踊れる人生は最高だ。
次世代のペアダンスの拠点をつくります。

こんにちは。東京でアルゼンチンタンゴの講師をしている Kaito と、
社交ダンス出身で妻でもありパートナーでもある Saki です。
私たちはこれまで、東京を拠点にペアダンスの楽しさを次世代に届ける活動を続けてきました。
レッスン、メディア出演、コラボイベント、ショー……
たくさんの活動の中で、私たちには大きな夢ができました。
“誰もが安心して、楽しくペアダンスを学べる拠点をつくりたい。”
その思いで、現在 千駄ヶ谷 にスタジオを準備しています。
今回のクラウドファンディングでは、
• なぜスタジオが必要なのか
• どんな未来をつくりたいか
• そしてなぜ今、皆さんの力をお借りしたいのか
をお話しさせてください。
もし共感していただけたら、ご支援いただけると嬉しいです。




はじまりは、僕のレッスンを見ていたSakiの一言でした。
「タンゴって…説明って、ないの?」
僕は「今まさに説明してるんだけど…」と思ったのですが、社交ダンス・HIPHOP・ジャズなどを経験したSakiには、僕の説明は「説明になっていない」というのです。
タンゴは教科書のような正解がなく、それぞれのスタイルを口伝していくのが主流です。この文化自体は大変奥深く面白いことですが、逆に「新規の入門者にとって理解が難しい」というデメリットになっているというのが、Sakiの指摘でした。
僕は確かにそうだと思いつつも、自分には何ができるのか分からずにいました。
そこで始まったのが、SakiのQ&A千本ノック です。
「姿勢が“まっすぐ”って何に対して?基準がないと分からないよ!」
「上半身の“ひねり”って結局どの関節の話なの?」
質問は尽きず、僕はついにこう宣言しました。
「わかった。あなたが納得できる“理論”を全部つくるから、待ってて!」
そこから僕は3ヶ月ノートと向き合い続けて、自分の動きを分解し、言語化し、分類し、体系化し、
半年間レッスンで検証し続けました。
PCメモ
実践の様子

徹底的に理論化した内容をレッスンで試したところ──
• 初心者の生徒が見違えるほど上達
• 技術的に迷子だった方が楽しく踊れるまでに
• 札幌・福岡などの地方レッスンでも大好評
• 若い世代の参加が増えた
この時、確信しました。
「僕らにしかできない方法で、誰かの人生を変えられる」
活動を続ける中で、ペアダンス界全体の“共通の壁”が見えてきました。
① 興味の壁
…そもそも知ってもらう機会が少ない
② 初心者の壁
…体系的に学べる環境が少なく、つまずきやすい
③ お金の壁
…レッスン料やイベントに結構なお金がかかる
これは誰かが悪いわけではなく、
長い歴史の中で形成されてきた構造的なものです。
そしてこの課題を根本から見つめると、二つのキーワードに行きつきます。
① 属人性
→学びが特定の先生に依存し、その先生から直接見聞きした情報からしか学べない。(分業やアウトソーシングができずスケールが大きくなりづらい)
② 同時性
→「時間」と「場所」が合わないと学べない
その結果として、
• 時間がある人
• お金がある人
• スタジオが近い人
• コミュニティに馴染める人
など、条件が揃った人だけが続けやすい構造があります。
本当はもっと多くの人がペアダンスに触れられるはずなのに、“ダンス以外の理由” で続けられなくなることが多いのです。
Just Dance.
Break Walls.
ただ、踊ろう。壁は、壊そう。
ペアダンスの魅力は計り知れません。
年齢も国籍も関係なく、人生を豊かにしてくれます。
だからこそ、踊るまでの “壁” を取り除く環境(スタジオ)をつくりたい。
• お金の壁
• 時間の壁
• コミュニティの壁
• 性別と年齢の壁
• ジャンル間の壁
踊ることそのものとは無関係なところで、誰かが辞めてしまう現実を変えたいんです。
① リスペクトある越境
社交ダンス × タンゴ
ソロ × ペア
歴史 × 革新
若者 × ベテラン
初心者 × 愛好家
違いを「対立」ではなく「共生」へ。
私たちKaito Sakiは社交ダンスのプロとタンゴのプロという異種で組んでいる日本唯一の夫婦です。
ジャンル越境の中で成長してきた私たちだからこそ、これからも多くの業界・ジャンルとフュージョンしてペアダンスの認知を広げていきます。
② 本物の学びを届ける
• 技術の言語化・理論化
• 体系的なカリキュラム
• YouTubeで無料公開(予習復習できる)
• 心理的安全性
• 明確な教室ルール
• レベル分け
冒頭でお話しした僕のタンゴの基礎理論を全てYouTubeで無料公開しています。これで時間や場所に縛られず、寝る前10分のタンゴレッスンにアクセスできるようにしています。
いつかタンゴを踊りたい(けど先生がいない)集団が、スマホ一つを置いて練習会をして欲しいと思っています。

③ 業界の慣習より社会のルール
差別・セクハラ・パワハラに対しては、
立場や力関係ではなく 社会の基準 に則って公正に対応します。
実は僕の同世代で一緒に踊っていた仲間が
このような理由で離れていくのを、何度も見てきました。
もう、失いたくありません。
場所:渋谷区千駄ヶ谷
(国立競技場・能楽堂のすぐ近く)


半年間、たくさんの物件を探しました。
立地、文化性、雰囲気、金額……
すべてが揃う物件は本当に少なかったです。
創業したばかりで、審査に落ちたこともありました。
そんな中この物件だけは審査にも通過し、条件も奇跡的に合いました。
審査が通った時の私たちのLINE
でも
貯金200万円すべてを資本金として投入しました。
生活口座は“最低限”だけ残しての決断です。
それでも契約金に届かず、
現在 政策金融公庫・銀行 と同時進行で融資申請をしています。
ですが、審査のタイミング次第では、
この物件を逃す可能性があります。
このチャンスが消えてしまえば、スタジオ構想は数年単位で延期に。
だからこそ、皆さんのお力をいただきたいのです。
クラファンと物件のスケジュールについて
以下のようなスケジュールで計画しています。
2025年12月中 物件契約完了
2025年12/30 クラウドファンディング終了
2026年2月中旬ごろ 新店舗オープン&リターン発送
ダンスは本当に素晴らしいものです。
問題はそこに辿り着くまでの「壁」です。
私たちはその壁を壊し、
誰もが安心して、気持ちよく踊れる未来をつくりたい。
積み重ねてきた経験と情熱、すべて本気です。
千駄ヶ谷に、次世代ペアダンスの拠点を必ずつくります。
どうか、応援をよろしくお願いいたします。
豊嶋 海斗・沙希


















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