目次
1.「ここいと」について
2.なぜこの活動が必要か
3.ここいとの活動について
4.参加者の声
5.なぜクラファンをするのか
6.ご寄付の使い道
7.ここいとからのメッセージ
8.さいごに

こども支援団体「ここいと」は、生まれ育った環境に関わらず、すべてのこども若者が自信をもって生きることができる社会の実現を目指し、奈良県の田原本町を中心として小中高生向けに体験活動や学習支援を開催している団体です。
運営を行っているのは、大学生~20代社会人。

2022年から3年間、認定NPO法人おてらおやつクラブで行われていた田原本町での子どもの居場所事業を引き継ぎ、2025年4月「こども支援団体 ここいと」として立ち上がりました。現在は助成金や自己資金を財源にして活動に取り組んでいます。
誰もが独りじゃないと感じるつながりが地域にあること
孤立してしまうこどもを生まないことが大切だと考えて活動を行っています。

奈良県田原本町では、不登校児童生徒の増加や、小学生から高校生世代が集まれる場所が少ないこと、保護者からの家庭の困りごとに関する相談件数が年々増加していることが問題視されています。

田原本町でのこどもたちを取り巻く大きな課題がいくつか挙げられているものの、普段の生活の中では、実際に困りごとを抱えるこどもたちはどこにいるのかが見えにくいという課題もありました。
そこで、こどもたちを取り巻く課題解決の糸口になりそうな「こどもたちの小さな声」に耳を傾ける活動に取り組みました。
2022年からの3年間、フリースペース・学習支援・体験活動・こどもの声を集めた掲示板(テラマエボード)などのさまざまな活動を通じて、地域のこどもの声が聴こえてきました。(※当時は田原本町とおてらおやつクラブの連携事業)
活動していく中で聴こえてきた声を一部紹介します。

地域に信頼できる大人とつながれる場所があると、「こどもたちの小さな声」が聴こえるようになることを実感しました。
活動を通じて出会ったこどもたちは、問題が深刻化している子、深刻ではないがこれからの生活に不安を感じている子など、さまざまな悩みを抱えていました。こどもたちには、悩みの大小にかかわらず問題が深刻化する前に不安なことを気軽に話せるつながりが必要です。
ここいとは、こどもが「たよりたい」と思える関係性と、「ここにいたい」と思える場所をつくり、相談できずに「こうするしかなかった」とあきらめる声をこどもから聞くことのない社会をみなさんとつくりたいです。

2025年4月から新体制になり「こども支援団体ここいと」として活動がスタートしました。
現在は週に1度の学習会と、月に1度の体験会をメインに実施しています。
学習会・体験会ともに、田原本町の地元企業「ラック産業株式会社」の敷地内で活動しています。
【学習会】
▼開催日
毎週木曜日18:00~20:00
▼内容
不登校・塾に通えていない・学校の勉強について行くことが難しい・誰かと話がしたい...など、さまざまな状況で居場所を求めている中高生が参加しています。
ボランティアと一緒に勉強をしたり、おしゃべりやボードゲームをしたりと、限られた時間の中でコミュニケーションをとり、こどもたちとの深い関係性を築くことを重視して活動しています。

7月には「花火」、8月は奈良県で毎年開催される「燈花会」に浴衣でお出かけ、12月には焚火会とクリスマス会などのプチイベントも開催しました!
【体験会】
▼開催日
月に1回、土曜日
▼内容
地域の小学生が参加してくれています。困りごとを抱えやすい思春期に入る前から関わりを持ち、安心していられる場所だと感じてもらえるように、なるべく1対1でこどもと関われる人数を定員に設定しています。
毎月の体験会の内容は、こどもたちが楽しみながら気づきや学びを深められる企画になるよう、運営スタッフで話し合いながら準備を進めています。

ここいとだからできること①
ここいとでは、こどもたちと年齢の近い大学生世代が、「ナナメの関係(近所のお兄さんお姉さんのような役割)」を築いています。

親や先生(タテの関係)に対して、本音を打ち明けられない経験が皆さんのこども時代にもあったのではないでしょうか?
また、友だち(ヨコの関係)は同じ時期に同じ悩み(進路など)を抱えることも多く、共感し合い助け合うことができても適切なアドバイスを得にくい状況があります。
自分の少し先を生きる身近な大学生世代の存在が、ロールモデル(目標にする存在)となり考え方や将来の選択肢が広がるきっかけにもなっています。
ここいとだからできること②
ここいとの活動は行政支援の届きにくい時間帯に実施しています。

「悩みが深まりやすい平日の夕方」「孤独を感じやすい土日」こそ、こどもが気軽に話せる場所が必要ですが、その時間帯だと現状の行政支援は届きにくくなっています。
制度や枠組みに縛られすぎず、こどもたちの「声」に合わせて活動することができます。
ここいとだからできること③
小学生から中高生、大学生、社会人へ。
一度つながった糸を切らさず、いつでも「戻ってこられる場所」であり続けること。
自身が「こども」なのか「大人」なのか迷う時期に関わり方の選択ができること。

こどもたちだけでなく、大学生や20代社会人にとっても居場所であれるような切れ目のないつながりをつくることができるようにしています。

活動を行う中で、こどもたちや保護者の方からこのような声をいただいています。
【保護者の方の声】



【こどもたちの声】




【現状の財源】
現状は、社会人メンバーの持ち出しと助成金により活動運営費をまかなっています。
また、助成金に申請するためには、助成金の募集内容に合わせて活動内容や頻度を変更する必要があるものも多く、申請できる助成金が限られています。
【参加者になるべく無料で届けたい】
家庭の経済状況や置かれた環境に関わらず、「ここに来たい」と思うこどもたちが、だれでも参加できる場所でありたいと考えています。
現在、ここいとの活動のほとんどは無料で実施していますが、材料費や交通費がかさむ一部の活動では、やむを得ず参加費をいただいているのが現状です。
お金を気にせず「気軽においで」と声をかけることができる活動でありたいです。
【ボランティアの交通費を出したい】
前述のナナメの関係を大切にしていきたいのですが、こどもとのかかわりを担う大学生の大半が公共交通機関を利用して活動に参加しています。
奈良県内に、学生が主体となって活動している団体が少なく、活躍の場・将来の為の経験の場を探している大学生から「ここいと」へたくさん問い合わせがあります。
こどもの選択肢を増やすきっかけとなるナナメの関係を築いてくれる大学生が安定して集まれるように交通費を支給したいと考えています。
「ボランティアはしたいけどお金がなくて...」という理由で大学生の活動参加の機会を奪いたくない思いもあります。
以上のことから、今回のクラウドファンディングに挑戦することを決めました。
今回のクラウドファンディングを通じて、こどもが気軽に来ることができ、信頼できる大人とつながれる活動を継続させていきたいです。

目標金額の70万円のご寄付は、2027年3月までの運営費として以下の内訳で使用する予定です。
・ボランティア交通費 約39万円
・活動の材料・保険料・施設利用料等 約23万円
・広報、事務経費等 約8万円
※目標金額に達しなかった場合や、目標金額以上のご寄付をいただいた場合でも、本プロジェクトのために活用させていただきます。
※2027年3月までに使い切らなかった分は、2028年度以降の活動に活用させていただきます。



「しかなかった」は、なくせる。
当時中学3年生だった子が
「頭悪いし、勉強もしてこんかったから、もうこの高校に行くしかないねん。ここに受かれへんかったら終わりや。」
と、あきらめ気味に伝えてきたことがありました。
それから、学習会で一緒にいろいろな高校を調べたり、なぜここに行きたいのかを考えたりしながら最終的にはあきらめではなく「ここに行きたい」と選んで受験勉強を頑張りました。
本人が「こうするしかない」と思っていても、誰かに相談することで他にもたくさんの選択肢があると知ることができます。
「こうするしかない」が「こうしたい」に変わったとき、将来の選択肢が広がります。
私たちは、「こうするしかなかった」とこどもから聞くことのない社会を、みなさんとつくっていきたいと考えています。
みなさんからのご支援によって、こどもたちの体験の機会や将来の選択肢を広げるつながりをつくり続けることができます。
応援よろしくお願いいたします。







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