「すくい易い器」から始まった、人に寄り添うものづくりを衣服へ。しん窯青花50周年記念 Harmonyプロジェクト

はじめに
有田焼窯元「しん窯青花」は、50年にわたり、手描き染付による器づくりを大切に守り続けてきました。
今回、青花の50周年を記念して、器に描かれてきた世界観を日常の中で楽しめるオリジナルシャツ・ブラウスを制作します。
白い布の上に、青花らしいネイビーで描かれた小さな音楽隊。器として親しまれてきた絵柄を、衣服という新しい形で身に纏う一着です。
このプロジェクトは、単に記念商品をつくるためのものではありません。50年間受け継がれてきた手仕事の価値と、人に寄り添うものづくりの精神を、次の世代へつないでいくための挑戦です。

青花の原点は「人に寄り添う器」
しん窯青花のものづくりの背景には、障害者向け器具製造販売業の「でく工房」からの依頼をきっかけに生まれた「すくい易い器」があります。
障がいのある方や高齢者の方にも、食事の時間を楽しんでいただきたい。そんな想いから、使いやすさと美しさを両立した器づくりが始まりました。
そこにあるのは、単なる機能性ではありません。誰かの暮らしに寄り添い、日々の時間を少し豊かにするものをつくりたいという願いです。
50年を経た今も、その精神は青花のものづくりの根底に流れ続けています。
器から、衣へ。
50周年という節目に、私たちは青花の魅力をより多くの方に届けたいと考えました。
そこで生まれたのが、青花の器に描かれた「Harmony」柄をモチーフにした、オリジナルのシャツとブラウスです。
器として眺め、使い、楽しんできた青花の世界観を、今度は日常の装いとして楽しむ。それは、青花の手仕事を未来へつなぐ新しい表現でもあります。

2つのタイプをご用意しました
今回制作するのは、襟付きの「シャツ」と、ゆったりと着られる「ブラウス」の2種類です。
どちらも白を基調に、青花らしいネイビーの絵柄がさりげなく映えるデザインに仕上げました。
襟付きシャツ
きちんと感がありながら、普段着にも合わせやすい襟付きシャツです。
胸ポケットには、指揮者のようなキャラクター。前身頃には、音楽を奏でる小さな絵柄が散りばめられています。
デニムやチノパンに合わせれば、清潔感のあるカジュアルスタイルに。ジャケットの中に着れば、遊び心のある一着として楽しめます。

ブラウス
ブラウスは、ゆとりのあるシルエットで軽やかに着られるデザインです。
首元はすっきりとした印象で、肩まわりにも余裕があります。一枚で着ても、インナーを合わせても楽しめる仕様です。
女性らしく着るだけでなく、体型を拾いすぎないリラックス感のある一着としてもおすすめです。

Harmony柄の魅力
今回のモチーフは、青花の器に描かれてきた「Harmony」の世界観です。
ピアノを弾くキャラクター。楽器を奏でるキャラクター。音符とともに動き出しそうな、小さな音楽隊。
青と白のコントラストは、青花らしさそのものです。主張しすぎず、それでいて近くで見ると楽しい。日常にそっと遊び心を添えてくれるデザインです。

国内で仕立て、一着ずつ後刷りでプリント
今回のシャツ・ブラウスは、日本国内の縫製工場で仕立てています。
図柄がきれいに出るように、一着ずつ後刷りでプリント。白い生地の上に、青花の絵柄が鮮明に映えるよう丁寧に仕上げました。
大量生産品ではなく、50周年の記念にふさわしい一着として、関わる人の手を重ねながら制作しています。

モデル男性身長180cm 普段のサイズL モデル女性身長170cm 普段のサイズM
サイズについて:シャツもブラウスもワンサイズです
本商品は、シャツ・ブラウスともにワンサイズ展開です。
「フリーサイズ」という表現だと、誰でも着られるように誤解される可能性があるため、本プロジェクトでは「ユニセックスワンサイズ」としてご案内します。

着用感には個人差があります。特に肩幅・身幅・袖丈・着丈によって、着られる方が限られる可能性があります。
ご支援前に、必ず実寸サイズと着用写真をご確認ください。


シャツの下から2つめのボタンのみ、しん窯青花のブルーを表すボタンになっています。
多くの人の手によって生まれた一着
このプロジェクトには、多くの方々が関わっています。
青花の職人の皆様。縫製工場の皆様。プリント工房の皆様。障がい者就労施設の皆様。そして、奈須香織さん:シンフォニー柄を衣服へ展開するためのデザインデータ制作を担当。希少疾患「ヒアリン線維腫症候群」の啓発活動にも取り組んでいます。
一着のシャツには、それぞれの技術や経験だけでなく、人を想う気持ちが込められています。
私たちは、このシャツとブラウスそのものが「つながり」の象徴であると考えています。

希少疾患を知ってもらうために。奈須香織さんの思い
今回、シャツとブラウスに使用する絵柄のデザインデータ制作を担当したのは、クリエイターの奈須香織さんです。
奈須さんは、希少疾患「ヒアリン線維腫症候群」と向き合いながら、創作活動や情報発信を続けています。
ヒアリン線維腫症候群は、患者数が少なく、社会で十分に知られていない希少疾患の一つです。
病気のことが知られていないために、症状や日常生活の困難さを理解してもらいにくいことがあります。
奈須さんが願っているのは、ご自身の病気だけを知ってもらうことではありません。
希少疾患とともに暮らす人がいること。病気があっても、誰かとつながり、働き、創作し、社会に参加できること。そして、知らないことを知ろうとする人が一人でも増えること。
奈須さんは、難病について多くの方に知ってもらうための啓発活動を続けています。
株式会社つながりは、これまでも奈須さんの思いと活動を応援してきました。
今回のTSUNAGUプロジェクトも、青花の50周年を祝うだけでなく、奈須さんの作品と活動を通じて、希少疾患について知っていただくきっかけにしたいと考えています。
本プロジェクトでいただいたご支援の一部は、奈須さんが取り組む希少疾患の啓発活動への支援に活用させていただきます。

リターンについて
今回のリターンでは、50周年記念のシャツ・ブラウスを中心にご用意します。
支援金 1000円 お礼メール
支援金 3000円 お礼メール(内1000円を奈須さんの活動のための支援金)
リターン商品① ブラウス+ペンダントトップ 限定数10セット 14000円
リターン商品② ブラウス+マグカップ 15000円
リターン商品③ シャツ+マグカップ 15000円
リターン商品④ ブラウス+50周年小皿2枚 15000円
リターン商品⑤ シャツ+50周年小皿2枚 15000円
リターン商品⑥ ブラウス+サラダボール5寸皿 15000円
リターン商品⑦ シャツ+サラダボール5寸皿 15000円
リターン商品⑧ 特別セット シャツ+ブラウス+ペアマグカップ 30000円
リターン商品⑨ 特別セット シャツ+ブラウス+小判小皿5枚 30000円
※ご支援の一部は、奈須香織さんが取り組む、ヒアリン線維腫症候群をはじめとした希少疾患の啓発活動に活用させて頂きます。また、商品の梱包・発送作業は、就労継続支援B型事業所である株式会社障碍社の作業所に委託します。
このプロジェクトで届けたいもの
私たちが届けたいのは、シャツやブラウスだけではありません。
50年間守り続けられてきた手仕事の価値。人を想うものづくりの精神。病気や障害の有無に関わらず、誰もが社会とつながり活躍できる未来。そして、人と人とのつながりです。
しん窯青花50周年という節目を、過去を振り返るだけでなく、新しい未来への一歩にしたいと考えています。
さらに、この一着が、これまで知らなかった希少疾患や、病気とともに暮らす方々の思いに触れるきっかけになることを願っています。
支援金の使い道
皆様からいただいたご支援は、主に以下の用途に活用いたします。
- シャツ・ブラウスの制作費
- 縫製費
- プリント加工費(人件費)
- 3,000,000円
- 梱包・発送費
- 10000円
- CAMPFIRE掲載に伴う手数料
- 17%
- 奈須香織さんの活動支援
- 収益の一部
スケジュール
8月末 クラウドファウンディング終了
9月1日~リターン商品の発送
9月末 奈須香織さんへ、売上の一部を支援金としてお渡し
9月末 リターン商品の発送完了
最後に
「すくい易い器」から始まった、人に寄り添うものづくり。
その想いは50年を経て、今、衣服という新しい形になりました。
青花の器を愛してくださっている方へ。ものづくりの背景にある物語を大切にしたい方へ。そして、人と人がつながる未来を一緒につくりたい方へ。
この50周年記念 Harmonyプロジェクトに、ぜひご参加いただけたら嬉しいです。
最新の活動報告
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第1回 しん窯青花50周年の物語
2026/08/03 10:51しん窯青花50周年記念プロジェクトクラウドファンディング実行委員会より私たちは日頃から、手づくり作家さんや地域で活動する方々の「想い」に触れる機会があります。今回ご紹介するのは、2026年に50周年を迎える有田焼の窯元・しん窯青花様と共に進めている記念プロジェクトです。なぜ私たちがこのプロジェクトに取り組むのか。なぜクラウドファンディングという形で挑戦するのか。その理由は、一枚のシャツを作ることよりも、その背景にある「人に寄り添うものづくり」の精神を未来へつなぎたいと思ったからです。これから4回にわたり、プロジェクトに関わる人々の物語をお届けします。第1回 しん窯青花50周年の物語50年。それは、一つのものづくりを続けるにはとても長い時間です。暮らしが変わり、人々の価値観が変わり、時代が移り変わる中で、変わらず器を作り続けることは決して簡単なことではありません。佐賀県有田町にある「しん窯青花」は、2026年に50周年を迎えます。青花の器は、手描きの染付による温かみのある絵柄と、日々の暮らしに寄り添う使いやすさで、多くの人に愛され続けてきました。私たちもまた、その魅力に惹かれた一人です。けれど、青花に惹かれた理由は、器の美しさだけではありませんでした。青花ブランドの歩みを知る中で、私たちが心を動かされたエピソードがあります。それは、一人の身体障がいのある方に、自分自身で食事をする喜びを感じてほしいという思いに応えて開発された「すくい易い器」です。この器は、有限会社でく工房からの依頼を受けて生まれました。どうしたら自分の力で食事をしやすくなるのか。どうしたらもっと使いやすい器になるのか。使う人の立場に立ちながら試行錯誤を重ねる。そこには単なる器づくりではなく、「人に寄り添うものづくり」がありました。そして、その考え方は後の青花ブランドへと受け継がれていきます。美しい器を作ること。品質の高い器を作ること。それももちろん大切です。けれど青花が50年間大切にしてきたのは、それだけではありません。使う人の暮らしに寄り添うこと。誰かの困りごとに耳を傾けること。器を通して日々の生活を少し豊かにすること。私たちは、その姿勢に深く共感しました。今回、私たちが50周年記念プロジェクトに取り組むことになったのも、この想いを未来へつないでいきたいと思ったからです。50周年という節目をお祝いするだけではなく、その背景にある物語や、ものづくりへの想いも届けたい。そんな願いから、このプロジェクトは始まりました。そして、その想いから生まれたのが 50周年記念シャツ・ブラウス「Harmony」です。なぜ器ではなく、シャツだったのか。なぜ「Harmony」という名前になったのか。その裏側には、多くの人とのつながりがありました。次回は、「Harmony」が生まれるまでの物語をお届けします。 もっと見る




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