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尾瀬関係者が一堂に会し、尾瀬の環境問題や地域間の連携について話し合い、自然保護や適正利用について一層推進していくための会議「尾瀬サミット2018」が11日に開催されました。
前日の10日には、第4次尾瀬総合学術調査団の団長である坂本理事(名古屋大名誉教授)が、スライドで平成29年6月にスタートした第4次調査で植物の分布にどのような変化が起き、ニホンジカが湿原に与えている影響などについて、ドローンを使った映像などを使いながら説明されました。
【坂本先生によるスライドレクチャー】
11日は、尾瀬サミットに先立って自然観察会が行われました。
群馬、福島、新潟の3県の知事を始め参加者は足元に咲くオクトリカブトやエゾリンドウなどの花や広がる湿原の景色を見ながらガイドの説明を受けていました。
【自然観察会】
尾瀬サミットでは、
新尾瀬ビジョンについての意見発表や、尾瀬の魅力向上への取り組みとして、ふくしま尾瀬モニタリングツアーに参加した福島工業高校の生徒さんに意見発表をしていただきました。
豊かな自然と、これからも多くの人に楽しんでもらえる尾瀬が続くことを願っています。
尾瀬沼ビジターセンターの入館者数は昨日までで37933人になりました。4万人に達するのはいつになるでしょうか?楽しみです。