
短編映画『夢見るクズ』は、26年の日比国交正常化70周年を記念し、これまでの69年にわたる友情と感謝を胸に、今後のより良い関係を築くための「文化交流」を目的とした民間主導の映画プロジェクトです。またその先に見据えるビジョンは、フィリピンが抱える社会課題解決につながる基盤作りです。
映画というコンテンツを通して、泣き笑いの中にフィリピン人の温かさや人懐っこさ、街の熱気や躍動感などフィリピンの魅力を世界に伝え、日比両国の新しい絆を築くことを目指します。
プロジェクト発起人
本作は、偶然同時期にフィリピンへ渡り、同じサッカーチームで出会った二人が、異国の地で共に生き、助けられ、育てられた経験から「恩返し」の形として制作を決意しました。
フィリピンで生きる二人の男——金子拓平と井谷厳紀——自身の人生や目的と重ね合わせて描かれる物語。「恩返し」と「再生」をテーマに、人生の希望を再び見出す人間ドラマです。
◆ 金子 拓平|俳優
元小学校教員。現在はフィリピンを拠点に活動する俳優。カンヌ受賞ブリランテ・メンドーサ監督への“アポなし訪問”で出演を掴み、別の監督には300通の手紙を送り出演を実現したほどの情熱家。スラム街支援をテーマにした短編映画を手掛けたのち、本作が第2弾となる。
◆ 井谷 厳紀|プロデューサー
米国の大学で演劇を専攻し、主に制作・プロデュースを学ぶ。ロサンゼルスのNPO勤務時には、日本文化普及を目的としたコンサートや映画上映会を企画・運営。その後、シンガポールの広告代理店で国際的なマーケティング業務に従事し、現在はフィリピンで独立。日本企業のフィリピン進出支援や訪日インバウンド事業を通じて日本の魅力を発信する会社を経営。日比両国の文化・経済の懸け橋として活動している。


1.フィリピンの魅力とプレゼンスを国際社会へ発信
観光・文化振興にとどまらず、海外からの投資先としてのポテンシャルを感じてもらうきっかけ・気付きを与え、フィリピンの発展に寄与する。
2.「日比国際協働」の新たなモデルを構築
短編映画というコンテンツを共同で制作し、フィリピンの魅力を国際映画祭出品や配信プラットフォームを通じて拡散し、文化と経済を横断する国を超えたチームワーク(国際協働)の象徴的事例に。
3.両国の心をつなぐ架け橋に
日本とフィリピンが互いの人々・価値を尊重し、真のパートナーとして歩む未来を描く。

制作体制
◆ 監督・脚本|川元文太
1998年、お笑いコンビ「ダブルブッキング」としてデビュー。
これまでに手掛けた短編映画『裏表紙』は世界33か国で135の映画賞を受賞。
本作『夢見るクズ』は、第3作目にして初の国際共働作品として挑戦する意欲作。
キャスト
◆ 主演|金子拓平

過去の主な出演作品
🎬『私はしあわせ、あなたは?』(2026年) 主演
🎬『Victoria's Silver』(2025年) VIVA MAXにて配信中
🎬『Celestina Burlesk Dancer』(2024年) VIVA MAXにて配信中
🎬『義足のボクサー』(2021) U-NEXTにて配信中
その他多数
◆ マツモトクラブ

お笑い芸人として活躍する一方、舞台・映像作品でも高い評価を得る。
「R-1ぐらんぷり」では7回の決勝進出、2015年準優勝。
本作では、50代男性の苦悩と希望をリアルに演じる。
◆ へべレケ齋藤

お笑いコンビ「ゾフィー」として2度キングオブコント決勝進出。
コントで培った表現力を活かし、物語の中で“ユーモアと人間味の潤滑油”となる役どころを担う。
◆ Ramon Khino “RK” Bagatsing|ラモン・キノ “RK” バガツィン

フィリピンを代表する人気俳優。
インディーズ映画『Slumber Party』(2012年)で注目を浴び、ドラマ『Wildflower』で一躍有名に。
近年は『Kahit Maputi Na ang Buhok Ko』(2023年)や『Love Child』(2024年)に出演。
謙虚で誠実な人柄と演技力で知られる。
◆ Gillian Vicencio|ジリアン・ヴィセンシオ

2019年『Eerie』でデビュー以来、テレビや映画で注目を集める若手女優。
清新な存在感と豊かな感情表現でフィリピン映画界の新星とされる。
近年は金子主演の作品にも出演、本作でも重要な役どころを担う。
◆ 飯原僚也(ダウ90000)

チケット即売のコントユニット「ダウ90000」より電撃参加。独自の空気感と演技センスで作品に新たな彩りを添える。
◆ 主題歌:SkyGarden|スカイガーデン

日本人とフィリピン人による「ジャピノイ」ロックバンド。
代表曲「Soredemo」「KOKOA」などで人気を集め、本作のために主題歌を新たに書き下ろし。
日本とフィリピン、双方の心を繋ぐ音楽を奏でる。
プロデューサー
◆ 都丸皓介(100company)
川元文太監督が所属するタレントエージェンシー「100company」の代表。
これまでに川元監督の過去2作品をプロデュースしており、日本のエンターテインメント業界で豊富な経験と実績を持つ。プロデューサーとしての専門知識と幅広いネットワークを活かし、本プロジェクトを国際的な成功へと導くキープレイヤー。
◆ マルティン・マユーガ|Martin Mayuga
フィリピンの映画制作現場での豊富な経験を持つプロデューサー。
日本映画『愛しのアイリーン(Come On Irene)』にも携わり、国際共同制作の現場運営や調整能力に定評がある。本作『夢見るクズ』では、現場統括として撮影チームを支え、日比混成スタッフの円滑な連携を実現した。実務力と人間力を兼ね備えた、現地プロダクションの要となる存在。
◆ 井谷 厳紀(Visum Global Philippines)
本作品の発起人の一人。海外生活26年、3か国を渡り歩き、国際的なビジネスと文化交流の経験を積んだ末、フィリピンで独立。映画・演劇・サッカーをこよなく愛し、趣味と本業、そしてフィリピンへの「恩返し」という想いを兼ねて本プロジェクトを立ち上げる。
常に心に留めている言葉は、「確かな覚悟と軽いノリ」。

このプロジェクトは、投資利益(ROI)よりも理念を重視した文化事業です。
短編映画を通して、日比両国の理解と信頼を深め、互いにベストパートナーであることを実感できる世界を目指します。
日本・世界に向けては、フィリピンの可能性と人々の温かさを伝える。
フィリピンに向けては、歴史を経て築かれた絆の再認識と日本への親近感を醸成する。
本作が、両国をつなぐ“心のパスポート”となることを願っています。

【応援プラン・ライト】
¥5,000 — お礼メール+制作レポート
とにかく応援してみようかな、制作チームの中に「あ、この人知ってる!」「ファンなんだよね!」そんな形でビビッと感じて頂けた方へのプラン。
【応援プラン・スタンダード】
¥10,000 — 上記+撮影中秘蔵写真(10点)
監督・出演者の裏側を知りたい!撮影の様子はどんなだったのかな?スタッフはみんな日本人?フィリピ人もいたの? そんなスクリーンには映らない素顔を垣間見られるプラン。
【フィリピン支援プラン・スタンダード】
¥15,000 — 上記+Mori Notesグッズ1点
一番のおススメプランはコレ! プロジェクトを応援したい、現場の様子も見たい、出演者の写真も欲しい、でももうちょっと没入感が欲しい! そんな方にはフィリピンの伝統的織物の技術を活用した「Mori Notes」のお洒落なハンドメイドグッズを含むこちらのプランがおススメ。
【フィリピン支援プラン・プレミアム】
¥30,000 — 上記+Mori Notes 追加1点+エンドロールにお名前掲載(Special Thanks)+試写リンク(期間限定)
全てを含んだオールインワンプラン。プロジェクトのコンセプトは分かった。映画も面白そう。フィリピンにも興味湧いてきた。せっかくの機会なので少し奮発。であれば、作品の中に形を残せるこちらのプラン。 エンドロールにお名前を掲載して、“自分の”映画感を満喫し当事者意識を持っていただける王道プラン。しかも試写リンク付き。
【ガッツリ応援+αプラン】
¥100,000 — 上記からMori Notes グッズをギフトセットにアップグレード+企業名またはお名前をエンドロールで別枠掲載(Special Supporter)+α
映画というプロジェクトの枠を超えて「なんだかフィリピン楽しそう!」、「経済発展もしてるし勢いあるし、ウチの会社で展開もありだな」、そんな方向けの、いわば今後を見据えた長期的な伴走プランです。 本プロジェクトをきっかけに、経済成長が続くフィリピンに、事業のヒントやビジネスの機会を感じたり、マニラを訪れてみたいと思っていただけたなら、制作者としてこれほど嬉しいことはありません。撮影地の訪問や制作裏話など、現地での交流の機会も積極的にご案内いたします。
※10万円以上の方限定特典
・協賛社/者様がマニラ訪問時(自費)に、金子・井谷による「撮影地ツアー&制作秘話トーク」
・その他、フィリピンへの企業進出・文化交流・支援等ございましたら、公的機関の進出支援コーディネーターも務める井谷を中心に対応させていただきます。
◇Mori Notesについて◇
このプロジェクトでは、女性職人やシングルマザー、在宅ワーカーに柔軟な収入機会を提供しているフィリピンのソーシャルエンタープライズ Mori Notes とコラボレーションしています。Mori Notesの創設者Ms. Mitzi Uyと井谷は長年の知人であり、このご縁が自然と今回の有意義なパートナーシップに繋がりました。
Mori Notes のアイテムは、リザール、ブラカン、ケソン市などのコミュニティで一つひとつ丁寧に手作業で作られています。デザインには、民族的なモチーフや地域の素材に加え、Banig(バニグ)と呼ばれるフィリピンの伝統工芸が取り入れられています。Banig(バニグ)とは、ヤシやパンダンの葉を乾燥させ、手織りで編み上げた伝統的な敷物のことで、地域ごとに模様や色使いが異なり、フィリピンの生活文化・工芸技術を象徴する存在です。こうした伝統素材を現代的なデザインに昇華させることで、Mori Notes はクラフトマンシップと文化保存を両立させています。
あなたの支援は、これらの作品を生み出す女性たちに安定した収入と誇りを届けるだけでなく、フィリピンの伝統文化や持続可能なクラフトを未来へつなぐことにもつながります。
Mori Notesの製品を受け取るということは、単に「物」を手にすることではありません。
それは、家族・地域・文化を支える優しい循環に参加することです。


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フィリピン主要都市での「巡回上映」
マニラ・セブ・ダバオ など主要都市を中心に、映画館に行くことが難しい子どもたちやコミュニティを対象にした 無料上映会 を実施します。食事を交えながら映画を楽しみ、心も体も満たされる温かい時間を届けます。 同時に有料上映会も実施し、その収益をこの無料キャラバン継続のための活動費に充てることで、持続可能な社会貢献アクションを目指します。
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日比と世界を繋ぐ=世界へ広げる「国際映画祭」展開
この日比国際協働で生まれた物語を世界へ届けるため、国内外の幅広い映画祭へ積極的に出品し、多くの場で作品とメッセージを発信していきます。そして―― その中のどこかで必ずレッドカーペットを歩く。それが本プロジェクトの大きな目標の一つです。国際的な舞台に立つことで、フィリピンの存在感を高め、関わるすべての人の誇りになる瞬間を創り上げます。
フィリピンキャストの日本招聘・舞台挨拶
主演のRK氏やジリアン氏を日本へ招き、日比キャストが揃って語り合う 舞台挨拶・交流イベントを実現します。この機会に、彼らに日本の文化を深く体験してもらい、フィリピンへ日本の魅力を伝える「生きた架け橋」としての役割も担っていただきます。スクリーンの中だけでは届かないリアルな交流を通じて、国交正常化70周年にふさわしい「生きた日比の絆」を体現します。
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Mori Notesをはじめとしたソーシャルアクションの拡大
返礼パートナーである Mori Notes を中心に、フィリピン企業との連携を強化します。 返礼品の制作費は、地域で働く母親たち・女性職人たちの公正な収入(フェアトレード)として還元され、生活の安定、教育機会、地域経済の向上へ直接つながります。
ご支援が増えるほど、“より多くの家庭に仕事が生まれ、より多くの女性に未来が生まれる” という温かな循環が広がっていきます。
最後に、
『夢見るクズ』は、夢を失った人々が再び光を見つける物語。
そしてそれを支えるのは、人との出会い、異国の温もり、もう一度歩き出す勇気です。
この映画が、あなたの心に小さな希望を灯せるように。
日比両国の未来への祈りを込めて——
どうかあなたの力で、この物語を世界に届けさせてください。










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