プロジェクトの実行者について
「我がーやいまの自然環境を考える会」会長の宮城礼子と申します。私たちは沖縄・八重山の美しい自然環境を次世代につなぐため、長年にわたり環境保全と教育活動に取り組んでまいりました。これまで日本各地で開催してきた【絵本『あんぱるぬゆんた』の原画展】では、多くの子どもたちが自然の尊さに目を輝かせる姿にふれ、その大きな可能性を実感しております。
今回、皆様にぜひお力添えをいただきたい特別な活動をご紹介させていただきます。
「あんぱるの自然を、次の世代へ残したい」
沖縄・石垣島に広がる「名蔵アンパル」。
多様な生きものが息づく、世界的にも貴重な湿地帯です。
私たちはこれまで、このあんぱるの自然を守り、次の世代へ残すために、環境保全活動や環境教育など、さまざまなアプローチを重ねてきました。
しかし正直に言えば、「手応え」を強く感じられる場面は多くありませんでした。
自然の大切さは、わかってもらえているはずなのに。
それでも、行動や機運につながっていかない。
そんなもどかしさを抱え続けていた中で、ひとつの転機が訪れます。名蔵アンパルを空中から眺める
「絵本『あんぱるぬゆんた』との再会」
名蔵アンパルのアイドル、シオマネキ ハサミを振る様子から三線係石垣島には【あんぱるぬみだがーまゆんた】という古謡が伝わっています。理不尽な中でも、力を合わせ、歌い、笑い、希望を手放さずに生きる人々——。その肝心(チムグクル)を、個性豊かなカニたちを通して語り継いできました。この古謡を絵本にしたいと考えて、物語を綴った代田昇さんは、沖縄戦を経験し、奇跡的に久米島の島人に命を救われた方です。『子どもたちよ、二度と戦争をする国にしない大人に育ってくれ』その願いから、【命どう宝(命こそ宝)】【平和こそ宝】の思いを絵本『あんばるぬゆんた』に込めました。この物語は、今を生きるすべての子どもたちに届けるべき大切なメッセージを持っています。

1976年に初版刊行されたこの絵本は、約半世紀の時を経て、我が-やいまの自然環境を考える会の故 宮城信博会長が中心になって2021年に復刻出版され、2023年2月には沖縄タイムス出版賞(児童書部門)を受賞しました。
会では、絵本とそこに込められたメッセージを、原画展という形で日本各地で紹介し、会場で絵本を手に取っていただく活動を始めました。
すると——
子どもたちが絵に引き込まれ、保護者の方が足を止め、「この自然を残したいですね」と言葉を交わしてくださる場面が、確実に増えていったのです。
「原画展が生み出した、“確かな手応え”」
沖縄県内はもちろん、県外で開催した原画展でも、反応は想像以上でした。2024年7月の沖縄県那覇市での開催をスタートに沖縄県石垣市でも展示に加え、朗読・演奏を合わせた五感で楽しんでもらうイベントを開催しました。その後、栃木県佐野市、熊本市、埼玉県深谷市、東京都町田市などでも原画展とアンパルのカニたちの写真展示を開催してきました。
石垣島での「あんぱるぬゆんた」原画展の様子
絵本は単なる「読みもの」ではなく、自然と人の関係を“自分ごと”として感じてもらう入口になる。
私たちは、そこで初めてはっきりと感じました。
「これなら、機運をつくれるかもしれない」
「自然を守る想いを、広げていけるかもしれない」
原画展は、自然保全の“結果”ではなく、
**人の心を動かし、行動の芽を育てる“起点”**になり得る——。
そして、次の展示会を台湾にて企画しています。
佐野での絵本「あんぱるぬゆんた」原画展イベントの様子
「なぜ、次の舞台が「台湾」なのか」
台北の関渡の公園の蟹のイス台湾は、沖縄と同じく、豊かな自然環境と湿地文化を持つ地域です。互いに
且つ、を訪れる海外観光客は台湾からの旅客が高い割合を占めます。台湾と石垣島では生態系や風土に多くの共通点があり、「あんぱるの物語」は、国境を越えて響く力を持っています。
台湾で原画展を開催することは、単なる海外展開ではありません。
石垣市の名蔵アンパルあんぱるの自然を、世界の文脈で捉え直すこと
自然を大切にする“共通の感覚”を育てること機運を国内外へと連鎖させていくこと
そのための、大切な一歩だと考えています。
「このクラウドファンディングで実現したいこと」
私たちが実現したいことは以下の2点です。
- 1.継続的な絵本「あんぱるぬゆんた」の出版
- 当会の活動で、絵本「あんぱるぬゆんた」の復刻版を、現在、沖縄タイムスさんが版元となり、販売しています。私たちは国内での販売を盛り上げるとともに、英語版や中国語版の翻訳カードを用意することで、海外の人にも楽しんでもらうための準備をしております。
2.原画展開催など国内外における普及活動
当会は国内の保育園のネットワークを通じて継続的に絵本「あんぱるぬゆんた」の読み聞かせ会を行うほか、下記のようなイベントを計画しています。
①台湾台北での原画展(複製画)開催(2026年1月30日~)
開催概要
・主催:当会(我がーやいまの自然環境を考える会)
・協賛:公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)
・後援:石垣市教育委員会、八重山台湾親善交流協会、沖縄タイムス社、琉球新報社、八重山毎日新聞社、在台灣沖繩縣人會、WUB TAIWAN
・ 会場 : 中国文化大学ギャラリー(台北)
・ 会期 : 2026 年 1 月 30 日~2 月 1 日(3 日間)
・ 開場 : 10:00~17:00 (2 月 1 日は 10:00~15:00)
・ 展示内容 :絵本原画のアートコピー(複製画)を展示(破損リスクを避けるため)
・ 記念行事 :2026年2月1日 15:00〜17:00ゲストのスピーチ、ライブ演奏等、朗読、「あんぱるぬゆんた」踊り DVD の放映
より、多くの台湾の子どもたちと保護者の皆さまに参加していただけるよう、準備を進めています。

②沖縄県那覇市での組曲「あんぱるぬゆんた」演奏会の開催
当会主催で2026年4月4日、那覇市で音楽を通じて八重山の文化と自然を楽しんでもらう企画を準備しています。本クラウドファンディングでは、特別席のご用意を支援品としてご用意しています。(一般席はこちらからご購入頂けます)
③沖縄漫湖での原画展
ご縁があり、沖縄本島、ラムサール条約湿地の漫湖湿地センターにて原画展を2026年8月に計画しています。
④石垣市の台湾姉妹都市の蘇澳鎮(そうおうちん)
絵本「あんぱるぬゆんた」の舞台、名蔵アンパルがある石垣市の姉妹都市、台湾の蘇澳鎮(そうおうちん)にて2026年の台北での原画展をきっかけにご縁ができて、こちらを計画しています。
上記に限らず、これまで実施した原画展からできたご縁を通じて、継続的に原画展を企画していきます。
ご支援の使途(予定):
・絵本および展示物・ポストカード等普及物の印刷・製作費 100万円
・今後の普及イベント開催費用 150万円 (会場代、交通費、郵送費)
・クラウドファンディング返礼品費 50万円
私たちが今回クラウドファンディングに挑戦する理由は、原画展を通じて生まれ始めた「共感」と「機運」を一過性で終わらせず国内外へと広げ、あんぱるの自然を守る活動を、持続可能なものにしていくことです。そのための土台を、皆さまと一緒につくりたく、お願い申し上げます。
あんぱるの未来は、まだ決まっていません。
自然は、守ろうとする人がいて、初めて未来へつながります。
その“守ろうとする気持ち”を育てること。
それが、私たちの活動の原点です。
この挑戦が、あんぱるの自然を次の世代へ手渡すための、
小さくても確かな流れになることを願っています。
どうか、私たちの想いに力を貸してください。
原画作成者(宮良貴子)からのメッセージ
地図にも探せないような小さな石垣島で文字にさえ表記されていないけど、古くから島人に唄い継がれて来た古謡、[あんぱるミダガーマユンタ]がこの度、諸外国の言葉に翻訳されて、お隣の外国台湾で、私の挿絵の絵本で展示される機会を頂き、大変嬉しいです!!石垣島の先人たちの粋なユーモア溢れる精神が、さまざまな困難な中でも生きる活きる世界中の子ども達に夢を与え、共に生きることの楽しさを伝えてくれるのではないかと(楽しい)(楽しい)ワクワクしています
活動の意義と応援のメッセージ
公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)
野生生物グループ 南西諸島担当 小田倫子
2025年、名蔵アンパルはラムサール条約登録から20周年を迎えました。アンパル干潟に生息する15種類のカニ達が力を合わせて宴の支度をするという古謡には、八重山の人々の生きもの愛と確かな観察眼が表れています。この世界有数の生物多様性を誇る貴重な自然が、新たな開発により破壊される懸念が高まっています。アンパルをまもるためにも、「絵本あんぱるぬゆんた」を普及する活動は大きな意義があり、これが国内外へ広がることを心から願っています。
石垣島 アンパルの自然を守る会
共同代表 島村賢正
石垣島が属する八重山諸島は、琉球列島の最南西端に位置する小さな島々で、東と南には世界一広い太平洋、西と北には東シナ海が広がるサンゴ礁の暖かい海に囲まれています。
石垣島は、沖縄県一の高さを誇る於茂登岳など山地と珊瑚石灰岩の低地からなる古い島で、多様な地質や岩石でできた島です。小さな島ですが、多様な地質を基盤に多くの多種の動植物が生育・生息する生物多様性に富んだ島です。石垣島の名蔵川河口域に広がるアンパルは、マングローブ林と砂泥質干潟、陸側の湿地草原からなる生物多様性が高い生き物の宝庫です。水鳥の渡りに重要な湿地として2005年にラムサール条約に登録され、そこはヒルギ類の植物やエビ・カニ類、貝類、ゴカイなどの底生生物も豊富で沿海の稚魚のゆりかごにもなる貴重な場所です。
15種ものカニ類が登場する「アンパルヌミダガーマユンタ」は世界に例のないみごとな古謡で、アンパルは石垣島の豊かな自然と共に郷土文化を育んだ大切な場所で人々の心の拠り所でもあります。台湾でも開発による自然破壊があると聞いています。
この度、我がーやいまの自然環境を考える会が絵本「あんぱるぬゆんた」原画展を台湾で開催することは大変意義のあることと思います。この大切なかけがえのない自然を世界中の皆さんと手を携えて護っていきたいです。 返礼品では当会の観察会も加えていただいています。ぜひ皆さんアンパルに遊びに来てください。
リターンについて
支援者の皆さまには、絵本『あんぱるぬゆんた』をはじめ沖縄の伝統工芸品「紅型」を用いた特別の品をご用意します。本革にカニの紅型模様を施した財布やバッグなど、職人と相談しながら一つひとつ丁寧に制作する予定です。
また、絵本の舞台である名蔵アンパルの専門家ガイドツアー、あんぱるぬゆんた演奏会へのご招待など、体験型リターンもご用意しております。
1,000円 お礼のメール 2026年6月に提供予定
お礼のメール&2026年1月30日~2月1日で開催される台湾での絵本「あんぱるぬゆんた」原画展の様子をメールでお届けします。
3,000円 (1枚) / 5,000円 (2枚)
絵本「あんぱるぬゆんたより」ポストカード 2026年6月に提供予定
絵本「あんぱるぬゆんた」から原画を印刷したポストカードを1枚お届けします。 カードの内容は当会で選んだものを送ります。働き者のカニたちが困難に負けずに歌い踊る様子をお楽しみください。本クラウドファンディングオリジナルで作成しました。当会の活動以外では販売しておりません。
10,000円 シオマネキのコースター 2026年6月に提供予定
アンパルの代表のカニ、シオマネキのコースター(10cm×10cm)をお届けします。 絵本「あんぱるぬゆんた」から絵本「あんぱるぬゆんた」より、シオマネキが三線を弾き、踊る一場面を印刷しました。 布に印刷して、ラバーに接着されたものです。本クラウドファンディングオリジナルで作成しました。当会の活動以外では販売しておりません。
30,000円 アンパルガイド 【アンパルの自然を守る会 】
こちらにご支援いただいた方には、石垣島にお越しの際にアンパルの自然を守る会のメンバーが名蔵アンパルや事業開発予定地を案内いたします。(1組5名様まで)
是非、現地にお越しいただき、絵本に登場するカニたちの生きた姿を味わってください。
・ 3年間有効(延期可能、ご相談ください)
・開催はメールまたは電話にてご希望の日時で調整
・現地集合 2時間程度
・潮位により対応可能な日時が限られること予めご了承ください
・天候により野外活動が不可能な場合は、屋内の案内か、延期でご対応いたします。
30,000円 シオマネキの小銭入れ 2026年6月に提供予定

アンパルの代表格のカニ、シオマネキの小銭入れ(縦8㎝×横13㎝)をお届けします。 本革にカニの紅型模様を施し、職人と相談しながらデザインを決定しました。ひとつひとつ丁寧に制作されます。
お金を招き入れる幸運な小銭入れです。 本クラウドファンディングのオリジナルで作成した。当会の活動以外では販売しておりません。
30,000円 当会主催 演奏会の特別席のご招待 2026年4月に提供
当会主催で2026年4月4日、那覇市で音楽を通じて八重山の文化と自然を楽しんでもらう企画を準備しています。 こちらに支援頂いた方にはこちらのコンサートの特別席をご案内いたします。
50,000円 ムミンピキカニの本革名刺入れ&紅型カニ袋 2026年6月に提供予定

ムミンピキカニの名刺入れ(7.5cm×11cm) をお届けします。本革にカニの紅型模様を施し、職人と相談しながらデザインを決定しました。一つひとつ丁寧に制作されます。 本クラウドファンディングオリジナルで、当会の活動以外では手に入りません。 ムミンピキ=木綿引き、三線の糸を引く動作のことで、三線弾き係のことを指します。かわいい紅型模様のカニの袋もご一緒に。
50,000円 ムミンピキカニの本革マチ付きポーチ入れ&紅型カニ袋 2026年6月に提供予定


ムミンピキカニの革マチ付きポーチ(縦10㎝×横16㎝×マチ5㎝)本革にカニの紅型模様を施し、職人と相談しながらデザインを決定しました。ひとつひとつ丁寧に制作されます。 本クラウドファンディングオリジナルで、当会の活動以外では手に入りません。 ムミンピキ=木綿引き、三線の糸を引く動作のことで、三線弾き係のことを指します。かわいい紅型模様のカニの袋もご一緒に。
100,000円 カニたちの宴 ペタンコポーチ&紅型カニ袋&絵本「あんぱるぬゆんた」 2026年6月に提供予定


ペタンコポーチ(14cm×18cm) 本革にカニの紅型模様を施しています。職人と相談しながらデザインを決定しました。ひとつひとつ丁寧に制作されます。 本クラウドファンディングオリジナルで作成しました。当会の活動以外では手に入りません。かわいい紅型模様のカニの袋と絵本「あんぱるぬゆんた」もご一緒に。
100,000円 カニの宴 トートバッグ&紅型袋&絵本「あんぱるぬゆんた」2026年6月に提供予定


トートバック(34×26cm) カニの紅型模様を施しています。持ち手部分は本革、布部分は綿素材です。職人と相談しながらデザインを決定しました。緑、または紫と緑のバイカラーからお選びください。ひとつひとつ丁寧に制作されます。本クラウドファンディングのために作成しました。当会の活動以外では手に入りません。かわいい紅型模様のカニの袋と、絵本「あんぱるぬゆんた」もご一緒に。
150,000円 絵本「あんぱるぬゆんた」アートコピー1枚&絵本「あんぱるぬゆんた」&特別席 2026年6月に提供予定




2026年2月の台湾の原画展(複製画)にて実際に展示に使用した絵本「あんぱるぬゆんた」のアートコピー(複製画、62㎝×45㎝)を1点、当会で選んだものを絵本「あんぱるぬゆんた」と合わせてお送りいたします。また、那覇演奏会「思いを音色に乗せて」特別席をご用意いたします。当会会長の宮城礼子がご挨拶させていただきます。 音楽を通じて自然の楽しさを味わってください。
【日時】2026年4月4日
【会場】沖縄県那覇市 パレット市民劇場 ※会場まで直接お越しください。
スケジュール
2026年1月 下旬:クラウドファンディング開始
2026年1月30日〜2月1日: 台湾で展示会
2026年4月3日: クラウドファンディング終了
2026年6月: リターン商品発送開始
※名刺入れやポーチは手作り品のため、お届けに時間がかかる場合がございます。
結びに
このプロジェクトを通じて、私たち「我がーやいまの自然環境を考える会」は八重山の自然の価値を持続的に広く伝えたいと考えています。自然を守ることは、私たち自身の未来を守ることでもあります。この取り組みを成功させるためには、皆様のご支援が必要です。どうか、私たちと一緒にこの美しい自然を次世代に繋いでいく活動にご協力ください。皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております。
なお、支援金が目標額を上回る場合は、今後の活動費に活用させていただくことをご了承願います。





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