
分厚いノートに感じた違和感
自治会の班長を任されたときのことです。
「これ、読んでおいてください」
そう言って手渡されたのは、自治会(町内会)の回覧板や引き継ぎ内容がまとめられた、分厚い一冊の大学ノートでした。
中を開くと、何年分もの資料や紙が貼り重ねられ、本来のノートの形がわからないほど膨れ上がっています。
回覧板の内容、会議の記録、役員の引き継ぎ。
すべてが手書きで、すべてが紙。
正直、どこから読めばいいのかも分からない。
そして、ページをめくりながら思いました。
「これ、本当に回っているのだろうか?」
「ちゃんと読まれているのだろうか?」
さらに、もう一つ。
「これを“やりたい”と思う人、いるのだろうか?」
なぜこのプロジェクトを始めたのか
自治会の班長という立場になったからこそ、見えた現実でした。
回覧板は一軒一軒を回るため、情報が届くまでに何日もかかる。
引き継ぎは紙と口頭頼みで、分かりにくく、属人化している。
ちょっとした会議のために、時間を合わせて集まらなければならない。
この仕組みのままで、若い世代が関われるでしょうか。
仕事や子育てで忙しい中で、このやり方に時間を割ける人は限られています。
だから人が減る。
だから負担が増える。
そして、さらに人が離れていく。
「若い人が来ない」のではなく、「この仕組みでは参加できない」
そう確信しました。
だったら、変えるべきなのは人ではなく、仕組みです。
回覧板を待たなくていい。
紙を回さなくていい。
無理に集まらなくてもいい。
スマホひとつで、情報が届き、確認でき、参加できる。
もしそれが実現できたら、
「これならできる」「これなら関われる」
そう思える人が、必ず増えていくはずです。
だから私は、スマホひとつで自治会が完結する「自治会DXアプリ」を開発しました。

若い人が参加できない理由
「若い人が来ないんです」
多くの自治会で、当たり前のように聞く言葉です。でも実際に中に入ってみると、少し違う景色が見えてきます。
来ないのではなく、来られない仕組みのままになっている。
今の現役世代は、仕事に、子育てに、家事にと、本当に時間がありません。
平日は帰ってくるだけで精一杯。やっと落ち着いた頃にはもう夜。休日も子どもの予定や家のことで埋まっていきます。
そんな中で、
夜に集まる会議。
回覧板の確認や手渡し。
役員になれば重くのしかかる引き継ぎ。
正直に言えば、時間も余裕も足りない。
やる気がないわけじゃない。地域に関わりたくないわけでもない。
ただ、今のやり方では無理がある。
関わろうとすればするほど負担が増える。
引き継ぎは分かりづらく、やることは多い。
「これならできる」ではなく「これは大変そうだ」と感じてしまう。
そうして少しずつ距離ができていき、気づけば関わらない方が楽になってしまう。
でもこれは、人の問題ではありません。
仕組みの問題です。
アナログ運営が生む負担と分断
今の自治会の多くは、昔ながらのやり方のままです。
回覧板は一軒ずつ回り、全員に届くまでに何日もかかる。
大事な情報ほど、届くのが遅い。
引き継ぎは紙と口頭が中心で、人によって理解もバラバラになる。
「聞いていない」「知らなかった」
そんなズレが積み重なっていきます。
ちょっとした確認でも、わざわざ時間を合わせて集まる必要がある。
本来なら数分で済むことに、何時間も使ってしまう。
一つひとつは小さな不便です。でも、それが積み重なると確実に負担になります。
その結果、若い人は関わらなくなり、一部の人に負担が集中し、続けること自体が難しくなる。
そして地域の中で、少しずつ変化が起きています。
子どもが外で遊んでいても、誰の子か分からない。
顔は知っているのに、話したことがない。
いざというとき、頼れる人がいない。
つながりが、静かに薄れていく。
自治会だけの問題ではありません
ここで起きているのは、ただの不便ではありません。
子どもを見守る目が減る。
高齢者が孤立する。
災害時に助け合えない。
本来、地域で支え合っていたものが、少しずつ失われています。
そしてその影響は、子育てにも広がります。
地域の支えが減ると、子育ての負担は家庭に集中する。
「もう一人育てる」という選択が、重くなる。
これはもう、自治会の話だけではありません。
地域の未来そのものの話です。
だからこそ、無理なく関われる仕組みが必要です。

スマホひとつでここまでできる
もし、回覧板がスマホに届いたら。
回ってくるのを待たなくても、その場で確認できる。
行事の予定も、紙を探さなくていい。
いつでも見られて、すぐに思い出せる。
ちょっとした連絡も、その場で共有できる。
わざわざ集まらなくても、話し合いができる。
そんな“当たり前に便利な仕組み”をすべてまとめたのが、自治会DXアプリ「JICCI(ジッチ)」です。
※対応機種/対応バージョン:iOS15以上・Android13以上

このアプリでは、
・回覧板やお知らせの配信
・イベントカレンダー
・グループチャット
・地域マップ
・デジタル名簿
・アンケート、投票、出欠確認、安否確認
これまでバラバラで、しかも手間のかかっていた作業が、スマホひとつで完結します。
操作もシンプルで、スマホが使える方なら誰でもすぐに使えます。
無料で使えて課金もなし!
このアプリは、自治会は無料で使えて課金もありません。
運営は、地域のお店や企業の広告で支えられています。
例えば、カフェや美容院、居酒屋、歯科医院、ペットショップなど、地域のお店が広告を出すことで、アプリの運営が成り立つ仕組みです。
広告は、地域の人に見られるたびにカウントされ、1万円で2000回表示(1回あたり約5円)という、広告主にも使いやすい設定です。
お店にとっては、
・近くに住む人に直接届く
・来店のきっかけになる
・テストマーケティングにも使える
というメリットがあります。
さらに、「画面を見せると割引」など、クーポンとしても活用できます。
つまりこのアプリは、自治会をラクにするだけでなく、地域のお店も元気にする仕組みです。
便利になると、地域も変わる
このアプリで変わるのは、“手間”だけではありません。
情報がすぐ届く。コミュニケーションが増える。若い世代も関わりやすくなる。
すると、子どもは見守られ、高齢者は孤立しにくくなる。そして、いざというときに助け合える関係が生まれる。
便利になることは、ただの効率化ではなく、地域のつながりを取り戻すことにつながります。

このアプリを開発したのは、滋賀県彦根市で活動する「ステラバーテクス株式会社」の北居洋平です。
これまで20年以上IT業界に携わり、大規模なシステム開発にも関わってきました。
そんな中で出会ったのが、自治会の“現場”でした。
班長として渡された、あの分厚いノート。
アナログな運営。
そして、関わりたくても関われない現実。
「これは、このままでは続かない」
そう感じたことが、すべての始まりでした。
この挑戦を続ける理由
実はここにたどり着くまで、順風満帆ではありませんでした。
会社の倒産。突然の独立。借金を抱え、先が見えなくなった時期もありました。
それでも、手を差し伸べてくれる人がいた。信じて仕事を任せてくれる人がいた。
「約束は必ず守る」
その想いだけを支えに、一つひとつ積み上げてきました。
そして今、ようやくこのアプリを世に出せるところまで来ました。
このプロジェクトは、ただのサービスではありません。
地域のつながりを取り戻すための一歩であり、未来への投資だと思っています。
子どもが安心して外で遊べる町。
高齢者が孤立しない町。
困ったときに助け合える町。
そんな“当たり前だったはずの風景”を、もう一度つくりたい。
本気で、そう思っています。
「参加したくなる自治会」へ
このアプリが広がれば、自治会はもっと身近で、関わりやすいものになります。
無理して参加するものではなく、自然と関わりたくなるものへ。
その変化を、ここから一緒に始めたい。
この挑戦を、ぜひ応援していただけたら嬉しいです。
【資金の使い道】
ご支援いただいた資金は、自治会DXアプリ「jicci」をより多くの地域に届けるために大切に活用させていただきます。
目標金額:50万円
・地域への普及活動
・広告宣伝費
・Campfire等手数料
【実施スケジュール】
・2026年6月 クラウドファンディング終了
・2026年7月 準備の整ったリターンから実施

地域を支える一歩として、応援から広告・協賛までご用意しています。



この他にも魅力的なリターンを各種揃えています。詳しくはリターン欄をご覧ください。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
このアプリは、まだ始まったばかりです。
でも、広がればきっと地域は変わっていきます。
無理なく関われて、自然とつながれる。
そんな町を、一緒につくっていけたら嬉しいです。
「参加したくなる自治会」へ。
この一歩が、未来につながります。






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