はじめまして。中央大学大学院で消費者行動を研究している修士課程の学生です。今回は、修士論文で行うオンライン実験のための参加者謝礼費をご支援いただきたく、クラウドファンディングを立ち上げました。
大学学部では、社会学部として、ジェンダー論を学んできました。ジェンダーに関する社会的関心が高まる中、学術的なエビデンスにもとづいて「人々がどのように無意識のジェンダー観を持ち、それが実生活の中でどのように判断や選択に影響するのか」を明らかにしたいと考えています。
◎研究テーマ
「色の持つジェンダーステレオタイプの特性、また、個人のジェンダー観(ジェンダーステレオタイプ)や自己の性役割意識が、製品評価や印象判断にどう影響するのか?」
修士論文では、以下のポイントを検証します:
人々が色に対して持っているジェンダーステレオタイプ的な固定観念。またそれらがどのように消費者行動に影響しているのか。
現代の人が持つジェンダーステレオタイプの強さ
自分自身の女性らしさ・男性らしさ(性役割アイデンティティ)
製品の魅力・好意度・似合い度などの評価
これらがどのように関連し、購買判断に影響するのかを、オンライン実験によってデータ化します。
◎この研究の重要なポイント‼
伝統的なジェンダーステレオタイプは私たちが生活する中で無意識に持ち合わせているものです。日本の公式の場でも赤は女の子の色・青は男の子の色などいわれ、その影響は四湯時期の頃から与えられると明らかになっています。
そのような固定観念がある一方、現代社会の中でジェンダーレスという概念と共に、伝統的なジェンダーステレオタイプな考えが見直されつつあります。例えば、小学生の選ぶランドセルの自由化などです。
しかし、受け継がれてきたジェンダーステレオタイプが完全になくなってはいません。無意識のうちに私たちは個人に根付くジェンダーステレオタイプに基づき判断を下しています。
私たちが生活の中で目にする、【色】そして【製品】に着目し、日常の中のステレオタイプの大きさに着目しております。
特に「製品評価(広告・マーケティング)× ジェンダー観」の組み合わせは実務的にも学術的にも関心が高い領域です。
本研究から得られる知見は、教育、マーケティング、広告、デザインなど幅広い領域で活用が期待できます。
そして、よりジェンダーレスな社会を目指すうえで、現状のジェンダーステレオタイプについての理解は不可欠です。
◎費用の内訳
今回クラファンで集めたいのは、実験に参加していただく方への謝礼(報酬)です。
オンライン調査パネルの参加者への謝礼: 40,000円
実験を成立させるためには、一定数の回答者に協力いただく必要があり、この謝礼費が不可欠です。
集まった資金はすべて以下に使用します:
調査サイト/クラウドソーシングの参加者報酬
調査実施時のシステム利用費(必要があれば)
◎スケジュール
2025年12月:クラファン開始
2025年12月中旬:クラファン終了
2025年12月中旬:オンライン実験の実施
2025年12月:結果分析
2026年1月:修士論文提出
2026年2月初旬:支援者向け報告書送付
リターン(ご支援へのお礼)
研究倫理に反しない範囲で、できるだけ魅力的なリターンをご用意します。
・500円
お礼のメッセージ(メール)✉
・ 1,000円
お礼メール💌
実験の分析内容のPDF(数枚)
・ 3,000円
お礼メール💌
修士論文の要約(PDF数枚)※専門知識がなくても読める形でまとめます。
・ 5,000円
お礼メール💌
修士論文の一般向け解説レポート(PDF)※専門知識がなくても読める形でまとめます。
➡研究背景の部分もわかりやすくして内容に含めます。
➡また内容についての質問も受け付けます。
※金銭的なリターンは提供しません(規約により不可)
◎ 最後に、ご支援いただく皆さまへ
大学院での研究は「自分一人ではできないもの」です。今回いただいたご支援は、研究の質を高めることにつながり、成果は必ず社会に還元します。
ジェンダーに関する社会問題が多様化する中、科学的な理解を深める一助となれるよう、誠心誠意研究を進めてまいります。
どうか応援をよろしくお願いいたします!






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