▼はじめに
こんにちは。kintaと申します。私は大学時代に教育学を学び、現在は高校の教員をしております。
これまでの経験から、高校の在り方に疑問を感じ、このプロジェクトを立ち上げました。
ご一読ください。
▼このプロジェクトで実現したいこと
高校に行かないという選択ができる、自己実現に向けたフリースクールを立ち上げたいと考えております。
詳しい内容は後述いたします。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
私はこれまで塾や高校で高校生を指導してきました。
その中で、平日の朝から夜遅くまで拘束され、休日も課題や部活、あるいは塾での勉強に追われる日々を過ごす学生たちを見ており、このように思いました。
「本当にこれでいいのだろうか?」
自分の時間も少ない中で、教師は進路実現を求めます。
しかし、そうして生徒はやりたいことを見つけられるのでしょうか。
忙しく、また縛られた高校生活で本当にやりたいことが見つけられるのか。
学校の利益のために、進学実績のために勉強させられてはいないか。
将来の夢に向けて努力をすることができるのか。
生徒の中には、このように在りたいとする自分を見つけられないまま、進路を決定せざるを得ない子もいます。
その理由はいくらか挙げられますが、
・自分を見つめなおす時間、余裕が足りないこと
・自分のためではなく、教師を喜ばせるための学校になっていること(課題や授業におけるモチベーション)
・教師の指示や教示に従っていれば、進路や学校生活においてなんとかなるということ
だと思います。
そして、教師も生徒のそういった現状に関して問題と考える状態でもなく、一方でその状態に向き合ったとき、
「自分でしっかり考えろ」
と言ったりします。
私は大学時代、生徒の思考力というものに興味を持ち、研究をおこなってきました。
生徒の考えようとする力は、当然ですが、考えさせる環境がなければ育ちません。
しかし現代の学校現場の多くはそういった環境を作ることができていないように思えてなりません。
そこで、このように考えました。
学校に行かないという方法で、自己実現を支援できないか。
学校が自己実現の弊害となっているのであれば、学校に行かない選択をできるようにすればよいのではないか。
そのような選択をした子を支援するのが、私の仕事ではないか、と。
一方で学校に行かない選択をする子を「逃げ」であったり「問題」と捉える社会風潮もあります。
私はそれに異議を唱えたい。
自ら選択し、学校に行かないということは、なんとなく学校に行くよりも前向きなことではないでしょうか。
高校に行かないという選択。
確かな自己実現。
これをサポートすべく、このプロジェクトを立ち上げました。
時間や拘束に縛られず、そして自分の将来に向けて勉強をすることができるフリースクールを立ち上げます。
▼プロジェクトの内容
2019年4月を目途に、福岡の糟屋郡志免町で新たなフリースクールを開校します。
対象は、現在高校卒業資格を持たない方(年齢制限はなし)になります。
このフリースクールでは、自身に合わせたコースを選択し、カリキュラムを形成します。
校則などの制限はなく、朝から晩まで拘束させることもありません。
自由に学べる時間を作り、そこで生徒が得られた目標を達成できるよう、私たちが支援をできる事業です。
本校では生徒に合わせたカリキュラムを作成し、進路実現を目指します。
「週0日コース」
…インターネット、メールサービスを利用した勉強計画、課題の提出、テストの実施を行います。このコースは、インターネットを利用する環境があれば福岡だけでなく、どの県、地域でも受けることが可能です。
「週1日コース」
…上記のサービスに加え、週に1回面談及び授業計画の作成を行います。
「週3日コース」
…午前中もしくは午後に登校し、授業を行います。
どちらでも、半日で授業は終了します。希望に応じて個別指導を行います。
「週5日コース」
…午前中もしくは午後に登校し、授業および、より高度な演習授業を行います。
どちらでも、半日で授業は終了します。希望に応じて個別指導を行います。
「個別学習指導コース」
…上記のコースに加え、スタッフによる個別指導を行います。
こちらは希望に応じて受け付けます。
また、こちらは現在高校通学中の生徒も通うことができるようにします。
どのコースでも自習コーナーを利用することができ、また在中する先生に質問をすることも可能です。
現在、プログラミングに関して勉強ができるコース、行政書士等の法律関係に関する資格取得に関するコース、
英語コミュニケーションをより深く学ぶことができるコースを立ち上げております。
これらのコースの中で高卒認定試験および大学・短大・専門学校などへの進学をサポートし、
また、その他各種検定試験や実用資格の取得もサポートします。
▼資金の使い道
事業立ち上げの資金に使用します。
また余剰資金は、一部援助金等、生徒のために使用させていただきます。
▼リターンについて
また、生徒、スタッフからの礼状を送らせていただきます。
また、礼状に紹介状を添付いたします。紹介状により入学者が入った場合には図書券5000円分をお送りいたします。
▼最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
金額が集まらなかった場合でも、このプロジェクトは行います。
何卒よろしくお願いします。
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