1. 前回のクラウドファンディングへのお礼と今回の挑戦について

前回のクラウドファンディングでは、たくさんの温かいご支援を本当にありがとうございました。
皆さま一人ひとりの応援やメッセージが、日々の活動を続ける大きな励みになっています。
おかげさまで、TNR活動や保護猫活動を継続することができ、不妊去勢手術や治療が必要な猫たちを救うことができました。
支援してくださった皆さまのお力がなければ、助けられなかった命が確かにあります。
改めて、心より感謝申し上げます。
その一方で、活動を続けていく中で、ひとつの大きな課題にも気づくようになりました。
それは、この活動を、この先も続けていくための「仕組み」が整っていないという現実です。
これまでの活動は、皆さまのご支援と私自身の想いと行動によって成り立ってきました。
しかし、どれだけ強い想いがあっても、個人の力だけで続けられる活動には、どうしても限界があります。
だからこそ今回のクラウドファンディングでは、猫たちを救う活動を「一時的なもの」で終わらせないために、保護猫活動を“継続可能”にするための基盤づくりに挑戦したいと考えました。
今回の目的は、前回と同じ「活動費の支援」ではありません。
これから先も、より多くの猫たちを守り続けていくための土台となる仕組みを整えることが、このプロジェクトの目的です。
2. 私について

活動の詳細をお伝えする前に、なぜ私がこの活動を続けているのか、少しだけお話しさせてください。
私は生まれつき「単純性血管腫」という病気があり、顔に大きな赤いあざがあります。
そのことで、これまでいじめやつらい経験をたくさんしてきました。
そんな時、いつもそばにいて、何も言わずに支えてくれた存在が猫たちでした。
猫たちと過ごす時間が、私にとって心の支えであり、生きる力そのものでした。
「今度は自分が助ける側になりたい」
そう思うようになり、その想いだけで、気づけば30年近く困っている猫たちを手助けするようになっていました。
しかし、無防備な状態で生まれてくる猫たちは、放っておけば命を落としてしまう可能性が非常に高く、私はこれまで何度も救えなかった命と向き合ってきました。
目の前の猫を助けることはできても、同じような状況はまたすぐに繰り返されてしまう。
そうした現実の中で、「このままずっと保護し続けるだけで本当に良いのだろうか」と考えるようになりました。
そこで、不妊去勢手術を行うことで無計画に増えてしまう命を抑え、交通事故や病気で命を落とす猫たちを少しでも減らしたい、そう強く思うようになりTNR活動にも力を入れるようになりました。
現在は、地域の方々の協力をいただきながら、地域猫活動・TNR活動・保護活動・里親探しを行っています。
ミルクが必要な乳飲み子や、病気やケガのある猫たちを保護し、無事に新しい家族のもとへ送り出すまで責任を持って向き合っています。
一方で、すべてを個人で行っているため、資金面・体力面ともに限界を感じる場面も増えてきました。
捕獲器や消耗品、フード、医療費などは、ほとんどが自己負担です。
特に不妊去勢手術やワクチン接種などの医療費は、補助金がない場合1匹でも3〜5万円かかります。
それでも私は、無責任な餌やりによって悲しい命を増やすのではなく、今生きている子たちの命を一代限りの命として守っていくことが大切だと思っています。
地域猫活動を通して、住民の方から応援や感謝の言葉をいただくこともあり、その一つひとつが、活動を続ける大きな励みになっています。
こうした取り組みをこれからも続けていくために。
そして私一人の想いだけではなく、鳥取市民、また多くの人と支え合いながら続けていける形にするために、今回の「基盤づくり」に挑戦しています。
3.今回のクラウドファンディングの目的

先ほどもお伝えしたように、私はこれまで鳥取市で個人として保護猫活動とTNR活動を続けてきました。
目の前の命を救うことを最優先に、できる限りのことをしてきました。
現在の活動は、情報発信・活動報告・ご支援のお願い・お問い合わせ対応など、ほとんどをSNSに頼っています。
SNSは拡散力がある一方で、情報が流れてしまいやすく、活動の全体像や積み重ねてきた実績、想いを継続的に伝えることが難しい面もあります。
また、
・どんな活動をしているのか
・どんな猫たちをTNR・保護活動してきたのか
こうした大切な情報が一箇所にまとまっていないことで、興味を持ってくださった方や、協力したいと思ってくださった方とのご縁を、十分につなげられていないと感じる場面もありました。
猫たちを救う活動は、「今」だけできれば良いものではありません。
数ヶ月、数年、そしてその先も、続けていくことにこそ意味があります。
そのためには、私一人の想いや努力に頼るのではなく、活動を支え、広げ、引き継いでいける土台となる仕組みが必要だと考えるようになりました。
そこで今回のクラウドファンディングでは、保護猫活動を継続していくための第一歩として、公式サイトという「活動の基盤」を整えることを目的としています。
3. 現在行っている保護猫・TNR活動について

現在私は鳥取市内を中心に地域猫活動・TNR活動・保護活動・里親探しを行っています。
活動の中で特に力を入れているのが、TNR(捕獲・不妊去勢手術・元の場所へ戻す)活動です。
TNRとは、過酷な環境で暮らしている野良猫を安全に捕獲し、不妊去勢手術を行ったうえで、元の場所に戻す取り組みです。
これにより、無計画に増えてしまう命を防ぎ、猫たちがこれ以上過酷な環境に置かれないようにすることができます。
手術を受けた猫は、耳の一部をV字(さくら耳)にカットします。
これは虐待や怪我などではなく、「手術済みであることが一目で分かる印」で、同じ猫を何度も捕獲・手術してしまうことを防ぐための大切な目印です。
TNRを行わずに野良猫を放置してしまうと、短期間で数が増え、猫同士のケンカや病気、鳴き声や匂い、ゴミ荒らしなど、猫にとっても人にとってもつらい状況が生まれてしまいます。
一方で、TNRを進めることで
・猫の数が徐々に落ち着いていく
・発情期のストレスやケガが減る
・地域のトラブルが軽減される
といった変化が実際に起きています。
また、母猫のいない乳飲み子や、病気・ケガで治療が必要な猫については保護し、ミルクや投薬、通院などのケアを行いながら、無事に新しい家族と出会えるまで見守っています。

(人間の手により母猫と引き離された子猫たちを保護した写真)
こうした活動は、どれも「今この瞬間の命」を救うために欠かせません。
そして同時に、続けていかなければ意味を持たない活動でもあります。
今回のクラウドファンディングでは、活動内容そのものを大きく変えるわけではありません。
これまで続けてきたTNRや保護活動を止めることなく、より安定して、長く続けていくための土台を整えることを目的としています。
公式サイトという基盤を整えることで、活動の状況を分かりやすく伝え、支援や協力が必要な理由をきちんと共有しながら、結果的に、より多くの猫たちの治療やケアにつなげていきたいと考えています。
4.なぜ「公式サイト」が必要なのか

これまでお伝えしてきたように、保護猫活動やTNR活動は、一時的な支援ではなく、継続することが何よりも大切です。
そのためには、「今、目の前の猫を助けること」だけでなく、活動を支え続ける土台が必要だと感じるようになりました。
これまでの活動は、SNSを中心とした発信と、皆さまの善意や応援に支えられてきました。
しかし、SNSだけでは
・活動の全体像
・なぜ支援が必要なのか
といった大切な情報を、十分に、そして継続的に伝えることが難しいと感じています。
活動の想いや実績を、いつでも確認できる形で、分かりやすく伝えられる場所。
支援したいと思ってくださった方が、迷わず行動に移せる「受け皿」。
その基盤として、公式サイトを整えることが今の活動には必要だと考えました。
これは「見栄えのためのサイト」ではありません。
活動を長く、安定して続けるための基盤づくりです。
(まだラフ案ですが、以下のようなサイトをイメージしています。)

5. サイトが完成すると実現できること

公式サイトを整えることで、これまで点在していた情報や想いをひとつにまとめ、活動をより分かりやすく、継続しやすい形にしていきたいと考えています。
【活動内容・実績の見える化】
現在行っているTNR活動や保護活動、これまで救ってきた猫たちの記録を、時系列で分かりやすく掲載していきます。
SNSでは流れてしまいがちな情報も、公式サイトでは「いつでも振り返れる実績」として残すことができます。
これにより、初めて活動を知ってくださった方にも、どんな想いで、どんな行動を続けてきたのかをきちんと伝えられるようになります。
【里親募集の強化】
現在はSNS中心で行っている里親募集も、公式サイトに専用ページを設けることで、より多くの方の目に届くようになります。
猫たちの性格や健康状態、これまでの経緯を丁寧に伝えることで、猫にも人にも無理のない、より良いご縁につなげていきたいと考えています。
【ボランティア・協力者募集の窓口】
猫たちを守る活動が広がるにつれ、相談も増え、ひとりでは難しいと感じる場面も出てくるようになりました。
公式サイトに窓口を設けることで、
捕獲や搬送のサポート
ミルクボランティア
一時預かり
物資の提供
など、さまざまな形での協力を募れるようになります。
「何か手伝いたいけれど、どう関わればいいか分からない」
そんな方とも、つながれる場所を作りたいと考えています。
【継続的な支援につながる仕組みづくり】
単発のクラウドファンディングだけでなく、活動を長く支えていただける仕組みを整えることも、公式サイトの大きな役割です。
活動の現状や必要な支援を常に発信することで、無理のない形で、「できるときに、できる支援」を選んでもらえる環境を目指します。
公式サイトはゴールではなく、猫たちを守り続けるためのスタート地点です。
6. このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトは、一時的に活動を楽にするためのものではありません。
ここまで何度もお伝えした通り、保護猫活動とTNR活動をこれからも続けていくため「土台」を整えることが目的です。
【保護猫・TNR活動を継続できる体制づくり】
現在の活動はすべてを個人で担っています。
そのため、時間的にも資金的にも限界を感じる場面が増えてきました。
公式サイトを軸とした基盤を整えることで、活動内容や実績をきちんと伝え、無理のない形で支援を受けながら、長く続けられる活動体制を作っていきたいと考えています。
【猫たちの健康と安全を守ること】
TNR活動や保護活動を継続することは、目の前の猫を助けるだけでなく、無計画に生まれてくる命を増やさないことに大きく繋がります。
また、不妊去勢手術や必要な医療を行い、猫たちが苦しまずに生きられる環境を少しずつ増やしていくことが、このプロジェクトの大きな目的です。
【地域とのより良い関係構築】
猫の問題は、猫だけの問題ではありません。
地域に住む人たちの理解と協力があってこそ、本当の意味で解決に近づけると感じています。
活動を「見える形」で発信することで、地域の方々とも情報を共有し、猫と人が無理なく共存できる関係を築いていきたいと考えています。
【支援と協力が循環する仕組みづくり】
このプロジェクトをきっかけに、「支援する人」「関わる人」「助かる猫」それぞれがつながり、循環する流れを作りたいと思っています。
支援金だけでなく、ボランティアや物資の提供など、さまざまな形で関われる仕組みを整えることで、一人ではなく、みんなで守る活動へと育てていきたいです。
7. 現在の活動状況・実績

現在、鳥取市を拠点に、保護猫活動およびTNR活動を個人で行っています。
【活動実績】
活動期間:2023年1月〜2026年1月で週7回程度(動物の保護に関わってきた期間:約30年)
活動場所:自宅で保護しています。鳥取市の保健所や動物病院と連携をとりながら保護活動を行っています。
活動体制:1人で行なっています。
捕獲、搬送、通院、日々のケア、情報発信まで、すべてを一人で行っているのが現状です。
長年、目の前の命と向き合いながら、できる範囲で猫たちの手助けを続けてきました。
【活動場所】
TNR活動:鳥取市内
保護活動:自宅にて実施
地域の状況に合わせながら、必要な猫の保護や治療を行っています。
【現在の活動規模】
月に 5〜10匹程度 の猫を対象にTNR活動、保護・治療・里親探しを継続しています。
支援金による準備が整えば、無理のないペースで活動規模を少しずつ広げ、より多くの猫たちを助けられる体制を整えていく予定です。
【今後の活動計画】
活動期間:2026年1月〜命が続く限り
活動場所:自宅で保護予定です。鳥取市の保健所や動物病院と連携しながら、引き続き保護活動を行います。
活動体制:現状、個人での活動予定です。
8. ご支援金の使い道
目標金額は50万円です。
サイト制作費を最小限に抑え、ご支援の8割以上を直接的な猫たちの命を守る費用に充てさせていただきます。
【内訳は以下の通りです。】
・公式サイト制作費:約5万円
(活動内容・実績を発信し、継続的な支援につなげるための基盤)
・猫の管理・活動費:約39万円
(不妊去勢手術、治療費、ワクチン、フード、ペットシーツ、捕獲器・ケージなどの備品、搬送に伴う交通費を含みます)
・クラウドファンディング手数料(約12%):約6万円
【大切なこととして】
サイト制作に必要な費用は約5万円を想定しています。
それ以外のご支援は、すべて猫たちの医療費やTNR活動など、現場の活動費として大切に使わせていただきます。
このプロジェクトは、単にサイトを作るためのものではありません。
保護猫活動とTNR活動を、無理なく、そして継続的に続けていくための土台を整えること。
その結果として、一匹でも多くの猫たちの命を守ることにつなげていきたいと考えています。
9. リターンについて

本プロジェクトでは、ご支援への感謝の気持ちとして、ささやかではありますが以下のリターンをご用意しました。
リターンはあくまでお礼であり、できるだけ多くの支援を猫たちのために使いたいと考えています。
【3,000円】
活動者本人からの感謝メッセージをお届けします。
【5,000円】
活動者本人からの感謝メッセージと、現在の活動状況についての簡単なご報告をお届けします。
【10,000円】
活動者本人からの感謝メッセージに加え、これまでの活動の経過や想いをお伝えする詳しいご報告をお届けします。
【リターンについての考え方】
このプロジェクトでは、高価な返礼品や物品のご用意はしていません。
その分、ご支援いただいたお気持ちはできる限り、猫たちの医療費やTNR活動など、現場の活動に充てたいと考えています。
「返礼品がなくても応援したい」
「活動そのものを支えたい」
そう思ってくださる方のお気持ちに、誠実に応えていける活動を続けていきたいです。
10. スケジュール
本プロジェクトでご支援いただいた資金は準備が整い次第、順次活動に活用させていただきます。
【活動予定期間】
活動開始時期:クラウドファンディング終了後〜
活動期間:約3ヶ月分の活動費として使用予定
公式サイトの制作・公開を進めながら、並行して保護猫活動・TNR活動を継続していきます。
【活動場所について】
TNR活動:今後も鳥取市内を中心に実施
保護活動:これまでと同様、自宅にて対応
地域の状況や相談内容に応じて、無理のない範囲で活動を行っていく予定です。
【活動体制について】
活動体制:個人(1人)
現時点では、今後も基本的に個人で活動を続けていく予定ですが、公式サイトを通じて、ボランティアや協力者とのつながりを少しずつ広げていきたいと考えています。
【ご報告について】
活動の様子や進捗は、SNSを通じて随時ご報告いたします。
ご支援いただいた方にも、活動の成果や猫たちの様子が伝わるよう、できる限り丁寧な発信を心がけていきます。
11. 最後に|猫と人が共存できる鳥取市の町づくりにあたたかいご協力をお願いいたします。
このプロジェクトは、鳥取市にいる猫たちの未来を、一緒に守っていくための取り組みです。
これまで私は、目の前の命を助けることに必死で活動を続けてきました。
しかし、続けていく中で、「想いだけでは守りきれない現実」にも何度も直面してきました。
だからこそ今回、活動を続けていくための基盤を整えたいと考え、このプロジェクトを立ち上げました。
目指しているのは、猫と人が無理なく共存できる町です。
TNR活動を通じて繁殖を抑え、これ以上、苦しい思いをする命を増やさないこと。
それが、私にできる最大の恩返しだと思っています。
とはいえ、この活動は一人の力だけでは成り立ちません。
ご支援という形でも、ボランティアや情報の共有といった形でも、関わり方は人それぞれで構いません。
この想いに少しでも共感していただけたなら、どうか力を貸していただけると嬉しいです。
皆さまからいただいたご支援は、猫たちのために責任を持って大切に使わせていただきます。
このプロジェクトが猫たちの未来を守るだけでなく、人が猫に対して少しでも優しくなれるきっかけになることを願っています。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
保護活動Ohana 川上千春





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