手を動かし、心を整える──職人の”没頭体験”でストレス社会を救いたい!

伝統工芸の現場から生まれた、新しいメンタルケアの形。三河仏壇、石工品、銅器、人形など地域に根ざした職人たちの長年培った技術と、その工程のなかにある”没頭”する作業を“心を整える力”だと再定義し、個人向けのワークショップや企業研修として社会に還元していく。文化の再生と心の健康を両立するチャレンジです。

現在の支援総額

10,000

5%

目標金額は200,000円

支援者数

3

24時間以内に3人からの支援がありました

募集終了まで残り

40

手を動かし、心を整える──職人の”没頭体験”でストレス社会を救いたい!

現在の支援総額

10,000

5%達成

あと 40

目標金額200,000

支援者数3

伝統工芸の現場から生まれた、新しいメンタルケアの形。三河仏壇、石工品、銅器、人形など地域に根ざした職人たちの長年培った技術と、その工程のなかにある”没頭”する作業を“心を整える力”だと再定義し、個人向けのワークショップや企業研修として社会に還元していく。文化の再生と心の健康を両立するチャレンジです。

自己紹介


はじめまして。私たちは、愛知県岡崎市を拠点に活動する職人集団「おかざき匠の会」です。

2001(平成13)年に設立され、会員には石工品や三河仏壇、花火、三河木綿、八丁味噌など、岡崎の伝統的な地場産業などに携わる職人、作家ならびにクリエーターなどが名を連ねています。

おかざき匠の会の『岡崎石工品』、『三河仏壇』 が「伝統的工芸品」として経済産業大臣の指定を受けているほか、岡崎の伝統産業のうち、9品目が愛知県が基準を定める「郷土工芸品」に認定されています。


岡崎石工品

三河仏壇



私たちの共通点は、受け継がれてきた「手仕事」に誇りを持ち、その価値を未来につなげたいという想い。

今回のプロジェクトは「おかざき匠の会」設立25周年事業の一環。これまで受け継いできたものをただ守るだけではなく、そこに新たな価値を見出し、打って出る力に変えるための挑戦です。

職人が日々の手仕事のなかで行っている、“無心になり没頭する作業”の力を、メンタルヘルスのケアや予防に活かす取り組みです。もし、興味をお持ちいただけたら読み進めていただけますと幸いです。


伝統的工芸品の生産額は約40年で1/5、従事者は1/6に


日本の伝統的工芸品の生産額は、1990年代のピーク時から大幅に減少しています。

一般社団法人伝統的工芸品産業振興協会によると、1979年度から2022年度までの43年間で、伝統的工芸品(※)の生産額合計は約5400億円から約1050億円へとおよそ5分の1にまで減少。従事者の人数も28万8000人から4万8334人へと6分の1になっています。特に若手の後継者不足は深刻です。

※伝統工芸品…伝統的工芸品産業の振興に関する法律に基づき、経済産業大臣の指定を受けた工芸品

岡崎でも同様に、私たちが携わる工芸分野の多くが「需要の減少」や「原材料の確保難」「認知度の低下」といった複合的な問題に直面しています。このままでは、地域の技術や精神性が「過去のもの」になってしまいかねません。

そこで私たちは、伝統工芸が持つ価値をあらためて見つめ、「文化資源」ではなく「社会課題解決の手段」として再定義することにしました。それが「メンタルケア」という新しいアプローチです。


なぜ“職人技”がメンタルケアになるのか


私たち職人が日々行っているのは、磨く、切る、叩く、縫う、塗る――といった工程の組み合わせです。



なかには無心になり、ただ感覚を研ぎ澄ませて繰り返し行う工程も含まれます。単調な繰り返し作業による没頭(フロー状態)や達成感は、ストレスの軽減、不安やネガティブな感情の緩和など、メンタルヘルスを向上させるといわれています。

編み物でストレス解消を図る「ニットセラピー」という療法があり、実際に医療や福祉の現場で導入されている例もあるようです。



私たちも日々の仕事のなかに“没頭”があり、それによって心が整っているという実感があります。

そこで私たちは、職人がものをつくる工程に含まれる“没頭”作業のみを取り出して一般の方が体験できるようにし、メンタルヘルス研修・ワークショップ「匠セラピー」として展開したいと考えています。



うつ病などの患者数は約20年で2.3倍に 経済損失は年7兆円

一方、現代社会では働く人のメンタルヘルス不調が増加しています。

厚生労働省の「患者調査」によると、うつ病などの「気分障害」の患者数は2023年に156万6000人(推計)と約20年前と比較して2.3倍に増加。診断されていなくても心の不調を抱える人は多いため、実際にはさらに多いとみられています。

また、パーソル総合研究所の調査では、過去3年以内にメンタル不調を経験した正規雇用者は14.6%、特に若年層の割合が高く、深刻な社会問題となっています。

また、厚生労働省の調査によると、2023年時点でメンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所は63.3%と、企業側の意識も高まっています。さらに、メンタル不調による経済的損失は年間約7.6兆円とされ、これはもはや個人の問題ではなく、社会全体の課題です。

こうした背景をふまえ、私たちの職人技にある「没頭の力」を、メンタルケアや予防研修として役立てることができるのではないかと考えました。


“没頭”を、研修やワークショップに

このプロジェクトでは、職人の没頭工程(磨く・縫う・叩く・包む・塗る等)をメンタルヘルスケアの研修やワークショップとして企業や一般の方々へ展開ができるよう、研修プログラムや体験キットを開発するための費用を募ります。

具体的には、岡崎石工品や三河仏壇、仏具、革細工、人形の職人の“没頭工程”をもとに、下記のような工程を体験いただくことを考えています。


  1. 心を磨く

<石職人の工程から>

  1. ざらざらしたハート型の石を…

  2. 磨いて…

  3.  












すべすべに!





















  1. <寺院仏具等の職人の工程から>
    くすんだハート型の真鍮(しんちゅう)を磨いて…



















  2. ピカピカに














<三河仏壇の職人の工程から>

  1. 角張った「心」という漢字をかたどった木を…

  2. やすりで磨いて…

  3. つるつるに









  4. 心を縫い合わせる

<革職人の工程から>

  1. 離れてしまったハート型の革を…













  2. 縫い合わせてひとつに




















心を彩る

<人形職人の工程から>

徳川家康公が関ヶ原の戦いや大坂の陣で着用し、勝利に導いたことから「縁起の良い鎧」として重宝されるようになった「吉祥鎧(きっしょうよろい)」。その大部分を構成している小さな短冊状の板「小札板(こざねいた)」を自身の心に見立て…

好きな色の紐(ひも)を通し…

自分色に彩ります


リターン

皆さまのご支援に対して、以下のリターンをご用意しています。

・お礼のメッセージ:活動を支援してくださる方のための応援プラン
・個人向け:職人技に没頭できる体験型ワークショップ参加権(単発/フルセット)
・個人向け:工房見学および職人技に没頭できる体験型ワークショップ参加権
・個人向け:職人技体験キット
・法人・団体向け:研修プログラム


スケジュール

2月 クラウドファンディング開始
3月 クラウドファンディング終了
4月~リターン発送等開始
6月 ワークショップ開催(予定)


最後に

伝統産業は、人口減少や需要の減退により、もしかすると”守る”だけでは厳しい時代に突入しているのかもしれません。だからこそ、私たちは“活かす”挑戦を始めます。

職人が日々体験している「没頭」を、現代の「心の健康」と結びつけ、伝統工芸に新たな役割を与えることができたなら――それは私たち職人にとっても、大きな希望となります。

全国展開や海外の方への提供も視野に入れています。伝統産業があるのは、愛知県岡崎市だけではありません。このプロジェクトが成功し、社会に根付かせることができれば、日本全国どのまちの伝統産業も活性化し、メンタルを健やかに保てる人が増えるはずです。

この挑戦を、どうか一緒に実現していただけませんか。ご支援、何卒よろしくお願いいたします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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