宮古島に“家族の居場所”を。託児×公園×雑貨屋をつくりたい

宮古島で「YARABI(やらび)」として出張型ベビーシッターを続ける中、島の子どもたちの“遊べる場所”の不足や、観光のご家族の“預け先がない”という困りごとに何度も出会いました。子どもが自由に遊び、親も安心できる居場所をつくるため、託児所・公園・雑貨屋を併設した宮古島初の施設に挑戦します。

現在の支援総額

460,000

13%

目標金額は3,500,000円

支援者数

15

24時間以内に4人からの支援がありました

募集終了まで残り

34

宮古島に“家族の居場所”を。託児×公園×雑貨屋をつくりたい

現在の支援総額

460,000

13%達成

あと 34

目標金額3,500,000

支援者数15

宮古島で「YARABI(やらび)」として出張型ベビーシッターを続ける中、島の子どもたちの“遊べる場所”の不足や、観光のご家族の“預け先がない”という困りごとに何度も出会いました。子どもが自由に遊び、親も安心できる居場所をつくるため、託児所・公園・雑貨屋を併設した宮古島初の施設に挑戦します。


こんにちは!初めまして!
宮古島でベビーシッターサービス「YARABI(ヤラビ)」を運営している小林由季です。

私がこの島へ来たのは2021年。
初めて見た宮古島の海の色は、今でも忘れられません。
サンゴの上を通り抜けてきた光が揺らめき、「こんなにも美しい青があるんだ」と胸が震えました。
そんな景色に惹かれて、私はこの島で暮らし始めました。

けれど暮らす中で、胸がぎゅっと締めつけられるような光景にも出会うようになります。それは、遊ぶ場所を探している子どもたちの姿。
そして「預けられる場所がない」と困り果てている親御さんの姿でした。

島に住む家族も、旅で訪れた家族も、同じような“困りごと”を抱えていることに気づいた時、私の中で静かに、しかし確かに、ひとつの想いが育ち始めました。

 「宮古島に、子どもたちと家族のための“本当の居場所”をつくりたい。」

今日、その想いをあなたにお伝えします。


宮古島には『思いきり遊べる場所』が足りません。

宮古島は自然が豊かです。海も緑も空も、どれも本当に素晴らしい。

子育てに関してもみんなで育てようという意識がとても強く、人と人との繋がりを大切にしている地域なので、移住者が多い宮古島ですが子育てがしやすい人情味のある温かい島です。

けれど、子どもが安全に“遊具で遊べる公園”は驚くほど少ないのです。

「公園」と書かれた看板を頼りに行ってみたら、そこにあったのは広場だけ。
滑り台も、ブランコも、鉄棒も、何もない。トイレも入れる状態ではありませんでした。

そうした場所が、この島では当たり前になっています。

宮古島内の公園一部宮古島内の公園一部なぜなら、
・塩害で遊具がすぐ錆びてしまうこと。
・維持管理コストが高く、撤去されてしまうこと。
そんな事情が、長年続いているからです。

 島のお母さんたちは口をそろえて言います。
「今日はどこで遊ばせたらいいんだろう…」
「雨の日になると、本当に行く場所がありません」
「子どもが走れる場所を探すのが毎日の悩みです」

私も実際に現場に立つと、その深刻さがよくわかりました。

子どもは遊びを通して成長する——
その“当たり前”を満たせる場所が少ないのは、やっぱりどこか切ないのです。 

観光のご家族も、ずっと困っているようでした。

宮古島は観光地。全国から、毎日のように小さな子ども連れの家族が訪れます。
けれど、そんなご家族が抱えている悩みはとても深刻でした。

「チェックアウト後の数時間をどう過ごせばいいかわからない」
「ホテルの部屋だけでは子どもが飽きてしまう。かわいそうで…」
「海も行きたいけど、子どもがゆっくり遊べる場所も欲しい」

3歳以上になると体力が底なしで、ホテルのベッドの上を跳ねたり、ソファの後ろに隠れたりしながら「つまらない」と表情に出る子もいます。

「せっかくの旅行なのに、子どものことで精一杯で楽しめなかった」

そんな話を何度も聞きました。

“島の親子も、旅の親子も、居場所が足りない”その事実に、私は胸を痛めました。

 


YARABIは、たった一人で始めた小さな挑戦でした。

 リゾートバイトを終えて移住した時、「自分にできることで島の役に立ちたい」と思って始めたのがベビーシッターでした。
当時はまだ、「子どもを預けてリフレッシュする」という文化が認知されておらず、SNSに書くこともためらわれる時代。
人に知ってもらうこと自体が、最初の壁でした。

家の近所にポスティング、島内情報誌への掲載、SNSでの発信、お店へのフライヤー設置、ホテル・レンタカー会社への営業、ゴミ拾いイベントを主催して名刺を配布..

本当に、できることはすべてやりました。

最初の依頼が来た日のことは、今でも鮮明に覚えています。
不安でいっぱいだったけれど、「助かりました…!」という言葉に救われ、涙がにじみました。

 そうして少しずつ、YARABIは 島の家族と旅の家族の小さな味方 として成長し、今では シッター15名が活動するサービス にまで広がりました。

けれどその成長が、同時にもう一つの課題を浮き彫りにしました。

 

「場所がない」という限界
利用者が増えるほど、「もっと広い場所で遊べたらいいのに」「チェックアウト後に使える遊び場がほしい」という声が増えていきました。
私自身も、ホテルの室内で、体力を持て余してしまう子どもたちを何度も見てきました。

子どもは遊びたい…でも場所がない。

保育士として様々な工夫を凝らしましたがスペースが限られていたり、持参するおもちゃの量に限りもあり、広い託児スペースの必要性を感じていました。

それは島の子も、旅の子も同じでした。

「もうこのまま見過ごせない」そう強く感じた頃でした。


物件の前の風景、物件の縁側前の様子

ある日、何気なく見た不動産サイトに、心を奪われる物件がありました。

行ってみると、そこには、大きなガジュマルがやさしく影をつくる庭、子どもが裸足で走れる広さ、木の香りが残る古民家、風がすうっと抜ける縁側、明るい室内、自由にリノベーションできる許可、シギラリゾートに近い立地!

エントランス前のガジュマルの木

ここで遊ぶ子どもたちの笑顔が、手に取るように想像できました。

でも、築50年以上の古民家。資材の輸送費、補修箇所、安全基準…
見積もりは、現実としては厳しいものでした。

 それでも、胸の奥の声はこう言いました。
「この場所を、子どもたちのために使いたい」

私はその声に嘘をつけませんでした。

 

託児所(こどもひろば) × 公園 × リゾート雑貨屋
宮古島に新しい“親子の未来”をつくる

ここは、ただの施設ではありません。
これは、「子どもと家族のための複合的な居場所」です。
託児利用もでき、親子で遊びに来ることもできます。

子どもが遊んでいる間に、大人はゆっくり選べます。
雑貨店を併設するのは、“見えにくいベビーシッターサービスを可視化する効果”もあります。
SNSで「ここに行ったよ」と発信できることで、子育てサービスへの新しい理解が生まれます。

↑物件契約時の保育スペースと公園予定地

▪️ 子どもが全身で遊べる公園

遊びの種類を増やすことで、子どもの「わくわくしたい」を叶える場所にします。

・塩害に強い遊具
・挑戦!木登りスペース
・砂場、シーソー、アスレチックコーナー
・ガジュマルの木陰で絵本の読み聞かせ、ハンモック、ブランコ
・雨の日は室内遊びスペースへ

 ▪️ 0〜12歳が安心して過ごせる託児スペース

「大丈夫ですよ、お任せください」そう言える場所をつくります。

・チェックアウト後に預けられる
・マリンアクティビティ中の託児
・公園利用からの託児利用も可能
・フライトまでの遊び利用
・地元のお父さんお母さんのリフレッシュにも
・島の行事の間の短時間預かり
・室内は木の温もりと自然光を活かして設計

 ▪️ 宮古島の“思い出を形にできる"雑貨屋"

観光の方が手に取るのはもちろん、島のお子さんも「かわいい!」と喜べる空間にします。


・リゾート感ある水着、ウェア、アクセサリー(reselvse/Q.HEART/mariajewelry/mois.lelien他
・親子お揃いで着用できるアイテム
・ベビー&キッズ用品
・島のクリエイター作品
・YARABIオリジナルアイテム

 

このプロジェクトが叶うと、宮古島にはこんな未来が訪れます。

● 島の子どもたち
「今日はどこで遊ぶ?」その問いに、胸を張って答えられる場所ができます。

● 島のお父さん・お母さん
預け先が増えることで、精神的なゆとりが生まれます。

● 観光の家族
「子どもも楽しめて、大人もくつろげる旅行」が実現します。

● YARABIとして
シッターの働き方が多様化し、より安心して利用できるサービスへ成長します。

● 宮古島
子育てしやすい島として、地域の魅力がさらに向上します。
これは、ただの施設づくりではなく、島の未来の土台をつくる挑戦です!

子供達の楽しい場所作りを皆様と共に作り上げていきたいです!

【プロジェクトスケジュール】

 

最後に、「あなた」へ

私は、子どもが笑う瞬間が大好きです。
そして、そんな子どもを見つめる親の表情も大好きです。

「ここに来てよかった」「また来たいね」そう言える場所を、宮古島につくりたい。

でも、この夢は私だけでは叶えられません。
あなたの支援が、子どもたちの未来をつくる力になります。

どうか、力を貸してください。

一緒に、宮古島の親子に新しい未来を贈りませんか?

心からの感謝を込めて。YARABI(ヤラビ)


【応援メッセージ📣】

 ゆきちゃんを一言で表すなら、「アツイ女」です!笑

“宮古島に住む女性やお母さんたちを応援したい”という想いを、ずっと行動で形にしてきた姿に、私自身たくさん勇気をもらってきました。

ゆきちゃんがこれから創っていく居場所で、救われるお母さんや子どもたちはきっとたくさんいるはず。

心から応援しています!!

*友人Y*


約4年前、YARABIを立ち上げる前にこんなことをしたいんだという話を聞いた時、なんかやりたいことあるんだな~、そんな印象だったのを覚えてます。

そこからの事業の立ち上げ、物件をずっと探し、今回理想の物件と出逢い、着実と目標と向き合い成し遂げる姿を目の当たりにしてきて、やりとげる力を持っている人、アツい人だな、ととても感心してました。笑

そんなゆきちゃんのさらなる挑戦、展開を楽しみにしてる1人です🙇

自分にしかできないこと、自分だからこそのご縁をたくさん感じ、楽しみ、励んでいってほしいと思います!

応援しています😊

*友人T*

同じ神戸出身のゆきさんと私たちは、交流会を重ねながら、ベビーシッターとしての仕事のスキルアップを行なっています。

迷って前に進めないとき、ゆきさんは、パワーみなぎる夢を語ってくれ、いつもお尻に気をつけてくれる存在なのです。

宮古島の子どもたちに居場所を作りたい!という話を聞いてから、日々どんどん夢を現実にしていくゆきさん!ブレずに邁進される姿は、私たちシッターの憧れでもあります。

ゆきさんなら、宮古島を更に元気にしてくれること間違いなし!

その熱い想いに賛同します!

*シッター仲間さんたち*

ゆきちゃんはやさしいよ。いっしょにいると楽しいよ。およぎがじょうずだよ。しょくぶつさんいっぱいの公園であそべるとうれしいよ。ミヤコヒキガエルと虫さんとたくさんあそびたいよ。楽しみにまってるね。おうえんしているね。みんなもゆきちゃんおうえんしてね。

こどもも私も大好きな宮古島。宮古島の自然を感じたくて訪れるのはもちろんのこと、宮古島の人々、そしてゆきさんとお会いしたくて何度も訪れています。

こどもとの日常や、旅先でこどもにたくさん楽しんで欲しいと、つい頑張り過ぎてしまう保護者の方が多いと思います。私も無理をして倒れたことがあり、ゆきさんにご連絡するとすぐに駆けつけてくださいました。また、津波警報が発令され不安で過ごしていた時もゆきさんが一緒にいてくださいました。私の中で、ゆきさんは困った時に助けてくださるヒーローであり、何かあったらゆきさんがいるという安定剤でもあります。他にも悩みを聞いていただき、心を軽くしてくださり、元気をいただいてます。そんな、まわりを元気にしてくれるゆきさんの今回の挑戦を、応援しております。

この場所は、こどもが元気で安全に思いっきり遊べる場所、保護者の方が安心してこどもを遊ばせられる場所・預けられる場所疲れてしまったり、育児に不安を感じり、心細くなった時などに、いつでもふらっと寄れる、心のよりどころのような場所になることと思います。

是非、みなさんも一緒に応援していただけるとうれしいです。

*YARABIの大切なお客様親子*

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

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