
自己紹介

「子どもたちには、はかりしれない力がある。」
その思いだけを頼りに、愛鷹運動公園で一歩を踏み出したのが、2016年4月でした。
誰も来ない日も、活動日と同じく朝から活動を始め、ごみ拾いやトイレ掃除をして帰ってくるだけの日もありました。それでも、子どもたちを待ち続け、自然の中で子どもが育つ力を信じて、活動を続けてきました。
当時の受け入れ年齢は、0歳から3歳とその親(保護者)。ようやく継続して参加してくれたのは、おばあちゃんとお孫さんの一組だけでした。

子どもには、自分で何でもやろうとする意欲や力があることは、教員時代に関わった小学生を見て感じていたことでしたが、子どもを授かることができず、子育てしたことがなかったわたしには、0歳から3歳の年齢でできることは実際にはわかりませんでした。しかし、この活動を続けてたくさんの子どもたちと関わる中で、子どもたちの本来もつ力を知ることになりました。
歩いたり走ったりできるようになり、自分の意志をはっきりともち、ことばにもできるようになる3歳。その考え、その行動がおもしろく、親のいないところでもどんどん進んでいきそう!もっと見ていたい!
という興味がわいたわたしは、2018年に、3歳のクラス「こまめ」(週1~3日の預かり型)を定員3名でスタートすることにしました。

親子での活動は、月1回開催の「おやこまめ」(親子参加型)として、現在も継続しています。

↑おやこまめでのお弁当タイム

↑生後3か月。初めての沢遊び!
その「こまめ」の活動で、一日密着して3歳と過ごす中で、3歳のもつ力をより知ることになりました。
同時に「おやこまめ」での0歳~2歳のできることや体力の差なども深く知ることにより、「2歳もいいじゃん!やれるじゃん!」という可能性を見つけ、2019年には、2歳半〜3歳対象の「ひよこまめ」を、「こまめ」とは別日に開始することにしました。
↑2歳 どろどろダイブ!

↑2歳 沢でかんぱーい!
2020年には「ひよこまめ」は「こまめ」に統合し、2022年には対象年齢を2歳~に引き下げました。
2025年4月には、長年活動してきた愛鷹運動公園を離れ、近くの栗林へ拠点を移転。
いろいろなことをどんどん吸収し、可能性の広がる1歳の力を知ってしまったわたしたちは、対象年齢をさらに引き下げ、1歳半〜に変更しました。
↑ 1歳 腰まで浸かる沢にて前進!

↑1歳 目で伝え合う。「だいじょうぶ?こっちだよ。」
現在は1歳半~4歳の、幅広い年齢層の子どもたちを迎えて活動しています。
当初はわたしひとりでの運営でしたが、子どもたちの人数が増えるのと同時に、想いを共にするスタッフも一人、また一人と加わりました。今では、複数のスタッフで子どもたちを見守るチームとなっています。

そして2026年3月、10期生となる子どもたちが卒業を迎えます。卒業した子どもたちは、小学生になっても自然の中で考え、感じ、行動する姿を見せてくれています。
「ここで過ごした時間が、子どもの土台になっている」
そんな声が、今も多くの家庭から寄せられ、応援していただきつながり続けています。
このプロジェクトで実現したいこと
「毎日通える森のようちえん」を実現したい。
それが、このプロジェクトの目的です。保護者の金銭的負担を大きく減らし、子どもたちが継続的に通える環境をつくるため、認可外保育施設としての登録を目指しています。
現在、登録児童は1歳〜4歳の20名。1日あたり平均10名が利用しています。このプロジェクトでは、毎日20名を受け入れられる施設を整備し、日常的な保育を行うことを目指します。

現在は国の補助を受けずに運営しており、利用料は「月8回で30,000円」という形です。
しかし、認可外保育施設として登録されると、保護者は子ども1人あたり月額37,000円(上限)の補助金を受け取ることができます。(年少から年長の子ども対象/就労等保育の必要性があり、自治体から認定を受けた家庭のみ、諸条件あり)
「毎日通える森のようちえん」が実現した場合、補助金適用後の保護者の実質負担は大幅に軽減されます。

プロジェクト立ち上げの背景
毎日通うことで、子どもたちの学びは深まります。
自然の変化に気づき、仲間と関係を築き、失敗や葛藤を経験しながら、「自分で考えて行動する力」が育っていきます。しかし毎日通うとなると、保護者の金銭的負担が大きくなります。
この現実から、私たちは長い間「週1~3日の預り型」の運営を続けてきました。結果として、受け入れ人数はその日のスタッフ数に左右され、欠席が出ることで人件費を抑えられてしまうという、本来望ましくない運営構造にも悩まされてきました。
子どもたちにとって最善の環境をつくりたい。
その思いと現実の狭間で、立ち止まり続けてきた10年でした。

現在の準備状況
認可外保育施設の基準を満たす家屋が見つかり、現在準備を進めています。
家賃は月4万円。必要な備品の購入、老朽化箇所の改修、野外活動に配慮した衛生・安全面を考えたトイレの新設も予定しています。
静岡県こども未来課・福祉指導課と連携しながら、立ち入り調査・適合証明に向けて、ひとつひとつ条件を確認しています。
2027年4月から、正式な認可外保育施設としての運営を見据えています。

スケジュール
認可外保育施設開設に向け、以下のスケジュールで進めます。
2026年1月
・静岡県こども未来課との最終確認
・福祉指導課と立ち入り調査に必要な条件の確認
2026年3月
・物件契約
・クラウドファンディング終了
2026年4月
・改修工事開始(4月末完了予定)
・リターン発送開始
・新年度の子ども受け入れスタート
※正式登録前ですが、基準を満たした形で運営します。
2026年 夏〜秋頃
・県による立ち入り調査
・立ち入り調査結果の報告
2026年12月末
・認可外保育施設としての許可取得を目指します。
(※時期は前後する可能性があります)
2027年4月
・認可外保育施設として正式運営開始予定

最後に
私は13年間、小学校の教員として子どもたちと向き合ってきました。 外遊びや畑作業など、自然の中で過ごす時間になると、子どもたちが驚くほど生き生きとする姿を何度も目にしてきました。
その理由はとてもシンプルでした。 子どもたちが 自分で遊びを選び、自分たちでルールを決め、やりたいことを思いきりできている からです。 「こうしたいけれど、うまくいかない」という葛藤も、話し合いやルールづくりを通して、子どもたちは自分たちの力で解決していました。 その時間こそが、子どもたちの成長にとって大切な学びの場だったのです。
こうした力を、もっと早い時期から育てていきたい。 その思いが強くなり、幼児期からの教育の重要性を感じ、森のようちえんを立ち上げる決意に至りました。
小さな沼津の森から、ひとりでも多くの子どもたちが自分の世界を大きく広げられるよう「こころを伸ばす森のようちえん」の開設を目指しています。この挑戦を実現するために、みなさんの力をぜひお貸しください。
どうぞよろしくお願いいたします。





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