プロジェクト概要
「KIMURA Model」は、柔道家・木村政彦の生き方と“三倍努力”の精神を、道着というかたちに落とし込んだコラボレーション柔道衣/柔術着です。
華やかなコレクションピースではなく、日々の稽古と試合のための“道場仕様の道着”として設計されています。

KIMONOがこれまで培ってきた道衣設計のノウハウをもとに、激しいグリップファイトや長時間の乱取り・寝技に耐える構造と、毎日袖を通したくなる着心地のバランスを追求しました。素材は、過度な高級志向ではなく、「三倍努力を重ねる現場で、気兼ねなく使い込めること」を基準に選定しています。
デザイン面では、木村政彦の名前、彼の言葉、そして“キムラロック”の名で知られる関節技をモチーフにしたグラフィックを各所に配置し、道着そのものが「自分との約束」を思い出させてくれるような存在になることを目指しました。柔道衣/柔術着の2モデル2カラーを展開し、それぞれの競技スタイルに合わせた仕様に仕上げています。

このクラウドファンディングは、木村政彦という一人の武道家の精神を、次の世代の畳/マットの上へ手渡すプロジェクトです。
日々、本気で自分と向き合いながら稽古を続けている方に、この「KIMURA Model」という道を、共に歩んでいただきたいと願っています。
2. ストーリー
「木村政彦」という名前を、もう一度「道」の言葉にするために。
このプロジェクトの出発点は、派手なコラボレーションでも、懐古趣味でもありませんでした。きっかけになったのは、とてもシンプルな問いです。
「いま、畳/マットの上で本気で生きている人たちに、
木村政彦という武道家の“生き方”を、どうやって手渡せるだろう?」
私たちはブランド名に「KIMONO」を掲げ、これまでも日本の伝統的な文様や言葉を通して、武道が持つ「道としての側面」を道着に込めてきました。

ただ強いだけ、ただ勝つだけではない、
「どう生きるか」
「どんな姿勢で立つか」
という問いそのものを布の上に映そうとしてきました。
そして今回、辿り着いた答えが「KIMURA Model」です。
それは、技の名前として世界に広まった“キムラ(KIMURA)”を、もう一度「一人の人間の生き方」として取り戻し、あなたの毎日の稽古の中に戻していく試みでもあります。
2-1. 「三倍努力」という、静かな狂気
木村政彦は、しばしば「史上最強の柔道家」と呼ばれます。
けれど、その強さは試合の記録だけでは語り尽くせません。
若い頃の木村は、寝る間を惜しんで稽古を繰り返し、動けなくなるまで打ち込みと乱取りを続けたと言われています。それは、誰かに見せるための根性ではなく、「自分で決めた基準を裏切らないため」の静かな狂気でした。
「才能のある人間に勝つには、三倍努力しなければならない」
彼がそう語ったとされる“三倍努力”は、このKIMURA Modelの根幹に流れているキーワードです。

「二倍では足りない。
どこかで必ず、自分より恵まれた誰かが、同じだけ、あるいはそれ以上に努力している。」
そう思い続けたからこそ、自分が「ここまでやった」と言えるラインを、常に自ら引き上げていくしかなかった。その精神は、華やかな言葉ではありません。
他人からは見えないところで、毎日同じ動きを、同じ技を、何百回も何千回も繰り返すこと。そして、誰も見ていないときにサボらないこと。
KIMURA Modelは、その「見えないところで積み重なる三倍努力」に捧げる道着です。
2-2. リオ・マラカナン、そして“キムラ”という技の誕生
1951年、リオデジャネイロ・マラカナンスタジアム。
日本柔道界の怪物・木村政彦と、グレイシー一族の象徴・エリオ・グレイシーが向かい合った試合は、今もなお語り継がれる伝説です。

当時のルールは、グレイシー側に有利なものだったと言われています。
投げや抑え込みの評価は小さく、関節技や絞め技などの決定的なフィニッシュが重視されるように設定されていました。
それでも、組んだ瞬間に、木村の「三倍努力」で鍛え上げられた身体と間合いは、観客の目に「違い」としてはっきり映ったはずです。
何度も豪快に投げ、普通の柔道試合ならそこで勝負が決していてもおかしくないほどのインパクトを与えてもなお、試合は続きます。
やがて舞台は完全に寝技へ。
激しいプレッシャーの中でポジションを奪い合い、
少しずつ、しかし確実に木村が主導権を握っていく。
そしてついに、あの瞬間が訪れます。

腕を絡め、肩と肘にきしむようなテンションをかけていく関節技。
エリオはタップしませんでした。
場内は静まり返り、技の深まりとともに緊張だけが上がっていく。
極まる寸前で、セコンドがタオルを投げ入れた。
それは、一人の人間の意地と、一人の人間の三倍努力が、技というかたちで結晶した夜でした。
その日を境に、この肩関節技は世界中で“キムラ(Kimura)”と呼ばれるようになりました。
柔道の技としてだけではなく、ブラジリアン柔術、総合格闘技、世界中の道場でその名前が響き続けています。

KIMURA Modelは、この「一つの技に凝縮された生き方」をテーマにした道着です。
単に技名を借りたプロダクトではなく、そこに至るまでの汗や痛み、覚悟を布の一枚一枚に刻もうとする試みです。
2-3. なぜいま、「KIMURA」なのか
いまの時代、効率よく上達する方法や、“コスパの良い”努力の仕方が多く語られます。
もちろん、それは悪いことではありません。
しかし、武道の世界には、「効率の良さ」だけでは測れない価値が確かに存在します。
・勝ち負けとは別に、「自分は今日、どこまでやりきれたか」
・誰も見ていない時間の積み重ねが、試合の一瞬に出ること
・歳を重ねてもなお、型や技を通して、自分自身を磨き続けること
木村政彦の物語は、そんな“効率化しきれない部分の尊さ”を思い出させてくれる存在です。
だからこそ、KIMONOは今、彼の名前を冠した道着を作ることにしました。
目先の勝ち負けや流行に左右されない、
「自分との約束を、毎日、畳/マットの上で更新していく人」のための道着として。

2-4. 「道場仕様の道着」というコンセプト
KIMURA Modelは、見せびらかすための「記念品」ではありません。
使い倒されることを前提にした“道場仕様”の道着です。
素材は、あえて「極端な高級志向」からは距離を置きました。
どれだけ良い生地であっても、「もったいなくて着られない」「傷つくのが怖くて本気で組めない」
そんな道着では、このプロジェクトの意味が薄れてしまいます。
私たちが選んだのは、
・日々の乱取りやスパーリングに安心して使える強度
・汗をかき続ける現場でストレスになりにくい扱いやすさ
・洗濯と乾燥を繰り返しても、なお袖を通したくなるバランス
そういった“現場のリアル”を基準にした素材構成です。
豪華さや光沢ではなく、「今日もこれを着て、三倍努力をしよう」と自然に思える道具であること。
着る人の努力が本体であり、道着はその脇を固める存在であること。
KIMURA Modelは、その考え方に沿って設計されています。
2-5. デザインに込めた「自分への宣言」
KIMURA Modelのもう一つの特徴は、そのデザインが“静かな宣言”として機能するように作られていることです。
・肩や背中に配置された「キムラロック」の文字
・木村政彦の精神を象徴するフレーズ
・“キムラロック”の関節技を想起させるラインやグラフィック
これらは、単なる装飾ではありません。
畳の上に立ったとき、自分自身に問いかけるための「印」です。
「今日、自分はどこまでやるのか」
「この道着にふさわしい稽古を、自分はできているか」
毎日同じ道着を着ていると、初心を忘れてしまうことがあります。
だからこそ、KIMURA Modelには、視線を落とした時に、ふと“原点”を思い出させてくれる要素を、あえて大胆に配置しました。
柔道と柔術、それぞれの競技スタイルに合わせた仕様の違いはありながら、どちらも共通しているのは、「着ることで、自分の中のスイッチが入る道着」であることです。
2-6. あなたの「三倍努力」と、このプロジェクト
このクラウドファンディングは、KIMURA Modelという道着を世に出すためのものですが、それ以上に、「どう生きるか」という問いを投げかける試みでもあります。
・週に数回しか道場に行けなくても、行った日は本気でやり切る人
・試合の結果よりも、自分の成長を大事にしている人
・年齢や体力の変化を感じながらも、なお畳の上に立ち続けている人
そういった一人ひとりの「三倍努力」に、この道着がそっと寄り添えたら、と願っています。
KIMURA Modelは、完璧な人のための道着ではありません。
迷いながらも、悩みながらも、それでも前に進もうとする人のための道着です。
「今日は、昨日より一歩だけでも前へ」
「誰かと比べるのではなく、昨日の自分を超えていく」

もしあなたが、畳の上でそんな想いを抱いたことがあるなら、
このプロジェクトは、きっとあなたのためのものです。
KIMURAという名前を、ただの“技名”で終わらせないために。
その奥にあった生き方と覚悟を、次の世代の道場へとつないでいくために。
その一歩を、あなたと一緒に踏み出したいと思っています。
3. ブランドの想い
KIMONOは、柔道家/柔術家として畳/マットに立ち、日々、心・技・体を磨くために稽古を続けるすべての人のためのブランドです。
私たちの目標は常に、使いやすさと妥協のない品質を両立し、身に着けて誇れる存在感を備えた道着を作ることにあります。
KIMURA Modelは、その目的の一つの表現であり、木村政彦の「三倍努力」の精神を通して形づくられました。武道は、勝ち負けだけでは測れません。
それは、真摯でたゆまぬ稽古によって築かれていくものです。
私たちは、その道のりにおいて、あなたの成長を支える信頼できるパートナーとして寄り添いたいと考えています。
4. 世界が信頼するKIMONO 柔道衣・柔術着
KIMONOの道着は、世界中の武道家から信頼を得てきました。
評価されているのは、
・文化への敬意と誠実さ
・考え抜かれた構造・卓越した耐久性
それらは道場で、畳/マットの上で、そして昇級・昇段といった節目から、個人の通過儀礼のような大切な瞬間まで、幅広い場面で着用されています。
各モデルは、目的に根ざし、進化のために作られた“より大きな物語”の一部として受け継がれていきます。
5. 商品ラインナップ
▼KIMONO KIMURA Model 柔道衣 - Red
※ IJF及び全柔連認証外


▼KIMONO KIMURA Model 柔道衣 - Black
※ IJF及び全柔連認証外


▼KIMONO KIMURA Model 柔術着 - Red


▼KIMONO KIMURA Model 柔術着 - Black


6. サイズオプション
当プロジェクトでは、サイズガイドを用意し、ご支援後に柔道衣/柔術着のサイズ選択について丁寧にご案内いたします。サイズ選びに不安を感じる方でも安心してご支援いただけるよう、専門スタッフによる質疑応答も可能です。お客様の体型やご要望に最適なサイズをご提案させていただきます。また、上衣と下衣で異なるサイズを選択することも可能です。ご支援後、順次サイズに関する質問票をお送りいたしますので、ご回答いただきますようお願い申し上げます。サイズに関するご質問やご不明点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
KIMONO KIMURA Model 柔道衣:

KIMONO KIMURA Model 柔術着:


リスクと課題
本プロジェクトは、道着のデザインから製造、発送まで、柔道/柔術への深い理解と経験を持つ専門チームが責任を持って運営しています。
しかしながら、天候不良や物流の混雑、製造工程での予期せぬトラブルなどにより、発送が遅れる可能性がございます。また、製造過程におけるわずかな誤差により、仕上がりに個体差が生じる場合がございますが、品質基準を満たした製品をお届けするよう最善を尽くしております。
万が一問題が発生した際は速やかにご連絡し、可能な限り早急に対応いたします。いただいたご意見やご要望を真摯に受け止め、製品やサービスの向上に努めてまいります。






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