おはようございます。
クラウドファンディングは現在54%まで到達しております。ありがとうございます!
さて、今週以降、ご支援者の方々が法人(会社とか独立行政法人とか・・・)のキーマンにこのプロジェクトを広めて下さるそうです。詳しくはまだ書けないのですが。
それで、さっと読める概要を書いてくれと頼まれましたので、919文字でプロジェクトのエッセンスをまとめたものを作りました。
それがこちらです。
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はやぶさ「ラストショット」トートバッグ&ブックレット 制作の背景
加藤晃生
JAXAの外宇宙探査機「はやぶさ」は1995年3月の予算承認から2010年11月のイトカワサンプル確認まであしかけ21年のプロジェクトの中で、その限られた予算を考えると奇跡と言える数々の偉業を成し遂げました。その功績は膨大な数の書籍や映画で語り尽くされています。中でも「はやぶさ」の旅路を象徴する一枚として記憶されているのが、通称「ラストショット」と呼ばれる、はやぶさが最後に撮影した1枚の写真です。
ところが、この画像はその知名度に比して商品化されることが極めて少なく、今現在買えるものはジグソーパズルくらいという状態です。こうした状況に鑑み、今回私は、この画像を使用したトートバッグを制作することにしました。とはいえ、単にこの画像をプリントしたバッグを作るだけでは、あまたある安価なトートバッグの中から選んでもらうことは困難です。
そこで私が考えたのが、以前に立教大学で担当していた写真論の講義に提出されたレポートをリライトし、ブックレットとしてトートバッグとセットにするというアイデアです。
このレポートを書いてくれたのは当時物理学科の2年生だった住田厚美さんです。彼女は物理学とは何か、科学とは何かという切り口から「ラストショット」を分析し、何故、日本の宇宙技術の粋を集めた外宇宙探査船のカメラがこのような滲んだ画像しか撮れなかったのかを読み解き、科学者の日常はひたすら地味な活動の積み重ねであるけれども、そうした日常の根底に流れているのは大宇宙への憧れや人類愛といった崇高な感情であるということを論じていました。
私は人類の未来は科学技術の発展の先にしか無いと考えています。もちろん昨今の原発事故やプラスチックごみなど科学技術は負の結果も生み出しますが、科学という営みそれ自体は人類愛に支えられた崇高なものであるということを、広く日本の子供たちに伝えるツールとして、このトートバッグとブックレットのセットは大いに意義があると思っています。
ご支援を賜ることが出来れば幸いです。よろしくお願い申し上げます。
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こちら、pdfフォーマットで知人に配布しておりますが、もしもご支援者の方でpdfの拡散にご協力していただけるという方がいらっしゃいましたら、是非とも下記メールアドレスにご連絡下さいませ。
sdtricks@outlook.jp
それでは引き続きよろしくお願い申し上げます。
加藤晃生