
挨拶
はじめまして。愛知県豊田市を拠点に活動しております、和紙アーティストの日浦久未子と申します。
数あるプロジェクトの中から、このページを見つけてくださり、本当にありがとうございます。
私はこれまで、1000年以上の歴史を持つ和紙という素材の可能性を追求してきました。
繊維が重なり合い、光を通した時に見せる独特の表情。
それは、慌ただしい日常の中で私たちが忘れかけている「心のゆとり」を取り戻させてくれる力があります。
「和紙って、こんなに美しかったんだ」 「とても癒される」
そう言ってくださる方の笑顔に支えられ、今日まで歩んできました。
私の住む愛知県豊田市にも「小原和紙」の産地があります。
今回のプロジェクトは、そんな和紙の魅力を、地元・豊田から全国の皆様へ直接お届けしたいという想いで立ち上げました。

自己紹介
和紙アーティスト|日浦 久未子(Kumiko Hiura)
【ものづくりの地、豊田市と小原和紙との出会い】
福岡県出身。幼少期から“ものづくり”に没頭して育ちました。前職は建築屋という異色の経歴があります。
家族の転勤を機に、日本を代表する“ものづくりのまち”愛知県豊田市へ。
6年ほど前からペーパークラフトに親しんでいましたが、「より深く、独創的な表現ができる素材」を模索していた約2年前、運命的に豊田市の「小原和紙」と出会いました。
日本の伝統素材である和紙が持つ、光を透かす繊細な美しさ、そして手に触れた時の温もり。その奥深さに一瞬で魅了され、和紙アーティストとしての道を歩み始めました。
【日本から世界へ、和紙の魅力を繋ぐ】
「和紙の可能性を世界に広めたい」という想いが強く、活動の場は国内に留まりません。
海外実績: インドの『Japan Expo』やベルギーでの『着物ファッションショー』など、海外イベントへ多数出展。
講師育成: 「和紙アート認定講師養成講座」を主宰。日本国内のみならず、海外でも和紙アートを伝える講師の育成に励んでいます。現在日本に6名、台湾に2名の講師が誕生しております。
ワークショップ: ヨーロッパ、台湾、インドなど、国内外でワークショップを開催。国境や世代を超えて、和紙の素晴らしさを直接伝える活動を続けています。
和紙アーティストとしてありたい姿
私は、単に伝統を守る「アーティスト」ではなく、和紙の可能性を現代の感性で更新し続ける「和紙と現代を繋ぐ架け橋」でありたいと考えています。
1,000年以上前から続く和紙の技術には、自然との共生、そして手仕事の温もりが宿っています。しかし、時代と共に和紙は私たちの日常から遠ざかってしまいました。私は、今の暮らしに溶け込む新しい表現を追求することで、「和紙がある生活って、なんだか心地いい」と、誰もが自然に感じられる未来をデザインしていきます。
①和紙の素晴らしさを全国の方に知ってもらいたい
「和紙=書道や障子」という固定観念を、アートの力で解き放ちたい。それが私の最初の願いです。
和紙には、独特の光の透け方、手に触れた時の柔らかさ、そして年月を重ねるほどに増す「風合い」という、他の素材にはない魅力があります。
このプロジェクトを通じて、全国の皆様に和紙の多様な表情に触れていただく機会を作ります。
デジタル化が進む現代だからこそ、五感を刺激する和紙の美しさを、一人でも多くの方の日常へ届けたい。「こんな和紙、見たことない!」という驚きと感動を、全国に広げていくことが私の使命です。
②和紙文化を後世に残していきたい
和紙の産地は今、原料不足や後継者不在といった厳しい現実に直面しています。
しかし、一度途絶えてしまった技術を復活させることは、ゼロから作るよりも遥かに困難です。
私が和紙アーティストとして活動を続けることは、単に作品を作ることではなく、産地の職人さんに仕事をお願いし、和紙の需要(サイクル)を止めないことでもあります。
今回の支援金は、次なる創作活動や和紙の新たな価値創造のために活用させていただきます。
100年後、200年後の子供たちが、今と同じように美しい和紙に触れられる未来を。
皆様と一緒に、この尊い文化を未来へ繋ぐ「バトン」を受け取りたいと思っています。
①和紙アーティストになった理由
私が和紙の世界に足を踏み入れたのは、ある日、産地で一枚の和紙を「光」にかざした瞬間でした。
それまでの私は、効率やスピードばかりが重視される現代社会の中で、どこか息苦しさを感じていました。しかし、職人の手によって漉き上げられた和紙越しに見える光は、驚くほど優しく、トゲトゲした心を一瞬で包み込んでくれたのです。
「自然の植物から、これほどまでに強くて温かいものが生まれるのか」
その生命力の力強さと、1000年以上残ると言われる圧倒的な寿命に、私は自分の人生をかけて向き合う価値を見出しました。「この素材があれば、現代人が忘れてしまった『心の平穏』を形にできる」。
その確信が、私を和紙アーティストへと突き動かしました。
②和紙アートを通じて世の中をどうしていきたいか
私が目指すのは、和紙アートを通じて”「呼吸の深くなる空間」を世界中に増やすこと”です。
モノが溢れ、情報が溢れる現代、私たちは常に何かに追われています。そんな日常の中に、ふと立ち止まり、自分自身と対話できるような「余白」を和紙で作りたいと考えています。
デジタルな世界に、アナログな手触り、無機質なオフィスやリビングに和紙アートがあるだけで、そこには自然の揺らぎが生まれます。視覚だけでなく触覚でも癒やしを感じられる社会を作ります。
「長く大切に育てる」文化の再構築。使い捨てが当たり前の世の中で、経年変化を楽しみ、100年先まで受け継げる和紙のアートを持つ喜びを伝えます。それは、地球環境を大切にすること、そして自分たちのルーツに誇りを持つことにも繋がると信じています。
和紙アートが、忙しく生きる人々の「心のインフラ」となり、優しさと思いやりに満ちた世の中へ。それが、私がこの活動を通じて実現したい未来です。







これまでの感謝
私が今日まで和紙アーティストとして歩んでこれたのは、決して自分一人の力ではありません。
産地で技術を惜しみなく教えてくださった職人の方々、私の作品を手に取り「ずっと見ていられる!」と言ってくださったお客様、そして、今回「福祉との融合」という私の挑戦を信じて背中を押してくれた仲間たち。一人ひとりの顔を思い浮かべるたび、感謝の気持ちで胸が熱くなります。
これまでは、自分の理想とする表現を求めて、一人で和紙と向き合う日々でした。しかし、活動を続ける中で、ある強い想いが膨らんできました。
「和紙の本当の美しさを、もっと多くの人の日常に届けたい。そして、その活動がいつか、誰かの希望を創り出す力になりたい」
そして、このプロジェクトの先には、私がずっと描き続けてきた夢があります。
それは、和紙アートを通じて誰もが表現者として輝ける社会を創ることです。
この挑戦は、その大きな未来へ繋がる大切な「はじまり」です。 皆様の応援が、私にとって、そして和紙の未来にとって、何よりの希望になります。
これまでのすべてのご縁に心から感謝し、この挑戦を全力でやり抜きます。
どうか、今後ともお力添え宜しくお願い致します。
今後のビジョン
就労支援B型の方の働き方をサポートしていきたい
私の活動の先には、実現したい一つの景色があります。それは、就労支援B型事業所で働く方々が、単なる「作業の担い手」ではなく、世界を彩る「表現者(アーティスト)」として輝く未来です 。
現在、多くの福祉施設では、単調な軽作業が中心となることも少なくありません。
しかし、和紙という素材には不思議な力があります。「ちぎり、貼り、重ねる」という工程は、誰でも失敗なく取り組むことができ、それでいて一人ひとりの手の動きが、唯一無二の「ゆらぎ」や「美しさ」として作品に宿ります 。
私は、和紙アートの制作を施設の方々に委託するだけでなく、その先にある「誇りを持って働ける仕組み」を構築していきます。
1. 「作業」を「アート」に変え、工賃の向上を目指す
和紙アートキットのパーツ制作などを通じて、安定した仕事を提供します。さらに、出来上がった作品を「福祉発のブランド」として適正な価格で世に送り出し、制作に関わる方々の工賃向上と経済的自立を直接的にサポートします 。
2. 「障がい」という枠を超え、「アーティスト」として育む
希望する方には専門的なアート指導を行い、個々の感性を最大限に引き出します。
障がいを「できないこと」として捉えるのではなく、その人にしか出せない「異彩」として価値に変えていく。将来的に、彼らの作品が企業のオフィスやロビーを彩る空間演出へと繋がる道を切り拓きます 。
3. 社会と福祉の境界線を溶かしていく
かつて私自身が和紙の光に救われたように、作品を通じて、作り手と受け手の心が通じ合う瞬間を増やしたい。和紙アートが橋渡し役となり、福祉の現場で生まれる感動が全国へ、そして世界へと広がっていく。
このプロジェクトは、伝統工芸を守るためだけのものではありません。「誰もが表現者になれる」ことを証明し、障がいがあっても、どんな環境にあっても、自分の仕事に誇りを持ち、社会の一員として鮮やかに生きられるモデルを創りたいのです 。
皆様からいただくご支援は、この「伝統✕福祉」が生み出す新しい循環を動かすための大切な一歩となります。私と一緒に、誰もが自分らしく輝ける未来を描いていただけませんか?








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