
琉球に伝わる民謡「赤田首里殿内」を、古謝美佐子さん・石嶺小学校合唱団と共に“現代版”としてリメイクし未来へ繋ぐプロジェクトです。
このクラファンでは下記を実現します


赤田首里殿内と沖縄の文化継承の物語を音楽と映像作品として残します。

初めましての方もいると思うので、まずは少しだけ僕の話をさせてください。
沖縄・首里石嶺町出身のアーティスト MaveRick(マーベリック) です。
普段は、音楽イベント「林檎classics」や「紡 -TUMUGI-」、
そして地元で運営している子ども食堂「結華人」など、
“地元の子どもたちに文化や音楽が届く場所づくり” を軸に活動しています。
そんな僕の生活には、小さい頃からずっと“音”がそばにありました。
祖父・伊波盛市(いは せいいち) は自宅の1階で三線の先生をしながら、三線を作っていた職人さんでした。
木を削る音、三線の弦の響き、漆の匂い。
幼い頃の僕にとってそれは特別ではなく、ただの“日常の風景”でした。
保育園の頃には、今回のテーマ曲でもある
「赤田首里殿内」 (あかたすんどぅんち)をお遊戯会で踊った記憶や小学校の学芸会では三線を弾いたこともあります。
ですが当時の僕は、
その文化がどれほど深い意味を持つかまでは気づいていませんでした。
民謡も三線も、あくまで“身近にある音”として触れていたように思います。
そして大人になり音楽活動を続ける中で、
ある出来事をきっかけに、
「沖縄の文化を未来に繋がないといけない」
と強く感じる瞬間が訪れます。
その気づきが、今回のプロジェクトを始めた理由です。



首里・赤田町には、
100年以上歌い継がれてきた琉球民謡『赤田首里殿内(あかたすんどぅんち)』があります。
旧暦7月16日の“みるくウンケー”など、地域の行事で子どもたちが歌い、
豊穣や平和を祈る意味を持つ、首里にとってとても大切な歌です。
長く地元の暮らしや祭りに寄り添い、
地域の人々の“祈り”や“願い”が込められてきた唄。
首里を語る上で欠かせない、歴史ある沖縄の民謡です。


このプロジェクトが動き出したきっかけは、古謝美佐子さんとの会話でした。
祖父が三線を作っていた話をしていると、
「地元はどこね?」と聞かれ、
「首里です」と答えると、
「じゃあ赤田首里殿内の街だね。」と言われました。
でも全く分からなかった、僕は
「え…その曲ってなんですか?」と返していました。
そしたら古謝さんがサビを歌ってくれました。その瞬間、懐かしいメロディーと小さい頃の記憶が蘇ってきました。
「あの曲が赤田首里殿内って言うんだ」
三線職人の孫で、首里で育ち、音楽をやっている僕でさえ“曲名も意味も知らなかった”ことに衝撃を受けました。
その時、"文化は、こうして少しずつ忘れられていく"だなと感じました。
そしたら古謝さんから
「この曲の現代版やるなら、私うたうよ?」
と言われ、その言葉で覚悟が決まりました。

この縁は適当に出来ないと思い、今までやったことないんですが地元を散歩して色んな人にインタビューしてみました。
するとほとんどの人が、僕と同じで
「サビはわかるよ〜」とか
「歌詞の意味は分からんな」という状態で
それを知った瞬間、
「これをやる意味はここにある」 と確信しました。

三線を作っていたおじぃ、
古謝美佐子さんとの出会い、
お世話になってる天描画家の大城清太さんにジャケットの画像を描いて頂いて、
母校である石嶺小学校合唱団の皆の力を借りて、
100年以上続いてきた沖縄の歌を、今の僕たちの手で未来へ渡す。
そのために、このプロジェクトを立ち上げました。
MaveRick・古謝美佐子・大城清太


ー応援・基本リターンー
3,000円|インスタお礼メッセージ
3,200円|電子チケット+ステッカー
4,800円|電子チケット+CD
10,000円|CDを本人が直接届けます(県内)
10,000円|直筆の感謝手紙
ー文化継承リターンー
10,000円|名前掲載サポーター(MV)
20,000円|名前掲載サポーター(MV・映画)
30,000円|ドキュメンタリー映画上映会ご招待
50,000円|3者サイン入り限定CD(10名様限定)
100,000円|法人スポンサー(小)映画で大きく名前が残る枠
200,000円|法人スポンサー(中)
300,000円|法人スポンサー(大)
500,000円|法人スポンサー(特大)
1,000,000円|メインスポンサー(1社限定)
ー友達・知り合い向けリターンー
15,000円|MaveRickと一日遊ぼう
20,000円|あなたのために歌動画提供
20,000円|MaveRick 1日貸し切り
30,000円|沖縄県内 飲み会送迎
30,000円|イベントオーガナイズ参加
100,000円|あなたのために1曲制作
2025年12月:林檎classics vol.5 にて楽曲初披露
2026年2月:224音楽祭で披露
2026年3月:石嶺小学校で全校児童に披露
2026年 夏:映画クラファン第二弾スタート(予定)
2026年〜:映画制作・編集
完成後:映画上映会開催

僕は、サビを歌われるまで分からなかった自分 と向き合ったとき、“文化は、知らないうちに失われていくんだ” と痛感しました。
でも同時に、古謝美佐子さん、石嶺小学校の子どもたち、清太さん、そして応援してくれるあなたがいれば。
もう一度この歌を未来へ届けられる。そう思えています。
100年以上前から歌い継がれてきた沖縄の歌を、100年後の子どもたちへ渡すために。
どうか、この挑戦に力を貸してください。あなたの支援が、文化を未来へ残す証になります。









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