このプロジェクトは、ふるさと納税制度(個人)による税額控除の対象となります。寄附額のうち2,000円を超える部分の額が税額から控除されます。控除額は個人の収入等によって上限金額が決まっており、下記リンク先で目安金額が計算できます。正確な金額については、お住いの市区町村へお問い合わせください。
https://fbyg.jp/furusato-tax#simulation
本プロジェクトに寄附をすることで、実質2,000円で地域を応援しリターンを受け取ることができます。
▼CAMPFIREふるさと納税の詳細はこちら
https://camp-fire.jp/channels/furusato
※税額控除を利用するには、ワンストップ特例の申請書の提出か、確定申告をすることが必要です。
※寄附(ふるさと納税)を行うと、11月頃に寄附した自治体から寄附金受領書(確定申告用)、ワンストップ特例申請書が届きますので、大切に保管し所定の手続きを実施してください。
こんにちは!鯖江市図書館です。
みなさん、本は読まれますか?読書はお好きですか?
みなさんの中にも、図書館を利用されている方が多いのではないでしょうか?
鯖江市図書館も、毎日、小さなお子さんから年配の方までたくさんの方にご利用いただいています。
読書は、お金をかけずに楽しめる娯楽であり、心の糧・栄養となります。また、新しい知識をどんどん増やし、自分を次のステージへとステップアップさせてくれます。
本は、子どもたちの心の成長にも、大人たちの知的好奇心にも、お年寄りのゆったりとした時間にも寄り添ってくれる、市民みんなにとってのベストフレンドです。
それらの本を図書館に揃えるためのご支援をお願いいたします。
全国から注目を集める鯖江市図書館の取り組み
鯖江市図書館は、市民の皆さんといっしょにつくる図書館としてこれまで、さまざまな先進的サービスに取り組んできました。
・多種多様な分野の講師をお招きしてお話を伺う「ライブラリーカフェ」
・図書館職員が市内の小中学校に直接訪問し、学校図書館運営のお手伝いをする「学校図書館支援センター」
・スマートフォンで簡単に目的の本にたどり着くことができるアプリ「さばとマップ」の開発
・JR鯖江駅の2階に図書館の本を設置し、まちづくりの役割の一端も担う「えきライブラリーtetote」への支援
…などなど(のちほど改めて紹介します。)
本と人とが出合うきっかけづくりのため、日々、市民の皆さんのニーズを吸い上げ新しいサービスの可能性を模索しています。
このような活動の先進性・独自性を評価され、2014年には「Library of the year」で優秀賞をいただきました!
おかげさまで、鯖江市図書館の活動は全国的にも注目されています。
取り組みの土台、図書館のカナメはやはり「蔵書」 しかし、・・・
このようなサービスを実施するにあたり、一番の土台となるべきは、やはり図書館の豊富な蔵書です。
また、近年図書館の担う役割はさまざまな方面におよび、資料や情報への市民のみなさんからのご要望は専門化・細部化が進んでいます。
ところが、図書館の蔵書を購入するための「図書購入費」は全国的に減少傾向。
鯖江市図書館もこの傾向は否めません。全国の図書購入費の減少率よりは緩やかながら、地方経済の低迷と財政状況の逼迫により削減せざるを得ない現実に直面しています。
肝心の「本」が不足している状況では、鯖江市図書館が行う「本」と「人」とを結びつけるためのさまざまな事業も、内実を伴わない薄っぺらなものになってしまいかねません。
「本の不足」=「市民サービスの低下」と言えるでしょう。
(鯖江市図書館オリジナルの読書手帳。いろいろな工夫で市民サービスにお応えしています)
鯖江市図書館もがんばっていますが…
実は、図書館に必要な経費は、本の購入費だけではありません。建物の修繕や維持補修などいろいろなことにお金が必要です。
この図書館も築20年以上が経ち、いろいろな箇所に支障が出始めてきました。
書籍には大敵の雨漏りをはじめとする建物の傷み、設備の故障、書架不足…。
建物の老朽化でどうしてもハード面の費用がかさみがちとなり、図書の購入費は潤沢と言える状態ではないのが実情です。
出版業界では毎年7万点以上の本が出版されています。鯖江市図書館ではそのなかから厳選して7千点程度の本を購入しています。
また、書籍はある程度使用するとどうしても劣化・傷みが見られ、貸出に耐えられる状態ではなくなってきます。ある意味、「本」は消耗品。買いなおす必要がある本の冊数は毎年減ることはありません。
新刊や新しい本の購入にあわせて蔵書の入れ替え、またそのメンテナンス。
消費税アップや、書籍単価の引き上げなどもあり、市民のみなさんのために蔵書を増やしたくても、思うように購入できないのが現状です。
一方、世の中の経済情勢もあり、書籍の購入を控え図書館を利用する方の割合も増えています。
このような背景の中、昨年の図書館利用の数字を見てみると、リクエスト数(蔵書にない本の貸し出し要望。新しく購入したり、県や他市館から借りたりします)は増えています。要するに、書籍の購入予算は減少傾向にある中、市民のみなさんの求めている書籍は増え続けているのです。
そのようなニーズに、何とか応えたいのです!
図書館が元気であり続けることで?
図書館の活動の充実度合いは、その市の文化活動のバロメーターとも言われています。
これらのベースにあるのは、先にも述べたようにやはり蔵書です。図書が充実すると、図書館の活動そのものに活気がでます。
その効果はすぐには見えづらいかもしれません。けれども、子どもたちがたくさんの本に触れて育つことで期待できる成長、大人になってからぶつかるさまざまな課題への解決に図書館の本が何らかの示唆を与えることなど、自分たちの街の図書館が元気でありつづけることは、市民の皆さんの生活にさまざまなよい影響とうるおいを与えることにつながるはずです。
さらに!
鯖江図書館で行うさまざまなサービスやイベントは、県外の方からも注目されています。
鯖江市図書館が蒔いた種は、全国の図書館で着実に芽吹きつつあります。
例えば、「ライブラリーカフェ」のような図書館内で行う講座の開催が盛んになったり、「学校図書館支援センター」設立のために、たくさんの他県の図書館職員が鯖江市図書館を視察に訪れたり…。
鯖江市図書館の活動を活性化させることが、図書館業界全体の活動を活性化させることにもつながっていくのではないでしょうか。
「知は力なり」 ふるさとのために、鯖江のために。
鯖江市図書館は、市民の皆さんといっしょにつくる図書館として、「さばえ図書館友の会」をはじめとするボランティア団体と様々な活動を実施してきました。
ふるさと納税という方式で皆さんに図書館の本の購入を応援していただくことは、あらためて「自分たちの図書館」という愛着を市民ひとりひとりに持っていただく、或いはふるさとの未来への投資という形で図書館の活動に積極的に関わっていただく契機となると思います。
「知は力なり」という言葉があります。これから避けて通れない人口減にぶつかり、一人一人の力が鯖江に必要な時代がきます。その時、「知」を活かして鯖江を盛り立てていかねばなりません。
本プロジェクトで集まった資金は鯖江市図書館の2018年度の図書購入経費として取り扱いさせていただきます。みなさんの小さな善意が、知識の礎となる図書館蔵書の充実という形で、これからの鯖江の未来を支えていってくださることにつながります。
どうぞ、これからの鯖江のためにご寄付をお願いいたします!
鯖江市図書館の取り組み事例:「さばえライブラリーカフェ」
月に一回、図書館閉館後に多種多様な分野の講師をお招きしてお話を伺う人気の講座です。2017年9月に150回開催を迎えました。講師陣は、大学の先生をはじめ、医師、農家、経営者、タレント、フォトライター、蜂研究家!などなど、幅広いジャンルの方ばかり。毎回、とても興味深いお話を聞かせていただく人気の「大人タイム」です。
(老若男女問わず人気の「ライブラリーカフェ」。毎年年に12回ほど開催しています。この時のテーマは「橋本左内は刑場で泣いたか」でした。講師のお話が終わり、質疑応答が始まるまでの間に、コーヒーとスイーツで一息つきます)
鯖江市図書館の取り組み事例:「学校図書館支援センター活動」
図書館職員が市内の小中学校に直接訪問し、学校図書館運営のお手伝いをしています。子どもたちの貸し出し数(=読書数!)がグンと増えました!
(上:学校図書館整備支援(書架移動)作業風景、左:授業に入っての資料説明、右:学校ボランティアさん対象の読み聞かせ研修)
鯖江市図書館の取り組み事例:スマホアプリ「さばとマップ」の開発
スマートフォンで簡単に目的の本にたどり着くことができるアプリ「さばとマップ」を開発。図書館の棚の林の中で迷子になりません!
鯖江市図書館の取り組み事例:「えきライブラリーtetote」への支援
まちづくりの役割の一端も担う「えきライブライリーtetote」(JR鯖江駅の2階)に、図書館の本を900冊設置。駅を利用される方を想定し、文庫本、エッセイ、ライトノベル、旅行書、ビジネス書などの本を中心に選びました。貸し出しも行っています!
(カフェでくつろぎながら読書タイム。JR鯖江駅2階という立地から、旅の本や学生向けの本が充実しています。時には素敵なライブも♪)
コメント
もっと見る