUARE京都チームTシャツへの支援者様・支援企業様の名前掲載
⑦500,000…お礼状・お礼動画作成+チームタオル+メルキュールお菓子詰め合わせ+蜜輪製はちみつ詰め合わせ+支援者様・支援企業様のプロモーション動画制作+バスへの支援者様・支援企業様の名前掲載
スケジュール
2月 クラウドファンディング終了
3月 購入車両契約
4月 納車
4月中旬〜 購入車両を活用
令和8年5月 リターン発送
最後に
京都府京田辺市は小学生ハンドボーラーにとって『聖地』とされています。
その理由は、今年で38回を迎えた全国小学生ハンドボール大会が、第1回から開催されていることにあります。田辺中央体育館のブルーコートに想いを馳せ、大きく成長してきた子どもたちがたくさんいます。
京田辺市で育ったハンドボーラーの中には、日本代表としてオリンピックで活躍した選手やリーグHC京都や各カテゴリで活躍している選手がたくさんいます。
一般社団法人N-worksの運営する「T-SQUARE京都」と「HC京都」ではハンドボールの技術力だけでなく、ハンドボールを通じて豊かな人間性を育みたいと考えています。
30年以上、小学生ハンドボーラーの聖地として活性化してきた京田辺市のハンドボール文化を、これからも持続可能で子どもたちが輝けるものとしていきたいです。
よろしくお願い致します。







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