【作品に込めた想い】 今回出展する展示会は「国際平和美術展」。 「平和」というものに対して、自分の表現力で伝えることが出来るんだろうかと、お話をいただいた時に正直不安になりました。 ヨーロッパを旅していた時が、ガザへの攻撃が酷くなってた時期だったということもあって、「国際平和」というものがとても身近にありました。 ひとつの地域の問題であるようで、世界全体の問題。問題が大きすぎて、自分なんて何もできない。 そんな諦めと共に、旅をしていた時のノートに書いていたのは、「戦争を終わらせる方法は知らないけど 戦争にならない方法なら、 少しだけ分かるかもしれない、と思った」という言葉でした。 その方法って、言葉にすると単純で お互いの「違う正義」を理解し、受け入れ、尊重する。そして、手をつないだり、ハグしたりしながら、「ありがとう」って伝えること。 政治的な大きな流れの中では無意味にも思われるこの小さな小さな事だけど、やっぱり、これが大切だと思うんです。 今回の作品では、その想いを表現しました。 左上からおりてくる【「私」と「あなた」の違う正義を、理解し、受け入れ、尊重する。】の一連のラインで「私の正義」を表現。 左下へ降りていく【そして、手を繋ぎ、抱き愛い、感謝を伝える。きっと平和への第一歩】の一連のラインで「あなたの正義」を表現。 そして、右下の部分に様々な国の「感謝」や「愛」などの言葉を詰め込んで、その塊で「その他の様々な正義」を表現。 そして、その正義を結んでいるのが「ありがとう」の言葉。 これが、私の考える、平和への一歩。 ニースに行って、この想いを直接、自分の口で見て下さった人たちに伝えたいです! 是非とも、応援、宜しくお願いします!!
作品にこめた想い
2016/08/10 00:32