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韓国・チェジュ島で「ふじわら・身から出たさび科」アートプロジェクト始動!

韓国・済州(チェジュ)島にある済州国際芸術センターで「身から出たさび」をテーマにした作品制作を始動することになりました! 恋愛、仕事、家庭など、様々なシーンで私たちが感じるであろう反省や後ろめたさ、癖などの「身から出たさび」。 そんな「さび」を、アートを通して抽出します!

現在の支援総額

250,000

100%

目標金額は250,000円

支援者数

24

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/08/09に募集を開始し、 24人の支援により 250,000円の資金を集め、 2016/08/27に募集を終了しました

韓国・チェジュ島で「ふじわら・身から出たさび科」アートプロジェクト始動!

現在の支援総額

250,000

100%達成

終了

目標金額250,000

支援者数24

このプロジェクトは、2016/08/09に募集を開始し、 24人の支援により 250,000円の資金を集め、 2016/08/27に募集を終了しました

韓国・済州(チェジュ)島にある済州国際芸術センターで「身から出たさび」をテーマにした作品制作を始動することになりました! 恋愛、仕事、家庭など、様々なシーンで私たちが感じるであろう反省や後ろめたさ、癖などの「身から出たさび」。 そんな「さび」を、アートを通して抽出します!

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▼はじめにご挨拶

こんにちは皆様

私は美術家の藤原勇輝と申します。

この度、韓国・済州(チェジュ)島にある済州国際芸術センターにて2016年8月30日〜12月末日の約4ヶ月間、滞在制作をさせて頂くこととなりました。

その島で【韓国・チェジュ島で「ふじわら・身から出たさび科」アートプロジェクトを実現したい!】を計画しております。ただいま、このプロジェクトを実現するために着々と準備を進めています。そんな中で、制作費を捻出するためクラウドファンディングで熱いご支援を募集する事に致しました。

「ふじわら・身から出たさび科」アートプロジェクトとは?

 今年の2月、「ふじわら・身から出たさび科」という参加型アートプロジェクトを鳥取県で立ち上げました。ワークショップ形式で進めていくプロジェクトで、当科がある私の村に来てもらったり私が現地に行ったりして、各々の「身から出たさび」エピソードを基にして、自身のアート作品として昇華していくというものです。(*後ほど詳細をご説明いたします。)

そして、この度、私がチェジュ島に赴き「ふじわら・身から出たさび科」の出張ワークショップを開催します。

以下の2枚の写真は「ふじわら・身から出たさび科」開始当時の告知チラシ(A4サイズ/表と裏)です。このチラシを見られてガチで来られる方もおられます。車で片道3時間、それを2週間おきに計3回。基本的に私は何も聞いたりはしません。年齢や仕事、その他の情報をほとんど知らない状態で進めて行きます。

 

 ▼「身から出たさび」の出し方

 ↓あらかじめ「さび」テキストを考えてきてもらいます。そして、制作スケジュールを決めていきます。まずは、ご自身で考えられた「さび」テキストをカッティングシートに刻み込み、その次にテキストが刻まれたシートを鉄板に貼っていきます。

 

↓それが終わると紙のキャンバスの上に先ほどシートを貼った鉄板を密着させます。さらに、鉄板の上にブロックを乗せて満遍なく紙と鉄板が圧着するようにしていきます。

その後、花に水をやるように、2週間ほぼ毎日、心を込めて海水で水やりをします。2週間かけて「身から出たさび」をじわじわ出していきます。その間、ご自身もイメージを膨らませ「さび」と同期していけば最高です。

2週間後、鉄板をとって海水を真水で洗い流し、乾燥させて完成です。額に入れるか、巻物にするか、どうするかは各々で決めていきます。

 

このような制作過程を通して自身の内から出てきた「さび」と向き合います。

じわじわと出てくる自然素材の鉄から出た「さび」と人間の内面から出た「さび」の2種類の「さび」を混ぜ合わせ、人間の苦悩をビジュアル化し、できるだけ同じ苦悩を繰り返さないようにいましめ、その苦悩を少しでも和らげようとするものです。

冗談なのか、本気なのか、たまに実効性があるプロジェクトです。

▼「ふじわら・身から出たさび科」ができるまで

「ふじわら・身から出たさび科」ができるまでには、地道に作り上げた考え方や作品たちが積み重なってできています。

私の創作活動は広島にある大学時代に鉄を使った彫刻を作るところから始まりました。

下記の写真は、大学院時代に制作した立体作品です(2002年に制作)。この作品が原点です。タイトルは「誕生」と名付けました。鉄の部品を何百個も溶接して組み合わせて造形しています。袋に水を入れて、それを逆さまにした形からイメージを抽出しました。

 

このような抽象作品を広島で約9年間生活、制作した後(その間、ドイツやスペインでの制作もありましたが。)、新たな作品展開を求めて地元である鳥取に拠点を移しました。何気なく立ち寄った日本海で、異様な違和感を抱いたところから「身から出たさび」という新たなコンセプトが生まれてきました。

日本海は瀬戸内海や太平洋側に比べると独特な緊張感を持っています。例えば、はるか古代から連綿と受け継がれる隣国とのダイレクトでダイナミックな交流、波に乗ってやってくる一般ゴミやミサイルの一部であろう破片。風に乗ってやってくる黄砂や大気汚染物質、暗闇の海に漂う自然的な恐怖と人為的な恐怖などなど。

学生時代から触れている自然素材の鉄と日本海で感じた不穏なイメージが重なり合って「身から出たさび」というコンセプトが生まれてきました。

その後もそのコンセプトを意識しつつ、私が興味を持つ事柄や様々な素材を駆使しながら作品制作を推し進めていきました。モチーフとしてはもっぱらミサイルを用いた立体作品を中心に制作。帰鳥以来、大学時代のような形態や素材の物質感といった事に重点を置く作品ではなく、コンセプトに重点を置く作品に移行していきます。

下の写真は巨大な立体作品です(2008年に制作)。さび染めした頑丈な布を使って裁縫し、原寸大のスカッドミサイルのぬいぐるみを制作しました。大量の綿を詰め込み、10Mはある巨大なぬいぐるみです。

この作品が意図するところは、私は破壊兵器は頑丈で驚異的なイメージを抱くのですが、それを柔らかいものに置き換える事で破壊兵器を脱力化し茶化すというものです。作品タイトルは「MIKARA DETA SABI」と名付けました。

 

その後、様々な素材や映像などの表現方法も取り入れてミサイルをモチーフにして、破壊兵器を茶化すような表現をしてきました。政治的というよりかは被害妄想的なのかもしれません。それを今も追求しながら、樹が枝分かれしていくように、自然と人間の「さび」を表現するようになってきました。

下記の写真は一番初めの「身から出たさび」作品と展示風景です(2010年に制作)。ワークショップを開催し、4名の方が抱える「身から出たさび」を抽出した作品です。6畳和室の既存の障子戸に貼り付けて展示し、室内灯は消して外光のみのライティングです。普段光が当たらない「身から出たさび」に光を当てました。見づらい部分もありますが、テキスト内容ご覧下さい。

 ↓30代・女性

 

↓40代・女性

↓50代・男性

↓60代・男性

↓展示風景(和室の障子にはめ込みました)

そして、3.11以降、不穏な空気が拭い去れない中、今年(2016年)の初めに、「ふじわら・身から出たさび科」という参加型アートプロジェクトを立ち上げました。

お医者さん、芸術家、政治家、仏教系の方、法的制裁を終えた犯罪歴のある方などなど、様々な方から様々なご意見をいただいております。 

▼「身から出たさび」の定義

ことわざにある「身から出たさび」の意味を調べてみると、自分の犯した悪行のために自ら苦しむ事というような内容がどのサイトページにも書かれています。当初はこれに従いプロジェクトを進めてきました。

しかし、進めていく中でテキストや意見を聞いていると、このプロジェクトに関しては、どうやら先のような内容とは異なる解釈があるように思えてきました。失敗や後ろめたさ、癖など悪意はないのだけれども何か心に引っかかっているもの。そのようなものが「さび」として解釈されています。

もちろん、悪意そのものが「さび」となる場合もあると思います。

 ▼山奥にある「ふじわら・身から出たさび科」の環境はどんな感じ?

当科は鳥取市用瀬町屋住という奥深い谷山の村にあります。人口100名ほどの限界集落で、谷の中腹(標高約200M)に位置する屋住はかつて修験道があった歴史を持ち、岩塊や滝といった自然世界に身を寄せやすい対象が存在しています。そのような歴史的背景をストーリーに組み込みながら「ふじわら・身から出たさび科」は佇んでいます。

そして、スタジオの向かいにセルフリノベーションした約2畳の茶室があります。そこでまずはお茶を点ててもらうことからさび出し作業は始まっていきます。

 

以下の写真はスタジオの写真(外と内)と丘の上にあるセルフリノベーション茶室(外と内)です。スタジオも元々あったガレージを大工さんや私がリノベーションしていきました。

 

 

▼滞在する韓国・チェジュ島はどんな島?

チェジュ島は朝鮮半島の西南、日本海、東シナ海、黄海の間にある火山島です。人口は約55万人、面積は1,845平方キロメートル。韓国国内では「韓国のハワイ」と呼ばれるほど最も気候が温暖な地域です。観光地としても有名でカジノなどの娯楽施設も多数あるほか海産物も豊富で多くの観光客が訪れるとのことです。日本とも深い関わりがある島なので、その辺りの歴史も勉強すると面白そうです。

(wikipedia参照/https://ja.wikipedia.org/wiki/済州島)

  

▼滞在制作する済州(チェジュ)国際芸術センター

http://cafe.naver.com/jjartcamping.cafe?iframe_url=/ArticleList.nhn%3Fsearch.clubid=28182828%26search.boardtype=L

  

  

  

 

▼制作スケジュール(予定)

【8月30日〜9月中旬】レジデンス周辺の調査、材料調達、参加者募集の準備

【9月中旬日〜11月中旬】集まり次第随時さび出しワークショップ開始

【11中旬〜12月初旬】さび出しワークショップ、展覧会準備

【12月初旬〜12月末】展覧会 (予定)

 ▼資金の使い道

材料費として使用いたします。内訳は以下の通りです。

●鉄板代100,000円

●加工済みカッティングシート100,000円

●アプリケーションシート10,000円

●紙(キャンバス)20,000円

●その他木材など10,000円

●消耗品10,000円

合計250,000円

今の所、約10〜20名の方の「さび」を出そうと考えております。現地入りして状況、材料費次第で人数が決まる感じです。

▼リターンについて

サンクスレターと専用FBより進捗状況のご報告、さび平面作品(押し花)をご用意いたします。*さび平面作品は現地入りしてから作成いたしますので、少しお時間いただくことになろうと思います。

押し花と言っても一般的に花を挟んでドライフラワーにするというものではなくて、鉄板で花を押さえて花自体のエキスとさびが紙に染まっていくというものです。環境や植物によってエキスやさびの出方は様々ですので、緊張感のある1点ものの作品となります。

 

▼最後に

最後まで目を通してくださり誠にありがとうございました!

国外でやる最初の「身から出たさび」プロジェクトなのでわからない部分がかなり多く不安ではありますが、現地のスタッフの方や韓国内の知り合いの方のご協力を得ながら進めていければ幸いです。まずは入国までにできる限りの情報収集や制作シミュレーションなどの準備をしてまいります。約4ヶ月と言う十分な滞在期間がありますので、じっくり取り組み、意義のあるプロジェクトになるよう全力で挑んでいきます。

皆様の応援、ご支援をいただいて頑張ってまいります。

どうぞ熱いご支援お願いいたします!

藤原勇輝

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