・自己紹介
化粧品メーカーに10年勤め、ヘア・メイク・スキンケアとそれぞれ異なるカテゴリーのブランドを、企画から立ち上げまで携わってきました。現在はコスメデザイン株式会社を経営し、おかげさまで3期目を迎えています。コスメコンシェルジュとしての資格も持ち、美容一筋でここまで歩んできました。
美容が好きというより、美容で人が変わる瞬間が好きなのだと思います。鏡を見て、ふっと表情が柔らかくなる。そういう瞬間を、ずっと近くで見てきました。
・このプロジェクトを始めた理由
ある施設を訪問したとき、一人の女性が私の手元をじっと見ていました。声をかけると、「昔はよくお化粧してたんよ」と、少し照れくさそうに笑ってくれました。それだけのことなのに、胸に刺さりました。
介護施設では、身の回りのお世話はしていただけます。でも「綺麗でいたい」という気持ちまでは、なかなか拾ってもらえない。本人も、そんなこと言い出せないと感じている。その場の空気が、そうさせてしまっている気がしました。
そのときから、「これは自分がやらなきゃ」という気持ちが、ずっと離れなくなりました。
・やりたいこと
難しいことを考えているわけではありません。ただ、施設に暮らす女性たちが「綺麗になりたい」と思ったとき、その気持ちを叶えられる場所をつくりたい。それだけです。
ヘア、ネイル、メイク——自分らしく整えてもらった日は、やっぱり顔つきが違います。家族が面会に来たときに「きれいにしてもらったの」と話す。そういう小さな会話が生まれる。美容にはそういう力があると、現場を見てきた私は確信しています。
一生明るい社会。大げさな言葉に聞こえるかもしれませんが、それが私たちのめざす姿です。
・これまでやってきたこと、今の準備状況
まずは実績をつくろうと、いくつかの施設に声をかけて試験的にサービスを提供してきました。やってみてわかったことも多くあります。施設ごとに利用者の状態も違いますし、スタッフさんとの連携の取り方にも工夫が必要です。そういったことを一つひとつ整理しながら、今は本格稼働に向けて初期メンバーを集めているところです。
サービスの内容はヘア・ネイル・メイクを合わせて一名あたり20,000円。1チーム3名体制で動き、10か所の施設でそれぞれ20名のお客様を担当します。計算上は1チームで月400万円の売上になります。まずは関西からスタートし、手応えを確認しながら全国展開、将来的にはフランチャイズ化も視野に入れています。
・社会のことを考えると
日本はこれから、ますます高齢者が増えていきます。そのとき「介護」と「美容」がもっと自然につながっている社会になってほしい、と思っています。
今は別々の世界のように扱われていますが、本来、人が「綺麗でいたい」と思う気持ちに年齢は関係ない。施設に入ったからといって、その気持ちが消えるわけじゃない。それを当たり前のこととして認める社会になってほしい。
美容師にとっても、訪問ケアは新しいキャリアの選択肢になりえます。サロンだけが働く場所じゃない。自分のスキルを、もっと必要とされている場所で活かせる。そういう流れをつくりたいと思っています。
このプロジェクトの活動や、利用者の方々の変化をきちんと記録してSNSや取材を通じて発信していくことで、「こんなサービスが必要だった」という声を社会に広げていきたいとも考えています。
・スケジュール
2月にホームページを公開しました。4月にクラウドファンディングが終了し、同時に人員募集を本格的に開始します。5月からは順次お礼の品をお届けしながら、サービスも始動します。7月には関西以外の地域への展開も始める予定です。
・ご支援いただいた方へのお礼
サロンでも使われているクオリティの化粧品、約10,000円相当をお贈りします。エッセンス、美容液、パックなど、日々のスキンケアにお使いいただけるものをお届けします。
・最後に
「綺麗でいたい」という気持ちは、誰かに遠慮するようなことじゃないと思っています。でも現実には、施設の中でそれを言い出せずにいる方がたくさんいる。その状況を、私たちは少しでも変えたい。
大きなことを一気にやろうとは思っていません。ただ、一人でも多くの方に「今日、綺麗にしてもらった」と感じてもらえる日を増やしていきたい。その積み重ねが、社会を変えると信じています。
応援していただけたら、とても心強いです。よろしくお願いします。




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