皆さま、こんにちは。
株式会社ヴェーラ代表取締役の大谷美都帆です。
私たちは大阪市平野区で、障がいのある子どもから大人まで幅広く支援を行っている多機能型福祉施設を運営しています。
日々、地域の皆さま、ご家族の皆さま、関係者の方々に支えられていることに、心から感謝申し上げます。

「ヴェーラ」という名前には、私たちの強い想いが込められています。

これはイタリア語で「帆」を意味し、障がいを持つ方々やそのご家族が、自分らしく人生を進んでいけるように、私たちがその帆となって支えたいという願いから名付けました。

福祉とは、人の暮らしそのものです。
誰もが住み慣れた地域で、笑顔で、安心して、生き生きと暮らし続けられること。
それは当たり前のようでいて、まだまだ実現できていないことだと感じています。
私たちは、その当たり前を本当に当たり前にするために、ひとつひとつの支援に心を込めて取り組んでいます。

私自身の子どもも発達障がいがあります。

その経験が、今の活動の出発点です。
障がいを持つ子どもを育てる中で感じた不安や孤独、そして「こんな場所があったら」という願いが、今のヴェーラのかたちにつながっています。
だからこそ、支援を必要とするすべてのご家族に寄り添い、心から安心していただける居場所をつくりたいという想いには、揺るぎない信念があります。

今回、私たちは新たな挑戦としてクラウドファンディングに取り組むことを決意しました。
重度の障がいを持つ方々や車椅子をご利用の方にとって、送迎はただの移動手段ではなく、毎日の暮らしを支える大切な時間です。
しかし現状では、施設の送迎体制が限界に近づいており、必要な方すべてに十分なサービスを届けられない日もあります。

この課題を解決するために、新しい福祉車両を導入し、より多くの方に安心で快適な移動を届けたい。

それが今回のプロジェクトの目的です。

私たちが目指しているのは、支援の数を増やすことだけではありません。
「福祉って温かい」「ここなら安心できる」「働く人も利用する人も幸せになれる」
そんな声があふれる場所をつくることです。
そしてそれは、福祉の現場だけでなく、社会全体の空気を変えていくきっかけにもなると信じています。

小さな一歩かもしれませんが、私たちにとっては大きな決意を込めた一歩です。
ヴェーラという帆が、これからもたくさんの人の人生をそっと後押しできるように。
この挑戦もまた、その航路のひとつとして、私たちは真っすぐに進んでいきます。

「コモド・ルオーゴ」は、未就学児から64歳までの方を対象に、それぞれのライフステージやご希望に応じた福祉サービスを、ひとつの場所でシームレスに提供できる複合型の福祉施設です。

子どもから大人へ、支援が途切れずにつながっていくことで、ご本人もご家族も安心して毎日を過ごすことができます。

◆ 施設名の由来

「コモド・ルオーゴ」は、イタリア語で「心地よい場所」という意味。
この施設が、誰にとっても安心できる居場所であってほしい。
そんな想いから、この名前を選びました。
不安や孤独を感じることなく、自分らしく過ごせる空間。
ここに来ることで、ホッと力を抜けたり、新しい希望が芽生えたり。
そのような、あたたかさを感じられる場所を目指しています。

◆ 提供サービス

元パチンコ店の広い空間を活かし、すべてのサービスが1フロアで完結。
移動の負担が少なく、通いやすさと使いやすさを大切にしています。

ご提供しているサービスは以下の通りです：

• ・児童発達支援（未就学児）

• ・放課後等デイサービス（重症心身障がい児対応）

• ・生活介護

• ・ショートステイ（短期入所）

• ・就労継続支援B型

それぞれの人生の段階で必要となる支援が、ここですべてそろいます。

◆ 特徴・魅力

• ・重度の障がいにも対応可能
  　医療的ケアが必要な方にも対応できる体制を整えており、どなたでも安心してご利用いただけます。

• ・広々としたワンフロア設計
  　元パチンコ店という特性を活かし、バリアフリーで動線もゆったり。車椅子の方も快適に過ごせる空間です。

• ・行き場がなかった方にこそ届けたい施設
  　これまで支援が届きにくかった方々にも、ケアを届けられる場として、多くの方から信頼をいただいています。

• ・福祉＝明るく、自由で、前向きな場所へ
  　利用する方が自然に笑顔になれるように。　
  　スタッフも利用者も、みんながのびのびと過ごせる空気を大切にしています。
  
  ※メイキング　こんな感じのパチンコ屋のフロアーを改装しました。

• 

◆ こんな想いで運営しています

私たちがつくりたいのは、障がいがあっても「自分らしく輝ける居場所」。
それがコモド・ルオーゴの原点です。

これまで、必要な支援を受けられず、行き場を探していた方々がたくさんいらっしゃいました。
そのような方々に「ようこそ」と言える場所を増やしたい。
子どもたちも、大人の方も、ご家族も、みんなが安心できる場を本気で目指しています。

「障がいがあるから…」と諦める社会ではなく、「その人らしく過ごせる場所がある」社会へ。
私たちは、誰ひとり取り残さない福祉のかたちを、ここからつくっていきます。

複合型福祉施設コモド・ルオーゴ
大阪市平野区長吉長原西1-3-18

現在、私たちの施設には約30名のご利用者さまが通われています。

その皆さまの送迎を、スタッフが8台の車両をフル稼働させて対応しています。
しかし現実には、重度の障がいをお持ちで車椅子をご利用されている方が多く、車椅子対応の福祉車両では1台で1名しか送迎できないことも少なくありません。

朝と夕方の送迎時間は毎日が時間との戦い。
時間をずらしたり、スタッフの出勤時間を調整したりしてなんとか対応していますが、ご利用者さまやご家族、そしてスタッフ全員に少なからず負担がかかっているのが実情です。

このプロジェクトでは、新たに車椅子対応の福祉車両を導入することで、ご利用者さまがもっと快適に、安全に、そして笑顔で通所できる環境を整えたいと考えています。

同時に、送迎を担うスタッフの負担、そして送迎に合わせて生活のリズムを調整しているお母さんたちの負担を、少しでも軽くしたい。
そんな願いも込められています。

私たちの施設は、「障がいがあるからこそ、家族が笑える時間を増やそう」というコンセプトで運営してきました。

特にお母さんたちは、表には見えないストレスや葛藤を日々抱えながら、子育てや介護と向き合っています。
その中で、たった1台の車が、日常をぐっとラクにしてくれる力を持っていることを、私たちは現場で何度も感じてきました。

さらに今回のクラウドファンディングには、もう一つの願いがあります。

それは、「福祉の仕事＝大変で暗い」というイメージを変えたいという想いです。

福祉にはもっと希望がある。可能性がある。人の人生に寄り添う、かけがえのない仕事です。
だからこそ、このプロジェクトを通じて、福祉の現場から社会に向けてポジティブなメッセージを届けたいのです。

新しい福祉車両の導入は、単なる「車の追加」ではありません。

これは、地域で暮らす障がいのある方々とそのご家族、そして福祉に携わるすべての人たちが、
少しでも笑顔になれる未来を動かす一歩です。

私たちは、福祉の現場から社会を明るく照らしていきたい。
その想いを胸に、この挑戦を進めています。

今回のクラウドファンディングでは以下のリターンを用意しました。

【書籍「いまなにが食べたい！？」】

株式会社ヴェーラのスタッフが書いた書籍をお送りさせていただきます。
お礼のメッセージ付きです。
著者／編集・中村恵子（看護学）
出版社・アートヴィレッジ
発行形態・単行本
ページ数・111p
※送料込みのお値段です。

【障がい施設が作ったコーヒー豆】

障がい施設が作ったコーヒー豆をお届けいたします。
お礼のメッセージ付き。
※送料込みのお値段です。

＜食品表示＞
・名称：オリジナルブレンドコーヒー豆
・原材料名：コーヒー豆
・内容量：200g
・保存方法：直射日光を避け冷暗所に保存してください。開封後はできるだけ早めにお召し上がりください。
・添加物表示：なし
・アレルギー表示：なし
・主原料の原産地：メキシコ・エチオピア・グアテマラ・ミャンマー・インドネシア
※保存方法：常温
原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。 商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。

【スペシャル企業スポンサー】

 株式会社ヴェーラのスペシャル企業スポンサーになれる権利です。
企業スポンサーとしてポスターに企業名、QRコードを掲載させていただきます。
さらに、送迎車にステッカーで企業名・企業ロゴを掲載させていただきます。

上記以外にもリターンを用意しております。
ぜひリターン一覧をご覧ください。

2025年12月　クラウドファンディング開始

2026年1月末　クラウドファンディング終了

2026年3月　リターン実施

私たちは、福祉の現場から「変えていきたい」と強く願っています。

 障がいがあることで、当たり前の暮らしが難しくなる。
 それを「仕方がない」と受け止めてしまう社会の空気。
 私たちは、そこに風穴を開けたいのです。 

福祉の仕事は、決して特別なものではありません。
 人が人として、最後まで自分らしく生きるための、大切な土台です。 
そして、誰もがその当事者になり得るものです。 

だからこそ、福祉の未来は「誰かの問題」ではなく、「私たち全員の未来」だと、私たちは信じています。

今回のクラウドファンディングは、その未来に挑む行動です。

 設備を整えるだけではなく、社会の意識を変えていく試みでもあります。
 一台の福祉車両がもたらすのは、ただの移動手段ではありません。
 そこには、 
「通える場所がある」
 「笑顔で出かけられる」
 「家族が少し安心できる」
 そんな、一人ひとりの人生を変える力があります。

 
福祉にしかできないことがある。

でも、福祉だけではできないこともある。
だからこそ、あなたの力が必要です。 

あなたの一歩が、誰かの未来になります。
あなたの共感が、社会を変えるエネルギーになります。 

どうか、この想いに耳を傾けていただけたなら。
あたたかなお気持ちを、そっとお寄せいただけたら嬉しく思います。

ともに、福祉の可能性を広げていきましょう。
そして、やさしさと希望に満ちた未来を、一緒に築いていけたら幸いです。

心からの感謝を込めて。