私たちは、福岡県行橋市にある「フリースクール風の里」です。様々な分野で経験を積んだスタッフが在籍し、子どもたち一人ひとりの個性を尊重する学びの場を提供しています。子どもたちが「その子らしく」過ごせる環境を整えたいという強い思いを胸に、日々取り組んでいます。
プロジェクト立ち上げの想い
ここ「風の里」は、約30年前に立ち上がりました。コロナの影響もあり在籍する子どもの人数も減ってしまいましたが、それ以前は多くの子どもたちが自由に来校し、音楽活動、創作活動等、楽しんでいました。
「風の里」に歴史が積み重なってきたように、建物自体も老朽化が進んできました。この場所にはたくさんの子どもたちの思い出と夢が詰まっています。そのため、この場所を離れるのではなく、建物をリフォームし、子どもたちがより快適に過ごせる場にしたいと考えました。
「そのリフォームを子どもたちと一緒にできたら、最高だよね!」
子どもたち自身がリフォームに関わることで、自分の居場所や環境は自分たちで変えられるんだ!という自信につながるのではないか、さらに作り上げる喜びを感じてもらえるのではないか。
フリースクールならではの「学び」にしたい
子どもたちが主体的にリフォームに参加し、学びと成長の場を作り上げることは、彼らの自立心を育む絶好の機会です!子供たちと一緒にどのような空間を作りたいかを話し合い、具体的なプランを立てて進めて行きたいと思っています。
①今の問題点を出し合い、どんな場所にしたいかを考える
②予算を考慮し、できることを考える
③行動プランをたてる
④材料を買いに行く、発注する
⑤実際にリフォームする
⑥振り返る
また自分たちでリフォームすることで、資源の有効利用方法や、ゴミの分別など、環境への配慮についても考えることができます。
このような活動は、学校ではできないフリースクールならではの学びにもつながると考えています!
現在の「風の里」の建物は・・
廃園の一角にあり、元職員室に使われていた建物になります。

もともとの玄関部分は道路に面しているため木材でつぶし(写真①)、園庭に面した出入口が現在の玄関になっています(写真②)。

学習スペースに設置されていたクーラーは旧式で、電気代がひと月数万円にもなってしまうため使えず、今年は新しくクーラーをつけた小さい部屋(くつろぎスペース)にみんな集まり、夏を過ごしました。それでも最近の酷暑の影響もあり、部屋の温度が35度に達する日もありました。
あっという間に秋が過ぎ冬に突入した今は、隙間風やトイレ(写真③)の寒さが身にしみます。
玄関入ってすぐ左手にあるキッチンスペースは、床が継ぎはぎで段差があり明るさも十分ではないので、子どもたちも立ち入らないのが現状です(写真④⑤)。


子供たちに「学びや活動は楽しいもの」と感じてもらい、
さらに「安心して過ごせる居場所」を一緒に作りたい
私たちスタッフのこの想いが「リフォーム」なのです。
しかし、現実問題として、リフォームに必要な材料を購入するには、どうしても資金が必要です!皆様のご支援をいただければ、計画を実行に移すことができます。
皆様のご支援がフリースクールに来ている子どもたちの
今を生きる!未来を築く!
大きな力となります。
どうか私たちのプロジェクトにご協力いただけますよう、心よりお願い申し上げます。




